すちゃらか映画レビュー!(その4)
2002年8月24日昨日、家に帰ってすぐ映画観てたら、日記をまともに書けなかったナリよ〜…。まあ、夏休みが終わってしまったので、以前より長い日記を書くのがむずかしくなったってのもあるんだけど(笑)
…ってわけで(?)、「ネタバレなし すちゃらか映画レビュー!」
今回のお題は「アメリカ大統領もの」。
相も変わらず旧作だ〜!(笑)
「アメリカン・プレジデント」THE AMERICAN PRESIDENT(1995・米)
監督:ロブ・ライナー
脚本:アーロン・ソーキン
出演:マイケル・ダグラス、アネット・ベニング、マーチン・シーン、他
ストーリー:
妻をガンで亡くしたアメリカ大統領シェファード(M・ダグラス)は、ある日、環境保護法案提出を訴える女性弁士シドニー(A・ベニング)とホワイトハウスで出会い、一目ぼれしてしまう。彼女を仏大統領訪米祝賀晩餐会に招き、一緒にダンスを踊ったことからふたりは急接近。そしていつしか愛し合うようになる。しかし、次の大統領選挙を間近に控えたラムソン候補がふたりを攻撃、シェファードの支持率は低下していく――。
ビデオで再見(日本語吹替版)。
実は最初「え〜!?M・ダグラスがアメリカ大統領〜??」って思ったんだけど、プレジデント・カット(髪形ね)のせいで、大統領っぽく見える見える(笑)。…でもやっぱりM・ダグラスなので(笑)、「不倫もの?」なんて思ってた(みんなそう思うのでは?)。――が、これがけっこう純愛路線で、またビックリ!(笑)…「大統領だって恋するもん♪」…って感じ(笑)。この映画はマジなロマンスものなのであって、「大統領なのに、政治的な面が甘いよね〜!」って思っちゃダメダメ!…あくまでも「ひとりの男が恋をし、その彼がたまたま大統領だった」…そんな姿を映し出したものだから。
う〜ん…でも…愛と仕事は…比べられないよね〜…。
相手役のA・ベニングがとても上品で魅力的だ(相手が彼女だから、M・ダグラスも上品に見えてしまうのかニャ?)。映画全体にいい雰囲気が流れているのは、音楽がいいから?…キャスティングもかなり豪華で、お久しぶりのマーチン・シーンが優しげで思慮深い役柄を、また現在闘病中のマイケル・J・フォックスが、マジメな役柄を演じていているのを観てたら…なんだかじーんときた。
この手の映画は、はっきり好みが分かれるところだニャ〜…。私自身はどっちかと云うと――好きなほう(笑)。へへへ♪…昔は「恋愛ものなんて」と思ってたくせに、いまやすっかり好きなジャンル。う〜ん、好みって変わるもんだよニャ〜!
ちなみにこういうロマンスもので、なおかつ大物俳優が出ている映画に「サブリナ」(1995・米)って映画があるんだけど、その作品の場合、H・フォードがなんであの役のオファーを受けたのがわからない、まさに永遠にナゾな出来。それに比べれば、M・ダグラスの「アメリカン〜」は、それなりにいい出来なのでは?(監督もR・ライナーだしね)。
しかし…大統領秘書の女性がメガネをかけているってのは、もうお約束なのか…。
♯こんな人にオススメ
「いい雰囲気で上品なロマンス映画が観たい」「え?マイケル・ダグラスが上品に見えるって?…うっそだあああ〜〜〜!!」
「デーヴ」DAVE(1993・米)
監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:ゲイリー・ロス
出演:ケビン・クライン、シガニー・ウィーヴァー、ベン・キングスレー、他
ストーリー:
人材派遣会社を経営するデーヴ(K・クライン)は、大統領にソックリな容姿を買われ、大統領補佐官らの依頼で内密に一夜だけ代役をする。しかしその夜突然、大統領が脳卒中で倒れてしまい、そのまま大統領の替え玉として日々を過ごすことになってしまう。最初は補佐官に云われるままのデーヴだったが、その優しく誠実な性格から、次第に政治を改革していく。そして――。
この映画を観て、ケビン・クラインを好きになってしまう人って、多いんじゃないのかニャ〜〜??…かく云う私も、この映画のケビンが大好きだ!!…個人的にホントに大好きな映画で(もう何回観たかニャ〜??)、魅力にあふれている一作。冷徹な大統領と、優しく温かみに溢れるデーヴの2役を演じるケビンがその映画の最大の魅力だろう。コメディなだけあって笑わせてくれるシーンも多いし、これがまた最高にかわいいケビンなんだ〜♪
「アメリカン・プレジデント」と決定的に違うのは、向こうが大人なロマンスものであるのに対し、こちらはヒューマン・コメディだってこと。まあどっちも「そんなうまいこといくもんか〜」という面はあるけど(笑)。
…誰だってホワイトハウスに対して威圧を感じるだろうし、中がどうなっているか興味があるところ。デーヴだって当然そうで、ひとつひとつに驚きながらもミーハー心が見え隠れしている(笑)。また、大統領夫人のエレン(S・ウィーヴァー)や、シークレット・サービスとのやりとりも微笑ましく、やっぱみんなの目にもデーヴは魅力的に映るだろうニャ〜、うんうん♪…と唸ってしまう(笑)。
ラストシーンも感動的だし、いろんな人に一度観てもらいたい作品。
ヒューマン・コメディ作品だったら、この「デーヴ」と「ビッグ」(1988・米、トム・ハンクス主演)が最高だろう(両作品とも脚本がG・ロス)。
ちなみに「天国から来たチャンピオン」(1978・米)が入ってないのは、この作品がヒューマン・コメディではなく、ファンタジー作品に分類されてるから。
また、実在の人物がそのままの役柄で出演してところが、この映画の特徴。当時の上院議員やニュースリポーター、そしてあのJ・レノ(コナン・オブライアンの前の時間にトークショーやってる人。けっこう辛口)が出演している。
…ただちょっと副大統領(B・キングスレー)の役どころがキビシイか。
ちなみにこの映画、1993年公開なので約10年前の作品なんだけど…この前、最近のK・クラインの写真(H・クリステンセンとのツーショット)を見たら…かなり老けちゃっててショックを受けた。…やっぱ白人はフケるの早いよニャ〜…。
そう云えばアメリカ大統領って、容姿の良さも必須条件らしく、「背が高く、ルックスが良く、痩せている」ことが大切だとか。そういう面でもK・クラインは合格点かニャ?…そしてプレジデント・カット!!…まさにマジック!!このカットをすれば、かなり理知的に見えるんだから、髪形ってあなどれないよニャ〜(笑)。
♯こんな人にオススメ
「上出来なヒューマン・コメディが観たい」
で、今回取り上げた2作品。
私がもしDVDで買うとしたら…って云うか、「デーヴ」はすでに購入予定(しかもネット通販でただいま1600円)。「アメリカン〜」のほうは、なんか9月にお安くなるみたいなので、買ってもいいかな〜?…って感じ。――結局、私もプレジデント・カット・マジックに引っかかったってことか!(笑)
…ってわけで(?)、「ネタバレなし すちゃらか映画レビュー!」
今回のお題は「アメリカ大統領もの」。
相も変わらず旧作だ〜!(笑)
「アメリカン・プレジデント」THE AMERICAN PRESIDENT(1995・米)
監督:ロブ・ライナー
脚本:アーロン・ソーキン
出演:マイケル・ダグラス、アネット・ベニング、マーチン・シーン、他
ストーリー:
妻をガンで亡くしたアメリカ大統領シェファード(M・ダグラス)は、ある日、環境保護法案提出を訴える女性弁士シドニー(A・ベニング)とホワイトハウスで出会い、一目ぼれしてしまう。彼女を仏大統領訪米祝賀晩餐会に招き、一緒にダンスを踊ったことからふたりは急接近。そしていつしか愛し合うようになる。しかし、次の大統領選挙を間近に控えたラムソン候補がふたりを攻撃、シェファードの支持率は低下していく――。
ビデオで再見(日本語吹替版)。
実は最初「え〜!?M・ダグラスがアメリカ大統領〜??」って思ったんだけど、プレジデント・カット(髪形ね)のせいで、大統領っぽく見える見える(笑)。…でもやっぱりM・ダグラスなので(笑)、「不倫もの?」なんて思ってた(みんなそう思うのでは?)。――が、これがけっこう純愛路線で、またビックリ!(笑)…「大統領だって恋するもん♪」…って感じ(笑)。この映画はマジなロマンスものなのであって、「大統領なのに、政治的な面が甘いよね〜!」って思っちゃダメダメ!…あくまでも「ひとりの男が恋をし、その彼がたまたま大統領だった」…そんな姿を映し出したものだから。
う〜ん…でも…愛と仕事は…比べられないよね〜…。
相手役のA・ベニングがとても上品で魅力的だ(相手が彼女だから、M・ダグラスも上品に見えてしまうのかニャ?)。映画全体にいい雰囲気が流れているのは、音楽がいいから?…キャスティングもかなり豪華で、お久しぶりのマーチン・シーンが優しげで思慮深い役柄を、また現在闘病中のマイケル・J・フォックスが、マジメな役柄を演じていているのを観てたら…なんだかじーんときた。
この手の映画は、はっきり好みが分かれるところだニャ〜…。私自身はどっちかと云うと――好きなほう(笑)。へへへ♪…昔は「恋愛ものなんて」と思ってたくせに、いまやすっかり好きなジャンル。う〜ん、好みって変わるもんだよニャ〜!
ちなみにこういうロマンスもので、なおかつ大物俳優が出ている映画に「サブリナ」(1995・米)って映画があるんだけど、その作品の場合、H・フォードがなんであの役のオファーを受けたのがわからない、まさに永遠にナゾな出来。それに比べれば、M・ダグラスの「アメリカン〜」は、それなりにいい出来なのでは?(監督もR・ライナーだしね)。
しかし…大統領秘書の女性がメガネをかけているってのは、もうお約束なのか…。
♯こんな人にオススメ
「いい雰囲気で上品なロマンス映画が観たい」「え?マイケル・ダグラスが上品に見えるって?…うっそだあああ〜〜〜!!」
「デーヴ」DAVE(1993・米)
監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:ゲイリー・ロス
出演:ケビン・クライン、シガニー・ウィーヴァー、ベン・キングスレー、他
ストーリー:
人材派遣会社を経営するデーヴ(K・クライン)は、大統領にソックリな容姿を買われ、大統領補佐官らの依頼で内密に一夜だけ代役をする。しかしその夜突然、大統領が脳卒中で倒れてしまい、そのまま大統領の替え玉として日々を過ごすことになってしまう。最初は補佐官に云われるままのデーヴだったが、その優しく誠実な性格から、次第に政治を改革していく。そして――。
この映画を観て、ケビン・クラインを好きになってしまう人って、多いんじゃないのかニャ〜〜??…かく云う私も、この映画のケビンが大好きだ!!…個人的にホントに大好きな映画で(もう何回観たかニャ〜??)、魅力にあふれている一作。冷徹な大統領と、優しく温かみに溢れるデーヴの2役を演じるケビンがその映画の最大の魅力だろう。コメディなだけあって笑わせてくれるシーンも多いし、これがまた最高にかわいいケビンなんだ〜♪
「アメリカン・プレジデント」と決定的に違うのは、向こうが大人なロマンスものであるのに対し、こちらはヒューマン・コメディだってこと。まあどっちも「そんなうまいこといくもんか〜」という面はあるけど(笑)。
…誰だってホワイトハウスに対して威圧を感じるだろうし、中がどうなっているか興味があるところ。デーヴだって当然そうで、ひとつひとつに驚きながらもミーハー心が見え隠れしている(笑)。また、大統領夫人のエレン(S・ウィーヴァー)や、シークレット・サービスとのやりとりも微笑ましく、やっぱみんなの目にもデーヴは魅力的に映るだろうニャ〜、うんうん♪…と唸ってしまう(笑)。
ラストシーンも感動的だし、いろんな人に一度観てもらいたい作品。
ヒューマン・コメディ作品だったら、この「デーヴ」と「ビッグ」(1988・米、トム・ハンクス主演)が最高だろう(両作品とも脚本がG・ロス)。
ちなみに「天国から来たチャンピオン」(1978・米)が入ってないのは、この作品がヒューマン・コメディではなく、ファンタジー作品に分類されてるから。
また、実在の人物がそのままの役柄で出演してところが、この映画の特徴。当時の上院議員やニュースリポーター、そしてあのJ・レノ(コナン・オブライアンの前の時間にトークショーやってる人。けっこう辛口)が出演している。
…ただちょっと副大統領(B・キングスレー)の役どころがキビシイか。
ちなみにこの映画、1993年公開なので約10年前の作品なんだけど…この前、最近のK・クラインの写真(H・クリステンセンとのツーショット)を見たら…かなり老けちゃっててショックを受けた。…やっぱ白人はフケるの早いよニャ〜…。
そう云えばアメリカ大統領って、容姿の良さも必須条件らしく、「背が高く、ルックスが良く、痩せている」ことが大切だとか。そういう面でもK・クラインは合格点かニャ?…そしてプレジデント・カット!!…まさにマジック!!このカットをすれば、かなり理知的に見えるんだから、髪形ってあなどれないよニャ〜(笑)。
♯こんな人にオススメ
「上出来なヒューマン・コメディが観たい」
で、今回取り上げた2作品。
私がもしDVDで買うとしたら…って云うか、「デーヴ」はすでに購入予定(しかもネット通販でただいま1600円)。「アメリカン〜」のほうは、なんか9月にお安くなるみたいなので、買ってもいいかな〜?…って感じ。――結局、私もプレジデント・カット・マジックに引っかかったってことか!(笑)
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