返り討ち

2003年3月13日
「ダイ・アナザー・デイ」を観てきました。


!注意!
あんまりネタバレさせるつもりはナイんですが、事情が事情なだけにポロリとネタが出てしまう可能性があります。よって、まだ観てなくて(本気で)007シリーズを楽しみにしてる方はお読みにならないほうがよいです。


…………。
………………。
あ〜あ…やっちまったくれたニャ〜…どうしてくれよう!?>タマホリ監督

なんとな〜〜〜く予感はあったんだけど…やっぱ予感だけで終わってくれなかった。こういう「やっちまった作品」は、ボンド映画の中でも数年に一回やってくるものなのか…。

この007シリーズってのは、かなり素っ頓狂なストーリー&設定でも許されるという、まさに免罪符なシリーズ(アクション・ファンタジーだから)。そんなことは、私だって百も承知。でもねでもね…それはあくまでも、ボンドに魅力があって、生身のアクションがあって、お約束がバッチリ決まっている…などなど、そういう点があってこそ成り立つわけで――こんなこんな「セリフがイマイチ決まらないボンド」で、「お金がかかってるのはよくわかるけどなんだこりゃ?ボンドがいなくてもいいんじゃない?アクション」(唯一、素晴らしかったのはジンクスとフロストの対決。ああいった対決こそ、ボンドと「あの国の息子」がやるべきでしょ??)で「悪役にスゴみや魅力がなく、背景もイマイチよくわからない」、さらに「見せ所が中途半端で魅力半減なボンドガール」(せっかくハル・ベリーだったのに!…おのれ〜〜!!)だったら、もうこりゃ言語道断!!…ボンド映画としてまったく魅力を感じなかったよ〜〜〜!!

まったく…どこが「『ロシアより愛をこめて』を意識した」なのニャァァァ!?>タマホリ監督

…最初と最後に流れたあの例の(最悪な)マドンナの主題歌が、この作品のすべてを語ってたのかもニャ…(云っておくけど「歌詞」のことではありません〜!)。そう思えばピッタリな主題歌かってことか…。………ぐぐぐぐぐ…。

まあ、自分のホームページを立ち上げたら、この作品をたたっ斬ってやるつもりでいるので、今回はレビューするつもりはないけど、これだけは云わせて下さいまし!


なんであれだけ最新技術を使っておいて、網を切るときにはペンチなんかを使うのニャァァァァァァ!?>ボンドさん


で。公開前にちょいと耳にした「過去の作品に対するオマージュ」なんですが。
たしかにいろいろありました。わかりやすいのからわかりにくいのまで。そんな中で1番私的にヒットしたのは、やはりQの作業所(だったのかニャ?あの場所)でなにげに転がっていた、昔懐かしい秘密兵器かニャ??(…うううう…涙出そう…)

ちなみに今回のマニーペニーはいい感じでしたが、Qはよくわかりましぇん。まだ慣れてないからかニャ??


とりあえず次作を期待するか!
駄作の次には名作あり…かもしんニャいから。


ところで。
実はこの映画がクライマックスをむかえたとき、いきなり地震が発生してビックリしました(こんな経験初めて)。地上6階の映画館だから揺れる揺れる〜〜〜!!ちょっと怖かったけど、とりあえずダイジョブでした。ただ、地震のせいか、エンドクレジットが始まるとみんなさっさと出て行ってしまいました。最後まで観てたのは私ひとりだけ。だってエンドクレジットの「James Bond will return」を観たかったんだもん!!(やっぱこれ観ないとね〜♪)…あ!そうそう!冒頭のガンバレルがちょっとだけ変わっているのに気づきました。ま、このパターンが続くかどうかはわかんニャいですが。


では、また♪

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