2日連続の「ネタバレなし すちゃらか映画レビュー」どす!

でも、ジョージのブート版ビデオ(3本くらいある)を見ながら書いてる私(笑)。このヒゲオヤジ、本当に映像が少ないんだよニャ〜…。いま見てるのは93年物で、ウェンブリースタジアムで歌ったやつ。故・ダイアナ妃がゲストで、なんと司会がD・ボウイ!!…みっちゃんやりょうさん、ぎの字さん、pingumiさんに見せてあげたいニャ〜…画像ヒドイけど(笑)。しかし、歌上手過ぎだよ…ゴスペル調の「One More Try」…泣ける…(T_T)。

では本題!
今日のお題は「シリアス青春ハイスクールもの」。
最近自覚したんだけど…私、↑に弱いんだよニャ〜(笑)。たぶん自分の高校時代が最悪だったからだろうニャ〜…。

「青春の輝き」SCHOOL TIES(1992・米)
監督:ロバート・マンデル
脚本:ディック・ウルフ、他
出演:ブレンダン・フレーザー、マット・デイモン、クリス・オドネル、ベン・アフレック、他

ストーリー:
50年代のアメリカ。ニューイングランド地方のある全寮制名門校に、フットボールでスカウトされて転校してきたデビッド(B・フレーザー)。性格が良く、皆から好かれ、友人もできた彼だが、誰にも云えない秘密があった。それは――ユダヤ人であるということ。隠しながらの高校生活だったが――。

あれ?どっかで見かけた顔の主人公だな〜…誰だっけ?と思ったら…「ハムナプトラ」のリックだ!…あのB級漂う顔立ちも、若いとカワイイもんだニャ〜(笑)。
で、内容的には…う〜ん…。この手の設定(50年代の全寮制名門校が舞台、生徒は金持ちの息子がほとんどで、大学進学をしなければならず、各々なんらかの悩みを持っている)って、よくありがちなんだけど、この映画の場合…主人公がユダヤ人であるってのが最大の特色。差別問題がからんでいるんだよニャ〜…。キリスト教とユダヤ教か…。う〜ん…。日本人には難しいだろうね…。

映画的にはそれなりの出来かな〜…。可もなく不可もなく。現在活躍している俳優の顔(M・デイモン、B・アフレック、C・オドネル…など)が出てきて、けっこう楽しいけど。なかでもM・デイモンがイヤな役で出てくるんだ、ホント!…ただ、デイモン以外のクラスメートがイマイチかな〜…。印象に全く残らない(ヘタすりゃ主役も)。もっとストーリーに絡んでくるかと思ったのに…。そこが残念。あと邦題がイマイチ。わざとかもしれないけど、ありがちだニャ〜…。記憶に残りにくいね。

しかし…。…この手の映画は、ニューイングランド地方(アメリカ合衆国の極北東部。マサチューセッツ州・ロードアイランド州・コネチカット州・バーモント州・ニューハンプシャー州・メイン州の6州から成り立つ。アメリカ文化の原点)が舞台が多い。…これもお約束なのか…。

♯こんな人にオススメ
「うっわ〜!探検家リックも高校時代があったんだ!」「え?ここでもデイモン&アフレックが出てるの?」


「いまを生きる」DEAD POETS SOCIETY(1989・米)
監督:ピーター・ウィアー
脚本:トム・シュルマン
出演:ロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホーク、他

ストーリー:
1959年ニューイングランド地方の全寮制名門校に、ひとりの新任英語教師、キーティング(R・ウィリアムズ)がやってきた。なにもかもレールに敷かれた高校生活を送る生徒たちに対し、型破りな授業をするキーティング。だんだん彼の教えに惹かれていった生徒たちは、「死せる詩人の会」という彼が高校時代に作った会を復活させる。そしてメンバーたちは、恋、家庭、将来に悩みながらも自分自身を見つめ直していくが――。

…名作。
大切なことを…この映画でいっぱい教わったよ…。

どうしようもない精神状態に陥ったとき、必ずこの映画を観る。

感動した詩や本を、繰り返し読んだことはない?
初めて人を好きになったときの感情を覚えてる?
物事を偏った視点から見ていない?
決まったレールではなく、自分の道を自分の足で歩いている?
云いたいことを、ちゃんと「自分の言葉」で伝えられた?

そして――「自分らしく生きる」ってなに?

…R・ウイリアムズのとても控えめな演技が、胸を打つ。生徒役の俳優たち(若きイーサン・ホーク発見)の演技も、誰かが突出して素晴らしいのではなく、ひとりひとりが光り、またそれが相乗効果となって物語は進んでいく。

感動のラストシーン。
私も生徒たちに混ざって、キーディングに伝えたかったよ…。
「間違ってない」
ってね……。

この映画の素晴らしさを伝えきれない自分が、実にもどかしい!!(ネタバレせずにってのが、またむずかしい!!)

ところで。この映画の原題は「DEAD POETS SOCIETY」…「死せる詩人の会」なんだけど、いいタイトルだニャ〜!…そして邦題「いまを生きる」ってのも素晴らしい!!考えた人に座布団あげたい!!…原題は「死」、邦題は「生」。上手い!!どっちも映画の本題だからね…。

ちなみに1989年のアカデミー「脚本賞」受賞。
個人的には「撮影賞」もあげたいんだけどニャ〜…。

この映画を「クサイ」と思う人もいるだろうけど…知るかっっ!!私は素直に感動したいの!!!――悪いっっ!!??

♯こんな人にオススメ
…できたらいろんな人に観て欲しい…。

で、今回取り上げた2作品。
私がもしDVDで買うとしたら…って、「いまを生きる」は絶対買う!!買うったら買う!!「青春の輝き」の方は…う〜ん…1回観ればいいって感じ。

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