B’zがデビューして早や15年。
「あっ」という間、まさに光陰矢のごとしでございました。

音楽といえば――トッド・ラングレンからエアロスミスまで(と書くと、なんかリヴ・タイラーの母親みたいだニャ〜…)――ほとんど洋楽だけ聴いてたこの私が、まさかまさかまさか彼らのファンになるとは…まさに青天の霹靂!

なぜファンになったか、また、デビュー(正確に云うと、もうちょっと前)から常に彼らの音と動向をチェックしてきたその「歴史」、そして、どうしても彼らに物申したいこと…などなど…は、まあいつか語るとして(絶対長くなるもの…ジョージのときで3日間日記で語ったし)――今回は、15周年記念として発売される「10titleマキシ」(過去発売された10タイトルを特別仕様マキシで再リリース)を、それぞれ語ってみたいと思います。ちょっと文章に佐伯明が入ったらすみません…って、まあ渋谷陽一でなければいっか♪(…いいのニャ?)

↓B’z official website
http://bz-vermillion.com/top/index.html

■「BE THERE」2nd:「星降る夜に騒ごう」(Released : 1990.5.25)

1990年はB’zブレイクの年。いや〜懐かしい〜〜!!
でもってこのシングル――オリコン初登場が5位か6位だったはず。「ザ・テレビション」のチャート表見て「おおお!!5位(か6位)じゃん!やった!」と学校で叫んだ覚えあるから。
で、これがちょうどリリースされた頃、全国ツアー(「Break Through」ツアー)も行われてて、会場はかなりの熱気。観客がみんな踊るライブなんて、米米CLUBかB’zくらいだった。今の子は踊らなくて、「手扇」(「ておうぎ」…GLAYのファンがよくやってる「両手を前に突き出すアクション」…フレーフレーってやつ)してるよニャ〜。でもB’zで手扇はあんまり合わないと思うけど…。
ちなみに、このときのツアーで思い出深い出来事は――「稲葉さん、オープニングでマイク忘れる事件」。

「BE THERE」
「び!びび!び!びーぜあ!」と明石ブレイクで始まるこの曲。聴きどころは、まだまだ青くて余裕のない稲葉さんのボーカル、あまり重さのない軽い音のMG-Mで奏でる松本さんのシャッフルリフ…というところか。
ところで、この曲のPVにご出演のサルの「ヒロシ」は(稲葉さんがバナナ好きため、ご本名と同じ名前を命名されたぬいぐるみ)、いまどこにいるんだろう?

「星降る夜に騒ごう」
実はタイトル曲よりこちらの方が人気あり。昔はよくライブで演奏された。どうにもポップ過ぎてB’zっぽい毒はないが、ライブではそこそこ盛り上げるので…よしとするか。ただこの曲を聴くと、あの地獄の渚園2days公演が思い出され、(個人的に)ちょっとセンチメンタルな気分になったりする。
ちなみに、♪ほっしふ〜るよ〜るにさわごう〜てれないで〜♪というサビでは、手をバタバタさせる振り付けあり(これ踊れる人!私と同期ですニャ!!)。

■「太陽のKomachi Angel」2nd:「Good-bye Holy days」(Released : 1990.6.13)

「カメリアダイアモンド」(ジュエリーマキ)のCF曲だったため、夜中に大量オンエア(以後、B’zに限らずこのCFにタイアップした曲はほとんどヒット)。B’zはこの曲で初めてオリコンチャート1位をゲット。その初登場1位連続記録は、現在(2003年3月)まで続いている…けど、今年はヤバイような気もする(こんなこと云ってると、また言霊飛ぶかもニャ…)。
B’z史の中では、エポックメイキング的シングルにも関わらず、どうにも印象薄めなのは、「2ndの曲がイマイチ」だからだと思われる。…やっぱB’zは「シングルは2ndのほうが人気あり」でないとね!

「太陽のKomachi Angel」
内容がナイ曲。B’zの曲は「どうにもダメな僕」(B’zは「俺」でなく「僕」である)が主人公であることが多いものの、この曲に出てくる男は珍しく頭の中が「そればっかり」のナンパ男。そのせいかファンの間での人気もナイ。「なんちゃってナンパだからナッシング」という3Nソングだが、ノリがいいためか、今までのライブでもそこそこ演奏されてきた。ポイントはあのタイミングが難しい「we can say!」をちゃんと叫べるかどうか。しばらく聴いてないと、さすがの私もズレてしまうんだから実に厄介。

しかし…「コマチエンジェル」って――いったいなんなんですか?>稲葉さん

「Good-bye Holy days」
忘れ去られた曲。生で演奏されたのも92年の「TIME」ツアーだけ。しっとりと聴かせてくれたのはいいんだけど…正直、眠くなりそうだった(ごめんちゃい♪>おふたりさん)。

■「Easy Come, Easy Go!」2nd:「Go! Nude Go!」(Released : 1990.10.3)

1990年怒涛のシングルリリース最後の曲。これまた「カメリアダイアモンド」CFソング。アルバム「RISKY」がリリースされたが、リリース前にそのアルバムのツアーが始まってしまう。ちなみにアルバムレコーディングはNYで、ミキサーはジェイソン・コーサロ(元気なんだろうか?)。稲葉さんは生まれて初めての海外だった。そしてそのアメリカで、B’zのふたりは珍しくツインで宿泊した…が、ベッドはひとつだったらしい。……。
そのほか、ビデオ収録のためロンドンにも行っていたが、「ロンドンとB’z」――今となってはこれまた珍しいシチュエーションである。

「Easy Come, Easy Go!」
ウエストコースト系で一見歌いやすそうに見えるが、実は歌詞を見ずにはなかなか歌えない曲だったりする。歌詞もギターもそれほど難しくはないのだが、どうにもリフレインが多いため、どこを歌ってるのかわからなくなってしまう、まさにメビウスソング。そのため、稲葉さんもライブでしょっちゅう間違っている(なにげに現在形)。ただみんなで歌うには雰囲気がいいためか、(「ZERO」に次いで)ツアーでも演奏回数が多い(もしかしたら「Bad Communication」の方が多いかも?)。

「Go! Nude Go!」
16ビートが多いB’zにしては珍しい、8ビートなナンバー。それでもジャパニーズ8ロックっぽくないのは、やはり明石ブレイク(B’z初期〜中期の曲を編曲担当した明石昌夫さんによる、独特なリズムの切り方のこと)のためか。ちなみにこの曲のミキシングもJ・コーサロ(だったはず)。私は彼のドンシャリ・ミックスがニガテだけど、この曲自体は好き。サビの振り付けだって覚えてるも〜ん♪

続きは、また明日♪

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