カップケーキのレシピ本を密林で買ったんですけど。
(…4年ほど前)
キュートなのを作ろうと思ったらやっぱ本場だな、とゆーことで選んだのは洋書です。
(実際買ったのは「Hello, Cupcake!」シリーズの1冊目、画像とは違うやつ。表紙の羊のショーンはケーキなんです)
ゴッホの「ひまわり」といったアーティスティックなものから、蛍光色なエイリアンまでさまざまなあり、日本人のイマジーネーションとは別の次元、感性の出所が違うわ~な世界が構築されています。
圧倒されつつも、作ろうとしたんですけどね。
材料がない!足りない!
デコレート用の…良く云えばカラフル、悪しく云えば毒々しいカラーのお菓子がナイんですよ、我が日本には!
で、断念しました。
でもいつか作ってやる!
ベースのケーキのレシピが大ザッパなのは…まあ想定内。驚いたのはデコレートの仕方で、絞り出し袋がジップロック。なんでジップロックでここまでできる??というくらいハイレベルなデコレートばかり、ザッパなのか繊細なのか…もうわかりません。ジップロックアート…マジすごいです。文化圏が違うわーって感じ。
(ジップロックにクリーム入れて、先端をはさみで切って、絞り出してデコレートするのです)
ワンコ作れるようになりたいな…。
(…4年ほど前)
キュートなのを作ろうと思ったらやっぱ本場だな、とゆーことで選んだのは洋書です。
(実際買ったのは「Hello, Cupcake!」シリーズの1冊目、画像とは違うやつ。表紙の羊のショーンはケーキなんです)
ゴッホの「ひまわり」といったアーティスティックなものから、蛍光色なエイリアンまでさまざまなあり、日本人のイマジーネーションとは別の次元、感性の出所が違うわ~な世界が構築されています。
圧倒されつつも、作ろうとしたんですけどね。
材料がない!足りない!
デコレート用の…良く云えばカラフル、悪しく云えば毒々しいカラーのお菓子がナイんですよ、我が日本には!
で、断念しました。
でもいつか作ってやる!
ベースのケーキのレシピが大ザッパなのは…まあ想定内。驚いたのはデコレートの仕方で、絞り出し袋がジップロック。なんでジップロックでここまでできる??というくらいハイレベルなデコレートばかり、ザッパなのか繊細なのか…もうわかりません。ジップロックアート…マジすごいです。文化圏が違うわーって感じ。
(ジップロックにクリーム入れて、先端をはさみで切って、絞り出してデコレートするのです)
ワンコ作れるようになりたいな…。
本日の「これが負け犬」:自分で作れる☆内食グッズ☆はじめてマカロン♪
2010年5月12日 真夜中の甘味道場
今までいろんなケーキやタルトを作って参りましたが、なんでかどーしてかマカロンだけは成功しません。必ず失敗します。
アイムルーザー。負け犬。
沈んで浮上できましぇん…。
…こうなったら器具に頼るしかない。
お子様でもできるなら、私にだって!
アイムルーザー。負け犬。
沈んで浮上できましぇん…。
…こうなったら器具に頼るしかない。
お子様でもできるなら、私にだって!
「さつまいものクリームタルト」
2009年9月29日 真夜中の甘味道場 コメント (4)
まずフランボワーズのタルトを焼いて、その上からさつまいものクリームを乗せました。伊藤栄里子レシピ。
ままりん(母)の誕生日のお祝いケーキです。
タルト自体は簡単、たださつまいもの裏ごしが想像以上に大変で…できればもうしたくないよう。なので、栗きんとんを作る機会は今後ないだろうなあ。
ままりん(母)の誕生日のお祝いケーキです。
タルト自体は簡単、たださつまいもの裏ごしが想像以上に大変で…できればもうしたくないよう。なので、栗きんとんを作る機会は今後ないだろうなあ。
チェリー&ピスタチオのクランブルタルト
2009年5月17日 真夜中の甘味道場 コメント (3)
昼に下ごしらえをして(一度失敗し)、その日の夜に焼いたタルト。
島本薫さんのレシピ。
以前、Dさんと奈央さんに差し上げたタルトのひとつがこれですね♪
お友だちにプレゼントすると、喜んで頂ける確率の高いタルトでもあります。
ピスタチオとチェリーのタルトにクランブルを乗っけたもので、お味はピスタチオが「私が主役なの!」としこたま主張してくる感じ。チェリーのほうが負けちゃうかな。でも「チェリーとピスタチオ」は、フランスでは定番の組み合わせなんだそう。
趣味でお菓子を作っているので、できるだけ食材は良いものを使うことにしています。だってー美味しいもの食べたいんだもーん。
メーカーによって味や品質が違ったりするので、「今回はこのメーカー、次はあっちのメーカーを使おう」と毎回いろいろ試しています。バターはやっぱり明治だな…とかね、いろいろそれでわかってくるのです。
秋になったら「ピスタチオと洋梨のタルト」を作ろうっと。
島本薫さんのレシピ。
以前、Dさんと奈央さんに差し上げたタルトのひとつがこれですね♪
お友だちにプレゼントすると、喜んで頂ける確率の高いタルトでもあります。
ピスタチオとチェリーのタルトにクランブルを乗っけたもので、お味はピスタチオが「私が主役なの!」としこたま主張してくる感じ。チェリーのほうが負けちゃうかな。でも「チェリーとピスタチオ」は、フランスでは定番の組み合わせなんだそう。
趣味でお菓子を作っているので、できるだけ食材は良いものを使うことにしています。だってー美味しいもの食べたいんだもーん。
メーカーによって味や品質が違ったりするので、「今回はこのメーカー、次はあっちのメーカーを使おう」と毎回いろいろ試しています。バターはやっぱり明治だな…とかね、いろいろそれでわかってくるのです。
秋になったら「ピスタチオと洋梨のタルト」を作ろうっと。
マカロン・オ・クロゼイユ
2009年3月7日 真夜中の甘味道場
小嶋ルミさんのレシピ。
赤い実のタルトの上にメレンゲを乗っけて焼いたもの。
パレットナイフの先を使って渦巻き模様をつけるのに、意外と手間取ってしまった。味は――クロゼイユが想像通りの酸っぱさで、なかなか美味しかったです♪
メレンゲを焼くのがニガテで、いつも苦労します。
固さの加減がわかりづらい…レシピによって指示が違うから。タイヘンです。
いつか本格的にマカロンを作りたいので、メレンゲを使うお菓子で修行しようかな…。
赤い実のタルトの上にメレンゲを乗っけて焼いたもの。
パレットナイフの先を使って渦巻き模様をつけるのに、意外と手間取ってしまった。味は――クロゼイユが想像通りの酸っぱさで、なかなか美味しかったです♪
メレンゲを焼くのがニガテで、いつも苦労します。
固さの加減がわかりづらい…レシピによって指示が違うから。タイヘンです。
いつか本格的にマカロンを作りたいので、メレンゲを使うお菓子で修行しようかな…。
島本薫レシピ。空焼き+本焼き。
島本さんのタルトは、タルト台を空焼きしてからフィリングやアパレイユを入れて本焼きするレシピで、共焼き(タルト台とフィリングやアパレイユを一緒に焼く)がない。
その中でも以前から作ってみようと思っていたのが、この「コーヒーのタルト」。
う~んそうだなあ…レシピ通りにインスタントコーヒーを使ったんだけど、コーヒーの香りと味がなんとなく弱い気がする。ドリップコーヒー(秋林家にはコーヒー豆が常備されていて、飲むたびに豆を挽く)やトラブリ(仏産コーヒーリキッド)を使っちゃダメなのかなあ?
今度自分でやってみよう。
追記:食べるとき、生クリームを添えたほうがいいですね。
島本さんのタルトは、タルト台を空焼きしてからフィリングやアパレイユを入れて本焼きするレシピで、共焼き(タルト台とフィリングやアパレイユを一緒に焼く)がない。
その中でも以前から作ってみようと思っていたのが、この「コーヒーのタルト」。
う~んそうだなあ…レシピ通りにインスタントコーヒーを使ったんだけど、コーヒーの香りと味がなんとなく弱い気がする。ドリップコーヒー(秋林家にはコーヒー豆が常備されていて、飲むたびに豆を挽く)やトラブリ(仏産コーヒーリキッド)を使っちゃダメなのかなあ?
今度自分でやってみよう。
追記:食べるとき、生クリームを添えたほうがいいですね。
ショコラとヘーゼルナッツのパウンドケーキ
2009年1月31日 真夜中の甘味道場
いつも作っている卵ベース系のパウンドケーキ。
ショコラとヘーゼルナッツを使った、オリジナルのレシピです。
シュガーバターベース(室温に戻したバターに砂糖をひたすら混ぜ合わせ、溶いた卵を少しずつ入れていく方法)という王道の方法で、あまりパウンドケーキを焼かないのは、たぶん…ひたすら混ぜ合わせるという手順が単調で面白くない・力が必要なのでしんどいからなのと、味が馴染むまで時間がかかって待ってられないのと、美味しくても私には味が濃厚に感じる…からかなあ?
(しっとりとしたパウンドケーキがお好きな人には、シュガーバターベースのほうをオススメします)
卵ベースは、作業時間が短いです。でもベーキングパウダーを使わずに膨らませるので、卵と粉の扱い方には最大限の注意を払います。気を抜くと、焼き上がりや味が大きく左右される――作業中は緊張感の連続です。たぶん、その緊張感がたまらないんだろうなあ。
外側をカリっと、でも中は口解け良い仕上がり。
何度でも手をのばしたくなるような、後口の良い仕上がり。
小さい子にあげると、けっこう喜ばれるんですよね。
そんなケーキを目指しています。
今回作ったケーキはオリジナルです。
■材料
小麦粉(ドルチェ)……65g
卵(新しからず古からず)……120g
バター(明治無塩発酵バター)……110g
グラニュー糖……105g
ヘーゼルナッツパウダー…40g
ココア……20g
チョコレート(マンガロ)……30g
ドライストロベリー……45g
チョコレートはミッシェル・クルイゼル社のマンガロ。欧州産のチョコレートは、日本のメーカーではあまりない酸味とクセの強いものがけっこうあって、マンガロはそのうちのひとつ。カカオ分は65%。本当は72%くらいのチョコレートのほうが良かったんだけど、マンガロを使ってみたかったのでチョイス。マンガロなら赤いフルーツがあうだろうと、今回は無印良品で売られていたドライストロベリーを入れてみた…が、食べてみて…もうちょっと酸味のあるフルーツ――冷凍庫にあるレッドカラントを使えば良かったかな?と感じた。そして、「こりゃフツーのケーキ屋さんの店頭には並ばないだろうな」と思わせるほど、酸味とクセの強ーい超濃厚な味になっていた。ちっちゃい子向けじゃない、大人向けの味、しかも人を選びそうな…そんな仕上がり。むむむむ。もっと苦味のあるチョコレートのほうが良かった…そうだなー、今度はヴァローナのグアナラを使ってみよう(ますます大人向け)。
バターは発酵バターを使用(発酵バターを使うとすんごく美味しい仕上がりになる。でも高いのでふだんは無塩バターを使用)。で、そのバター。いままで雪印・四つ葉・明治・高千穂…などなどいろんなメーカーを使ってみたけど、私は明治が一番好き。個人的には明治が一番オススメ。
焼き時間は42分。竹串チェックをしなくても、ケーキがキレイに型から離れている&表面の割れが乾いていれば、その時点で焼き上がり。今回はキレイに焼けたー!この割れ具合は、ちゃんと材料が混ざっている証拠。嬉しい♪
はゆたさんがケーキを型から外す方法で悩んでおられたので、写真を撮ってみました。
一番上:型に溶かしバターを塗って強力粉をまぶし、余分な粉をはらってから、ケーキのたねを入れるまで冷蔵庫で冷やしておく。
真ん中:焼き上がってすぐ、パレットナイフを手前に引くような感じで型に入れ、ひっくり返してポン!とケーキを出す(ちゃんと焼き上がっていれば、ナイフは簡単に入るし、ケーキもすぐに外れます)。
一番下:出来上がり。
クッキングシートを敷く方法で焼くときもあるけど、パウンドケーキの場合、溶かしバター+強力粉パターンが多いです。ごくフツーのスポンジケーキやチーズケーキなどを焼くときは、シートを敷きます。
来週はタルトを作ろうかな…。
ショコラとヘーゼルナッツを使った、オリジナルのレシピです。
シュガーバターベース(室温に戻したバターに砂糖をひたすら混ぜ合わせ、溶いた卵を少しずつ入れていく方法)という王道の方法で、あまりパウンドケーキを焼かないのは、たぶん…ひたすら混ぜ合わせるという手順が単調で面白くない・力が必要なのでしんどいからなのと、味が馴染むまで時間がかかって待ってられないのと、美味しくても私には味が濃厚に感じる…からかなあ?
(しっとりとしたパウンドケーキがお好きな人には、シュガーバターベースのほうをオススメします)
卵ベースは、作業時間が短いです。でもベーキングパウダーを使わずに膨らませるので、卵と粉の扱い方には最大限の注意を払います。気を抜くと、焼き上がりや味が大きく左右される――作業中は緊張感の連続です。たぶん、その緊張感がたまらないんだろうなあ。
外側をカリっと、でも中は口解け良い仕上がり。
何度でも手をのばしたくなるような、後口の良い仕上がり。
小さい子にあげると、けっこう喜ばれるんですよね。
そんなケーキを目指しています。
今回作ったケーキはオリジナルです。
■材料
小麦粉(ドルチェ)……65g
卵(新しからず古からず)……120g
バター(明治無塩発酵バター)……110g
グラニュー糖……105g
ヘーゼルナッツパウダー…40g
ココア……20g
チョコレート(マンガロ)……30g
ドライストロベリー……45g
チョコレートはミッシェル・クルイゼル社のマンガロ。欧州産のチョコレートは、日本のメーカーではあまりない酸味とクセの強いものがけっこうあって、マンガロはそのうちのひとつ。カカオ分は65%。本当は72%くらいのチョコレートのほうが良かったんだけど、マンガロを使ってみたかったのでチョイス。マンガロなら赤いフルーツがあうだろうと、今回は無印良品で売られていたドライストロベリーを入れてみた…が、食べてみて…もうちょっと酸味のあるフルーツ――冷凍庫にあるレッドカラントを使えば良かったかな?と感じた。そして、「こりゃフツーのケーキ屋さんの店頭には並ばないだろうな」と思わせるほど、酸味とクセの強ーい超濃厚な味になっていた。ちっちゃい子向けじゃない、大人向けの味、しかも人を選びそうな…そんな仕上がり。むむむむ。もっと苦味のあるチョコレートのほうが良かった…そうだなー、今度はヴァローナのグアナラを使ってみよう(ますます大人向け)。
バターは発酵バターを使用(発酵バターを使うとすんごく美味しい仕上がりになる。でも高いのでふだんは無塩バターを使用)。で、そのバター。いままで雪印・四つ葉・明治・高千穂…などなどいろんなメーカーを使ってみたけど、私は明治が一番好き。個人的には明治が一番オススメ。
焼き時間は42分。竹串チェックをしなくても、ケーキがキレイに型から離れている&表面の割れが乾いていれば、その時点で焼き上がり。今回はキレイに焼けたー!この割れ具合は、ちゃんと材料が混ざっている証拠。嬉しい♪
はゆたさんがケーキを型から外す方法で悩んでおられたので、写真を撮ってみました。
一番上:型に溶かしバターを塗って強力粉をまぶし、余分な粉をはらってから、ケーキのたねを入れるまで冷蔵庫で冷やしておく。
真ん中:焼き上がってすぐ、パレットナイフを手前に引くような感じで型に入れ、ひっくり返してポン!とケーキを出す(ちゃんと焼き上がっていれば、ナイフは簡単に入るし、ケーキもすぐに外れます)。
一番下:出来上がり。
クッキングシートを敷く方法で焼くときもあるけど、パウンドケーキの場合、溶かしバター+強力粉パターンが多いです。ごくフツーのスポンジケーキやチーズケーキなどを焼くときは、シートを敷きます。
来週はタルトを作ろうかな…。
アボガドとバナナの米粉ケーキ
2009年1月25日 真夜中の甘味道場 コメント (6)
小麦粉、卵、乳製品を使わない、いわゆるマクロビオティック系のパウンドケーキ(陣田靖子さんレシピ)を焼いてみました。
初めて上新粉(米粉)を使って焼いたケーキ…うわ~、本に書いてあるように本当に「こねない、泡立てない、混ぜて型に入れて焼くだけ」で終わっちゃった。作っていて、これだけ手ごたえのない、言葉は悪いかもしれないけど、作りがいのないケーキというのも初めてだったなあ。それほど簡単にできます。小学生低学年でもできそう。
卵は使わないので、膨らませるのはもっぱらベーキングパウダー。レシピ本に推奨されていたアルミニウムフリーのラムフォード・ベイキングパウダーは、ちょうど私も持っていたので使用。バターの代わりに菜種油(玉締め圧搾法で有名な平出油屋さんのやつ)、牛乳の代わりに無調整豆乳、砂糖の代わりにメープルシロップ…などなど、使う材料のほとんどが自然派食材という、体に良さそうなケーキです。
今回、上新粉を使ってみて初めて知ったんだけど、米粉には特有の香りがある。メープルシロップとラム酒、アボガドとバナナにかけたレモン汁などで香りが消されるかと思ったら、これが意外と残ってしまって、一番香りが強いルゴル社のラム酒を使ったはずなのに、ラム酒のほうが消されちゃった。ただし、気になる人は気になるだろうな…というくらいなので、過敏ではない人には問題がないレベルの香りでしょう。
お味は…そうだなあ、淡白でもっちりという感じ。ケーキというよりブレッドに近いかな?…ヨーグルトソースを上にかけたい。せっかくローカロリーなケーキ作っても、そんなこと云ったらイミないか。でもヨーグルトなら…いいよね?
今後も米粉のケーキは作ってみたい。でも、この手ごたえのなさが私にはちょっとつらい。なんとなく難しそうなケーキのレシピが別のページに載っていたので、気が向いたらそっちを作ってみようかな…。
初めて上新粉(米粉)を使って焼いたケーキ…うわ~、本に書いてあるように本当に「こねない、泡立てない、混ぜて型に入れて焼くだけ」で終わっちゃった。作っていて、これだけ手ごたえのない、言葉は悪いかもしれないけど、作りがいのないケーキというのも初めてだったなあ。それほど簡単にできます。小学生低学年でもできそう。
卵は使わないので、膨らませるのはもっぱらベーキングパウダー。レシピ本に推奨されていたアルミニウムフリーのラムフォード・ベイキングパウダーは、ちょうど私も持っていたので使用。バターの代わりに菜種油(玉締め圧搾法で有名な平出油屋さんのやつ)、牛乳の代わりに無調整豆乳、砂糖の代わりにメープルシロップ…などなど、使う材料のほとんどが自然派食材という、体に良さそうなケーキです。
今回、上新粉を使ってみて初めて知ったんだけど、米粉には特有の香りがある。メープルシロップとラム酒、アボガドとバナナにかけたレモン汁などで香りが消されるかと思ったら、これが意外と残ってしまって、一番香りが強いルゴル社のラム酒を使ったはずなのに、ラム酒のほうが消されちゃった。ただし、気になる人は気になるだろうな…というくらいなので、過敏ではない人には問題がないレベルの香りでしょう。
お味は…そうだなあ、淡白でもっちりという感じ。ケーキというよりブレッドに近いかな?…ヨーグルトソースを上にかけたい。せっかくローカロリーなケーキ作っても、そんなこと云ったらイミないか。でもヨーグルトなら…いいよね?
今後も米粉のケーキは作ってみたい。でも、この手ごたえのなさが私にはちょっとつらい。なんとなく難しそうなケーキのレシピが別のページに載っていたので、気が向いたらそっちを作ってみようかな…。
えびとアボガドとカッテージチーズのキッシュ
2009年1月19日 真夜中の甘味道場 コメント (2)バナナとパイナップルのタルト、抹茶&甘なっとのパウンドケーキ
2009年1月14日 真夜中の甘味道場 コメント (2)
夜中の1時30分頃に焼き上がりました。
どちらも作り慣れているレシピです。
■バナナとパイナップルのタルト
小嶋ルミレシピ。共焼き。
小嶋さんのレシピは、種類によって作業の手間がかかるものがあるけど、タルトはレシピ自体が難しくないので、このバナナとパイナップルのタルトも簡単にできた。
タルトは基本的に「ベース+アパレイユやフィリング」。どのフルーツにどのナッツを合わせるか。クレームにするかダマンドにするか。いろんな組み合わせができるので楽しい。慣れないうちは、本に書かれてあるレシピを参考にすればいいけれど、どのお菓子研究家の本も、載っている内容はたいがいどれも同じ。違いを挙げるとすれば、タルト台の材料の比率、混ぜ方かな?
タルト台のレシピで失敗がないのは、小嶋ルミさん。小嶋さんの本には、「どうして失敗するか」「どんな失敗をしがちなのか」を踏まえたうえで、「どうしたら失敗しないか」ということを、初心者にも理解できるように説明してある。そして、実際に作ってみると、そのレシピに納得する。本当に失敗しないから。
いろんなお菓子研究家の本が出版されている中、小嶋さんのレシピは、タルトだけでなくどれもが美味しい。「うわ!これハズレ…」ということがない。人気がある理由が本当によくわかる。
■抹茶とぬれ甘なっとのパウンドケーキ
私が大好きな島本薫さんのレシピ。
ベイキングパウダーは使わない、卵ベースのパウンドケーキ。抹茶はなんと8g使う。他のお菓子研究家の本では、抹茶ではなく抹茶パウダーを使ったリ、抹茶を使ってもだいたいこの半量だったりする。実際、私も最初「なんで8g?」と思ったけれど、作ってみて納得。
抹茶を入れたときに立ち上がる香り。
切り分けたときの、美しく鮮やかな深緑色。
4gでは絶対にここまで感じられない。
(抹茶が切れたことに気付かず、4gで作ったこともある)
抹茶は高級品だからとケチれば、ケチなケーキしかできない。
そして、日本人で良かったと思うその気持ち。
真夜中、生地に抹茶を入れた瞬間、厳かな気持ちになる。
島本さんの「パウンドケーキ大好き」に載っているケーキは、ほとんど作ってみたけれど、この本のおかげで卵と会話することを覚えた。
よく「~分間、卵を泡立てる」という手順が出てくる。これはあくまでも目安であり、卵の品質と鮮度で泡立て時間は変わる。卵ベースパウンドケーキで使用する卵は、新鮮であればあるほどいいとは限らない、理想は「新しからず古からず」ということがよくわかった(実際に、本にもそう書かれてある)。
新鮮だと卵はなかなか泡立たない。レシピに指示されている分数以上かかる。
古ければ卵は泡立ちやすく、レシピに指示されている分数以下で済む。でも、粉を入れて混ぜ合わせるときに、気泡が壊れやすい。
「卵は赤ければいい」という消費者の先入観から、安価で「黄身が濃く、殻を赤く仕上げてある」卵は、温めていると生臭い嫌な臭いが立ち上がる。
少々お高めであっても品質の良い卵は、黄身も殻もそんなに赤くないし、温めていても嫌な臭いはしない。
同じ卵ベースでも、スポンジケーキでは、卵をもったりと跡が大きく長く残るまで泡立てる。パウンドケーキでは、後から入れる溶かしバターの量が多いからか(たぶん)、その一歩手前、1~2秒で跡が消えるくらいがベスト。泡立てすぎや泡立てが少なかったりすると出来にどう影響するか、島本レシピパウンドケーキを何度も作れば、理解できる。島本さんの指示にあった「できた角が1~2秒で消えるくらい」は的確であり、間違いはない。
「どうしてスポンジケーキが膨らまないのか?」で悩んでいる人は、「パウンドケーキ大好き」で勉強するといいと思う。卵の重要性、膨らませるための温度、扱い方がよくわかる。また島本さんも、小嶋さんと同じような混ぜ方の指示があるので(ただし写真は少ない)、気泡を潰さない粉の混ぜ方がいかに重要であるかもわかると思う。
島本さんは、フランスで4年半も修行されていたので、本にはフランスのエスプリを感じる。でも「パウンドケーキ大好き」では、和の材料を使ったレシピが美味しく、とくにこの抹茶&ぬれ甘なっとうのパウンドケーキが美味しい。お菓子だけではなく料理研究家でもある方なので、栄養面を考えたレシピになっていて、ケーク・サレ風パウンドケーキのレシピも載っている。
なぜこの材料を使い、この配分なのか。
なぜこの説明を入れているのか。
たぶん、島本さんは何度も作ってベストの材料と配分を考えられたんだろうな…と、島本レシピのパウンドケーキを作りながら、本の完成度に感動した。
そして、他の研究家の本と明らかに違う、島本さんのもうひとつの個性。それは文章の上手さ。レシピ本文は、指示が多からず少なからずで、文章も簡潔でわかりやすい。前書きやレシピ以外に書かれてある文章は、ホロリとさせられたり(「アイスクリーム大好き」)、クスっと笑わせてくれたりで楽しい。レシピだけでなく、本で語りをしたがる人は多いけれど、島本さんの文章は洗練されていて、まったく嫌味じゃない。ステキだなあ…と憧れる。
実は島本さんのマカロン講習会が関西で予定されていて、それに参加したくてたまらないんだけども(秋林はマカロンが好き。島本さんはフランス時代、マカロンで有名なあのラデュレで研修・就業、マカロンやケーキを作ってこられた方)、ひとりで参加する勇気がなくて…。はう…。
↓「料理研究家 島本 薫の日常」(島本さんのブログ)
http://petitks.exblog.jp/
どちらも作り慣れているレシピです。
■バナナとパイナップルのタルト
小嶋ルミレシピ。共焼き。
小嶋さんのレシピは、種類によって作業の手間がかかるものがあるけど、タルトはレシピ自体が難しくないので、このバナナとパイナップルのタルトも簡単にできた。
タルトは基本的に「ベース+アパレイユやフィリング」。どのフルーツにどのナッツを合わせるか。クレームにするかダマンドにするか。いろんな組み合わせができるので楽しい。慣れないうちは、本に書かれてあるレシピを参考にすればいいけれど、どのお菓子研究家の本も、載っている内容はたいがいどれも同じ。違いを挙げるとすれば、タルト台の材料の比率、混ぜ方かな?
タルト台のレシピで失敗がないのは、小嶋ルミさん。小嶋さんの本には、「どうして失敗するか」「どんな失敗をしがちなのか」を踏まえたうえで、「どうしたら失敗しないか」ということを、初心者にも理解できるように説明してある。そして、実際に作ってみると、そのレシピに納得する。本当に失敗しないから。
いろんなお菓子研究家の本が出版されている中、小嶋さんのレシピは、タルトだけでなくどれもが美味しい。「うわ!これハズレ…」ということがない。人気がある理由が本当によくわかる。
■抹茶とぬれ甘なっとのパウンドケーキ
私が大好きな島本薫さんのレシピ。
ベイキングパウダーは使わない、卵ベースのパウンドケーキ。抹茶はなんと8g使う。他のお菓子研究家の本では、抹茶ではなく抹茶パウダーを使ったリ、抹茶を使ってもだいたいこの半量だったりする。実際、私も最初「なんで8g?」と思ったけれど、作ってみて納得。
抹茶を入れたときに立ち上がる香り。
切り分けたときの、美しく鮮やかな深緑色。
4gでは絶対にここまで感じられない。
(抹茶が切れたことに気付かず、4gで作ったこともある)
抹茶は高級品だからとケチれば、ケチなケーキしかできない。
そして、日本人で良かったと思うその気持ち。
真夜中、生地に抹茶を入れた瞬間、厳かな気持ちになる。
島本さんの「パウンドケーキ大好き」に載っているケーキは、ほとんど作ってみたけれど、この本のおかげで卵と会話することを覚えた。
よく「~分間、卵を泡立てる」という手順が出てくる。これはあくまでも目安であり、卵の品質と鮮度で泡立て時間は変わる。卵ベースパウンドケーキで使用する卵は、新鮮であればあるほどいいとは限らない、理想は「新しからず古からず」ということがよくわかった(実際に、本にもそう書かれてある)。
新鮮だと卵はなかなか泡立たない。レシピに指示されている分数以上かかる。
古ければ卵は泡立ちやすく、レシピに指示されている分数以下で済む。でも、粉を入れて混ぜ合わせるときに、気泡が壊れやすい。
「卵は赤ければいい」という消費者の先入観から、安価で「黄身が濃く、殻を赤く仕上げてある」卵は、温めていると生臭い嫌な臭いが立ち上がる。
少々お高めであっても品質の良い卵は、黄身も殻もそんなに赤くないし、温めていても嫌な臭いはしない。
同じ卵ベースでも、スポンジケーキでは、卵をもったりと跡が大きく長く残るまで泡立てる。パウンドケーキでは、後から入れる溶かしバターの量が多いからか(たぶん)、その一歩手前、1~2秒で跡が消えるくらいがベスト。泡立てすぎや泡立てが少なかったりすると出来にどう影響するか、島本レシピパウンドケーキを何度も作れば、理解できる。島本さんの指示にあった「できた角が1~2秒で消えるくらい」は的確であり、間違いはない。
「どうしてスポンジケーキが膨らまないのか?」で悩んでいる人は、「パウンドケーキ大好き」で勉強するといいと思う。卵の重要性、膨らませるための温度、扱い方がよくわかる。また島本さんも、小嶋さんと同じような混ぜ方の指示があるので(ただし写真は少ない)、気泡を潰さない粉の混ぜ方がいかに重要であるかもわかると思う。
島本さんは、フランスで4年半も修行されていたので、本にはフランスのエスプリを感じる。でも「パウンドケーキ大好き」では、和の材料を使ったレシピが美味しく、とくにこの抹茶&ぬれ甘なっとうのパウンドケーキが美味しい。お菓子だけではなく料理研究家でもある方なので、栄養面を考えたレシピになっていて、ケーク・サレ風パウンドケーキのレシピも載っている。
なぜこの材料を使い、この配分なのか。
なぜこの説明を入れているのか。
たぶん、島本さんは何度も作ってベストの材料と配分を考えられたんだろうな…と、島本レシピのパウンドケーキを作りながら、本の完成度に感動した。
そして、他の研究家の本と明らかに違う、島本さんのもうひとつの個性。それは文章の上手さ。レシピ本文は、指示が多からず少なからずで、文章も簡潔でわかりやすい。前書きやレシピ以外に書かれてある文章は、ホロリとさせられたり(「アイスクリーム大好き」)、クスっと笑わせてくれたりで楽しい。レシピだけでなく、本で語りをしたがる人は多いけれど、島本さんの文章は洗練されていて、まったく嫌味じゃない。ステキだなあ…と憧れる。
実は島本さんのマカロン講習会が関西で予定されていて、それに参加したくてたまらないんだけども(秋林はマカロンが好き。島本さんはフランス時代、マカロンで有名なあのラデュレで研修・就業、マカロンやケーキを作ってこられた方)、ひとりで参加する勇気がなくて…。はう…。
↓「料理研究家 島本 薫の日常」(島本さんのブログ)
http://petitks.exblog.jp/
ショコラ&オレンジのタルト
2009年1月12日 真夜中の甘味道場
夜中の2時に焼き上がりました。
問題なくレシピ通りに作れた…けれども、冷やして食べてみたら、材料の選択を失敗したことに気付きました。味わったのは敗北感。
柑橘類と相性のいい某欧州メーカーの製菓用チョコレートを選んだのに、オレンジが思いがけなく甘かったため、口に残るのは濃厚なチョコレートの味のみ。オレンジの酸味がないと成り立たないタルトなのにー!
なんでこんな甘いオレンジ選んじゃったんだ?
買ったのは、たしかな商品を選ぶことで人気を博している近くの八百屋さん。実際、今回使用したオレンジも品質は良いものだと、見た目だけではなく調理していてもわかったんだけど、まさかこんなに甘いとは思わなかった。日本では甘いオレンジのほうが需要が高いから、八百屋さんはこのオレンジを仕入れたんだろうな…。私が求めたのは、甘味ではなく酸味。オレンジの旬ではないこの時期、商店街の小さな八百屋さんに、種類が少ないと責めるわけにもいかない…とゆーか、お門違いな話。
でも、いいお勉強にはなりました。オレンジの季節に、再チャレンジしようっと。
問題なくレシピ通りに作れた…けれども、冷やして食べてみたら、材料の選択を失敗したことに気付きました。味わったのは敗北感。
柑橘類と相性のいい某欧州メーカーの製菓用チョコレートを選んだのに、オレンジが思いがけなく甘かったため、口に残るのは濃厚なチョコレートの味のみ。オレンジの酸味がないと成り立たないタルトなのにー!
なんでこんな甘いオレンジ選んじゃったんだ?
買ったのは、たしかな商品を選ぶことで人気を博している近くの八百屋さん。実際、今回使用したオレンジも品質は良いものだと、見た目だけではなく調理していてもわかったんだけど、まさかこんなに甘いとは思わなかった。日本では甘いオレンジのほうが需要が高いから、八百屋さんはこのオレンジを仕入れたんだろうな…。私が求めたのは、甘味ではなく酸味。オレンジの旬ではないこの時期、商店街の小さな八百屋さんに、種類が少ないと責めるわけにもいかない…とゆーか、お門違いな話。
でも、いいお勉強にはなりました。オレンジの季節に、再チャレンジしようっと。
先ほど焼き上がりました。
1日でいろんな種類のケーキを焼いたのは初めてですー。
発送は土曜日です(ってか今日だっつーの!)。
朝になったら、クロネコさんを呼びつけようっと。
道場主にも休息が必要…今から寝まーす!
…というわけで、風前の灯火状態だった当ブログも、本宅/別宅ともに今週末より(ややマトモに)再始動できるかと思います。
ひとつ、シクヨロでお願いしまーす♪
ぐがー…。
1日でいろんな種類のケーキを焼いたのは初めてですー。
発送は土曜日です(ってか今日だっつーの!)。
朝になったら、クロネコさんを呼びつけようっと。
道場主にも休息が必要…今から寝まーす!
…というわけで、風前の灯火状態だった当ブログも、本宅/別宅ともに今週末より(ややマトモに)再始動できるかと思います。
ひとつ、シクヨロでお願いしまーす♪
ぐがー…。
いつも遊んで下さる方々にケーキをお贈りしたいと思って、先週からいろいろケーキやタルトを試作しています。
・ナッツと柑橘系フルーツを使ったもの
・ココナッツとレーズンを使わないもの
・私が個人的に好きな季節のフルーツや素材を使ったもの
何種類か入れたいと思ってますので…すみません、もうちょっとお時間かかるかな?
とゆーわけで、待ってて下さーい!
・ナッツと柑橘系フルーツを使ったもの
・ココナッツとレーズンを使わないもの
・私が個人的に好きな季節のフルーツや素材を使ったもの
何種類か入れたいと思ってますので…すみません、もうちょっとお時間かかるかな?
とゆーわけで、待ってて下さーい!
Climb the mountain ! ~モンブラン完成~
2008年10月31日 真夜中の甘味道場 コメント (2)
マロンクリーム化工程中に小さじ1杯(5cc)のラム酒を入れたあと、味見をしてみたらずいぶんと「洋酒~なクリーム」に仕上がったので、ダイジョブかな?と思ったものの、固めのクリームを軟化させるために入れた牛乳のおかげでまろやかになり、ひと安心。
そしてもう一回、味見。
!!!!!
めちゃおいしーーーーっ!
大成功♪
とゆーわけで、「実録!モンブラン登山隊記」の続き、モンブラン作りは、いよいよ「シュクセ焼き→モンブラン成形」へ。
■モンブラン(大雑把)レシピ
1.シュクセ(メレンゲ+アーモンドパウダー)を焼く。
2.1にマロンクリームを少量塗る。
3.栗の渋皮煮を2つに切り、その1つを2に置く。
4.3の上にクレーム・シャンティ(泡立てた生クリーム)を搾り出す。
5.4の上に、モンブラン口金でマロンクリームを搾り出す。
6.5に粉砂糖を適量ふりかける。
7.できあがり。
……。
しょっぱなの1で大苦戦。
実は秋林、メレンゲ焼きが超ヘタクソ。レシピ通りに作ってみたものの、もともとメレンゲを焼くことをあまりしないため、オーブンの温度加減がイマイチわからず、またシュクセの搾り出しにも失敗、とりあえずできあがったものは、随分と色の黒いシュクセらしきもの、だった。
プチショック。でも栗の渋皮煮で1週間、マロンクリーム化に2日かけた以上、こんなところで作り直してたまるか、多少色黒&カリカリでもかまないさ!次だ次!次の工程!…と気を取り直して、生クリームを泡立てることに。バターベースのマロンクリームなので、生クリームは乳脂肪率の高いものよりちょっと低めのほうがいいだろうと、乳脂肪3.5%の生クリームをチョイス。そして5へ。
…がしかし!
モンブラン口金はあるのに、搾り出し袋がなーーい!
しまった…生クリームパックにオマケでついているようなナイロン製とは違う、プロ仕様の袋を買うつもりだったのに、口金に気を取られてすっかり忘れてしまっていた…。ど…どうしよう?…こんなところで頓挫できない!だってだって!栗の渋皮煮で1週間、マロンクリーム化に2日…以下略。
近所でそんな袋は売ってないし…どうしよう?と考えること数分、脳裏に浮かんだだのは、先日メリケン密林から購入した「メリケン国でもっとも売れているカップケーキの本」。
そーいえば。
あの本に「ウチのデコレーションは全部ジップロックよ♪」と書いてあったじゃないかー!
「ぴんぽ~ん!ナイスアイディ~ア♪」と歌いながらジップロックを取り出し、先端を切ってモンブラン口金をつけ、搾り出してみると――やったー!絞れるー!
がしかし。
モンブラン口金は通常の口金より先端に負担のかかる形状(穴がいくつもあけられている)をしているため、1~2回搾り出しただけで先端が破裂。ジップロックは何枚もダメになり、結局キレイに成形できなかった…。
でもとりあえず完成!
そして試食。
!!!!!
めちゃおいしーーーーっ!
今まで食べた中でもっとも、ケーキ屋さんよりも、美味しいモンブランでした♪
(マロンクリームが手作りだったことが、その大きな要因だったと思われます)
デコレーション能力が皆無なのはわかっているけど、今回の成形上の失敗は「ジップロックを使ったこと」であって…その…ごにょごよごにょ…。
リベンジは来年の栗シーズンにします。
だって…もう一回栗の渋皮煮から作る気力、ないんだもん…。
お写真(画像)は、出来上がったモンブラン。
残ってる写真がコレだけだった…しまった、もっとこれより上手くできたのあったのにー!…写真までリベンジは来年とゆーことか…。
終わり!
■オッシーに今回のモンブラン作りの苦労話をしたら。
オッシー:「なんで栗マッシュのときに、フードプロセッサー使わなかったんです?」
私:「フードプロセッサー!!…そっか、その手があったかー!…来年使おっと♪」
オッシー:「モンブランなのに、なんで白くないんですか?」
私:「粉砂糖振り掛けるの、忘れた…」
オッシー:「……来年は忘れないで下さいね」
私:「で、次はマカロンを作ろうと思って♪」
オッシー:「あれ、メレンゲを練って作るんでしょ?メレンゲ焼ヘタなのに、大丈夫なんですか?」
私:「……。」
間違ってみょうがを買ってきた男に云われてしまった…くやしー!
そしてもう一回、味見。
!!!!!
めちゃおいしーーーーっ!
大成功♪
とゆーわけで、「実録!モンブラン登山隊記」の続き、モンブラン作りは、いよいよ「シュクセ焼き→モンブラン成形」へ。
■モンブラン(大雑把)レシピ
1.シュクセ(メレンゲ+アーモンドパウダー)を焼く。
2.1にマロンクリームを少量塗る。
3.栗の渋皮煮を2つに切り、その1つを2に置く。
4.3の上にクレーム・シャンティ(泡立てた生クリーム)を搾り出す。
5.4の上に、モンブラン口金でマロンクリームを搾り出す。
6.5に粉砂糖を適量ふりかける。
7.できあがり。
……。
しょっぱなの1で大苦戦。
実は秋林、メレンゲ焼きが超ヘタクソ。レシピ通りに作ってみたものの、もともとメレンゲを焼くことをあまりしないため、オーブンの温度加減がイマイチわからず、またシュクセの搾り出しにも失敗、とりあえずできあがったものは、随分と色の黒いシュクセらしきもの、だった。
プチショック。でも栗の渋皮煮で1週間、マロンクリーム化に2日かけた以上、こんなところで作り直してたまるか、多少色黒&カリカリでもかまないさ!次だ次!次の工程!…と気を取り直して、生クリームを泡立てることに。バターベースのマロンクリームなので、生クリームは乳脂肪率の高いものよりちょっと低めのほうがいいだろうと、乳脂肪3.5%の生クリームをチョイス。そして5へ。
…がしかし!
モンブラン口金はあるのに、搾り出し袋がなーーい!
しまった…生クリームパックにオマケでついているようなナイロン製とは違う、プロ仕様の袋を買うつもりだったのに、口金に気を取られてすっかり忘れてしまっていた…。ど…どうしよう?…こんなところで頓挫できない!だってだって!栗の渋皮煮で1週間、マロンクリーム化に2日…以下略。
近所でそんな袋は売ってないし…どうしよう?と考えること数分、脳裏に浮かんだだのは、先日メリケン密林から購入した「メリケン国でもっとも売れているカップケーキの本」。
そーいえば。
あの本に「ウチのデコレーションは全部ジップロックよ♪」と書いてあったじゃないかー!
「ぴんぽ~ん!ナイスアイディ~ア♪」と歌いながらジップロックを取り出し、先端を切ってモンブラン口金をつけ、搾り出してみると――やったー!絞れるー!
がしかし。
モンブラン口金は通常の口金より先端に負担のかかる形状(穴がいくつもあけられている)をしているため、1~2回搾り出しただけで先端が破裂。ジップロックは何枚もダメになり、結局キレイに成形できなかった…。
でもとりあえず完成!
そして試食。
!!!!!
めちゃおいしーーーーっ!
今まで食べた中でもっとも、ケーキ屋さんよりも、美味しいモンブランでした♪
(マロンクリームが手作りだったことが、その大きな要因だったと思われます)
デコレーション能力が皆無なのはわかっているけど、今回の成形上の失敗は「ジップロックを使ったこと」であって…その…ごにょごよごにょ…。
リベンジは来年の栗シーズンにします。
だって…もう一回栗の渋皮煮から作る気力、ないんだもん…。
お写真(画像)は、出来上がったモンブラン。
残ってる写真がコレだけだった…しまった、もっとこれより上手くできたのあったのにー!…写真までリベンジは来年とゆーことか…。
終わり!
■オッシーに今回のモンブラン作りの苦労話をしたら。
オッシー:「なんで栗マッシュのときに、フードプロセッサー使わなかったんです?」
私:「フードプロセッサー!!…そっか、その手があったかー!…来年使おっと♪」
オッシー:「モンブランなのに、なんで白くないんですか?」
私:「粉砂糖振り掛けるの、忘れた…」
オッシー:「……来年は忘れないで下さいね」
私:「で、次はマカロンを作ろうと思って♪」
オッシー:「あれ、メレンゲを練って作るんでしょ?メレンゲ焼ヘタなのに、大丈夫なんですか?」
私:「……。」
間違ってみょうがを買ってきた男に云われてしまった…くやしー!
Climb the mountain ! ~夢のマロンクリームまで~
2008年10月26日 真夜中の甘味道場 コメント (2)
できあがった直後の栗の渋皮煮は、とくに甘い香りを放つこともなく、そして色がやたらと濃い東京のうどんつゆに漬かっているように見えるためか、思わず「…しょうゆ味?」とプチ錯覚してしまうほど、「甘い渋皮煮」を作ったという自覚がなかったのですが、約1週間(週末しか構ってられないので否応なく)の熟成を経たものを味見してみたら。
!!!!!
めちゃおいしーーーーっ!
大成功♪
とゆーわけで、「実録!モンブラン登山隊記」(←なにソレ?)の続き、モンブラン作りは、栗の渋皮煮→夢のマロンクリーム化工程へと移ります。
■夢のマロンクリーム(大雑把)レシピ
1.無塩バター60gを室温に戻す。
2.シロップから取り出した渋皮煮350gをの水気を取り、レンジで温める。
3.渋皮煮を潰し、裏ごしする。
4.1と3を木ベラで丁寧に合わせ、クリームが固いようならば、室温に戻した牛乳で調整する。ブランデー(またはラム酒)小さじ1を入れ、混ぜる。
5.できあがり
1と2まではまったく問題がないまま、クリーム化工程は進んでいったのですが――
3で大苦戦。
いままで食材を裏ごしした経験がほとんどなかったので、最初、栗を潰さずそのまま裏ごし(!)しようとしてなかなかコトが進まず(当たり前だー!)、「なんで?どーしてできないの?」とおバカさんにも秋林、栗丸ごとと約15分格闘。15分後にようやく「あ、潰せばいいんだ♪」と気付いたものの、専門道具マッシャーがない!…仕方なく、小さめの木製伸ばし棒を使ってボウルの中の栗を砕くことに。
なんとか潰し終えた愛しい栗たちを、いざ!裏ごし器へ!
がしかし。
これがなかなか…はかどらない。
理由1:渋皮がついているので繊維が多く、裏ごししにくい。
理由2:350gは栗の裏ごし量として、かなり多め。
理由3:(単純に)疲れる。
結局、裏ごしに1時間半もかかってしまった…。
それでもなんとか裏ごし終えた栗を、すっかり室温に戻ってしまったバターと合わせ始めたら、1時間半かかったため栗が冷めてしまい、固くてなかなか混ざらなーい!…ならば牛乳投入だ!…と、様子を見つつ牛乳をちびちび入れ、調整することにしました。
そして完成!
やったーーーーーーーーーーっ!
お写真(画像)は、出来上がった夢のマロンクリーム。
このあと、メレンゲを焼いてモンブラン成形となります。
続く!
!!!!!
めちゃおいしーーーーっ!
大成功♪
とゆーわけで、「実録!モンブラン登山隊記」(←なにソレ?)の続き、モンブラン作りは、栗の渋皮煮→夢のマロンクリーム化工程へと移ります。
■夢のマロンクリーム(大雑把)レシピ
1.無塩バター60gを室温に戻す。
2.シロップから取り出した渋皮煮350gをの水気を取り、レンジで温める。
3.渋皮煮を潰し、裏ごしする。
4.1と3を木ベラで丁寧に合わせ、クリームが固いようならば、室温に戻した牛乳で調整する。ブランデー(またはラム酒)小さじ1を入れ、混ぜる。
5.できあがり
1と2まではまったく問題がないまま、クリーム化工程は進んでいったのですが――
3で大苦戦。
いままで食材を裏ごしした経験がほとんどなかったので、最初、栗を潰さずそのまま裏ごし(!)しようとしてなかなかコトが進まず(当たり前だー!)、「なんで?どーしてできないの?」とおバカさんにも秋林、栗丸ごとと約15分格闘。15分後にようやく「あ、潰せばいいんだ♪」と気付いたものの、専門道具マッシャーがない!…仕方なく、小さめの木製伸ばし棒を使ってボウルの中の栗を砕くことに。
なんとか潰し終えた愛しい栗たちを、いざ!裏ごし器へ!
がしかし。
これがなかなか…はかどらない。
理由1:渋皮がついているので繊維が多く、裏ごししにくい。
理由2:350gは栗の裏ごし量として、かなり多め。
理由3:(単純に)疲れる。
結局、裏ごしに1時間半もかかってしまった…。
それでもなんとか裏ごし終えた栗を、すっかり室温に戻ってしまったバターと合わせ始めたら、1時間半かかったため栗が冷めてしまい、固くてなかなか混ざらなーい!…ならば牛乳投入だ!…と、様子を見つつ牛乳をちびちび入れ、調整することにしました。
そして完成!
やったーーーーーーーーーーっ!
お写真(画像)は、出来上がった夢のマロンクリーム。
このあと、メレンゲを焼いてモンブラン成形となります。
続く!
Climb the mountain ! ~栗の渋皮煮まで~
2008年10月25日 真夜中の甘味道場 コメント (2)
ケーキの中でも濃厚な味でファンの多いモンブラン。
昨年、作りたくても栗のシーズンを逃してしまって結局作れず、「今年こそは絶対作ってやる!」と年明けにコッソリ誓い、約10ヶ月。待って待って待って待って――ようやく栗のシーズンとなりました。
モンブランは、なんといっても栗が命。お手軽に市販マロンクリーム(サバトンなど)を使用するのもいいけど、せっかく日本人なんだから、和栗を渋皮煮にしてクリームを作り、それをケーキに使おうと、姪っ子ギャウルスを連れて、近所の八百屋さんまで栗を買いに行きました。
あれだこれだと吟味しながら、(初心者のくせに)いきなり1kgの栗を購入。
家に持ち帰り、楽天で購入した「クリクリ坊主」という栗剥き専用ハサミを使って、鬼皮をチョキチョキ。1時間かけて1kgの栗を剥き、夜の11時まで待って、渋皮煮を作り始めました。
栗を煮ればアクが出るので、ガラス製の鍋を使ったほうがいいなと思い、しばらく使っていなかったガラス鍋を洗っていると。
ままりん(母):「それで、どうするの?」
私:「栗を煮ようと思って♪」
ままりん(母):「もうIHだから、それ使えないよ」
私:「……(忘れていた)…。」
…仕方なく別の大きめな鍋を使うことにしました。
■渋皮煮(大雑把)レシピ
1.アク抜きのため、30分ほど剥いた栗を水にさらす。
2.鍋に栗と栗がちょっと隠れるくらいの水を入れる。
3.大さじ1の重曹を入れる。
4.栗が踊らないように15分ほど煮る。アクをこまめに取る。
5.栗を水にさらす。
6.手早く栗のスジを取る。
7.鍋に2と同量の水、大さじ1の重曹、栗を入れ、5分ほど煮る。アクをこまめに取る。
8.水にさらす。ブラシで栗を磨く(繊維を取る)。
9.鍋に2と同量の水、栗を入れ、5分ほど煮る。アクをこまめに取る。
10.水にさらす。
11.9と10を2~3回繰り返す。
12.鍋に2と同量の水、栗、上白糖400g+きび糖400gを入れて、栗が踊らないように10分ほど煮る。紙フタをする。
13.紙フタをつけ鍋に入れたまま、一晩そのままにしておく(冷蔵庫には入れない)。
14.翌日、13を10分ほど煮る(グツグツとは煮ないこと)。
15.できあがり
16.できあがった熱い状態の渋皮煮を、煮沸殺菌した瓶(Dさんからもらったものを再利用)に詰めて保存。約1ヶ月保存可能。
時間がかかりました。
1kgの栗の皮を剥き終わるまで約1時間。
夜の11時から作り始めて13に至るまで2時間半。
鍋をそのままにすること一晩。
一番大変だったのは、栗を割らないようにすること。鬼皮を激しく傷つける(=剥きすぎて黄色の実が見える状態)と、煮ているうちに皮が剥がれてきて、見た目がイマイチになるだけでなく、ちょっとした衝撃に弱くなり、簡単に割れてしまいます。急激に水にさらすのは割れないようにするため、ここでスジや繊維取りにモタつくと、またもや栗が割れやすくなります。秋林、大きくて美しい栗をここで1個割ってしまい、大ショック!…プチ傷心で作業を続けました。
お写真(画像)は、瓶詰め1週間後の渋皮煮。
このあと、夢のマロンクリームとなります。
続く!
昨年、作りたくても栗のシーズンを逃してしまって結局作れず、「今年こそは絶対作ってやる!」と年明けにコッソリ誓い、約10ヶ月。待って待って待って待って――ようやく栗のシーズンとなりました。
モンブランは、なんといっても栗が命。お手軽に市販マロンクリーム(サバトンなど)を使用するのもいいけど、せっかく日本人なんだから、和栗を渋皮煮にしてクリームを作り、それをケーキに使おうと、姪っ子ギャウルスを連れて、近所の八百屋さんまで栗を買いに行きました。
あれだこれだと吟味しながら、(初心者のくせに)いきなり1kgの栗を購入。
家に持ち帰り、楽天で購入した「クリクリ坊主」という栗剥き専用ハサミを使って、鬼皮をチョキチョキ。1時間かけて1kgの栗を剥き、夜の11時まで待って、渋皮煮を作り始めました。
栗を煮ればアクが出るので、ガラス製の鍋を使ったほうがいいなと思い、しばらく使っていなかったガラス鍋を洗っていると。
ままりん(母):「それで、どうするの?」
私:「栗を煮ようと思って♪」
ままりん(母):「もうIHだから、それ使えないよ」
私:「……(忘れていた)…。」
…仕方なく別の大きめな鍋を使うことにしました。
■渋皮煮(大雑把)レシピ
1.アク抜きのため、30分ほど剥いた栗を水にさらす。
2.鍋に栗と栗がちょっと隠れるくらいの水を入れる。
3.大さじ1の重曹を入れる。
4.栗が踊らないように15分ほど煮る。アクをこまめに取る。
5.栗を水にさらす。
6.手早く栗のスジを取る。
7.鍋に2と同量の水、大さじ1の重曹、栗を入れ、5分ほど煮る。アクをこまめに取る。
8.水にさらす。ブラシで栗を磨く(繊維を取る)。
9.鍋に2と同量の水、栗を入れ、5分ほど煮る。アクをこまめに取る。
10.水にさらす。
11.9と10を2~3回繰り返す。
12.鍋に2と同量の水、栗、上白糖400g+きび糖400gを入れて、栗が踊らないように10分ほど煮る。紙フタをする。
13.紙フタをつけ鍋に入れたまま、一晩そのままにしておく(冷蔵庫には入れない)。
14.翌日、13を10分ほど煮る(グツグツとは煮ないこと)。
15.できあがり
16.できあがった熱い状態の渋皮煮を、煮沸殺菌した瓶(Dさんからもらったものを再利用)に詰めて保存。約1ヶ月保存可能。
時間がかかりました。
1kgの栗の皮を剥き終わるまで約1時間。
夜の11時から作り始めて13に至るまで2時間半。
鍋をそのままにすること一晩。
一番大変だったのは、栗を割らないようにすること。鬼皮を激しく傷つける(=剥きすぎて黄色の実が見える状態)と、煮ているうちに皮が剥がれてきて、見た目がイマイチになるだけでなく、ちょっとした衝撃に弱くなり、簡単に割れてしまいます。急激に水にさらすのは割れないようにするため、ここでスジや繊維取りにモタつくと、またもや栗が割れやすくなります。秋林、大きくて美しい栗をここで1個割ってしまい、大ショック!…プチ傷心で作業を続けました。
お写真(画像)は、瓶詰め1週間後の渋皮煮。
このあと、夢のマロンクリームとなります。
続く!
本日のケーキ:「洋梨の巻貝風コラボケーキ」
2008年10月4日 真夜中の甘味道場 コメント (7)
…というわけで、洋梨の国から直送の洋梨コンポートを使い、秋らしく洋梨のケーキを作ってみました。
真ん中のピンクっぽいのと、ケーキの中に入っている具(?)が、Dさん特製の洋梨コンポートです。そしてアンビバージュ(スポンジに塗るシロップ)にも、コンポートの中のジュース(に、今日届いたばかりのポワールリキュールを加えたもの)を使いました。
まあその…ケーキはちゃんと作れるんですケドね、デコレーション能力となると…また話は別で。
ままりん(母):「味はいいけど、見た目がちょっとねえ…」
オッシー:「まわりの生クリームは、『巻貝』をイメージしたものですか?」
………。
好き放題云いやがって…(でも反論できない)。
今後は、これをバネに精進していきたいと思います。
■材料
卵、上白糖、小麦粉、牛乳、バター、洋梨、ポワールリキュール、生クリーム、ほか。
真ん中のピンクっぽいのと、ケーキの中に入っている具(?)が、Dさん特製の洋梨コンポートです。そしてアンビバージュ(スポンジに塗るシロップ)にも、コンポートの中のジュース(に、今日届いたばかりのポワールリキュールを加えたもの)を使いました。
まあその…ケーキはちゃんと作れるんですケドね、デコレーション能力となると…また話は別で。
ままりん(母):「味はいいけど、見た目がちょっとねえ…」
オッシー:「まわりの生クリームは、『巻貝』をイメージしたものですか?」
………。
好き放題云いやがって…(でも反論できない)。
今後は、これをバネに精進していきたいと思います。
■材料
卵、上白糖、小麦粉、牛乳、バター、洋梨、ポワールリキュール、生クリーム、ほか。
本日の逸品:「江別製粉の薄力粉 ドルチェ 2.5Kg」
2008年6月21日 真夜中の甘味道場
ケーキ作りをしていると、いろんなところでオススメされるのが、江別製粉さんの「薄力粉 ドルチェ」。
北海道産小麦粉100%、「蛋白質:8.3%、灰分:0.38%」という薄力粉で、舐めるとちょっと甘いかな?小麦粉の香りが強く感じられます。初めてこれを使ってパウンドケーキを作ったとき、その出来上がりに驚きました。すごく膨らんで、口解けがやさしい、ほわむちっとしたケーキになったからです(たぶん、シフォンケーキでも同じでしょう)。明らかな出来の差に粉の実力を感じ、テクニックだけでは補いきれない、材料に質を求める意味を知るきっかけとなった商品です。
それまでは日清製粉の「バイオレット」を使っていたけれど、「ドルチェ」を知ったらもう戻れない、ほかは使えない。製菓用として最上クラスに入ると思います。
私がよく利用している「こだわり食材 572310.com」さんが最安値で、「チャック付袋入りで、1.0kgが298円、2.5kgが596円」(6/21現在)です。スーパーに売っているフツーの薄力粉よりはお高めになりますが、ケーキ作りが趣味の方には、一度お使いになることをオススメ致します♪
北海道産小麦粉100%、「蛋白質:8.3%、灰分:0.38%」という薄力粉で、舐めるとちょっと甘いかな?小麦粉の香りが強く感じられます。初めてこれを使ってパウンドケーキを作ったとき、その出来上がりに驚きました。すごく膨らんで、口解けがやさしい、ほわむちっとしたケーキになったからです(たぶん、シフォンケーキでも同じでしょう)。明らかな出来の差に粉の実力を感じ、テクニックだけでは補いきれない、材料に質を求める意味を知るきっかけとなった商品です。
それまでは日清製粉の「バイオレット」を使っていたけれど、「ドルチェ」を知ったらもう戻れない、ほかは使えない。製菓用として最上クラスに入ると思います。
私がよく利用している「こだわり食材 572310.com」さんが最安値で、「チャック付袋入りで、1.0kgが298円、2.5kgが596円」(6/21現在)です。スーパーに売っているフツーの薄力粉よりはお高めになりますが、ケーキ作りが趣味の方には、一度お使いになることをオススメ致します♪
真夜中のパウンドケーキ
2008年6月20日 真夜中の甘味道場ここ数ヶ月、金曜日の夜11時からパウンドケーキを作っています。焼き上がると、時計の針はだいたい夜中の1時頃を指していて、その瞬間、秋林家はケーキの甘い匂いでいっぱいになります。
なぜそんな夜に?…秋林家がオール電化住宅で、深夜割引契約により夜11時以降の電気代が安くなるから、そして、週末の自宅キッチンひとりきり、静寂の中、集中してなにかを作るという行為がたまらなく好きだから――素の自分に戻る/取り戻すような気持ちになるからなのだと思います。
以前、大森いく子さんのレシピ本『型(パウンド)はひとつ!大好きな焼き菓子』を絶賛した私ですが、いまは島本薫さんの『パリ発!朝食から夜食まで パウンドケーキ大好き』が、絶賛マイブーム中。バターベースではなく、卵ベースのパウンドケーキレシピに惚れてしまいました。
バターベースの基本レシピは、バターを室温に戻すことからスタート、バターに砂糖を混ぜて白くもったりするまでひたすら泡立て、分離しないよう卵を少しずつ混ぜ合わせていき、最後に粉を入れて焼く、というもの。卵ベースの場合は、卵と砂糖を混ぜて人肌程度(でもちょっと熱め)に温め、ふわっとするまで泡立てたものに、溶かしバターを混ぜて最後に粉を混ぜ合わせるというレシピで、添加物であるベイキングパウダーを一切使わず(入れない)、卵と粉の力によって生地を膨らませます。
前者はバターを室温に戻すことにまず時間がかかってしまい、「ケーキを作ろう!」と思ったが吉日、とはいきません。作っていて感じたのですが、どうやら私は、やわらかくしたバターと砂糖と卵を、泡だて器で延々と混ぜ合わせていく手順が好きではないようです(疲れるから)。
卵ベースは、卵の泡立て方ひとつで出来が左右されます。ふわっとさせた卵に溶かしバターを入れる瞬間はいつも緊張、ここで失敗すると出来が大きく左右されるからです。また、ふわっとさせた卵に溶かしバターと粉を入れ混ぜていく――その混ぜ合わせがたまらなく好きで、丁寧に混ぜて艶っぽい生地ができると嬉しくてたまりません。
バターべースより繊細でやわらかいパウンドケーキができる――作ったその日から食べられるのも魅力(バターベースより日持ちしません)。時間が経てば、バターベースとは違うホロホロ感が出ます。少々パサつくんじゃ?という方は、バターと粉の混ぜ方が足りないのかもしれません。ただし、繊細でやわらかい味より濃厚な味を求められる方には、バターベースレシピをオススメしておきます。
卵ベースのパウンドケーキのとりこになり、そしていつの間にか著者である島本薫さんのファンになり、レシピ本すべてを購入するまでになりました。基本的にレシピ本は、料理の作り方が載っている本です。島本さんの本は、それにプラスして島本さんによる感受性豊かな文章が載っていて、ほかの料理研究家の本とは違う魅力があります。素敵なんですよね。
金曜日の夜は、私にとって大切な時間になりました。
しばらくこの趣味は続きそうです。
なぜそんな夜に?…秋林家がオール電化住宅で、深夜割引契約により夜11時以降の電気代が安くなるから、そして、週末の自宅キッチンひとりきり、静寂の中、集中してなにかを作るという行為がたまらなく好きだから――素の自分に戻る/取り戻すような気持ちになるからなのだと思います。
以前、大森いく子さんのレシピ本『型(パウンド)はひとつ!大好きな焼き菓子』を絶賛した私ですが、いまは島本薫さんの『パリ発!朝食から夜食まで パウンドケーキ大好き』が、絶賛マイブーム中。バターベースではなく、卵ベースのパウンドケーキレシピに惚れてしまいました。
バターベースの基本レシピは、バターを室温に戻すことからスタート、バターに砂糖を混ぜて白くもったりするまでひたすら泡立て、分離しないよう卵を少しずつ混ぜ合わせていき、最後に粉を入れて焼く、というもの。卵ベースの場合は、卵と砂糖を混ぜて人肌程度(でもちょっと熱め)に温め、ふわっとするまで泡立てたものに、溶かしバターを混ぜて最後に粉を混ぜ合わせるというレシピで、添加物であるベイキングパウダーを一切使わず(入れない)、卵と粉の力によって生地を膨らませます。
前者はバターを室温に戻すことにまず時間がかかってしまい、「ケーキを作ろう!」と思ったが吉日、とはいきません。作っていて感じたのですが、どうやら私は、やわらかくしたバターと砂糖と卵を、泡だて器で延々と混ぜ合わせていく手順が好きではないようです(疲れるから)。
卵ベースは、卵の泡立て方ひとつで出来が左右されます。ふわっとさせた卵に溶かしバターを入れる瞬間はいつも緊張、ここで失敗すると出来が大きく左右されるからです。また、ふわっとさせた卵に溶かしバターと粉を入れ混ぜていく――その混ぜ合わせがたまらなく好きで、丁寧に混ぜて艶っぽい生地ができると嬉しくてたまりません。
バターべースより繊細でやわらかいパウンドケーキができる――作ったその日から食べられるのも魅力(バターベースより日持ちしません)。時間が経てば、バターベースとは違うホロホロ感が出ます。少々パサつくんじゃ?という方は、バターと粉の混ぜ方が足りないのかもしれません。ただし、繊細でやわらかい味より濃厚な味を求められる方には、バターベースレシピをオススメしておきます。
卵ベースのパウンドケーキのとりこになり、そしていつの間にか著者である島本薫さんのファンになり、レシピ本すべてを購入するまでになりました。基本的にレシピ本は、料理の作り方が載っている本です。島本さんの本は、それにプラスして島本さんによる感受性豊かな文章が載っていて、ほかの料理研究家の本とは違う魅力があります。素敵なんですよね。
金曜日の夜は、私にとって大切な時間になりました。
しばらくこの趣味は続きそうです。