すちゃらか映画レビュー!(その15)
2002年9月30日今日知った事実にビックリ!!
私だけが楽しい、いまさらながらのWHAM!ネタなんだけど。
ジョージの相棒だったアンドリューのパパ!
日本のカメラ会社のUKオフィスにいる(よく来日してたらしい)って話は昔から聞いてたけど、その会社って…ずっとN***nだと思ってた。
そしたら――
え〜〜〜〜〜!!C***Nなんすか〜〜〜〜〜!?
マ…ママ…ママママジなのニャァァァァ〜〜????
――Kさんっっっ!!
私をUKオフィスに出張させて下さい〜〜〜〜〜〜!!
そして…お父さん!!
私の「ワム人形」のアンディにぜひ!あなたの息子さんのサインを〜〜!!
……。というわけで、1日遅れの「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「美しい男」。
主役じゃないのに、思わずスクリーンに釘付けジーザス状態になってしまうような、美しい輝きを放っている俳優っていますよね。今回はそんな俳優(男優)が出演している作品を並べてみました。
ただ、必ずしも私好みのハンサムだとは限りません。あくまでも「主役を食っちゃうほど、その映画で光り輝いてる」と感じた人を挙げたみただけです〜。
「リバー・ランズ・スルー・イット」A River Runs Through It(1992・米)
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:リチャード・フリーデンバーグ
出演:クレイグ・シェーファー、ブラッド・ピット、他
ストーリー:
1912年モンタナ州の自然豊かな田舎町。マクリーン牧師夫妻のふたりの息子は、兄・ノーマン(C・シェーファー)が真面目、弟・ポール(B・ピット)が自由奔放と、まったく正反対な性格だった。そんなふたりの楽しみは、父とともに川でフライ・フィッシングをすること。だが時が流れ、ノーマンは都会の大学に進学、ポールは地元に残ることに。そして――。
北西部。ビッグスカイカントリー。そして兄弟愛に家族愛。まさにレッドフォードの映画だニャ〜…と感じてしまう作品。
いや〜、この映画の映像の美しさはスゴイよニャ〜…。とくにフライ・フィッシングの場面。川がキラキラと流れている中、ブラピのこれまた光り輝く笑顔!!…ああ!なんと美しいことよ!!!
映画の主役はノーマンなんだけど…たぶん観客の視線は、みなポールに集中しちゃうだろうニャ〜…。それほどポールを演じるブラピは魅力的に映っている。
そしてノーマンや牧師夫妻がどのようにポールを思っていたのか…それは映画で語られているけど…やはり思い出の中の人は――光り輝くものなのか…。
どんなに時が流れて、兄弟や家族の環境・状況・考え方が変わっても…川の流れは変わらない。観ていてそんなことをしみじみ感じた。「リバー・ランズ・スルー・イット」ってタイトルも、それをよく表現しているよニャ〜(ちなみに原作は「マクリーンの川」)。…ヘンな邦題をつけなかった映画会社に感謝せねば!
ちなみにこの映画、ポール役のオーディションで最終的に残ったのはブラピと故リバー・フェニックスだったとか。で、最終的にブラピが選出されたんだけど…いまだにリバーが1番美しい俳優だと信じている私でさえ、ポール役は絶対ブラピだと思う。
この映画のポールは、「青春の光と影」がよく現れているキャラクター。でもどんなにストーリー上で「影」な部分をクローズアップされても、やはり最終的に「光」な部分が印象に残ってしまう。ブラピもまた、そういうタイプの俳優なんだよニャ〜…(彼の演技力の問題じゃないよ〜)。これがリバーだと…どうしても「影」がメインになってしまうもの(これも演技力の問題ではないよ〜)。なのでブラピで正解かと。
映画は家族愛・兄弟愛が描かれていて、とてもいい作品。ただ…時間が経って印象に残ってることと云えば、ストーリーより「美しい映像、光り輝くブラット・ピット」ってのは…いいのか悪いのか…。
あと意外なんだけど、ブラピ本人はこの映画の自分の演技にかなり不満を持っているそう(彼いわく「まったくダメ」)。なので、もしブラピと会う機会があっても(あるのニャ?)、「『リバー・ランズ〜』を観て、あなたのファンになりました!あの映画でのあなたの演技、素晴らしかったです!」とは云わない方が無難。
♯こんな人にオススメ
「ブラピ様〜〜〜!!」「フライ・フィッシングが趣味です」
「リプリー」The Talented Mr. Ripley(1999・米)
監督:アンソニー・ミンゲラ
脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェット、他
ストーリー:
貧しい青年トム・リプリー(M・デイモン)は、大富豪グリーンリーフより、彼の放蕩息子ディッキー(J・ロウ)をイタリアから連れ戻して欲しいと依頼を受ける。大学時代の友人と偽り、ディッキーに近づくトム。だが、彼は次第にディッキーに惹かれていく。そして――。
まず最初に云っておきますが…この映画の「美しい男」はマット大西くんではなく、ジュード・ロウです!!…って、誰でもわかるか!(…し〜ん…)。
で。いや〜、ジュード!!…あなたの美貌、今の映画界には貴重です!!…だって、こういう美形って、ホント見かけなくなったもん!昔はゴロゴロしてたのにね〜。
もうディッキー役はハマリ役!…マット大西くんだっていい演技してたのに(もともと上手い俳優だしね)、「The Talented Mr. LAW」とまで云われるほど、ジュードに注目がいっちゃった。みんながそうなんだから、トムがディッキーに惹かれるのは当たり前なのかも。ジャズのシーンなんか最高よね〜〜〜♪(>Dさん)
ちなみにこの映画、「太陽がいっぱい」(1960・仏/伊)のリメイクだと云われてるけど…それは違うでしょう。だって原作は同じでも、この2作品、まったく違うアプローチでストーリーが展開されているんだもん(ラストも決定的に違うし)。
(ちょっとネタバレします)
ともに心理サスペンス映画なんだけど(両方観ました)、「太陽が〜」のトムは、ハンサムで冷徹。犯罪に至った理由もディッキーに対する「劣等感」といった感じ。だけど「リプリー」でのトムは…ダサくて小心者。犯罪に至った理由も「劣等感」ではなく、ディッキーに冷たくされたという「疎外感」…じゃないかニャ??
で、原作(昔読みました)のトムは…「リプリー」のトムの方に近いと思うんですけど…どうでしょう??
ただ映画としては…「太陽が〜」の方が面白いんだけどね…。
この映画、評判は悪いけど(後味悪いからニャ〜)、マット大西くんは熱演してた。もともと垢抜けない雰囲気を引きずってる俳優(それがウリでもある)だけど、この映画ではさらにそれが爆発!
とくにあの黄緑パンツ!…まいちゃったよニャ〜!でも原作通りGストリングってのも困るか…(配慮アリガト!>ミンゲラ監督&衣装担当さん)。
あと女優陣ですが。チョイ役だけど、K・ブランシェットが1番よかった。いい女優はチョイ役でも人を惹きつけるもんだ〜。その反対で…グウィネス〜…。この映画、若手有望(かつ有名)俳優がゴロゴロ出演してるけど…彼女は…。う〜ん…ガッカリ。
しかし…マット大西くんがジュードに化けるってのは…ムリあるよニャ〜…。
♯こんな人にオススメ
「『疎外感』が犯罪理由?へ?」「ジュード〜!」「故・淀川長治先生」
で、DVDで買うなら――
「リバー・ランズ〜」かニャ?
私だけが楽しい、いまさらながらのWHAM!ネタなんだけど。
ジョージの相棒だったアンドリューのパパ!
日本のカメラ会社のUKオフィスにいる(よく来日してたらしい)って話は昔から聞いてたけど、その会社って…ずっとN***nだと思ってた。
そしたら――
え〜〜〜〜〜!!C***Nなんすか〜〜〜〜〜!?
マ…ママ…ママママジなのニャァァァァ〜〜????
――Kさんっっっ!!
私をUKオフィスに出張させて下さい〜〜〜〜〜〜!!
そして…お父さん!!
私の「ワム人形」のアンディにぜひ!あなたの息子さんのサインを〜〜!!
……。というわけで、1日遅れの「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「美しい男」。
主役じゃないのに、思わずスクリーンに釘付けジーザス状態になってしまうような、美しい輝きを放っている俳優っていますよね。今回はそんな俳優(男優)が出演している作品を並べてみました。
ただ、必ずしも私好みのハンサムだとは限りません。あくまでも「主役を食っちゃうほど、その映画で光り輝いてる」と感じた人を挙げたみただけです〜。
「リバー・ランズ・スルー・イット」A River Runs Through It(1992・米)
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:リチャード・フリーデンバーグ
出演:クレイグ・シェーファー、ブラッド・ピット、他
ストーリー:
1912年モンタナ州の自然豊かな田舎町。マクリーン牧師夫妻のふたりの息子は、兄・ノーマン(C・シェーファー)が真面目、弟・ポール(B・ピット)が自由奔放と、まったく正反対な性格だった。そんなふたりの楽しみは、父とともに川でフライ・フィッシングをすること。だが時が流れ、ノーマンは都会の大学に進学、ポールは地元に残ることに。そして――。
北西部。ビッグスカイカントリー。そして兄弟愛に家族愛。まさにレッドフォードの映画だニャ〜…と感じてしまう作品。
いや〜、この映画の映像の美しさはスゴイよニャ〜…。とくにフライ・フィッシングの場面。川がキラキラと流れている中、ブラピのこれまた光り輝く笑顔!!…ああ!なんと美しいことよ!!!
映画の主役はノーマンなんだけど…たぶん観客の視線は、みなポールに集中しちゃうだろうニャ〜…。それほどポールを演じるブラピは魅力的に映っている。
そしてノーマンや牧師夫妻がどのようにポールを思っていたのか…それは映画で語られているけど…やはり思い出の中の人は――光り輝くものなのか…。
どんなに時が流れて、兄弟や家族の環境・状況・考え方が変わっても…川の流れは変わらない。観ていてそんなことをしみじみ感じた。「リバー・ランズ・スルー・イット」ってタイトルも、それをよく表現しているよニャ〜(ちなみに原作は「マクリーンの川」)。…ヘンな邦題をつけなかった映画会社に感謝せねば!
ちなみにこの映画、ポール役のオーディションで最終的に残ったのはブラピと故リバー・フェニックスだったとか。で、最終的にブラピが選出されたんだけど…いまだにリバーが1番美しい俳優だと信じている私でさえ、ポール役は絶対ブラピだと思う。
この映画のポールは、「青春の光と影」がよく現れているキャラクター。でもどんなにストーリー上で「影」な部分をクローズアップされても、やはり最終的に「光」な部分が印象に残ってしまう。ブラピもまた、そういうタイプの俳優なんだよニャ〜…(彼の演技力の問題じゃないよ〜)。これがリバーだと…どうしても「影」がメインになってしまうもの(これも演技力の問題ではないよ〜)。なのでブラピで正解かと。
映画は家族愛・兄弟愛が描かれていて、とてもいい作品。ただ…時間が経って印象に残ってることと云えば、ストーリーより「美しい映像、光り輝くブラット・ピット」ってのは…いいのか悪いのか…。
あと意外なんだけど、ブラピ本人はこの映画の自分の演技にかなり不満を持っているそう(彼いわく「まったくダメ」)。なので、もしブラピと会う機会があっても(あるのニャ?)、「『リバー・ランズ〜』を観て、あなたのファンになりました!あの映画でのあなたの演技、素晴らしかったです!」とは云わない方が無難。
♯こんな人にオススメ
「ブラピ様〜〜〜!!」「フライ・フィッシングが趣味です」
「リプリー」The Talented Mr. Ripley(1999・米)
監督:アンソニー・ミンゲラ
脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェット、他
ストーリー:
貧しい青年トム・リプリー(M・デイモン)は、大富豪グリーンリーフより、彼の放蕩息子ディッキー(J・ロウ)をイタリアから連れ戻して欲しいと依頼を受ける。大学時代の友人と偽り、ディッキーに近づくトム。だが、彼は次第にディッキーに惹かれていく。そして――。
まず最初に云っておきますが…この映画の「美しい男」はマット大西くんではなく、ジュード・ロウです!!…って、誰でもわかるか!(…し〜ん…)。
で。いや〜、ジュード!!…あなたの美貌、今の映画界には貴重です!!…だって、こういう美形って、ホント見かけなくなったもん!昔はゴロゴロしてたのにね〜。
もうディッキー役はハマリ役!…マット大西くんだっていい演技してたのに(もともと上手い俳優だしね)、「The Talented Mr. LAW」とまで云われるほど、ジュードに注目がいっちゃった。みんながそうなんだから、トムがディッキーに惹かれるのは当たり前なのかも。ジャズのシーンなんか最高よね〜〜〜♪(>Dさん)
ちなみにこの映画、「太陽がいっぱい」(1960・仏/伊)のリメイクだと云われてるけど…それは違うでしょう。だって原作は同じでも、この2作品、まったく違うアプローチでストーリーが展開されているんだもん(ラストも決定的に違うし)。
(ちょっとネタバレします)
ともに心理サスペンス映画なんだけど(両方観ました)、「太陽が〜」のトムは、ハンサムで冷徹。犯罪に至った理由もディッキーに対する「劣等感」といった感じ。だけど「リプリー」でのトムは…ダサくて小心者。犯罪に至った理由も「劣等感」ではなく、ディッキーに冷たくされたという「疎外感」…じゃないかニャ??
で、原作(昔読みました)のトムは…「リプリー」のトムの方に近いと思うんですけど…どうでしょう??
ただ映画としては…「太陽が〜」の方が面白いんだけどね…。
この映画、評判は悪いけど(後味悪いからニャ〜)、マット大西くんは熱演してた。もともと垢抜けない雰囲気を引きずってる俳優(それがウリでもある)だけど、この映画ではさらにそれが爆発!
とくにあの黄緑パンツ!…まいちゃったよニャ〜!でも原作通りGストリングってのも困るか…(配慮アリガト!>ミンゲラ監督&衣装担当さん)。
あと女優陣ですが。チョイ役だけど、K・ブランシェットが1番よかった。いい女優はチョイ役でも人を惹きつけるもんだ〜。その反対で…グウィネス〜…。この映画、若手有望(かつ有名)俳優がゴロゴロ出演してるけど…彼女は…。う〜ん…ガッカリ。
しかし…マット大西くんがジュードに化けるってのは…ムリあるよニャ〜…。
♯こんな人にオススメ
「『疎外感』が犯罪理由?へ?」「ジュード〜!」「故・淀川長治先生」
で、DVDで買うなら――
「リバー・ランズ〜」かニャ?
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