すちゃらか映画レビュー!(その3)
2002年8月18日今日でお休みが終わり(10日間あった…)。
映画三昧だったニャ〜…。しみじみ…。
しかし腹が立つ!!
近くのビデオ屋、旧作100円なのはいいんだけど、「天国から来たチャンピオン」(1978・米)…置いてないやんか〜〜〜〜〜〜!!10年ぶりに観たかったのに!!
で。
本日も「ネタバレなし、すちゃらか映画レビュー!」
お題は「英国中世もの」。
そしてやっぱり「なんで今頃?」な作品…すまない、旬の映画じゃなくて…(だって旧作100円…)。
「ロビン・フッド」Robin Hood: Prince of Thieves(1991・米)
監督:ケビン・レイノルズ
脚本:ペン・デンシャム、他
出演:ケビン・コスナー、モーガン・フリーマン、クリスチャン・スレイター、他
ストーリー:
12世紀後半のイングランド。十字軍遠征から帰還したロビン(K・コスナー)は、獅子王リチャード不在の間に変わり果てた故郷にショックを受ける。平穏を取り戻すため、その原因となったノッティンガムの悪代官を倒そうと、ロビンはシャーウッドの森を居城とし、仲間と共に戦いを開始する。
公開当時(西洋史専攻の学生だった私…)、初見。で、昨日再見。
う〜ん…子供向け…かな?実にプリミティブ。
でもたまにはこんな映画もいいんじゃないかニャ〜??
ロビン・フッドの伝説を、笑いあり、涙あり、お色気あり(笑)でけっこう楽しませてくれる(ホントの伝説とはちょっと違うんだけどニャ〜…)。ちなみにコスナーファン(いるの?)には大サービスシーンがあるので、ファンには一見の価値ありかも(笑)。単純明快なストーリーなので、観た後、なにもひっかかってくるものがない…のは、良いのか悪いのか…。
あ、そうそう、カメオ(カメオ・ロール…超大物俳優がほんのちょっと出演することで、クレジットもないことが多い)俳優にビックリ!…さて誰でしょう??…これは観てのお楽しみ〜♪
あとは…そうだな、モーガン・フリーマンという素晴らしい役者が脇にいるので、安心できるかな?
それにしても…私が観る(または観たいと思う)映画には、必ずフリーマンがいるんだよニャ〜…(これを「フリーマンの法則」と云う。同様に「トム・ハンクスの法則」「メグ・ライアンの法則」「ケビン・クラインの法則」などがある)。
ちなみに同年、パトリック・バージン主演で「ロビンフッド」(1991・英)という映画が作れているけど、コスナー版に比べて地味(出演者にユマ・サーマンがいるのを発見!)。まあ、楽しみたいのならコスナー版、堅実に観たいならバージン版というところか。…それにしても、この頃のコスナー…今と違って人気(と髪の毛)あったよニャ〜…。
あ!大事なことを忘れるところだった〜!!音楽だ、音楽!!…主題歌がブライアン・アダムス(「Everything I Do I Do It For You」)なので、これだけで評価アップ!!いい曲だ〜〜〜〜〜!!
♯こんな人にオススメ
「子供と一緒に観れる映画ってないかしら?」「とりあえずスカっとした冒険活劇が観たい」「ケビン・コスナーのヌード〜〜〜!!」
「ブレイブハート」Braveheart(1995・米)
監督:メル・ギブソン
脚本:ランドール・ウォレス
出演:メル・ギブソン、ソフィー・マルソー、パトリック・マクグーハン、他
ストーリー:
13世紀のスコットランド。イングランド軍の遠征により家族を殺され、すべてを失ったウィリアム(M・ギブソン)は、スコットランドの自由を勝ち取るため、イングランドのエドワード1世(パトリック・マクグーハン)に反旗を掲げる。そんなウィリアムの指導力とカリスマ性に惹かれ、人々は彼の元に続々と集まり始める。そしてそれはいつしか大きな動きとなっていくが――。
…重いね。実に重い。
中世英国の流れがよく表現されていて、限りなく史実に近いと思う(ウィリアム・ウォレスは実際の人物で、私も大学時代に学んだ)。中世って、ホントは暗黒時代なんだよニャ〜…。そして賞賛に値するのが、戦闘シーンなどでCGを使ってないところかな。臨場感にあふれ、とてもリアルだ。以前、レビューで書いた「グラディエーター」とはそこが大きく違う(まあ時代が違うからしょうがないんだけど)。そして「ロビン・フッド」とは全く対照的な作品。時代と舞台が(ほぼ)同じでも、映画の趣きは全く違うんだよニャ〜…。
本作は、M・ギブソンのまさに入魂の一作といった感じ。「この映画を撮るのが夢だった」という気持ちもよくわかる出来だ。名声に裏切り…そして自由か…う〜ん…。ただ、エピソードを盛り込み過ぎかも。そして後半の流れが…ちょっともたついたかな?
しかし…主人公の腹心は「力持ちのデブで単純な性格のヤツ」というのはもうお約束なのか…。
で。個人的にはソフィー・マルソーが出演してて嬉しかった♪(演技力はともかく、ソフィー好きな私)…美しかったニャ〜〜〜!!
M・ギブソンに関しては…そうだニャ〜、意外と彼って小柄なんだけど(私の記憶が正しければ、たしか170cmあったかないかくらいだったかと)、この映画では大きく見えた。
ちなみに1995年度アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「撮影賞」「メイクアップ賞」「音響効果賞」の5部門受賞。
♯こんな人にオススメ
「英国中世史に興味がある」「チャンバラな冒険活劇よりは、極太時代劇が観たい!」「ソフィー・マルソーって、綺麗よね♪」←そりゃ私か…
で、今回取り上げた2作品。
私がもしDVDで買うとしたら…「ロビン・フッド」の方を選ぶかな?…ストレス解消にはもってこいの、けっこう良く出来たエンタテイメント作品だから(「マスク・オブ・ゾロ」なんかもまさにそれ)。
「ブレイブハート」は、一回観ればもう充分かな…。出来や評価は断然「ブレイブハート」の方が上なんだけど、映画ってそれだけじゃないし…。
あ、間違ってもコスナーのヌードが観たいからではないのニャァァァァァァ〜〜〜〜〜!!
では、また♪
映画三昧だったニャ〜…。しみじみ…。
しかし腹が立つ!!
近くのビデオ屋、旧作100円なのはいいんだけど、「天国から来たチャンピオン」(1978・米)…置いてないやんか〜〜〜〜〜〜!!10年ぶりに観たかったのに!!
で。
本日も「ネタバレなし、すちゃらか映画レビュー!」
お題は「英国中世もの」。
そしてやっぱり「なんで今頃?」な作品…すまない、旬の映画じゃなくて…(だって旧作100円…)。
「ロビン・フッド」Robin Hood: Prince of Thieves(1991・米)
監督:ケビン・レイノルズ
脚本:ペン・デンシャム、他
出演:ケビン・コスナー、モーガン・フリーマン、クリスチャン・スレイター、他
ストーリー:
12世紀後半のイングランド。十字軍遠征から帰還したロビン(K・コスナー)は、獅子王リチャード不在の間に変わり果てた故郷にショックを受ける。平穏を取り戻すため、その原因となったノッティンガムの悪代官を倒そうと、ロビンはシャーウッドの森を居城とし、仲間と共に戦いを開始する。
公開当時(西洋史専攻の学生だった私…)、初見。で、昨日再見。
う〜ん…子供向け…かな?実にプリミティブ。
でもたまにはこんな映画もいいんじゃないかニャ〜??
ロビン・フッドの伝説を、笑いあり、涙あり、お色気あり(笑)でけっこう楽しませてくれる(ホントの伝説とはちょっと違うんだけどニャ〜…)。ちなみにコスナーファン(いるの?)には大サービスシーンがあるので、ファンには一見の価値ありかも(笑)。単純明快なストーリーなので、観た後、なにもひっかかってくるものがない…のは、良いのか悪いのか…。
あ、そうそう、カメオ(カメオ・ロール…超大物俳優がほんのちょっと出演することで、クレジットもないことが多い)俳優にビックリ!…さて誰でしょう??…これは観てのお楽しみ〜♪
あとは…そうだな、モーガン・フリーマンという素晴らしい役者が脇にいるので、安心できるかな?
それにしても…私が観る(または観たいと思う)映画には、必ずフリーマンがいるんだよニャ〜…(これを「フリーマンの法則」と云う。同様に「トム・ハンクスの法則」「メグ・ライアンの法則」「ケビン・クラインの法則」などがある)。
ちなみに同年、パトリック・バージン主演で「ロビンフッド」(1991・英)という映画が作れているけど、コスナー版に比べて地味(出演者にユマ・サーマンがいるのを発見!)。まあ、楽しみたいのならコスナー版、堅実に観たいならバージン版というところか。…それにしても、この頃のコスナー…今と違って人気(と髪の毛)あったよニャ〜…。
あ!大事なことを忘れるところだった〜!!音楽だ、音楽!!…主題歌がブライアン・アダムス(「Everything I Do I Do It For You」)なので、これだけで評価アップ!!いい曲だ〜〜〜〜〜!!
♯こんな人にオススメ
「子供と一緒に観れる映画ってないかしら?」「とりあえずスカっとした冒険活劇が観たい」「ケビン・コスナーのヌード〜〜〜!!」
「ブレイブハート」Braveheart(1995・米)
監督:メル・ギブソン
脚本:ランドール・ウォレス
出演:メル・ギブソン、ソフィー・マルソー、パトリック・マクグーハン、他
ストーリー:
13世紀のスコットランド。イングランド軍の遠征により家族を殺され、すべてを失ったウィリアム(M・ギブソン)は、スコットランドの自由を勝ち取るため、イングランドのエドワード1世(パトリック・マクグーハン)に反旗を掲げる。そんなウィリアムの指導力とカリスマ性に惹かれ、人々は彼の元に続々と集まり始める。そしてそれはいつしか大きな動きとなっていくが――。
…重いね。実に重い。
中世英国の流れがよく表現されていて、限りなく史実に近いと思う(ウィリアム・ウォレスは実際の人物で、私も大学時代に学んだ)。中世って、ホントは暗黒時代なんだよニャ〜…。そして賞賛に値するのが、戦闘シーンなどでCGを使ってないところかな。臨場感にあふれ、とてもリアルだ。以前、レビューで書いた「グラディエーター」とはそこが大きく違う(まあ時代が違うからしょうがないんだけど)。そして「ロビン・フッド」とは全く対照的な作品。時代と舞台が(ほぼ)同じでも、映画の趣きは全く違うんだよニャ〜…。
本作は、M・ギブソンのまさに入魂の一作といった感じ。「この映画を撮るのが夢だった」という気持ちもよくわかる出来だ。名声に裏切り…そして自由か…う〜ん…。ただ、エピソードを盛り込み過ぎかも。そして後半の流れが…ちょっともたついたかな?
しかし…主人公の腹心は「力持ちのデブで単純な性格のヤツ」というのはもうお約束なのか…。
で。個人的にはソフィー・マルソーが出演してて嬉しかった♪(演技力はともかく、ソフィー好きな私)…美しかったニャ〜〜〜!!
M・ギブソンに関しては…そうだニャ〜、意外と彼って小柄なんだけど(私の記憶が正しければ、たしか170cmあったかないかくらいだったかと)、この映画では大きく見えた。
ちなみに1995年度アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「撮影賞」「メイクアップ賞」「音響効果賞」の5部門受賞。
♯こんな人にオススメ
「英国中世史に興味がある」「チャンバラな冒険活劇よりは、極太時代劇が観たい!」「ソフィー・マルソーって、綺麗よね♪」←そりゃ私か…
で、今回取り上げた2作品。
私がもしDVDで買うとしたら…「ロビン・フッド」の方を選ぶかな?…ストレス解消にはもってこいの、けっこう良く出来たエンタテイメント作品だから(「マスク・オブ・ゾロ」なんかもまさにそれ)。
「ブレイブハート」は、一回観ればもう充分かな…。出来や評価は断然「ブレイブハート」の方が上なんだけど、映画ってそれだけじゃないし…。
あ、間違ってもコスナーのヌードが観たいからではないのニャァァァァァァ〜〜〜〜〜!!
では、また♪
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