George on my mind
2002年8月4日今回は、ヒゲオヤジことジョージ・マイケル(英国ポップスター)のお話。
興味ない人にはまったく面白くないかも(しかも長い)。ご注意を〜!
絶対忘れることはないだろう、いまから×年前。当時中学生だった私は、教室で騒ぐ北川さん(実名)にイライラしていた。彼女は休み時間中、大声で「WHAM!って最高なの!ジョージの彼女になりたい〜!」…こればかり叫んでいたからだ。わむ?ワム?WHAM?…じょーじ??…なんだそりゃ??――「??」状態でいる私に気づいたやさしい北川さんは、「イギリスのポップ・グループよ!ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの2人組で、とても人気があるんだから!」と教えてくれた。
ニャるほど!英国ポップグループのことだったのか〜!…というわけで、北川さんはともかく(…)WHAM!には興味があったので、さっそく彼女にWHAM!のアルバム(『Make It Big』)を借りて聴いてみることにした。ちょうど大人ぶりたい年ごろだったこともあって、マイケル・ジャクソンやポール・マッカートニーあたりの洋楽を聴き始めてたころだった。
ここでちょっと解説。80年代はMTV時代で(「ベストヒットUSA」を眠い目をこすって見てたっけ…)、前半は英国系アーティストが大人気だった。日本国内であれだけ洋楽が盛り上がり、洋楽アーティストがアイドルだったのは、あのときくらいだったかも。ちなみにWHAM!の他に人気があったのは、彼らのライバルである、Culture Club、Duran Duranあたり。みんな日本のCMに出演していた。
で。北川さんからWHAM!のアルバムを借り、聴いてみた感想は――「なんだこれは〜!(@_@)!」だった。とにかくビックリ仰天。…よく考えられた心地よいメロディ(R&Bが入ったポップというか…白人なのに、曲にはブラック系の要素が入ってた)。エモーショナルなベルベット・ボイスに確かな歌唱力。ジャケットを見ると――ぜんぜん英国人らしい顔立ちではなかったけど、なかなかグッドルッキングではないか!!しかも若い!!…英国でもアイドル的存在だったのに、すべての曲のプロデュース&アレンジはジョージで、数曲カバー曲はあったけど、作詞作曲も全曲していた(一部アンドリューと共作)。…あの若さで!?(80年代アーティストの中では最年少だったからニャ〜…当時20歳そこそこだったのがアンビリーバボー)…タダ者ではない!!…とにかく溢れんばかりの才能を持ったアーティスト(いちおうルックス良し)で――衝撃的だった。
その日からWHAM!一色な生活が始まった。家ではヘビーローテーションでWHAM!のアルバムをかけ、一緒に踊りまくり(バカだったニャ〜)、彼らが出演している「マクセルUD2」のCFがTVで流れるたびに…大騒ぎ。教室では洋楽の話題で盛り上がり、「Culture Clubは曲はいいけど、ボーイ・ジョージの顔ってデカイよね〜!」とか、「Duranはダイアナ妃のお気に入りだけど、サイモンとジョン、どっちが好みなのかな〜?どっちにしろチャールズさんよりはいい男だよね〜」とか(笑)、とっても失礼な(でも、どーでもいい)話を北川さんたちとしてたっけ。ちなみに、やっぱりというか…私の下敷きは、WHAM!だった(笑)。
そんな日々が続いたある日。彼らがライブのために来日。でも地方の中学生が行けるわけがない。くやしくてくやしくて、大泣きした。来日記念で、いろんなグッズが発売されたけど、それも買えなかった。とくに「ワム人形」が欲しかったけど、1200円も出せなかった…。このときの悔しさは…絶対忘れないだろう。実際、このときの気持ちが、後年の私の音楽人生にかなりの影響を与えた(と書くと、なんかとっても年寄りみたい〜笑)。
あ〜…長くなっちゃうので、続きはまた明日だニャ〜…。
では、また♪
興味ない人にはまったく面白くないかも(しかも長い)。ご注意を〜!
絶対忘れることはないだろう、いまから×年前。当時中学生だった私は、教室で騒ぐ北川さん(実名)にイライラしていた。彼女は休み時間中、大声で「WHAM!って最高なの!ジョージの彼女になりたい〜!」…こればかり叫んでいたからだ。わむ?ワム?WHAM?…じょーじ??…なんだそりゃ??――「??」状態でいる私に気づいたやさしい北川さんは、「イギリスのポップ・グループよ!ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの2人組で、とても人気があるんだから!」と教えてくれた。
ニャるほど!英国ポップグループのことだったのか〜!…というわけで、北川さんはともかく(…)WHAM!には興味があったので、さっそく彼女にWHAM!のアルバム(『Make It Big』)を借りて聴いてみることにした。ちょうど大人ぶりたい年ごろだったこともあって、マイケル・ジャクソンやポール・マッカートニーあたりの洋楽を聴き始めてたころだった。
ここでちょっと解説。80年代はMTV時代で(「ベストヒットUSA」を眠い目をこすって見てたっけ…)、前半は英国系アーティストが大人気だった。日本国内であれだけ洋楽が盛り上がり、洋楽アーティストがアイドルだったのは、あのときくらいだったかも。ちなみにWHAM!の他に人気があったのは、彼らのライバルである、Culture Club、Duran Duranあたり。みんな日本のCMに出演していた。
で。北川さんからWHAM!のアルバムを借り、聴いてみた感想は――「なんだこれは〜!(@_@)!」だった。とにかくビックリ仰天。…よく考えられた心地よいメロディ(R&Bが入ったポップというか…白人なのに、曲にはブラック系の要素が入ってた)。エモーショナルなベルベット・ボイスに確かな歌唱力。ジャケットを見ると――ぜんぜん英国人らしい顔立ちではなかったけど、なかなかグッドルッキングではないか!!しかも若い!!…英国でもアイドル的存在だったのに、すべての曲のプロデュース&アレンジはジョージで、数曲カバー曲はあったけど、作詞作曲も全曲していた(一部アンドリューと共作)。…あの若さで!?(80年代アーティストの中では最年少だったからニャ〜…当時20歳そこそこだったのがアンビリーバボー)…タダ者ではない!!…とにかく溢れんばかりの才能を持ったアーティスト(いちおうルックス良し)で――衝撃的だった。
その日からWHAM!一色な生活が始まった。家ではヘビーローテーションでWHAM!のアルバムをかけ、一緒に踊りまくり(バカだったニャ〜)、彼らが出演している「マクセルUD2」のCFがTVで流れるたびに…大騒ぎ。教室では洋楽の話題で盛り上がり、「Culture Clubは曲はいいけど、ボーイ・ジョージの顔ってデカイよね〜!」とか、「Duranはダイアナ妃のお気に入りだけど、サイモンとジョン、どっちが好みなのかな〜?どっちにしろチャールズさんよりはいい男だよね〜」とか(笑)、とっても失礼な(でも、どーでもいい)話を北川さんたちとしてたっけ。ちなみに、やっぱりというか…私の下敷きは、WHAM!だった(笑)。
そんな日々が続いたある日。彼らがライブのために来日。でも地方の中学生が行けるわけがない。くやしくてくやしくて、大泣きした。来日記念で、いろんなグッズが発売されたけど、それも買えなかった。とくに「ワム人形」が欲しかったけど、1200円も出せなかった…。このときの悔しさは…絶対忘れないだろう。実際、このときの気持ちが、後年の私の音楽人生にかなりの影響を与えた(と書くと、なんかとっても年寄りみたい〜笑)。
あ〜…長くなっちゃうので、続きはまた明日だニャ〜…。
では、また♪
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