すちゃらか映画レビュー!(その24・前編)
2002年11月15日今日、実にアンオフィシャルな情報をゲット。
なにかとお騒がせなジョージ・マイケルさん(39才)のニューアルバム。
どうやら来年の2〜3月あたりにリリース…らしいです。
…ホントかニャ〜??
もうここ10年(…)くらい、確かな情報に餓えてる私です。
でも…ホントにリリースしてもいいんですか?ダイジョブ??どうなっても知りませんよ?>virginグループの社長(だっけ?)Richard Bransonさん
ビクトリア(・ベッカム)のソロアルバムのときみたいに、大コケしたらどうするんだろう…。
もしコケたら……もう一回助けて〜!>スピルバーグ〜〜〜!!
というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
金曜日なのに「すちゃらか!」です。
なんでかと云うと、12月第3週まで土日も休みなしで働くため、どうしても日曜日に「すちゃらか!」書いてる時間が取れないからです。だって…平日5時起きだもん…。日曜日の夜はエナジーセイビングしたいよ〜。…というわけで、しばらく金土が「すちゃらか!」daysです。
で、今回のお題は「男やもめの恋愛事情」。
映画自体のテイストは全く違うのに、設定などが妙にソックリな作品を選んでみました。
「めぐり逢えたら」Sleepless in Seattle(1993・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0108160
監督:ノーラ・エフロン
脚本:ノーラ・エフロン、デビッド・S・ウォード
出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、ビル・プルマン、他
ストーリー:
シアトルに住むサム(T・ハンクス)は、病気で亡くした妻が忘れられず、元気のない日々を過ごしている。そんな父を見かねた息子ジョナは、クリスマスにラジオの人生相談番組へ「なんとかして欲しい」と電話する。ところが逆にサムが番組に引っ張り出され、妻への思いを語る羽目に。そのサムの正直な告白に、番組をたまたま聞いていたボルチモア在住の編集者・アニー(M・ライアン)は、婚約者がいるにも関わらず、サムのことが気になり始める。そして――
ふむ。ひとことで云ってしまえば、なにからなにまでノーラ・エフロンな作品。つまり女性向きのフェアリーテールで、古典的なストーリー展開のくせに古さを感じさせない恋愛映画だってこと。男性にはつらいかもね。
じゃあこの映画、すっごい面白い?と訊かれたら…そうだニャ〜…やっぱりトム&メグの(本人たちも認める)ゴールデンコンビだし、脇を固める俳優の演技だっていい。でも、脚本がいいとは云えないし、テンポもそれほどよくないし、ムリだってある。だから全体的に見れば、手放しで面白いと誉められる作品ではない…かニャ?
でもね。なんとも云えない魅力があって、ニヤリとさせられることが多い映画なんだよニャ〜…。
まず映像。恋愛映画のくせになんか妙にグレーな画面。どうやらこれはシアトルという土地柄のせい(雨が多い地方…私の住む北陸もそう)もあるみたいだけど(たぶん)、なんとなく「妻を忘れられない」サムの気持ちも表しているような気がする(…ってそう思ったのは私だけかも〜)。かと云って、全体的に暗いイメージにはならないあたりスゴイニャ〜…と思ってたら、撮影は「プリティ・ベビー」(1979)のスヴェン・ニクヴィストだった。…こりゃまたなんて渋い…。
映画に対するオマージュ。
この作品は、作品中に出てくるケーリー・グラント&デボラ・カー主演映画「めぐり逢い」(1957)へのオマージュに溢れている。「めぐり逢い」のシチュエーションにわざと似せたりするところには、けっこうホロっとさせられた。…私も女だよニャ〜…。
ちなみに「めぐり逢い」だけじゃなく、ほかの映画もちょろちょろ出てくる。
たとえば、アニーたち女性陣は「めぐり逢い」を観て泣いてるけど、サムたち男性陣は「特攻大作戦」(1967)を観て泣いていて――それがなにげに男女の違いを表現していたりする。
あと「危険な情事」(1987)について話すサムも面白かったニャ〜♪…やっぱみんなG・クローズが怖かったか〜♪はははははははは♪
音楽。
「ユー・ガット・メール」もそうだったけど、こちらのほうが登場人物の心情表現により多く・長く音楽が使われている。駆け引きめいてお洒落な恋愛映画もいいけど、こういう感じもたまにはいいよね〜。うんうん。
で。
キーワードは「運命」のこの映画だけど…やっぱちょっとムリがあるよニャ〜…。ただノーラ・エフロンだし、トム&メグだから…ま、いっか♪
あと映像特典でエフロンが「古さを出さないために、衣装などに流行を出さないようにした。普遍的な作品にしたかった」と語っていて、ニャるほど〜と思った。たしかに彼女の作品て、ちょっと古くさいストーリーが多いんだけど、全体的にはなんでか古くさく感じないんだよニャ〜…。そこらへんは、さすがエフロンって感じ。
ところで。「めぐり逢えたら」というタイトルにも関わらず、すれ違いばかりで、なっかなか出逢わないふたり。けっこうやきもきさせられたけど…これをマネしたドラマが昔ありました!…小泉今日子と緒方直人(だっけ?)のドラマ!…そっちはつまんなかったよニャ〜…。
しかし…「特攻大作戦」でマジ泣けるんですか?>男性のみなさま
♯こんな人にオススメ
「恋愛映画でやきもきしたい」「トム&メグって最高よね」「運命に弱いんです」
続きは、また明日♪
なにかとお騒がせなジョージ・マイケルさん(39才)のニューアルバム。
どうやら来年の2〜3月あたりにリリース…らしいです。
…ホントかニャ〜??
もうここ10年(…)くらい、確かな情報に餓えてる私です。
でも…ホントにリリースしてもいいんですか?ダイジョブ??どうなっても知りませんよ?>virginグループの社長(だっけ?)Richard Bransonさん
ビクトリア(・ベッカム)のソロアルバムのときみたいに、大コケしたらどうするんだろう…。
もしコケたら……もう一回助けて〜!>スピルバーグ〜〜〜!!
というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
金曜日なのに「すちゃらか!」です。
なんでかと云うと、12月第3週まで土日も休みなしで働くため、どうしても日曜日に「すちゃらか!」書いてる時間が取れないからです。だって…平日5時起きだもん…。日曜日の夜はエナジーセイビングしたいよ〜。…というわけで、しばらく金土が「すちゃらか!」daysです。
で、今回のお題は「男やもめの恋愛事情」。
映画自体のテイストは全く違うのに、設定などが妙にソックリな作品を選んでみました。
「めぐり逢えたら」Sleepless in Seattle(1993・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0108160
監督:ノーラ・エフロン
脚本:ノーラ・エフロン、デビッド・S・ウォード
出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、ビル・プルマン、他
ストーリー:
シアトルに住むサム(T・ハンクス)は、病気で亡くした妻が忘れられず、元気のない日々を過ごしている。そんな父を見かねた息子ジョナは、クリスマスにラジオの人生相談番組へ「なんとかして欲しい」と電話する。ところが逆にサムが番組に引っ張り出され、妻への思いを語る羽目に。そのサムの正直な告白に、番組をたまたま聞いていたボルチモア在住の編集者・アニー(M・ライアン)は、婚約者がいるにも関わらず、サムのことが気になり始める。そして――
ふむ。ひとことで云ってしまえば、なにからなにまでノーラ・エフロンな作品。つまり女性向きのフェアリーテールで、古典的なストーリー展開のくせに古さを感じさせない恋愛映画だってこと。男性にはつらいかもね。
じゃあこの映画、すっごい面白い?と訊かれたら…そうだニャ〜…やっぱりトム&メグの(本人たちも認める)ゴールデンコンビだし、脇を固める俳優の演技だっていい。でも、脚本がいいとは云えないし、テンポもそれほどよくないし、ムリだってある。だから全体的に見れば、手放しで面白いと誉められる作品ではない…かニャ?
でもね。なんとも云えない魅力があって、ニヤリとさせられることが多い映画なんだよニャ〜…。
まず映像。恋愛映画のくせになんか妙にグレーな画面。どうやらこれはシアトルという土地柄のせい(雨が多い地方…私の住む北陸もそう)もあるみたいだけど(たぶん)、なんとなく「妻を忘れられない」サムの気持ちも表しているような気がする(…ってそう思ったのは私だけかも〜)。かと云って、全体的に暗いイメージにはならないあたりスゴイニャ〜…と思ってたら、撮影は「プリティ・ベビー」(1979)のスヴェン・ニクヴィストだった。…こりゃまたなんて渋い…。
映画に対するオマージュ。
この作品は、作品中に出てくるケーリー・グラント&デボラ・カー主演映画「めぐり逢い」(1957)へのオマージュに溢れている。「めぐり逢い」のシチュエーションにわざと似せたりするところには、けっこうホロっとさせられた。…私も女だよニャ〜…。
ちなみに「めぐり逢い」だけじゃなく、ほかの映画もちょろちょろ出てくる。
たとえば、アニーたち女性陣は「めぐり逢い」を観て泣いてるけど、サムたち男性陣は「特攻大作戦」(1967)を観て泣いていて――それがなにげに男女の違いを表現していたりする。
あと「危険な情事」(1987)について話すサムも面白かったニャ〜♪…やっぱみんなG・クローズが怖かったか〜♪はははははははは♪
音楽。
「ユー・ガット・メール」もそうだったけど、こちらのほうが登場人物の心情表現により多く・長く音楽が使われている。駆け引きめいてお洒落な恋愛映画もいいけど、こういう感じもたまにはいいよね〜。うんうん。
で。
キーワードは「運命」のこの映画だけど…やっぱちょっとムリがあるよニャ〜…。ただノーラ・エフロンだし、トム&メグだから…ま、いっか♪
あと映像特典でエフロンが「古さを出さないために、衣装などに流行を出さないようにした。普遍的な作品にしたかった」と語っていて、ニャるほど〜と思った。たしかに彼女の作品て、ちょっと古くさいストーリーが多いんだけど、全体的にはなんでか古くさく感じないんだよニャ〜…。そこらへんは、さすがエフロンって感じ。
ところで。「めぐり逢えたら」というタイトルにも関わらず、すれ違いばかりで、なっかなか出逢わないふたり。けっこうやきもきさせられたけど…これをマネしたドラマが昔ありました!…小泉今日子と緒方直人(だっけ?)のドラマ!…そっちはつまんなかったよニャ〜…。
しかし…「特攻大作戦」でマジ泣けるんですか?>男性のみなさま
♯こんな人にオススメ
「恋愛映画でやきもきしたい」「トム&メグって最高よね」「運命に弱いんです」
続きは、また明日♪
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