すちゃらか映画レビュー!(その7)
2002年9月1日今日も「すちゃらか映画レビュー!」どす!!…ネタバレしてないつもりだけど、昨日のレビュー見てたら、なんか微妙にネタバレしてそうなので、「ネタバレなし」の冠を外してみました。ちなみに「レビュー」というよりは「感想文」なんですけど、このまま「レビュー」で行きます。ちょっと理由があるから♪
でも…なんか土日は「すちゃらか映画レビュー」daysだニャ〜(笑)…はははは♪
で。
今日のお題は「ゲイが絡んでくるストーリーもの」。
…ゲイ映画ではないので、ご注意(笑)。
「私の愛情の対象」THE OBJECT OF MY AFFECTION(1998・米)
監督:ニコラス・ハイトナー
脚本:ウェンディ・ワッサーステイン
出演:ジェニファー・アニストン、ポール・ラッド、他
ストーリー:
ソーシャルワーカーとして働くニーナ(J・アニストン)は、ある日妊娠に気付く。父親はボーイ・フレンドのヴィンスだが、とあるパーティで出会ったゲイで恋人に振られたばかりのジョージ(P・ラッド)と意気投合し、彼に「父親代わりになって欲しい」と依頼、ルームメイトとして一緒に暮らしだす。次第にジョージを好きになっていくニーナ。だがジョージはゲイであり、いつしか彼もまた新しい恋人を見つけてしまう。悩むニーナだが――。
私も似たような経験があるので、公開当時から気になっていた映画。そして「ブラピの恋人(当時)、ジェニファー・アニストンってどんな人?」とずっと思ってたので、一石二鳥気分で観たっけな〜(笑)。
どんなゲイが出てくるやら――と思ってたら、これがまた実に普通のゲイでビックリ!!…なんて云うか、むこうの映画やドラマに出てくるゲイって「小奇麗でおしゃれ、センスも良いけど、ちょっと女々しい」という感じが多くて、ウンザリしてた。もちろんそういう人も実際に多いけど(私のゲイの友人もひとりはそうだし)、ごくごく普通の人(…って上手く表現できない)だっているの!!…そういうこともあって、この映画のジョージには好感が持てた。しかし…名前が「ジョージ」で「父親代わり」ですか…。…ふ〜ん…。………。
ストーリーは、けっこう女性には好感持てる内容なんじゃないかニャ〜??さわやかな感じ。男性より断然!女性の支持が大きい映画でしょう。なんでかと云うと、これは「ひとりで生きていく女性の、等身大の姿」を映し出した映画でもあるから。
ひとりで頑張ってみても、やっぱり誰かそばにいて欲しい。
強がっていても、誰かに慰めて欲しい。
――そんな淋しさを抱えた女性は多いんじゃないかな?
ニーナの場合、その「誰か」がジョージだったわけだけど、これはつらいよね〜…。そのつらさをどうのりきるか、どう決断するか――それが見所でもある。
でもこの映画、ちょっとイマイチなのは…ニーナのその「見所」を、もっと全面かつ前面に出して欲しかったな〜という点(なんかイキナリな展開に感じたよ〜!)と、ジョージたちの心情をもうちょっと活かして欲しかったニャ〜…という点。そこが弱い。う〜ん、惜しい!!
ちなみにジェニファー・アニストンがどんな女優か、この映画でやっと確認できたんだけど…う〜ん、やっぱTV女優だね。…可もなく不可もなく。逆にポール・ラッドが良く見えたくらい。けっしていい男ではないんだけど(笑)。
あと、地味だけど邦題もいいね!!原題の直訳なのに印象良いし、韻も踏んでる(笑)。
しかし…ニーナよ!…私でもヴィンスはイヤだぞ!!!なんで付き合ってたのさ??
♯こんな人にオススメ
「働く独身女性、シングルマザー」「ブラピの奥さんってどんな女優?」
「イン&アウト」IN & OUT(1997・米)
監督:フランク・オズ
脚本:ポール・ラドニック
出演:ケビン・クライン、ジョーン・キューザック、マット・ディロン、トム・セレック、他
ストーリー:
エミリー(J・キューザック)との結婚を控え、幸せいっぱいの高校教師ハワード(K・クライン)。だが昔の教え子で、人気俳優のキャメロン(M・ディロン)が、アカデミー主演男優賞受賞スピーチで、「この賞を高校恩師のハワード先生に贈ります。彼はゲイです」と発言してしまってから、彼の生活は一変、大騒ぎに。さてはて彼は無事に結婚できるのか――。
………なんつータイトルなのニャ…。………。
この映画、ドタバタコメディなんだけど…私にはとても中途半端なコメディに見えた。う〜ん、ケビンもイマイチ。ラストのオチ…ホントにあれでいいの?…で、この映画。…面白い??
他に書くことがないニャ〜(笑)。まあ、M・ディロンが金髪にしても、やっぱ私好みじゃないな〜とか。映画では受賞しているけど、マットがアカデミー賞を取るってこと、現実にあるかニャ〜?とか。ケビンが主演のくせに印象薄いとか。コメディにしては流れが良くないな〜とか。見せ場はやっぱりケビンとT・セレックのキスシーンか〜とか(ちなみに1997年度MTVムービーアワード・キスシーン賞ノミネート)。私がT・セレックだったら、あのシーンは相当テンション上げないとできないな〜とか。でもT・セレックって、70年代のいい男系で(他にあげるなら、バート・レイノルズ、アーマンド・アサンテ、ウォーレン・ベイティあたり?)、時代を感じるな〜とか。もしT・セレックがあのままインディ役のオファーを受けてたら、彼の人生変わっていたかもな〜とか(実はインディ・ジョーンズはH・フォードではなく、最初は彼にオファーがあった)。
こんなところでしょうか〜。………。
♯こんな人にオススメ
「とりあえずなにかコメディでも…」「M・ディロンの劇中映画『ホモに生まれて』が観たい!」
で、今回取り上げた映画2本。
もし私がDVDで買うなら――…って云うか、買わないな〜(笑)。「私の愛情の対象」も、悪くないけど、繰り返して観たい映画ではないニャ〜…。
でも…なんか土日は「すちゃらか映画レビュー」daysだニャ〜(笑)…はははは♪
で。
今日のお題は「ゲイが絡んでくるストーリーもの」。
…ゲイ映画ではないので、ご注意(笑)。
「私の愛情の対象」THE OBJECT OF MY AFFECTION(1998・米)
監督:ニコラス・ハイトナー
脚本:ウェンディ・ワッサーステイン
出演:ジェニファー・アニストン、ポール・ラッド、他
ストーリー:
ソーシャルワーカーとして働くニーナ(J・アニストン)は、ある日妊娠に気付く。父親はボーイ・フレンドのヴィンスだが、とあるパーティで出会ったゲイで恋人に振られたばかりのジョージ(P・ラッド)と意気投合し、彼に「父親代わりになって欲しい」と依頼、ルームメイトとして一緒に暮らしだす。次第にジョージを好きになっていくニーナ。だがジョージはゲイであり、いつしか彼もまた新しい恋人を見つけてしまう。悩むニーナだが――。
私も似たような経験があるので、公開当時から気になっていた映画。そして「ブラピの恋人(当時)、ジェニファー・アニストンってどんな人?」とずっと思ってたので、一石二鳥気分で観たっけな〜(笑)。
どんなゲイが出てくるやら――と思ってたら、これがまた実に普通のゲイでビックリ!!…なんて云うか、むこうの映画やドラマに出てくるゲイって「小奇麗でおしゃれ、センスも良いけど、ちょっと女々しい」という感じが多くて、ウンザリしてた。もちろんそういう人も実際に多いけど(私のゲイの友人もひとりはそうだし)、ごくごく普通の人(…って上手く表現できない)だっているの!!…そういうこともあって、この映画のジョージには好感が持てた。しかし…名前が「ジョージ」で「父親代わり」ですか…。…ふ〜ん…。………。
ストーリーは、けっこう女性には好感持てる内容なんじゃないかニャ〜??さわやかな感じ。男性より断然!女性の支持が大きい映画でしょう。なんでかと云うと、これは「ひとりで生きていく女性の、等身大の姿」を映し出した映画でもあるから。
ひとりで頑張ってみても、やっぱり誰かそばにいて欲しい。
強がっていても、誰かに慰めて欲しい。
――そんな淋しさを抱えた女性は多いんじゃないかな?
ニーナの場合、その「誰か」がジョージだったわけだけど、これはつらいよね〜…。そのつらさをどうのりきるか、どう決断するか――それが見所でもある。
でもこの映画、ちょっとイマイチなのは…ニーナのその「見所」を、もっと全面かつ前面に出して欲しかったな〜という点(なんかイキナリな展開に感じたよ〜!)と、ジョージたちの心情をもうちょっと活かして欲しかったニャ〜…という点。そこが弱い。う〜ん、惜しい!!
ちなみにジェニファー・アニストンがどんな女優か、この映画でやっと確認できたんだけど…う〜ん、やっぱTV女優だね。…可もなく不可もなく。逆にポール・ラッドが良く見えたくらい。けっしていい男ではないんだけど(笑)。
あと、地味だけど邦題もいいね!!原題の直訳なのに印象良いし、韻も踏んでる(笑)。
しかし…ニーナよ!…私でもヴィンスはイヤだぞ!!!なんで付き合ってたのさ??
♯こんな人にオススメ
「働く独身女性、シングルマザー」「ブラピの奥さんってどんな女優?」
「イン&アウト」IN & OUT(1997・米)
監督:フランク・オズ
脚本:ポール・ラドニック
出演:ケビン・クライン、ジョーン・キューザック、マット・ディロン、トム・セレック、他
ストーリー:
エミリー(J・キューザック)との結婚を控え、幸せいっぱいの高校教師ハワード(K・クライン)。だが昔の教え子で、人気俳優のキャメロン(M・ディロン)が、アカデミー主演男優賞受賞スピーチで、「この賞を高校恩師のハワード先生に贈ります。彼はゲイです」と発言してしまってから、彼の生活は一変、大騒ぎに。さてはて彼は無事に結婚できるのか――。
………なんつータイトルなのニャ…。………。
この映画、ドタバタコメディなんだけど…私にはとても中途半端なコメディに見えた。う〜ん、ケビンもイマイチ。ラストのオチ…ホントにあれでいいの?…で、この映画。…面白い??
他に書くことがないニャ〜(笑)。まあ、M・ディロンが金髪にしても、やっぱ私好みじゃないな〜とか。映画では受賞しているけど、マットがアカデミー賞を取るってこと、現実にあるかニャ〜?とか。ケビンが主演のくせに印象薄いとか。コメディにしては流れが良くないな〜とか。見せ場はやっぱりケビンとT・セレックのキスシーンか〜とか(ちなみに1997年度MTVムービーアワード・キスシーン賞ノミネート)。私がT・セレックだったら、あのシーンは相当テンション上げないとできないな〜とか。でもT・セレックって、70年代のいい男系で(他にあげるなら、バート・レイノルズ、アーマンド・アサンテ、ウォーレン・ベイティあたり?)、時代を感じるな〜とか。もしT・セレックがあのままインディ役のオファーを受けてたら、彼の人生変わっていたかもな〜とか(実はインディ・ジョーンズはH・フォードではなく、最初は彼にオファーがあった)。
こんなところでしょうか〜。………。
♯こんな人にオススメ
「とりあえずなにかコメディでも…」「M・ディロンの劇中映画『ホモに生まれて』が観たい!」
で、今回取り上げた映画2本。
もし私がDVDで買うなら――…って云うか、買わないな〜(笑)。「私の愛情の対象」も、悪くないけど、繰り返して観たい映画ではないニャ〜…。
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