「英国に滞在してても、英国人男性はデートの誘いをしてくれない。誘ってくれたのはたった2人だけだったわ。英国の男性って臆病者よね」
…と語ったグウィネス・パルトロウ、けっこう叩かれてますニャ〜(笑)。
………ふ〜ん…。
…そんなにいい女なんですか?>グウィネス

…というわけで(?)、「ネタバレなし すちゃらか映画レビュー!」どす!!
今日のお題は「ワケあり恋愛もの」。
実は私、ラブ・ストーリーが好きなタイプなので、さまざまな恋愛映画を観ております。そこで今回は、ちょっと似た設定の映画を2本ほど並べてみました。

「オータム・イン・ニューヨーク」Autumn in New York(2000・米)
監督:ジョアン・チェン
脚本:アリソン・バーネット
出演:リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー、他

ストーリー:
人気レストランオーナーで48歳にして独身、本気で人を愛したことはなく、自由気ままな恋愛を楽しんでいたウィル(R・ギア)は、ある日、若い帽子デザイナーのシャーロット(W・ライダー)と出会う。親子ほど年が離れた彼女に、最初はいつもどおりの刹那的恋愛を楽しもうとした彼だったが、愛に純粋で一途なシャーロットを、戸惑いながらも次第に本気で愛していくようになる。しかし彼女は、余命一年の宣告を受けていた――。

………ウィノナってホント、スクリーンでは独特な魅力を発揮するよニャ〜…。彼女のことは、デビュー作(「ルーカスの初恋メモリー」脇役出演)から知ってるんだけど、昔から透明感があって抜群の存在感。彼女にしかない魅力なので、とにかく惹き付けられる。正直云ってこの映画、彼女が主演してなきゃあ観ないよニャ〜…。

NYが舞台なんだけど、私にはNYらしさが感じられなかった(あえて云うなら、ギアやウィノナの服が黒系が多かったあたり、ニューヨーカーっぽい?)。別にNYじゃなくても、ボストンやテキサス…それこそ埼玉でもよかったんじゃないかニャ??…って云うか、タイトルに「ニューヨーク」が含まれているから、NYである理由が別にあると思ってた私が悪いのニャ??

R・ギアもこういう映画に出るんだ〜…。ふ〜ん…。「サブリナ」(1995・米)で、H・フォード観たときも同じこと思ったっけ。
ストーリー的にはなんら目新しいものはなく、実にオーソドックス。よって、ただただスクリーン(ビデオで観たから「画面」か)を観てるだけ。なにか期待することもなく、また劇的な展開になるわけでもなく…そんな印象。でも綺麗な映画だと思うし、こういうベタな恋愛ものはキライじゃないんだけど…う〜ん…。この映画が好きで、何度観ても泣いてしまうという人は、本当に純粋な人なんだろうニャ〜…。

ちなみに私は、こういう恋愛映画を観終わったあと、主役のその後の人生を想像したりする。そして妙にぐるぐるしてしまうことが多いんだけど、今回はそれほどでもなかったニャ〜…。

そう云えば、ウィノナの髪ってホントは金褐色(「シザー・ハンズ」のときの髪の色がそう)で、わざわざ黒に染めてるんだって。…ニャるほど、たしかに黒の方が絶対魅力的だ(関係ないけど、E・プレスリーも、地毛は金髪だったそうだ)。

しかし…R・ギアが小泉首相に見えてしまうのは、私の目が悪いからなのか…。

♯こんな人にオススメ
「R・ギアでご飯3杯いけます!」「FREE WINONA!」


「スウィート・ノベンバー」Sweet November (2001/米)
監督:パット・オコナー
脚本:カート・ヴォルカー
出演:キアヌ・リーブズ、シャーリーズ・セロン、他

ストーリー:
広告代理店に勤めるヤリ手社員ネルソン(K・リーブス)は、運転免許の更新センターで、風変わりな女性サラ(S・セロン)と出会う。仕事だけの人生を送るネルソンに対し、「私の11月にならない?」と期間限定の恋人になることを持ちかける。「あなたは不幸だから救ってあげる」と云う彼女を、最初は無視するネルソンだったが、次第にサラに癒されていく。だが彼女には、ある秘密があった――。

映画館で初見(しかも昨年11月)。
これ「今宵かぎりの恋」(1968)という映画のリメイクだとか。…でもそっちは観たことないんだよニャ〜…。

で。この映画はサラの秘密がひとつのカギとなっていて(最初は私もわかんなかった)、ネルソンがそのカギを開けてから、だんだんふたりの立場が逆転していく。…う〜ん…でもこれは…ラストをどう思うかで好きキライが分かれそう。ちなみに私はこの映画ほど、「ねえ、どう思った?」と訊きたい映画はなかったニャ〜(笑)。そういう意味では面白かったかも。

「オータム〜」と違って、こちらは西海岸が舞台。エンヤの音楽が流れ、とっても自然な感じ(サラのお部屋がとても可愛いったら!!)。そしてK・リーブスとS・セロンが本当に綺麗。一緒にベッドで寝てる姿にはうっとりする(…キアヌはそんなに好みじゃないけど)。セロンは正統派の美人だよニャ〜…うんうん♪…映像的には「オータム〜」よりこっちの方が好き…かニャ?

ところでネルソンよ!…アンタ、本当にエリート広告マン??…私はシュミ悪いと思うんだけどニャ〜(笑)。ありゃナイよ〜〜〜〜!!<広告

でも。この映画観終わったあと、例のごとく「その後の人生」を考えてみたんだけど…どーにもスッキリしない。たぶん…サラに共感するか、それともネルソンに共感するかで――私自身、ぐるぐるしているからだろう。

サラの行動が身勝手なのであり、同情すべきはネルソンなのか。あるいは、サラの行動は心底ネルソンを思ってのことであり、長い目で見ればネルソンにとってはプラスなのか。…こりゃ人によって意見が分かれそーだ!!(笑)
…ただ、私個人の意見としては…そうだニャ、サラは身勝手とまでは思わないけど、ちょっとキレイ過ぎやしないかい?(容姿のことじゃないよ〜)…私がネルソンだったら…つらいだろうね〜…。自分の思いとサラの思いとのジレンマで。

ところで。映画は絶対ひとりで観たい派の私だけど、この映画…この際、面白いかどうかは抜きにして(…)、カップルに観てもらいたいニャ〜!…で、感想が聞きたい!!「みなさん、どう思いましたか〜〜〜??」…って(笑)。この映画って、男女どちら寄りでもない、実に中間な映画。よって男と女では観方が違いそうな気がする。
…たとえば、これが「ユー・ガット・メール」なら女性寄りだし、「ノッティングヒルの恋人」なら男性寄りなので…わかりやすいんだけどね。

ちなみにキアヌもセロンも…演技力は「そこそこ」。
ただキアヌファン必見のシーンがあるので…ファンのみなさん!…見逃さないように!(笑)

しかし…。この映画観ててつくづく思ったけど…男って、なんでこう「不思議ちゃん」タイプの女に弱いのか…。

♯こんな人にオススメ
「映画の感想を討論したいカップル」(いるのニャ??)

で、今回取り上げた2作品。
やっぱりと云うか、ともにその年のラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)候補なんだけど、私がもしDVDで買うとしたら…そうだニャ〜、TVで放送したら観るかニャ??…ま、正直そんなとこです。

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