憂鬱な朝6

2015年10月12日 Rotten Sisters!
大きな家に縛られていたり、死んでしまったがゆえに当時まわりにいた人が伝える印象と自分にうっすら残る記憶で推し量るしかない父親の存在だったりと、主人公がなにかと自分の血縁関係で悩む…というか、それが自身の成長や人格形成に影響を及ぼしているというテーマが「花は咲くか」同様に見られる…かな?

(いわゆる「作家のこだわり」?他作家で云うなら、エダさんの「夢の暗示・死への誘い・父親の存在」、樹生さんの「人間不信・金・傍若無人な人々」、夜光さんの「女性の悪意・近親**・サイキック」など)

主人公をめぐって第三者がさまざまな思惑や欲望を持っていて、それがちゃんと書き分けられていて、なおかつ最終的に1本として繋がっていく作品っても、またこのジャンル(BL…ブンデスリーガではない!)では珍しい。フツーだったら、読者あるいは編集に「もっと恋愛描け!」って云われると思うしね。

私が云いたいのは、このジャンルは読者が多様化しちゃていて、がっつりラブやエロを読みたい人もいれば、私みたいに似たり寄ったりな恋愛模様やラブシーンは飛ばし読みすることしばしば、「面白いならいっそBLじゃなくブロマンス(bro+romance)で十分」みたいな人もいるってこと。

といっても「鬱朝」は、回数こそ少ないけれどラブな場面はそれなりに入っている。それはそれでいいし、ふたりがコトに至る背景がよくわかるので、読んでいて納得する。

なんだ?
つまり結局、私が要とするものは「納得」なのか??

う~ん…わからなくなってきた…。
なんだろう、意味がよくわからないでかさの白丸は?
…と思っていたら、そーいうことがあったのですか…<抜け落ち
ご本人+編集部のミスですね。


ゆっくり始まってゆっくり終わった感。

最終巻読んでいて私もラストの話はいらないかなと思った…とゆーか、今までの日高さんだったら前の話をラストにもってきたでしょーに、なんであえてもう1話つけたのかな?という印象。日高さんらしくない。そこまでしてよーいちくんの両親の謎をクリアにさせなければならなかったの?よーいちくんにいろいろと語らせたの?

別にいらない、重要ではない、説明くさい、蛇足と感じた。

「なぜ、お母さんはお父さんは…」がそんなに重要なのか?
周囲の人たちのその後が必要なのか?

よーいちくんの心情なり、周囲の人々のその後なり…読み手にゆだねさせてもらえないの?

日高さんの作風はその「ゆだね」が絶妙で、私は好きだったし、今でも好き。
(何度読んでも「嵐のあと」は最高だ…CDも!)

「わかりにくい、もっとハッキリ知りたいんだけど」という読者が増えたということかな?
通訳日誌はゲットしたのにカイシャにうっかり忘れてしまって、まだ数ページしか読んでない…。

今日はこれを買いに行くつもり。秋林、凪良さんとはめっちゃ相性悪い。でも感想文の書き方忘れたのでリハビリ兼ねて読む。

今年リカコさんすっごいブレイクしたんじゃない?
(つまりリカコさんにそそられたので、これを買う気になったということ)
げ!
ぶたごりら続刊が出てるとは気がつかなかった。
(この作家のこのシリーズを読むのってここではどーせ私くらいだし…)

それとともに驚いているのは雪舟さんの絵。
新作ですよ…ね?(明日、本屋さんへ行ってみよう)
本格的に復活されたってことかしら?
上半期新人による話題作(だと個人的に思っていたりする。好き嫌いは別)。

絵は本仁さん系なので麗しい。
話はさほどトンがってはいないけど、ちょっと浮世離れしてる設定かも。
絵とかなりギャップがあるコメディだったり。

あれは時にハード…かもしれない。ムネきゅん☆路線じゃないほうの池さん(なんという遠まわしな表現)までとはいわないけれど、×××が****なのって、私初めて読んだかもしれない。

生き別れのいもりんがソムリエ中なので、お手伝いしてみましたー。
難しいなあ。


無難で行くなら、明日美子センセがいいと思います☆
近日中に買ってみよう。
別宅でコツコツ書いているけどまとまらない…でもなんとか仕上げたい…まだ先になるだろうな<感想

リブレってポップだけど、アヴァンギャルドな一面もあるレーベルだと思ってたの、ずっと昔のことだけど(石原理とか寿たらことか、そのあたり)。コミックだけでなくノベルのほうでも、この人の「ナントカ猫」が出てたくらいだから、やっぱリブレってすごいなあって。でもそういうトンガリ方をする作品は、今、リブレじゃなくホリーから出るのね。

西条さんは異様だったり異常だったりするものに対して圧倒的にリベラル。

…というか、異様や異常というのは誰が決めるの?なにを以ってしてそう云うの?ガイドラインがあるとでも?…そんな感じ。

軽い気持ちor好奇心で読むならやめたほうがいいです。

私は…そうだなあ、綺月さんはニガテだけど西条さんはダイジョブ。
(「ナントカ猫」はアレが地雷だったからダメだったんだとわかりました。10年以上かかったよ)

あ〜…私も単色でいたくない、グラデーション希望。

黒曜石

2011年8月7日 Rotten Sisters!
数週間前に桑原水菜の初リブレ本を読んだらば(別宅で感想アップ済)、ひっさしぶりに「黒曜石の瞳」とゆー表現が出てきました。

いまだに黒曜石?
ほかにいい例えがないでしょうか?<黒い瞳

読み方を変えてみる?
オブシディアンの瞳…とか?
オブシディアン・アイズとか?
(黒曜石=obsidian)

う~む。

それにしても。リブレで書いても桑原水菜でしたね。ずいぶんと懐かしいもの読んだなー古いなーという印象で。「**で***を絞めて殺そうとする」とか、「は?」なことが大真面目に書かれてるもんだから、登場人物や先生は真剣なんだろうけど、読んでるこっちはつい笑っちゃうとゆーか…どう消化していいか、正直よくわかんなかったです。むーん。
「だまし絵時代」に本格突入。
マウリッツ・エッシャーのよう。

『リセット上』『薔薇の陰謀』で確認しました。

感想を書くのができない…じゃないな、どうやって書くのか…つまり書き方を忘れちゃったので、軽く触れる程度に。

原作より言葉が多くなっていて、話の展開が把握しやすくなってた。

たつさんとはたのさんが【下】に出てなくて最初「えー!?」と思ったけれど、今回はちびっ子時代だったので、逆にこれは女性が演じて良かったんだなと納得。

のじまおにーちゃんが成長したらみきさん…ってのは、ちと強引だったかもしれない。でもみき節であのメイン話ではちょっと違うかなと思うので、チェンジは支持する。もりかわさんは「そこまでする?」な重低音…今まで私が聞いた中ではもっとも低かった(それまでは「BBM」ヒースの吹替)。

私、この話好きだなー。小学四年生のときにTVで観た映画「天国から来たチャンピオン」…あれが好きで好きでたまらなかったんだから、これが好きなのは当然か。そして好きだという自分はずいぶんとロマンティストだと思う。

ハッピーエンドなんだけど、ほんの少し苦みがあって。
その苦みがあるから、甘さが際立つのであって。

縁より運命。
そゆこと。
え!?マジで!?

私はなに?
なに押さえとけばいいんだろう!?

と…とりあえずこれ?

別にムリして買うこともないんだろうけど…。
出来不出来や好みの話は抜きにして。モンデンさんが描いているのだから、とにかく話の骨子がしっかりしている。読んだときから「こりゃCD映えしそうだわ~」と思ってたらば――ムービックから来年出るんだそう。

誰が誰をやるかは、まだ告知されてません。

たぶん30半ば以上のキャストになるだろうなあ。

キャラ的にかみやさん?(左のメガネ)と思ったけれど、モンデンさんの絵からかみやさんの声はまったく聞こえて来ない…。

…遊佐さんかしら?

でも一番楽しみなのは、モンデンさんのレポートやコメントだったりする。

サイバーのワゴンセール(1500円也)で鳥さん主演作を見つけ、ポチって聞き耳。

高遠さんの探偵さんです。鳥さんは刑事さん。

最近続編が出た+吸血鬼聴く前に黒田リサーチができた…ということで、個人的にタイムリーな1枚でした。

CD良かったですよ。ああ、ナルホドというキャスティングでした。
とくに黒澤はああいう感じだと思いました。そして鳥さんが相手なのも納得。
(別宅で感想書けたら書きます)

ちなみに原作は「エス」と比較されているようで、ちょっとビックリ(でもまあ、それもわからんではないか)。私は「エス」より「世界の果て」派です。はい。

…なんて思いながらコツコツ感想書いてたら…間違って消した…がーん…。
届いた。聴いた。


間違いなく桂木だったよ。ビックリした。

全体の出来や世界観もすごく良かった…でも一番感動したのは、演者による役の解釈。
ふたりはパーフェクトだったと思う。

近日中に別宅で感想上げられたらいいな~。


今年けっこういろいろ聴いたけれど、これと「忘れないでいてくれ」が今のところ三本指に入るかな?
いつか別宅で感想を書こうと考えています<『愛されすぎ~』

昨日、やっとネゴ屋2冊を読んだんですけどね、奈良画伯のクオリティが…しくしくしく…状態です。

カラーはすんばらしいです。
(色白時代に突入。細かくて綺麗)

ただ本編の挿絵がね…2冊同時で20枚近くあったせいなのか(数えてないので、たしかな枚数はわからない)、出来に波がありすぎて。「以前の画伯だったら、1枚で語りすぎる絵を描いてきたのに」と思っちゃうのです。わざと線を雑にしているのはわかるんですけど、昔ほどの描き込みがないので…それがとっても淋しいんです。顔の輪郭と目が銭形化しているのも気になるし。あんなに美しかった手はモコモコしているし。

ああ。
ネゴ屋2冊とリリース時期が近い「龍&Dr.」の出来が心配だ…。

ちなみに、「色白時代」に突入して、いっちばん出来が良かったのは(いまのところ)『愛されすぎ~』ですね。これ読んだとき、「画伯が帰ってきたー!」と喜んじゃいましたもの。それほどクオリティが高いです。


画伯…クオバディース?
予約し忘れたことに今日気付いた。
もうどうしようもない…<特典

主要メンバーは1と一緒(鈴木千さんだけいない)。
オスカルが森川さんで、アンドレが鈴村さん。

アランは中井さんだって。

そのほか初登場は――
ジェローデル:岸尾さん
ディアンヌ:武内さん


鈴村さんと岸尾さんは普段と逆ね。
中井さんは…珍しいかも?
好みがそれぞれ違うはずなのに、なぜみんな手に取るタイトルが同じ?
館野とおこ→モンデンアキコ→嶋二ときたよ。
(ビコーズ、みんな気になっているタイトルだから)

でもまだ読んでませーん。

これと八月と兔虎2を購入しました。
(別宅で3冊感想を書く予定)

たぶん、いろんな人から「お手並み拝見」と思われただろう1冊。

既読だったのは、表題作のツンデレリーマンとラストのスピンオフ1本。
貸し借りは初読みだったけど、「あ~ユギさんっぽい」と私も思ったー。

モンデン先生。
受はいいけど攻の顔もそこまでデレてなくていいような?


実はそれよりも。
ちょっと前に出た「コーラス」に載った話。よく編集部おっけー出したねって内容だったけど、仮に花音だったとしてもヒット層が限定しそうだった。だったら「コーラス」で良かったのか…むむむ。
私もレビュー拝見して買いました♪
面白かった、好きー♪

そして同じく「学ランだー」と思っていながら、知ってはいても一度も手に取ったことがない人だったから、いまさら手を出すのがちょっと怖かったという。よってこれが私の「初・館野とお子」。
交渉人の続編、7月下旬に2冊出るんだって<「嵌められる」「諦めない」

…最終巻になって欲しくないなあ。


そして。

サイバーのバカバカバカバカバカバカバカバカー!

潰れるなら、「振り返る」と「最果ての空」出してからにしてよー!
(ビコーズ、私が刺さる平川さんと子安さんと三木さんだからだー!)

夜逃げ倒産だとかなんとか聞くし…権利とかどうなっちゃうのよ…。

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