オスカー授賞式以降、報道されたネタで気になったものをいくつか。


↓「T・ハンクス、ハリウッドリメイク『生きる』へ出演?」
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0003140

オスカー候補になりそう…っていうか、狙ってそうだ〜。
(↑T・ハンクスではなく、ドリームワークスがね)


↓Angelina Jolie’s Dress Was Never Stolen
http://us.imdb.com/PeopleNews/2003/20030327.html

彼女は「ドレスが盗まれた」という理由で授賞式を欠席したんだけど、やっぱり盗まれてなかったんだ〜。…まあそうだろうと思ってたけど。


↓「『千と千尋』750館で大規模宣伝を約束」
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/hollywood_0327_1.html

「この映画を米国で一人でも多くの人に観てもらうのが私たちの願いでした」…って、そんな今ごろ云われてもニャ…>ディズニーさん


↓「H・ジャックマン、スーパーマン俳優に扮する」
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0003148

スーパーマン役ではなく「スーパーマンを演じた俳優の役」ね…ふ〜ん…。私としては、やっぱりヒューが全身タイツになるかどうかが気になりますニャ〜。


↓「迷走する『スーパーマン』、今度は監督が降板」
http://www.eiga.com/buzz/030325/07.shtml

…もうやめたら??


というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日のお題は「気軽にラブ・コメディ」。
気張らずに観れる映画を選んでみました。


「僕たちのアナ・バナナ」Keeping the Faith(2000・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0171433
監督:エドワード・ノートン
脚本:スチュワート・ブルムバーグ
出演:ベン・スティラー、エドワード・ノートン、ジェナ・エルフマン、他

ストーリー:
NY。ユダヤ教のラビであるジェイク(B・スティラー)と、キリスト教カトリックの神父ブライアン(E・ノートン)は、宗教は違えど幼なじみの大親友。神への思いが厚いふたりの説法は、人々に人気を博していた。そんなふたりが幼い頃、ともに大好きだった同級生のアナ(J・エルフマン)が、16年ぶりに彼らの前に現れる。そして――。


ふ〜ん…エドワード・ノートンって、こんな映画撮る人だったんだ〜…。ちょっと意外だったニャ〜…。しかも原題が「Keeping the Faith」って…ボン・ジョヴィ??(←こらこら!)

この映画、公開当時に友人と一緒に観に行ったんだけど、友人は(やっぱり)E・ノートン狙いで、私は(もちろん)B・スティラー狙いだった。…って別にそれはどうでもいっか♪

少女ひとりと少年2人。大の仲良しなんだけど、少女の転校によって離れ離れになってしまう。そして16年経って再会。やっぱり彼女は「最高の女」だった…っていうありがちな設定なんだけど、この作品で面白かったのは、ジェイクとブライアンが「神父」「ラビ」という職業だってところ。神父はもちろん結婚できないし、ラビ(ユダヤ教における宗教的指導者のこと。英語の発音だと「ラバイ」の方が近い)はできるけど…職業上、できれば同宗教の女性が好ましい…と、まあいろいろ制約がある。
幼いころ好きだった女の子ってのは、思い出の中でどんどん美化されていくもの。でも、数年経って再会したアナが本当にとびっきりいい女になってたら――そりゃ〜悶々としますって!!

そんな中、この作品は(恋愛を通して)「宗教の違い」というより「宗教の交流」をメインに描いている…と思う。実は私もそういう交流機会がとても多いので、「そう!そう!そうなのよ!」と思うことが多かったニャ〜。

E・ノートンって、なんつーか…ちょっと変わったウニャ〜とした声だし、見た目も日本にいる英会話教師みたいで、「どっこがいいんだろう?」と思ったけど――ニャるほどね〜…こういうコメディ演技を見てると、たしかに母性本能をくすぐられますニャ!(>友人Nちゃん)

でもやっぱり私はベン・スティラー派!(どーせ私はマイノリティ)…なんつーか…あのちょっと前傾姿勢で歩いてる姿、ちょっと首を傾げるしぐさを観るだけで「うわ〜〜ん!ベン、すてきぃぃぃ!!」となっちゃう♪(どーせ私はマイノリティ)…今回の役柄のジェイクは、多少ズルイところがあるんだけど、そういう役どころはベンの得意とするところなので、観ていて安心するし、E・ノートンも上手い配役したニャ〜と思う。

しかし…三角関係はともかく、こういういわゆる「ドリカム状態」(あ!しまった!ドリカムって2人になっちゃったか!)ってのは、憧れですニャ!…一緒に観に行った友人Nちゃんとは、「ノートンとベンが幼なじみだったら、どんなにいいだろう〜♪」と、映画館出たあとの話はそればっか!(ははは♪)

ただ正直云ってこの作品…ちょっとヘンな構成だったニャ〜…。その…ブライアンがバーテン相手に回想するシーンから始まるんだけど、その回想シーンがやたら長くて(って云うか本編?)、その後にクライマックスがあるもんだから、ちょっと間延びした感と「え?終わってない??」というアレレ感が。それらがどうにも勿体なかったニャ〜…。

まあ、男女三人が繰り広げる三角関係コメディで、ちょっと宗教も絡んでるけど、幼なじみの仲良し三人組という甘酸っぱい設定とさわやかさを感じるラストなので、大作疲れしたあとに観るとホっとする作品…ってところでしょうか〜。


ところで。脚本のS・ブルムバーグと監督のE・ノートンは大学時代(イェール大!)の同級生で、キャンペーンのときアナのモデルとなった女性と一緒に(3人で)来日したんだけど…つまり…これってなにげに実話が入ってるってことニャ〜??


♯こんな人にオススメ
「幼なじみで親友って素敵よね〜♪」「気軽に見れる三角関係ものが好きなんです」


では、また♪

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