Master and Commander

2003年4月16日
昨日、「ラッシー(ラッセル・クロウ)主演のウィアーの新作は、題材が題材だけにコケたらどうしよう〜??」と書いたんだけど、じゃあいったいどんな題材なのかと云うと…その…「海洋冒険もの」なんだよニャ〜…。実はここ数十年「海洋冒険もの」というのはことごとく失敗してる上に、「大作!制作費〇〇億円!」とか聞いちゃうと、もう心配で心配で…。

ちなみに新作の「マスター&コマンダー」は、パトリック・オブライアンのベストセラーシリーズ小説(20冊くらい出てる…けど、日本ではハヤカワから2冊くらいしか出てない。原作者は2000年に亡くなっている)が原作。舞台はナポレオン戦争時代で、英国海軍のジャック・オーブリー船長(ラッシーがこの役)が主人公。相棒で船医のマチュリン(「ビューティフル・マインド」でルームメイト役を演じたポール・ベタニーがこの役)、そして個性的な仲間とともに、世界の海を股にかけ冒険するというストーリー(おおざっぱな説明〜)。

原作には熱狂的なファンが多いことで有名で(ウィアーもそのひとり)、そのためネットでも「ラッシーは適役」「ボンデン役にビリー・ボイド(「ロード・オブ・ザ・リング」でピピンを演じた俳優さん)はミスキャスト」だの、あ〜だこ〜だ云われております。

↓Master and Commander: The Far Side of the World (IMDb)
http://us.imdb.com/Title?0311113

それでも彼らにとって一番意外だったのは、監督がウィアーだったってことみたい(社会派でちょっとインテリに思われてたからだろうニャ〜…)。…って云うか、私も意外に思ったクチ。ウィアーのところに話が来たのは、NYタイムズによると、どうやら映画化をずっと目論んでた20世紀FOXが、ウィアーが原作のファンだと知って声をかけたからみたい。むむむむ…。

なんか原作は相当面白いらしく、キャラクターは個性的、ストーリーはハラハラドキドキさせる上にホロリ感もある…とか。…こりゃたしかに面白そうだ〜♪…映画化したことだし、ハヤカワも全巻出すかもしんニャいので、読んでみようかニャ?

それにしてもこの映画の公開って、いったいいつになるのかニャ?…聞こえてくるのはラッシーの暴れん坊将軍ぶりばかり…と思ってたらこんな記事が。

↓「早くも次のオスカー対策?ラッセル・クロウ主演作が公開延期」
http://www.eiga.com/buzz/030318/07.shtml

え!?…オスカー狙ってるんですか〜??
マジですか〜!?>20世紀FOXさん
………。
…こ…コケませんように……。

しかし…最近のハリウッドは超大作歴史ものばっか企画してるよニャ〜。アレクサンダー大王(ラーマン&レオ版、ストーン&ファレル版)とか、トロイのアキレス(ブラピ)、カルタゴのハンニバル将軍(V・ディーゼル)……。なんか観続けるとゲップが出そう…。


とにもかくにも!
私は大期待してますので!!>ウィアー監督


では、また♪

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