7月のムービープラスの番宣を観る。
そしてめっちゃ驚く。
カイシャで思わず叫んでしまったではないか。

モーリス 4K【ムービープラス新録吹替版】

昨年から確かにバナナの話ばっか書いてたけど、まさに同年代のタイムリー映画がキタコレだな~、いまどきどなたがアテるんやろ?と思って公式サイトにいってみた。

https://www.movieplus.jp/lineup/detail/?film_id=CS-0000000200804104-111
https://www.movieplus.jp/special/30/fukikae/


監督
ジェームズ・アイヴォリー

出演者
ジェームズ・ウィルビー
ヒュー・グラント
ルパート・グレイヴス

声の出演
梶裕貴
島﨑信長
内田雄馬

…これって順番的に、モーリス→かじくん、クライヴ→しまざきくん、アレック→うっちー、ってこと?

うわ、みんな想像つかねー!…新録版、めっちゃ幼い。なんでそっちいくか…。
(ごめん、みんなないわー…ヘタとかそういう観点ではなく。声優さんたちに非はないし、みんな素晴らしく活躍している方々で、とくにかじくんとうっちーはとんでもなく上手いとよく知っている)
とくにヒュー・グラントからしまざきくんの声って…マジか!?

なんかこう…ベースが映画ファンで知識はそこそこあると自負がある(しかも「モーリス」はリアタイ、マジ当時のこと知ってる/覚えてるで?ヒュー・グラントヒストリー語れるで?ヒュー・グラントってさ、たしか今の天皇陛下と同い年だと思うんだけど、陛下が留学されてた頃にはもうオックスフォード卒業してたんやろか?)、アニメにはとんと疎くて興味はないが、サブカル全般は理解できるしヲタ系のネタにはとりあえずなんとかついていけるよー、という不思議なポジションにいるアタシなので、どーして(配役が)こうなったかはなんとなくわかるけど、やっぱ映画ファンとして、そしてリアタイ組として「うわ、マジか!?」と云いたくなる。

…観るけどね。

さむい~

2019年4月27日 日常
なんなんだ、いったい?
…この寒さは?
また買わねばいけないなー。

アニメ雑誌を。
https://twitter.com/spoon_B/status/1100001085647859712
監督自ら描いたポスター絵とのこと。

…これどーかね?
もはやこれは吉田秋生のバナナフィッシュじゃない。
どこぞのBLマンガかそれ系の雑誌の表紙ではないか。
ホント(?)のアッシュと英二はこんなことマジしないっつーの。
子供っぽ過ぎる…なんでこーなった?な気分っつーか。
アニメは好き勝手やってるな、原作者からなにも云われないからって。
まあ、仕方がないか。これも時代だ。

中の人たちには文句はないんだけど、やっぱ英二のキャラには違和感消えない。ウィンクなんてしないよねー。はあ。
原作がビームスならアニメはアベイル、逆だっつーの、ホント。


くっそー!
「おっさんずラブ」の猫メモの時でさえ2日かかったつーのに、たった1日でポストインじゃないや、メールボックスインされてた!郵便屋さん、どゆこと??

とゆーわけで、北の国から配送されてきたアベイルのフィッシュボーンTシャツが私の手に!

……。あれ?なにこのものすっごいポリエステル感?…と思ったら素材が「ポリエステル65%綿35%」。Tシャツは綿100%しかほぼ持っていないから、ちょっとした衝撃だったり。そしてフィッシュボーンの図柄と全体的な質感が、やっぱ中学生女子向けブランドだなあと。2001年に買ったバナナ缶に入ってるフィッシュボーンTシャツ(もちろん未使用のまま)のほうが、ずっと「らしい」感じがするね。

でもこういうものは「発売された」ことに意義がある。そゆこと。
1週間ほど前に家からちょっと離れたとこにあるアベイルに電話したら、「バナナのコラボ商品は各1しか入荷しない」と云われたので、スッパリ諦めることにした。並んだって各1、そんなん無理やわ。。。ってなもんで。

そしたら北の国に住むいもりん(妹)から「今、アベイルにいる。TシャツLサイズ以外、各1で残ってるけど、どーする?」と連絡が(10時9分)。

フィッシュボーンTシャツしか興味なかったので「ありがとう!Tシャツで!」となり、ゲットに成功。

今ネットでは「買えんかった」「おのれ、転売ヤー!」とみんな嘆いている。

そもそも今回のコラボは間違いが多すぎる。

・原作の絵を使用したグッズがものすごく少数で、フラワーズの付録、あるいはローソン(ボールペン、ミラー、時計)くらい(すべてゲットした)
・アパレル系ではアベイルだけが原作とコラボ。
・「フィッシュボーンTシャツ」という年季の入った原作ファン狙い撃ちデザインなれど、出すのがその狙い撃ち世代とかけ離れたティーンズ向け庶民ブランドアベイルというチグハグさ。
・しまむらグループは在庫を抱えたくないからか、少数しか販売したがらない。
・再販に対しても慎重。
・中でもアベイルは通販だけでなく取り置きもしない。

いっそユニクロのほうがよかったわ。
BEAMSのときもすごい大騒ぎだったけど、あれは受注ネット再販したしな。

……小学館フラワーズもさ、手ぬぐいだのプリマグラフィーだのビミョーなもの出すより、自分たちのレーベルでTシャツ売ればバカ売れするのに。購入する年齢層もちっと考えろよ…ったくもう。アベイルなんておかしいやろ。在庫気にするんだったら、受注生産販売すりゃいい。あんたら(小学館のことね)楽天にショップ出してるじゃんよう。
ビックリした…<窮鼠

(っつーか、なんで今コレなのか?)

連載されていた小学館「JUDY」はもうすでに休刊なので、告知とかどうするんだろう?と思ってたら、後継誌は「月刊フラワーズ」なようで(マジか!?)フラワーズ公式が嬉しそうにツイートしていた。

………。
(バナナ特需が終了してしまったので、ヨッシー先生の連載or読み切りが載らない限り、フラワーズは買うことはないだろうな。でも休刊しないでくれ!)

あー今、こういう粘着系BL、アタシにはしんどいんだよねー。重いわー。
年々、水城せとながしんどくなって、もうつらいったらありゃしない。

まさかの

2019年1月26日 物欲ブギ!
昨年、BEAMSでバナナコラボ商品が出て死ぬほどビックリしたけど、今度はアベイル(しまむら)で出るそうだ…。マジか…。例のフィッシュボーンのシャツが。でもって原作絵だ。

もうなんか目が回る…。

BEAMSのときは発売30分でまさかのソールドアウトをくらい、急きょ予約販売が決定。で、秋林、慌てて「張大飯店」「BANANA」シャツ2種を2枚づつ予約。12/31と1/1に届いた。

BEAMS系の服をいつも着ているのでコラボはめっちゃ嬉しかったんだけど、次はしまむらか…。振り幅すげー。
なんと!生まれて初めてジャニーズ年越しライブを能動的に観てる。
タッキー&翼のために。

タッキーも翼くんも、次のキャリア頑張ってください。

毎年恒例

2018年12月24日 スポーツ
ステファン・ランビエールを全日本選手権で見る。
…年末だなあと実感。
夜2時コースであった。

はあ。もう寝よ。

年末にちゃんと感想書こう。
本日、有給休暇を取りましたとさ。

マジつらいわ…24年経過したとゆーのに。
マジつらい…。
24年前と同じ思いをせねばならないのが。

はあ。今週で最終回か…。

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★第16話 哀しみの孔雀
https://www.youtube.com/watch?v=Lr_jMCoMniA

・アタシの大好きな国立精神衛生センター編!BANANA FISH唯一のコメディ編!

・「あの赤毛の子は~」…そんなしょーもない医者の会話まで原作にしたがうアニメ。

・タコおやじがアッシュの素晴らしさと所有欲を語る場面。「この世で唯一の魔性の生き物」―そしてそれはそれは美しいタキシードアッシュのイメージカット…って…え?なんでアッシュより花のほうが目立っちゃうの?なんで?花の色のせい?アタシの中ではここの花は白色のイメージだったんだけど、アニメではピンクのグラデーション。配色を考えたから?…円盤化のときに直して欲しいなー。

・「ニューズウィーク」という実在の固有名詞が出てきてるんだけども、これはちゃんと許可とったんだろーなー。

・ずいぶんと逃走シーンを端折られてるものの、キモは全部揃えてあったのでヨシとする。脚本、よく頑張った!ただなあ…やっぱ作画が安定しないこと、選曲がイマイチなところがあることが残念で。

・最新の警備システム。それだったらもっともっと監視カメラはあるだろうし(エレベーター内にも)…でもそうすると話が進まないので仕方がないか。ここで時代を感じてしまった。なのでアニメにケチはつけられないよね。

・マックスの小芝居の上手いこと(笑)。こーゆーすっとぼけたセリフ云わせると、平田さんホント素晴らしいよね。さっすがジャック・スパロウ!

・BANANA FISHのベストガール、バーバラがとうとうアニメデビュー☆

・アッシュのナース姿お色気作戦の続き、救急車を奪う場面を楽しみにしていたのにカットされた…がーん。

・バーバラで逃走のあたりは、すっごいアメリカンコメディというかシットコムって感じ。

・アニメグッズに興味なかったけど、バーバラグッズがあるなら…ちょっと考える。

・「こんなのよく穿けるな」…菜っ葉食べてるウサちゃんにはダボダボ。

・終了。楽しい回は終わった…あとこれからは…うううううう…。

・次回17話のタイトルは「The Killers 殺し屋」? 誰が出てくるか、すぐわかっちゃうなんつーベタなタイトル。

・私だったら18話か19話あたり「Cat in the Rain」にするな。でも絶対違うな、アニメ屋さんならもっと別なところから取ってくるでしょう。


「今後の数話でアニメ制作陣がやるべき『お前外すなよ!』リスト」
✔死神 →色っぽくなくて残念。
✔チームサリーとMrアーパー →「アーパー」「アルパー」のやりとりがなくて残念。
✔ドラァグクイーンのお歌 → 満足♪満足♪
・魔性の生き物しっぽ付き → ナシ。あーあ、アッシュはネコ科のしなやかな動物なのにー。
✔魔王 → 微妙。なんであーなった?花のほうが目立ってどーする?
✔ナースバーバラ → 「あらちゃんとサインあるのに」部分が一番観たかったのにー。
✔ダボダボスーツ → そっか、あれは白衣だったか。
16話でここまで
・もう一度言わせたいのか?
・若作り15歳
・ハンバーガーが嫌いなアメリカ人
・どさん子ラーメン
・神の器イメージカット
・ウサギと山猫
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★第15話 エデンの園
https://www.youtube.com/watch?v=sXGDcH8NoSc

・「死亡しました…死亡しました…死亡しました…」からの続き。

・ユーシスに捕らわれ、なんとか脱出を試みる英二…って、あら!賢い!今回は成功だ!身のこなしもおっけー!…よくよく考えてみりゃ、英ちゃんは元アスリート、しかも棒高跳びだから、運動神経良い上に無駄のない綺麗な筋肉が全身についていそうだよね。

・ユーシス「君に血を流させたなんてアッシュに知られたら、僕はきっと…」

八つ裂きだな!

・新OP。そーいえば前回書き忘れた、後半の最重要キャラで一番おいしい役どころであるブランカがとうとう登場してたね。声は森川さん…たぶんキャスト中1番オタクなBANANAファンであろう福山さんが「10年以上前からブランカの声は森川さんでイメージしてた」って言ってたけど、偶然だな!実はアタシも脳内では森川さんの声でブランカが再生されてた。いやホントにマジで。たださあ公式サイトのキャラ紹介のブランカ、白のスーツ着てるじゃん?…いや着ないって。いくら名前に合わせたかったからって、彼は白なんて着ないと思うんだよね。ま、いいか…アニメだし。

https://bananafish.tv/character/?chara=blanca

・前回書き忘れたこともうひとつ。ゴルツィネが戻ってくることを知ったアッシュがひとこと「…いい剥製職人は見つかったのかな」。
→秋から始まった「ゴールデンカムイ」の新キャラ剥製職人役、うっちーなんだって?

・車で逃げる英ちゃん、バイクで追うシン…ここで何度も云ってることをもう一度。アニメが原作より勝ってるもの。それは車とバイク!…ヨッシー先生、当時免許持ってなかったんじゃないかと思うくらい、車がヤバイ描写だったけど、さすがアニメは違うわ、キレイだし力入ってる。

・英二(とアッシュの関係)に嫉妬するユーシス。実は人間離れした奴のとっても人間臭い場面。そんな彼をほっとけないシンはいい子だね…。

・アタシだったら?…まあ控えめに云って八つ裂きだな!

・場面は国立精神衛生センターへ。マナーハイム登場。この人に対して私は当時マッドサイエンティストな印象を持っていたけど、今観ると彼はそこまで狂ってないとゆーか、純粋にBANANA FISHを完成させたいっていう医者あるいは科学者的な興味を持ってただけの人のように感じる。それ以外の野心が彼にはなかったからだろうな。そしてあとからもっと狂った奴が他のヨッシー作品にわんさか出てきたから、それと無意識に対比しちゃったからかもしれない。「YASHA」や「イヴの眠り」と比べたら、「BANANA」はそんな奴はまだ少なかったかもしれない…あくまでもヨッシー作品比で。

・脳の標本室。アッシュの怒り爆発。たしかに彼は冷酷な殺人者でもあるんだけど、人間性における最終的な倫理観?ってのはかなりまともだったりする。仲間だってものすごく大切にするし。そして自分の負い目がなにかよく知っている…18歳になりたてなのに…だから英二が必要なのよね…。

・タコおやじ再登場。声をアテてるのは亡くなった石塚さんなんだけども、もしかしたら…体調と今後のことを踏まえ、かなり先のエピソードまでおひとりだけで収録を進めていたのかな(5話でアッシュがゴルツィネに向かって「死ねー!」っていうところがアニメでは「ディノー!」に変わっていたので、たぶん配慮があったんじゃないかと今思う)。脚本が出来上がったのは昨年12月と聞いているし。私はタコおやじが嫌いじゃない。石塚さんのディノ、好きだわー。

・英二を介抱するシン。彼はまっすぐでお人よし、でもちゃんと頭が回る子。ないのは経験値だけ。そしてショーターの真実を知ることに…ああ、知っちゃったか…。

・さて!15話最大のお楽しみ!アッシュの脱出劇が始まるよう~☆

・しっかし…最初のとっかかりが色仕掛けだっつーあたりが、やっぱアッシュだよねー(笑)。2話でもそうだったし(笑)番外編でもそうだったし(笑)。

・♪あたしはあまーいキャンデイバー あなたのお口でとろけるの~♪

・連載当時、私も警備員同様「ポカーン」。

・アッシュ「俺はお前に見ていられたくないんだ!」
こんなお歌を歌ってるところ、そりゃ英二には見られたくないわなー。同情。

・アニメではお歌をどうするんのかな?なんか曲を用意するんかいな?と思ってたら、「あなたのお名前なんてーの?」っていうか、めっちゃ昭和なフレーズでうっちーが歌い出したっつー(笑)。

・うっちー、よくやった!すっげー歌、よく歌った、原作そのまんまのお歌だったよ!途中声がかすれてたあたり、めっちゃセクシーだったよ!アタシに投票権があるなら声優アワードの主演男優賞、アナタに投票する!

・そしてそんなアッシュに見事にひっかかるスケベな警備員。ひとりは必ず引っかかるよな、やっぱり。でっかい釣り針持ちやがって!

・ブランカ「で みなさん誘いに乗ってしまわれたんですね」。

・森川さんの声で見事に脳内再生されてしまった…どうしよう…。

・「登場人物みんなゲイじゃないか。ゲイしか出てこないのか、このアニメは」と云ってる短絡的な奴いたけど、そーじゃなくて。男女問わずみんな惹かれてしまう、アッシュは魔性の生き物っつーことだよ。ちゃんと観てるのか?

・哀れ、警備員。5分で昇天。

・そしてここで次回へ。


「今後の数話でアニメ制作陣がやるべき『お前外すなよ!』リスト」
✔死神 →色っぽくなくて残念。
✔チームサリーとMrアーパー →「アーパー」「アルパー」のやりとりがなくて残念。
✔ドラァグクイーンのお歌 → 満足♪満足♪
ここまで15話…あんまり進まなかったな。
・魔性の生き物しっぽ付き
・魔王
・ナースバーバラ
・ダボダボスーツ
・もう一度言わせたいのか?
・若作り15歳
・ハンバーガーが嫌いなアメリカ人
・どさん子ラーメン
・神の器イメージカット
・ウサギと山猫
感想の続きを書こうとは思ってるんだけども。

日に日に気分が落ち込んでいって、今日カイシャでも「元気ない」と云われてしまった。

とうとうカウントダウンが始まってしまった。
ああ…またアタシは24年前と同じ気持ちを経験せねばならないのか。

リアルタイム原作組残党リバー・フェニックス派にとって、今年ほどつらいもんはないわ。

「アッシュのハロウィンカード配布中でーす☆」

ぶっ殺してやる!!(←アッシュ風に)


部屋の掃除してたら昨年末にリリースされた「吉田秋生本」が出てきたので、ヨッシー作品がそれぞれどれくらいの長さがあったかの一覧表を真面目に眺めてみた。

BANANA FISHって9年間で105話なんだよね。
この前終わった海街が昨年末の時点で11年くらいで34話。
けっこう休み休みで描いてたんだなあ<海街
まあそれくらいのペースで十分な作品だと思うけど。

私の記憶が確かならば、BANANAはほとんど休載がなく(初期…アッシュ一行がケープコッドかLAだったかに行くあたりに3か月~半年くらい?お休みがあったような気がするんだけども)、フツーに1年12回として9年だから108回、1985年5月号で始まって1994年4月号で終わってるので…ほらやっぱ3回くらいしか休んでないじゃん!すっげーよ!

毎月35ページ↑↓で9年。アニメはそれを半年でやるんだもんな。お前ら、たった1週間で続き観れるんだぜ?リアルタイム原作組残党なんて35ページで「待て次号!」だったんだから。

アタシなんて連載終わったとき、うっかり(あんなに好きだった)ショーターやオーサーのこと忘れかけてたとゆーか、はるか昔のことに思えたもん。まあ、NYの健康優良不良少年の話が最後はえらい大風呂敷広げてのスケール壮大ハードロマン!になっていたとはいえ、9年は長いし、それに終わった1994年って…B’zで換算すると9thBluesのときだよ!イナバさんが「YASHA」の凛みたいな髪型してた頃だよ!すっげー昔だよ!

たった今その歳月にすっげーショックを受けた…。うっそやろ、マジでかー…。

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★第13話 キリマンジャロの雪
https://www.youtube.com/watch?v=wxz9s0ePi1U


・アニメーターは薄給で頑張ってるという話をよく聞くので、悪しく云いたくないんだけども…作画の質がマジでどんどん落ちていく。悲しいくらい。

・そして恐れていた通り、アクションシーンの演出&画はやっぱりマンガ>アニメだった。いったいどういうこと?「動いてこそナンボ」のアニメが静止画のマンガに再三負けるなんて。ここまで良かったのって1話と2話だけだったっつー。

・そもそもアクションくくりでいうならば、10話のゴルツィネ邸襲撃と13話の地下鉄アッシュvs.オーサーが1クール最大の見せ場であるというのに、アニメではどっちも動きが悪い上に構図/絵コンテがダサく、カッコよさがあまり感じられなかった(さらにキャラの顔も…)。額を打ち抜かれた奴が目を見開いて「なんで俺が…」という顔して欲しいのに控えめだし。もう観ていて悲しくなったよ。とくに地下鉄対決は、日本マンガ史上最高のアクションシーンのひとつだと思っているんだけども…それがなんであーなるの?MAPPAってアクション画と演出がヘタなの?それとも優秀なスタッフはみな新プロジェクトに根こそぎ引き抜かれてしまったの?

・これから待ち受けるアタシの大好きな国立精神衛生センター編も、ハナから期待しないほうがいいのか?(同時代の映画ならば)「ダイハード」と同レベルのアクションなのにさ。しくしく。アクションに関しては「日本制作アニメじゃなく、米国ドラマ/映画でやってくれたほうがはるかにセンスも出来も良いだろうな」って心底思った。女性監督にこだわるんだったら、キャスリン・ビグローとか最高じゃん?でも別の設定がことごとく変更になるだろうから、結果的に日本製アニメで良かったんだろうけど。それに何と云っても「リバー・フェニックスはもういない」。

・というわけで…

・♪いったい~全体~なにを信じれーばいい~?♪

・現代NYの地下鉄電車ってあんなに落書きだらけだろうか?というギモンは残るが、落書きのない電車でのバトルはBANANA FISHじゃないよね。難しいわ、ホント(ここだけアニメに同情)。それにあの改札をどうやって抜けてきたんだろう? ま、いっか。

・部屋数が多いだろう超高級コンドミニアムに引っ越しても、やっぱり同じ部屋で寝るアッシュと英二。別にやましいことなぞない、何か異変があったら英二をすぐ守れるからというアッシュ本人の判断だろうっつーのは今更の話、そんなのよくよく分かってることだけど、アニメ観ながら24年目にして「…コングとボーンズはこのふたりのこと、どう思ってるやろ?」とつい考えてしまった。いや、ふたりはフツーに親友!なんだけど!

・「キリマンジャロの雪」から引用の豹の話。12話の図書館ではなく、オーサーとの電車対決真っ最中のアッシュの回想で出てきた。全24話しかないし、1話あたりのランタイムを考えたらいい判断かもしれない。ただ生きるか死ぬかというギリギリの、たぶんBANANA FISHの中ではもっともアッシュ本人の緊張が続く場面で(ちょっとした小休止で夜明けを待ってる状態だっだとしても)、彼は果たして自分の意識を飛ばして回想なんぞするだろうか?…それがたった一瞬でも。アニメ観てそんなこと指摘する奴なんて私くらいだろうな、でも違和感があったの。「らしくない」というか。アッシュは「彼」からそんな教育受けてないと思うから。まあ、アッシュの回想の向こう側(観る側)を意識した意味合いが強い、あるいは英二は「アキレスのかかと」だから、アッシュは(普段ならしないであろう)回想をしてしまった、ということか。これなら(とくに後者)私も納得できる。

・夜、うなされるアッシュ。「お母さん」だで?…普段は口悪く、タフで絶対にへこたれない男が。フツーの人間ならポッキリ心が折れてもおかしくないのに、なぜ彼は立っていられるのか。英二の推察は正しい。もう泣いてまう…。

・「キリマンジャロの雪」というタイトルは出てきたのに、作者であるヘミングウェイの名前は出てこなかった。サリンジャーは出てきたのにね。まあセリフの中で削れるところがあるならばたとえ1秒でも削るべし、って感じ?ちなみにアッシュが引用した豹の描写は、物語の最初のほうに出てくる。

・キャラたちの服装が本当に原作に近くなってきた。なんと英二までスタジャン着てるし。ただ13話にしていうのもなんだけど、アッシュの足元…コンバースの白のハイカットじゃなくて赤のローカットシューズってのが、やっぱ現代だよねえ。ジーンズの丈も長いし。

・オーサーがアッシュを憎む理由。すごく分かりやすい。オーサーは典型的な「持たざる者」だから。アッシュにはオーサーが持ちたくても一生持てないものをすべて持っている。美貌、身体能力、頭脳、信頼、強靭な精神力、シューティングテクニック、そして圧倒的なカリスマ性。アッシュ自身はそれを望んだわけではないという皮肉が、オーサーを余計に苛立たせるのだろう。オーサーは「奴は俺からすべてを奪っていく」といってたけど、別にアッシュは彼からなにかを奪いたいと思ったことなど一度もないと思う(シマとかそういう意味ではなくて)。それよりアッシュ自身、生きていく上で決定的なものを最初から奪われている。もし彼が普通の家族と環境の中で愛されて育っていたなら?神は彼に誰もが羨むすべてを与えたかもしれない、でもたったひとつ…愛を与えなかった。それはおそらくアッシュが持っているものより、はるかに多くの人が持っているもの。

・というわけで、私はさほどオーサーがキライではなく。いやだって哀れじゃない…形は違えど、彼もアッシュに魅了されたひとりなんだし。

・オーサー役の細谷さんは1話目から素晴らしかった。アタシが今回のアニメ化でその演技にもっとも納得したのは(現時点で)細谷さんだ。もう完璧にオーサー。頭からつま先まで。コメント読む限り、ご本人が持ってきたプランとはもしかしたら違っていたのかもしれないけれど。オーサーがいかに人間臭い人物かが分かる9話のラスト、冷や汗流しながらの高笑いなんて、言葉失うほど。もう出てこないのか…と思うと残念だ。

・BANANA FISHは原作でもここから大きく転換して動き出す。アニメがここまでを1クールとして、14話から2クールにしたのは大正解。オーサーとショーターは前半の象徴的存在だ。アタシはふたりが大好きだったよ。だからすごく淋しい。

・そして次回から2クールへ。第14回「夜はやさし」だって。

・予告見ながら「さて、次はどこまで進む?」と予想。


「今後の数話でアニメ制作陣がやるべき『お前外すなよ!』リスト」を書いておこう☆

・死神
・チームサリーとMrアーパー
・ドラァグクイーンのお歌
・魔性の生き物しっぽ付き
・魔王
・ナースバーバラ
・ダボダボスーツ
・もう一度言わせたいのか?
・若作り15歳
・ハンバーガーが嫌いなアメリカ人
・どさん子ラーメン
・神の器イメージカット
・うさぎと山猫

なんか予告見た限りじゃ、「ユアワイフ?」とシビン出てきたから上からふたつめはダイジョブそうだ…ってか、こんなことほざくリアルタイム原作組ってホント扱いメンドクサイよね。ちゃんと自覚してるってば!

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★第12話 持つと持たぬと
https://www.youtube.com/watch?v=B_adQWq1qrs
(やっとタイトルが元ネタ小説と内容が合ってるものが出た)

・密かに期待していた「ピザ屋のにーちゃんアッシュ」はカットされました。スマホで事足りるってか? 話数が足りないから仕方ないとはいえ、BFの良心であるマックス・ジェンキンズ警部&チャーリー関連がことごとく端折られることになるのが残念だー。

・このオープニング曲もこれで最後か。エンディングは曲も画も変わって欲しくないんだけどな…。

・アニメ版ユーシスはチャイナ服ばかり着ている。こりゃもう監督かPのシュミだろうなあ。贔屓の引き倒し!(笑) 逆にここ数話のアッシュの服は原作に近づいてきたね。

・素朴なギモン。空港のラウンジで銃を携帯できるんだろうか?そしてタコぼうずは剥製を作るとまでしかいわなかった。どこに飾るの…って「寝室に」はカット。

・ケイン登場。アタシの頭の中ではずっと三宅さんの声でケインが再生されてきたんだけども、ホントに彼がアテてきたので驚いた。ただアッシュと初対面のシーン、劇場での対決立会人受諾の会話はめっちゃカッコ良かったのに、かなり削られてしまったのが残念で。まあ話は通じるけど。

・その割に日本食場面はしっかりあったな(笑)。それにしても英二はよくお茶碗とお椀を調達できたね。お椀を用意するほどの英二のこだわりには頭が下がるわー。コンドミニアムから出られないから、ボーンズ&コングにおつかいを頼んだのだろうか?そもそもNYで日本の食器類がすんなり買えたのかっていう。ダイソーってあるの?でも30年前よりは手に入りそうだよね。フツーの人はアジの開きのほうが気になるだろうけど。

・初の大喧嘩(カップルか!)。今までアッシュの気持ちがわかる人間がいなかった、というより自分の本心を隠さなきゃ生きていけなかったという現実が悲しい。でもそんな彼には今、英二がいる。英二と出会えて良かった…どれだけアッシュの救いになったことか。涙。

・英二は大人しいけど、決してヤワな男の子じゃない。アッシュと同じくらい強い。本人気づいているかどうかわかんないけど。

・前回の感想で「話の中枢、まさにキモにあたる設定をどう変えるんだろう?と個人的にギモンに思ってた3つの場面のうち、最後にして最大である3つ目が登場するはず」と書いた通り、やっぱり出てきた「キモ設定」の変更。中央アメリカを中東に変えてきた。たぶんそうすると思ってたし、変えても違和感がなかった。ただいきなり「カフガニスタン」って架空の国を出してきたあたりに、大人の事情が感じられる。

・ハロウィン。カボチャ。でも燃えないゴミ出し日の話はカット。くそ…。

・ハロウィンが近づくとアッシュとリバーを思い出す。はあ…。

・アッシュが14のときに好きになった女の子はどんな子だったんだろうか。大人っぽい子だったのか、英二みたいな芯の強い純粋な子だったのか。

・オーサーとの対決に向かうアッシュ。原作でも当時ここで話が終わって、ラストのコマは街を歩くアッシュの後ろ姿のロングカット、「待て次号!」だった。「アッシュはひとりNYの街をいく」的なアオリがハシラにあったっけ。「別コミ」は月刊誌だったから1か月待たされたよなあ。それを思えば2週間くらいあっという間ではないか。っつーか、私としてはもう少し休んでもらっても良かった。ラストが近づくとまたあの思いが蘇ってくるので「早く観たい」って気にならないの。リアルタイム原作派の心中はいろいろとフクザツだっつー。なんて扱いがメンドクサイんだ、あーやだやだ!

・そんなアタシの原作連載時からのギモン。アッシュさー、そんな真夜中にサングラスかけて、ちゃんと見えてる?ダイジョブ?何も見えないと思うんだけど?

・私が大好きな(上から数えたほうが早いほどの)場面「キリマンジャロの雪」の一節が端折られた!とショックを受けてたら、次回13話のタイトルが「キリマンジャロの雪」になっていた。もうそのまんまやんけ!(笑)。プロデューサーによると、2クールからは「カットされたと思った大事なエピソードが、あとから突然出てくることが多くなります」。英二の回想シーンに回されたのかなと予想しておこう。

・今気づいたけど、豹の話は私にとって「上から数えたほうが早いほどの」ではなく「1番好きな」エピソードだった。生きていくうえで、そして今まで生きてきた私に、ものすごく影響を与え続けた/続けているエピソード。20年以上経っても、アッシュの語る話は私の心をとらえてはなさない。

・なんかもう泣きそうになる…。

・13話はすんごい展開だろうけど、アクション的な面での作画と演出が心配だ。だって10話のときは完全に原作のほうが良かったから。動くアニメが静止画のマンガに負けたっつー。頼むから映画風にしてくれ。デ・パルマ風希望(原作がそんな感じだった)。10話みたいにダッセーのはカンベン。
投票時、7番と9番で悩んだんだよね。

https://flowers.shogakukan.co.jp/news/news_20180928.html

できれば「ベッドにうつ伏せに眠ってるアッシュとその隣で見切れてる英二」が希望だったんだけど、それはそもそもリストに入っていなかった。

その次に好きだったのが7番・9番。
当時から人気あったよ☆

8番でもいいんだけど、ちょっと飾れないなあ(笑)。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180927-00000001-sanspo-ent

林くんとは違って露出ストップ高だなあ。
ふたりの子持ちだし、稼がないと?
「海街diary 番外編」

面白い。もう天才。アタシにとって吉田秋生は神。


…ただ一抹の淋しさがあって。

ふろくでついてきた「BANANA FISH &海街カレン ダー」を眺めたあと、「海街番外編」を読んだばっかりに、ものすごーく切なくなってしまった。「BANANA FISH」がアニメ化しなかったら、こんな思いになることはなかったのに。

どんなジャンルの作品だろうと作風や根底にあるものは同じ、昔がハリウッド映画なら今は邦画な画作りなだけで、吉田節はストーリー面でも技術面でも基本的に大きくは変わってないんだけど、絵柄が昔とまったく違う。それぞれの作品に合った絵になってきた/してきたことに拒否感はないし、温かみのある絵だからこそ「海街」らしさがあるとちゃんと分かってる。でももう二度とあの美麗な絵は戻ってこないんだなあと思うと…なんかもう涙が出そうで。(原作の)アッシュと英二はアップデートされることはないんだなって思い知らされる。

淋しいけど「最新描きおろしイラスト」がなくて大正解、今の絵だとすごくショックを受けるだろうから(BABY BANANAシリーズなら今でもダイジョブか)。ご本人も「過去にまったく興味はない」と云ってるし、美しい思い出ってことにしなければならないんだよね…。まあ「BANANA FISH」だって初期の頃は大友克洋の影響受けまくり、アッシュなんてNYC版「健康優良不良少年」だったし、それからあの美麗な絵になってきたことを思えば、変遷はいいことだとちゃんと思ってるよ。そして原作8-12巻の絵のレベルは最高だった、リアルタイムで毎月読めたことにはものすごーく感謝してる。

私が吉田秋生だったら、同じように「描くだけ描いたし、もう思い残すことはない」だろうな、うん。そして絵も作品に合わせて変えていくと思う。だいたい「BANANA FISH」みたいな綿密な話とキャラ設定、(吉田作品比で)けっこう描き込んでいる背景と映画のような構図(たまにデ・パルマ的だったりリドリー・スコット的だったり)のマンガを今もっかいやるとなると、しんどいしメンドクサイ。昔やったからもう十分です、今は別の話が描きたいんです、だな。

だからこそ25年のギャップは大きい…はあ。

でもって、ユーシス役の福山潤さんのインタビュー。

先月号の主演ふたり(内田&野島)とはまったく違う!
ギークといっていいほどの「BANANA FISH」マニアっぷり、その指摘っぷり、アタシと同レベルな語りっぷりに衝撃!この人やっばいな、おいおいおい!

しかも月龍(ユエルン)を演じているご本人なのに、「ユエルン」じゃなくて「ユーシス」と呼んでる(とゆーか、古参ファンにとってそれが自然、たぶんご本人も気づいていないだけと思われる、アニメ化したからアタシもそれに気づいた)という――もうアナタ「完全アウト!」ですわ(笑)。とりあえず、この人にユーシスまかせとけば問題まったくないないうことだけは分かったし、そもそも初登場で第一声を聞いた時点で納得してるし。ちなみに私も一緒で、今と昔ではユーシスの印象は変わってます、はい。

プリマグラフィー5点発表…そうだよな、ファンはわかってるよな、アタシでもその絵を選ぶわ!

で、例の本は11月か…うるさい、金なら黙って持っていけ!

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