「ファム・ファタール」(8/29追記、そして訂正)
2003年8月28日今日、ブライアン・デ・パルマ監督映画「ファム・ファタール」を観に行ってきました(実は2回目だったりする)。
いまのところ「すちゃらか!」で取り上げる予定はないのですが、ネタバレしない程度に感想をば。
日本公式サイト→http://www.ffmovie.jp/index_main.html
あまりのデ・パルマ節に降参!ノックアウト!
やっぱ「初心忘るべからず」ってところでしょうか〜??>デ・パルマ監督
なんつーかですね、デ・パルマがいままでどんな映画を撮ってきたか知ってる…と云うか、観たことがある人なら(それも初期の作品。近作の「ミッション・インポッシブル」「ミッション・トウ・マーズ」あたりは除く)、納得できるかも。お約束の長回しはもちろん(って、今回はなかったか)、よくわからない筋書き、やたらと脱いでるわりには、意外に最後まで見せてない(というか、見せようとしない)ヒロインのヌード、ゴージャスそう(←この「そう」がポイント)な音楽、クラシック映画への傾倒(おもにヒッチコックだよニャ、やっぱ)、衝撃のラスト――いや〜ん♪…こーゆーの、もっといっぱい撮って〜♪>監督
まさしく賛否両論作品。冒頭の宝石泥棒は信じられない展開だし(動機すらわかんないもんニャ)、ヒロインの背景はよくわからないし、なんと云ってもあのラストのオチ!なんなのよ、いったい!――と、怒る人の気持ちはよくわかる。私だって、フツーのお友達には「『ファム・ファタール』面白かった〜♪今度、みんなも観に行ったら?」なんて、口が裂けても云えない(…なので観に行かないで下さい←こら!)。
ちなみに私には面白かった…というよりは、楽しかったナリよ〜♪
この作品が一級品だとま〜ったく思ってませんが、久しぶりにデ・パルマ節を感じられて嬉しかったです♪大笑いできたし♪(ははははは)
ヒロインのロール役はレベッカ・ローミン・ステイモス。「X-MEN」シリーズで、全身真っ青なミスティーク役をクールに演じた女優さん。彼女の青くない顔(…)をこれだけ観たのは、実は初めてなんだけど、思ってた通り「ちょっとデコっぱちで泣き笑い系なお顔立ち」でした。
そういえば、ロール役は最初ウマ・サーマンだったとか。彼女の出産や「KILL BILL」の撮影などがあって、結局レベッカになったらしいけど、この内容だったら、ウマよりレベッカだったのは、かえってよかったなと。ただ、10年前ならシャロン・ストーンが演じたら似合ったかもね。
それから、共演にアントニオ・バンデラス。なんでか彼の印象って、いっつも「そう云えばバンデラスが出てたっけ〜」もしくは「あの映画に出てたんだ!へ〜!気が付かなかった〜」。非常に申し訳ないんだけど、あれだけ濃い顔のわりには、淡白な印象なんだよニャ〜…。
今作はデ・パルマの傑作ではないけれど、昔から彼の映画を観てる人、彼がなにに傾倒しているか知ってる人、B級トンデモに寛容的な人、上記
の内容や彼のスピリットや感性に「びびびびび!」ときた人など、「デ・パルマの愛すべきB級作品を、脳内処理できる免疫を持つ人」には、楽しい映画かも。
しかし…「ファム・ファタール」って、「悪女」という意味もあったんだ〜…ずっと「運命の女」だけだと思ってたナリよ…。
いまのところ「すちゃらか!」で取り上げる予定はないのですが、ネタバレしない程度に感想をば。
日本公式サイト→http://www.ffmovie.jp/index_main.html
あまりのデ・パルマ節に降参!ノックアウト!
やっぱ「初心忘るべからず」ってところでしょうか〜??>デ・パルマ監督
なんつーかですね、デ・パルマがいままでどんな映画を撮ってきたか知ってる…と云うか、観たことがある人なら(それも初期の作品。近作の「ミッション・インポッシブル」「ミッション・トウ・マーズ」あたりは除く)、納得できるかも。お約束の長回しはもちろん(って、今回はなかったか)、よくわからない筋書き、やたらと脱いでるわりには、意外に最後まで見せてない(というか、見せようとしない)ヒロインのヌード、ゴージャスそう(←この「そう」がポイント)な音楽、クラシック映画への傾倒(おもにヒッチコックだよニャ、やっぱ)、衝撃のラスト――いや〜ん♪…こーゆーの、もっといっぱい撮って〜♪>監督
まさしく賛否両論作品。冒頭の宝石泥棒は信じられない展開だし(動機すらわかんないもんニャ)、ヒロインの背景はよくわからないし、なんと云ってもあのラストのオチ!なんなのよ、いったい!――と、怒る人の気持ちはよくわかる。私だって、フツーのお友達には「『ファム・ファタール』面白かった〜♪今度、みんなも観に行ったら?」なんて、口が裂けても云えない(…なので観に行かないで下さい←こら!)。
ちなみに私には面白かった…というよりは、楽しかったナリよ〜♪
この作品が一級品だとま〜ったく思ってませんが、久しぶりにデ・パルマ節を感じられて嬉しかったです♪大笑いできたし♪(ははははは)
ヒロインのロール役はレベッカ・ローミン・ステイモス。「X-MEN」シリーズで、全身真っ青なミスティーク役をクールに演じた女優さん。彼女の青くない顔(…)をこれだけ観たのは、実は初めてなんだけど、思ってた通り「ちょっとデコっぱちで泣き笑い系なお顔立ち」でした。
そういえば、ロール役は最初ウマ・サーマンだったとか。彼女の出産や「KILL BILL」の撮影などがあって、結局レベッカになったらしいけど、この内容だったら、ウマよりレベッカだったのは、かえってよかったなと。ただ、10年前ならシャロン・ストーンが演じたら似合ったかもね。
それから、共演にアントニオ・バンデラス。なんでか彼の印象って、いっつも「そう云えばバンデラスが出てたっけ〜」もしくは「あの映画に出てたんだ!へ〜!気が付かなかった〜」。非常に申し訳ないんだけど、あれだけ濃い顔のわりには、淡白な印象なんだよニャ〜…。
今作はデ・パルマの傑作ではないけれど、昔から彼の映画を観てる人、彼がなにに傾倒しているか知ってる人、B級トンデモに寛容的な人、上記
の内容や彼のスピリットや感性に「びびびびび!」ときた人など、「デ・パルマの愛すべきB級作品を、脳内処理できる免疫を持つ人」には、楽しい映画かも。
しかし…「ファム・ファタール」って、「悪女」という意味もあったんだ〜…ずっと「運命の女」だけだと思ってたナリよ…。
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