エンタテイメントとツッコミ
2002年12月3日ここしばらく、どんぐり先生の日記をケータイで受信して読んでるんだけど(家では…この日記書いて終わり、みたいな生活してるし…まだしばらく続くニャ…うううう)、今日の先生の日記にかなり同感――と云うとおこがましいか――とにかく頷くことが多かった。
私は――映画や小説、マンガなどで上手な嘘を観(読ま)せてくれる、監督や俳優、作家が大好き。
嘘、というとイメージが悪いかニャ?…えっとつまり…たとえば「こんなことあるわけないじゃん!」というようなことでも上手にさらりと演出してくれたり、現実や史実をある程度ベースにしながらも、エンタテイメントに徹していたり、また作り手が観る(読む)側をトリップさせてくれるような作品が大好き、ってこと(ノン・フィクションがキライなわけじゃないです〜)。
ただ…ツッコミすることも同じくらい大好き♪「なんでなんでなんで〜!?」と思ったことを(たいがい些細で、どーでもいいことばっかなんだけど)、ぎゃいのぎゃいのとツッコミすることが本当に楽しくて仕方がない。はははははは♪
でもね。
作り手が上手い嘘(やっぱこう書くとイメージ悪いよニャ〜…)をついてくれてるのに、それを台無しにするようなツッコミは――絶対しない。逆に、ヘタでくだらなくていいかげんな嘘をつかれれば、情け容赦ないツッコミをするけどね。
じゃあいったいその「台無しにする・しない」「上手い・ヘタ」の線引きはどこらへんなの?…と訊かれると、これがまたむずかしい。うまく説明できないもん。私の感覚の問題になるんだと思うけど…う〜ん…。
たとえば以前レビューした映画「スターリングラード」。
さんざんツッコミしたけど、私には「けっこう上手く嘘をついてる」映画だったので、ツッコミは「台無しにはしてない」つもり。
太平洋戦争の当事者ではないから、戦争がどうだったかなんて実際のところはわかんニャい。ただ大学では西洋史専攻だったので、普通の人より知ってることが多い程度。じゃあこの映画はどうだったかと云うと…ストーリーについてのツッコミはしたけれど、映画全体を通してみれば…実はけっこう楽しめたんだよニャ〜。「第二次世界大戦におけるスターリングラード戦は最悪だった、あんな甘っちょろくはない」といったツッコミは…さらさらする気ナイもん。まあ映画自体は薄味で、名作とまでは思わないし、「そういえばあんな映画あったよニャ〜…」って、あとからほのぼの思うレベルの出来だと思うんだけどね。
ちなみに私が極上のエンタテイメントを感じ、ツッコミする気が起きなかったのは「ショーシャンクの空に」「いまを生きる」「L.Aコンフィデンシャル」…かニャ?(好きな映画は?と訊かれたらこの3作品です、いまのところ)
マンガだったらそうだニャ〜、やっぱ吉田秋生の作品かニャ?…私にツッコミさせることを忘れさせてしまうほどのエンタテイメント作品を、彼女はいつも提供してくれる。そしてそのたびに私は…トリップしてしまう。
たとえば「BABNANA FISH」。
実際のストリート・キッズの生活やチャイニーズ・マフィアなどは、マンガで描かれているようなものと違うかもしれない(たぶん、違うと思う)。でもそれをあえてツッコミする気に…私は到底なれないニャ〜…。だって吉田秋生の作品は夢を見させてくれる…まさに(私にとって)極上のエンタテイメントなんだもん。ぐうの音も出ません。
とまあ、いろいろ書いてみたけど…う〜ん…今回も実に抽象的な話だったので、わかんニャい人多いだろうニャ〜…。
ところで。
今週末の「すちゃらか映画レビュー!」なんですけど。
実は、お題「湾岸戦争あれこれ」ってことで「戦火の勇気」(1996)と「スリー・キングス」(1999)を取り上げようと思ってたら…どんぐり先生が日記でお話されてて、かなりビックリしちゃった〜。ビデオ屋で「『戦火の勇気』『スリー・キングス』…どこにあるのニャ〜!?」とブツクサ云いながら探してたので、言霊飛んじゃったのかニャ〜??
でもどうしよう…今度の「すちゃらか!」。ちょっと変えようかニャ〜……。
よし!ちょっとだけ変えよう!
では、また♪
私は――映画や小説、マンガなどで上手な嘘を観(読ま)せてくれる、監督や俳優、作家が大好き。
嘘、というとイメージが悪いかニャ?…えっとつまり…たとえば「こんなことあるわけないじゃん!」というようなことでも上手にさらりと演出してくれたり、現実や史実をある程度ベースにしながらも、エンタテイメントに徹していたり、また作り手が観る(読む)側をトリップさせてくれるような作品が大好き、ってこと(ノン・フィクションがキライなわけじゃないです〜)。
ただ…ツッコミすることも同じくらい大好き♪「なんでなんでなんで〜!?」と思ったことを(たいがい些細で、どーでもいいことばっかなんだけど)、ぎゃいのぎゃいのとツッコミすることが本当に楽しくて仕方がない。はははははは♪
でもね。
作り手が上手い嘘(やっぱこう書くとイメージ悪いよニャ〜…)をついてくれてるのに、それを台無しにするようなツッコミは――絶対しない。逆に、ヘタでくだらなくていいかげんな嘘をつかれれば、情け容赦ないツッコミをするけどね。
じゃあいったいその「台無しにする・しない」「上手い・ヘタ」の線引きはどこらへんなの?…と訊かれると、これがまたむずかしい。うまく説明できないもん。私の感覚の問題になるんだと思うけど…う〜ん…。
たとえば以前レビューした映画「スターリングラード」。
さんざんツッコミしたけど、私には「けっこう上手く嘘をついてる」映画だったので、ツッコミは「台無しにはしてない」つもり。
太平洋戦争の当事者ではないから、戦争がどうだったかなんて実際のところはわかんニャい。ただ大学では西洋史専攻だったので、普通の人より知ってることが多い程度。じゃあこの映画はどうだったかと云うと…ストーリーについてのツッコミはしたけれど、映画全体を通してみれば…実はけっこう楽しめたんだよニャ〜。「第二次世界大戦におけるスターリングラード戦は最悪だった、あんな甘っちょろくはない」といったツッコミは…さらさらする気ナイもん。まあ映画自体は薄味で、名作とまでは思わないし、「そういえばあんな映画あったよニャ〜…」って、あとからほのぼの思うレベルの出来だと思うんだけどね。
ちなみに私が極上のエンタテイメントを感じ、ツッコミする気が起きなかったのは「ショーシャンクの空に」「いまを生きる」「L.Aコンフィデンシャル」…かニャ?(好きな映画は?と訊かれたらこの3作品です、いまのところ)
マンガだったらそうだニャ〜、やっぱ吉田秋生の作品かニャ?…私にツッコミさせることを忘れさせてしまうほどのエンタテイメント作品を、彼女はいつも提供してくれる。そしてそのたびに私は…トリップしてしまう。
たとえば「BABNANA FISH」。
実際のストリート・キッズの生活やチャイニーズ・マフィアなどは、マンガで描かれているようなものと違うかもしれない(たぶん、違うと思う)。でもそれをあえてツッコミする気に…私は到底なれないニャ〜…。だって吉田秋生の作品は夢を見させてくれる…まさに(私にとって)極上のエンタテイメントなんだもん。ぐうの音も出ません。
とまあ、いろいろ書いてみたけど…う〜ん…今回も実に抽象的な話だったので、わかんニャい人多いだろうニャ〜…。
ところで。
今週末の「すちゃらか映画レビュー!」なんですけど。
実は、お題「湾岸戦争あれこれ」ってことで「戦火の勇気」(1996)と「スリー・キングス」(1999)を取り上げようと思ってたら…どんぐり先生が日記でお話されてて、かなりビックリしちゃった〜。ビデオ屋で「『戦火の勇気』『スリー・キングス』…どこにあるのニャ〜!?」とブツクサ云いながら探してたので、言霊飛んじゃったのかニャ〜??
でもどうしよう…今度の「すちゃらか!」。ちょっと変えようかニャ〜……。
よし!ちょっとだけ変えよう!
では、また♪
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