すちゃらか映画レビュー!(その27・前編)
2002年12月13日以前、ヒミツ日記やDさんとこのBBSでも書いたんだけど、「ロード・オブ・ザ・リング(S)」の字幕騒動。どうやら2作目に関して、かなりの進展があったみたい。
↓Good News For Japanese Ringers!
http://www.theonering.net/perl/newsview/8/1039629520
…ビックリ。監督のピーター・ジャクソンの耳に、日本の原作ファンからの嘆願が…ちゃんと届いてたんだ〜!
彼いわく「日本のファンは、『字幕担当者が誰であれ、担当者が題材に対する知識を持っていないのは明らかで、そのため大きな間違いをしている。『二つの塔』の日本語訳は、前作と同じ人物にしないで欲しい』と云った。よって今度の『二つの塔』の日本語訳は、別の担当者を起用した」。
……スゴイ。
ファンが監督を動かしたよ…。
ちなみに私は(前作を)吹替で観ました。原作は読んでないんだけど、原作ファンから「絶対、吹替で観て!」と云われたからです〜。
そんな私の「ロード・オブ・ザ・リング(S)」第1作目の感想!
「お…おじーちゃんがぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!!!」
…………すみません…いつかちゃんとレビューします…。
というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「父と子」。
なんつーか…私的に弱いお題です…。
「晩秋」Dad(1989・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0097142
監督:ゲイリー・デビッド・ゴールドバーグ
脚本:ゲイリー・デビッド・ゴールドバーグ
出演:ジャック・レモン、テッド・ダンソン、オリンピア・デュカキス、他
ストーリー:
NYで多忙な日々を過ごすビジネスマン、ジョン(T・ダンソン)は、母・ベティ(O・デュカキス)が心臓発作で倒れたと聞き、慌てて帰郷する。だが今度は父・ジェイク(J・レモン)までもが倒れてしまう。ジェイクの具合は悪く、ショックを受けるジョン。家族の大切さを実感した彼は、仕事に戻らずこのままジェイクの看護をすることにしたが――。
10年ぶりに観ちゃった。
まだ学生の身分で京都に住んでたころ、ヒマつぶしに新京極を歩いてたら、なにげにこの映画の看板が目に入ってきたんだよニャ〜…。で、そのまま映画館に入っていって、まったりとした気分で観たっけ〜…。いや〜…懐かしいどすな〜♪
でも10年経ったせいなのか、観た後の余韻ってのは、昔と今ではかなり変わっちゃったニャ〜…。
この映画には、イーサン・ホークがジャック・レモンの孫役で出てるんだけど、実は彼と私は同世代(彼のほうがひとつ上だっけ〜?)。かなり若い彼の姿に、彼だけじゃなく自分自身の時間も確実に流れてるんだよニャ〜と痛感させられちゃって、なんだかせつなくなってしまった。………。まさかイーサン・ホークを観て、たそがれる羽目になるとは!……ぐぐぐぐぐぐ…不覚。
ストーリーは、いままで家庭を犠牲にしてきたバリバリのビジネスマンが、急に老け込んだ父にショックを受け、彼の介護をしながら家族の大切さを思い知る…というものなんだけど、邦題タイトルが「晩秋」だっただけに、以前レビューした「黄昏」(1981・米)みたいな感じかニャ〜?と思ったら、違ってた。…父を愛する息子の、とても純粋な気持ちが描かれている映画だった。なので「晩秋」ってタイトルが…どうもニャ〜…。素敵で語感もいいんだけど、そのまま原題の「Dad」(ダッド)でよかったんじゃないかニャ〜??…そう思うのは私だけ〜??
ただ正直云って、映画というよりはTVドラマを観ているような感じがした。…秋の特番、みたいな。それがいいか悪いかはわかんニャいけど、なんでか私の中では印象が残ってる作品で、とくに妻のべティがジェイクのなにからなにまで世話を焼いている姿が印象強い。
たとえば、私は「硝子の街にて」という小説シリーズが好きなんだけど、その第4巻『家』(シリーズで1番好き!)に、主人公のひとりであるシドニー・ホプキンス(シリーズで1番好き!)が、「親父のやつ、おふくろの世話好きに甘やかされてるから(中略)…朝、目が覚めたときに、下着からシャツやネクタイまで、きちんとベッドの横に置いてあるのが当然だと思い込んでいるんだから」(本文より抜粋)というセリフが出てきたとき、まっ先にこの映画のベティとジェイクを思い出しちゃったくらい。…ははははは♪
ところで。10年ぶりに観たら、思わぬ発見!!
ちょっと昔の映画ってのは、いま観ると「え?こんな人が出てるの??」っていうような配役がされていることがあって、あとから観てビックリしちゃうことがあるんだけど…この映画でもそれがありました!なんと!ケビン・スペイシー!!婿役で出演!!!二重顎のおデブさんだったので、最初気付かなかったんだけど(口ヒゲ生やしてたし〜…ちなみに役名は「マリオ」…ってなんてベタな)、二重になってても顎は割れてたし、セリフまわしもオネェっぽかった。うっひゃ〜…こんな映画に出てたんだ〜…。役作りのために太ったのか、それとも頑張って痩せたのか…。どっちにしろ彼が売れるまで、あと数年かかったけどね〜。
そっか〜…だからこの映画のビデオ、レンタル屋さんで「ケビン・スペイシー」の棚に移動させられてたのか〜…。
♯こんな人にオススメ
「父親の生きている姿をずっと覚えていたい」
続きは、また明日♪
↓Good News For Japanese Ringers!
http://www.theonering.net/perl/newsview/8/1039629520
…ビックリ。監督のピーター・ジャクソンの耳に、日本の原作ファンからの嘆願が…ちゃんと届いてたんだ〜!
彼いわく「日本のファンは、『字幕担当者が誰であれ、担当者が題材に対する知識を持っていないのは明らかで、そのため大きな間違いをしている。『二つの塔』の日本語訳は、前作と同じ人物にしないで欲しい』と云った。よって今度の『二つの塔』の日本語訳は、別の担当者を起用した」。
……スゴイ。
ファンが監督を動かしたよ…。
ちなみに私は(前作を)吹替で観ました。原作は読んでないんだけど、原作ファンから「絶対、吹替で観て!」と云われたからです〜。
そんな私の「ロード・オブ・ザ・リング(S)」第1作目の感想!
「お…おじーちゃんがぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!!!」
…………すみません…いつかちゃんとレビューします…。
というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「父と子」。
なんつーか…私的に弱いお題です…。
「晩秋」Dad(1989・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0097142
監督:ゲイリー・デビッド・ゴールドバーグ
脚本:ゲイリー・デビッド・ゴールドバーグ
出演:ジャック・レモン、テッド・ダンソン、オリンピア・デュカキス、他
ストーリー:
NYで多忙な日々を過ごすビジネスマン、ジョン(T・ダンソン)は、母・ベティ(O・デュカキス)が心臓発作で倒れたと聞き、慌てて帰郷する。だが今度は父・ジェイク(J・レモン)までもが倒れてしまう。ジェイクの具合は悪く、ショックを受けるジョン。家族の大切さを実感した彼は、仕事に戻らずこのままジェイクの看護をすることにしたが――。
10年ぶりに観ちゃった。
まだ学生の身分で京都に住んでたころ、ヒマつぶしに新京極を歩いてたら、なにげにこの映画の看板が目に入ってきたんだよニャ〜…。で、そのまま映画館に入っていって、まったりとした気分で観たっけ〜…。いや〜…懐かしいどすな〜♪
でも10年経ったせいなのか、観た後の余韻ってのは、昔と今ではかなり変わっちゃったニャ〜…。
この映画には、イーサン・ホークがジャック・レモンの孫役で出てるんだけど、実は彼と私は同世代(彼のほうがひとつ上だっけ〜?)。かなり若い彼の姿に、彼だけじゃなく自分自身の時間も確実に流れてるんだよニャ〜と痛感させられちゃって、なんだかせつなくなってしまった。………。まさかイーサン・ホークを観て、たそがれる羽目になるとは!……ぐぐぐぐぐぐ…不覚。
ストーリーは、いままで家庭を犠牲にしてきたバリバリのビジネスマンが、急に老け込んだ父にショックを受け、彼の介護をしながら家族の大切さを思い知る…というものなんだけど、邦題タイトルが「晩秋」だっただけに、以前レビューした「黄昏」(1981・米)みたいな感じかニャ〜?と思ったら、違ってた。…父を愛する息子の、とても純粋な気持ちが描かれている映画だった。なので「晩秋」ってタイトルが…どうもニャ〜…。素敵で語感もいいんだけど、そのまま原題の「Dad」(ダッド)でよかったんじゃないかニャ〜??…そう思うのは私だけ〜??
ただ正直云って、映画というよりはTVドラマを観ているような感じがした。…秋の特番、みたいな。それがいいか悪いかはわかんニャいけど、なんでか私の中では印象が残ってる作品で、とくに妻のべティがジェイクのなにからなにまで世話を焼いている姿が印象強い。
たとえば、私は「硝子の街にて」という小説シリーズが好きなんだけど、その第4巻『家』(シリーズで1番好き!)に、主人公のひとりであるシドニー・ホプキンス(シリーズで1番好き!)が、「親父のやつ、おふくろの世話好きに甘やかされてるから(中略)…朝、目が覚めたときに、下着からシャツやネクタイまで、きちんとベッドの横に置いてあるのが当然だと思い込んでいるんだから」(本文より抜粋)というセリフが出てきたとき、まっ先にこの映画のベティとジェイクを思い出しちゃったくらい。…ははははは♪
ところで。10年ぶりに観たら、思わぬ発見!!
ちょっと昔の映画ってのは、いま観ると「え?こんな人が出てるの??」っていうような配役がされていることがあって、あとから観てビックリしちゃうことがあるんだけど…この映画でもそれがありました!なんと!ケビン・スペイシー!!婿役で出演!!!二重顎のおデブさんだったので、最初気付かなかったんだけど(口ヒゲ生やしてたし〜…ちなみに役名は「マリオ」…ってなんてベタな)、二重になってても顎は割れてたし、セリフまわしもオネェっぽかった。うっひゃ〜…こんな映画に出てたんだ〜…。役作りのために太ったのか、それとも頑張って痩せたのか…。どっちにしろ彼が売れるまで、あと数年かかったけどね〜。
そっか〜…だからこの映画のビデオ、レンタル屋さんで「ケビン・スペイシー」の棚に移動させられてたのか〜…。
♯こんな人にオススメ
「父親の生きている姿をずっと覚えていたい」
続きは、また明日♪
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