とある映画館にて
2003年5月27日今日、ある映画を観るため、街の中の小さな某映画館へ行ってきた。
実はその映画――都会の映画館では3月に公開されたんだけど、単館上映のマイナー系作品なため、「私が住む田舎じゃあ〜上映してくれないだろうニャ〜…」となかば諦めていた作品だった。
ところが。2ヶ月遅れだけど、近所の映画館が上映してくれるというではあ〜りませんか!!(しかも北陸の映画館ではその一軒だけ!)
というわけで、この前の日曜日に慌てて観に行ったら――これがもうものすごく面白くて!!うひゃ〜〜!…久しぶりの思わぬ大収穫に「やった〜!」と拳を握り締めたくらい。…大きなスクリーンで観れて…本当に良かった〜〜!!嬉しかったよ〜〜〜!!
で。もう一回観ようと、レディースデイを利用して、今日またその映画館に行ったわけなんだけど――窓口へ近づいた私を見るやいなや、窓口のおじさんいわく「『めぐりあう時間たち』ですね?」。………いや…その…違うんですけど…。………。
その映画館は2つスクリーンがあって、私が観たい映画のとなりでは「めぐりあう時間たち」が上映中。開始時間はほぼ一緒、しかも本日レディースデイ。……そうだろうニャ〜、女性ひとりでやってきて、あの映画と「めぐりあう時間たち」だったら…「めぐりあう〜」を観ると思うのがフツーだろうニャ〜…。それに私――かなりフェミニンな格好してたし〜……。
どっちにしろ「めぐりあう〜」ではなかったので、「いえ、違います。『*****』です」と云ったら――おじさんの顔に驚きの表情が。……あの…別にそんなに驚かなくても…。
とりあえず、チケットはゲット。でも映画が始めるまでかなり時間の余裕が。おじさんもヒマそうだし、私もヒマだったので、なんで「*****」を上映することにしたのか、そのおじさんに訊いてみることにした。
私:「あの…『*****』って、やっぱり観に来る人は少ないんですか?」
おじさん:「とても少ないね〜。サッパリ。都会の映画館では大盛況だったんだけど。でも配給会社が宣伝をほとんどしていないから、ここではこの作品の面白さを知ってる映画ファンだけが観に来るという感じ。この映画、とても面白いのにね…」
私:「『*****』って単館系でしょう?…ほとんど地方では上映していないんじゃ?…なんでここで上映しようと思ったのですか?」
おじさん:「北陸ではウチ一軒だけだよ、上映してるのは。面白い作品だから、本当は3月にやりたかったんだけど、アニメがあってね。だから5月にずれ込んじゃったんだよ。僕としては、あの『○○○○○○』より面白いと思うんだけど…宣伝足りないから…。残念だよねぇ…」
私:「………」
そんな会話をしていると、いつの間にか上映時間になったので、席についた。観客は――私ひとり。………。
う〜む…。こういう「面白いけど、知られないまま埋もれてしまう映画」(ちなみにSFアクション系)って、たまたまなんらかのめぐり合わせで映画館の大きいスクリーンで観れたときは「やった〜!大発見だ〜♪」と大きな喜びを感じるんだけど…それはあくまでも「個人の喜び」。面白さとその存在が知られないまま、上映している映画館では閑古鳥が鳴く――。やっぱりそれって…淋しいよニャ〜…。
でも…この「*****」って――レンタルビデオでリリースされたら人気作品になりそうな気がする…。う〜む……。
では、また♪
追記:今週末の「すちゃらか映画レビュー!」で、「*****」(それまでタイトルはナイショ♪)を取り上げる予定です。
実はその映画――都会の映画館では3月に公開されたんだけど、単館上映のマイナー系作品なため、「私が住む田舎じゃあ〜上映してくれないだろうニャ〜…」となかば諦めていた作品だった。
ところが。2ヶ月遅れだけど、近所の映画館が上映してくれるというではあ〜りませんか!!(しかも北陸の映画館ではその一軒だけ!)
というわけで、この前の日曜日に慌てて観に行ったら――これがもうものすごく面白くて!!うひゃ〜〜!…久しぶりの思わぬ大収穫に「やった〜!」と拳を握り締めたくらい。…大きなスクリーンで観れて…本当に良かった〜〜!!嬉しかったよ〜〜〜!!
で。もう一回観ようと、レディースデイを利用して、今日またその映画館に行ったわけなんだけど――窓口へ近づいた私を見るやいなや、窓口のおじさんいわく「『めぐりあう時間たち』ですね?」。………いや…その…違うんですけど…。………。
その映画館は2つスクリーンがあって、私が観たい映画のとなりでは「めぐりあう時間たち」が上映中。開始時間はほぼ一緒、しかも本日レディースデイ。……そうだろうニャ〜、女性ひとりでやってきて、あの映画と「めぐりあう時間たち」だったら…「めぐりあう〜」を観ると思うのがフツーだろうニャ〜…。それに私――かなりフェミニンな格好してたし〜……。
どっちにしろ「めぐりあう〜」ではなかったので、「いえ、違います。『*****』です」と云ったら――おじさんの顔に驚きの表情が。……あの…別にそんなに驚かなくても…。
とりあえず、チケットはゲット。でも映画が始めるまでかなり時間の余裕が。おじさんもヒマそうだし、私もヒマだったので、なんで「*****」を上映することにしたのか、そのおじさんに訊いてみることにした。
私:「あの…『*****』って、やっぱり観に来る人は少ないんですか?」
おじさん:「とても少ないね〜。サッパリ。都会の映画館では大盛況だったんだけど。でも配給会社が宣伝をほとんどしていないから、ここではこの作品の面白さを知ってる映画ファンだけが観に来るという感じ。この映画、とても面白いのにね…」
私:「『*****』って単館系でしょう?…ほとんど地方では上映していないんじゃ?…なんでここで上映しようと思ったのですか?」
おじさん:「北陸ではウチ一軒だけだよ、上映してるのは。面白い作品だから、本当は3月にやりたかったんだけど、アニメがあってね。だから5月にずれ込んじゃったんだよ。僕としては、あの『○○○○○○』より面白いと思うんだけど…宣伝足りないから…。残念だよねぇ…」
私:「………」
そんな会話をしていると、いつの間にか上映時間になったので、席についた。観客は――私ひとり。………。
う〜む…。こういう「面白いけど、知られないまま埋もれてしまう映画」(ちなみにSFアクション系)って、たまたまなんらかのめぐり合わせで映画館の大きいスクリーンで観れたときは「やった〜!大発見だ〜♪」と大きな喜びを感じるんだけど…それはあくまでも「個人の喜び」。面白さとその存在が知られないまま、上映している映画館では閑古鳥が鳴く――。やっぱりそれって…淋しいよニャ〜…。
でも…この「*****」って――レンタルビデオでリリースされたら人気作品になりそうな気がする…。う〜む……。
では、また♪
追記:今週末の「すちゃらか映画レビュー!」で、「*****」(それまでタイトルはナイショ♪)を取り上げる予定です。
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