昨日の続き〜。

「The Trojan War」(以下、「Troy」)は、今春撮影が始まりまして、全米公開予定は来年の5/14。…ってことは、ヒュー子ちゃん主演「Van Helsing」の公開と同時期です。

なかなか撮影スチールが公開されないので、どんな進行具合なのかはわからないのですが、一部公開された写真を見ると、相当のスペクタクル大作だということだけは分かります。

この映画の撮影が始まって、私の耳に入ってきたのは「ブラピの足が細すぎて迫力がないため、足だけの代役が使われている」というもの。オーリ系のファンサイトで、アキレウスの衣装をまとったブラピの写真がけっこう出てくるんですが、それを見る限りでは…う〜む…たしかに細いかもしんニャいです。

しかし…こうやってネットで流れてる写真を見ていると、アキレウス役にブラピをキャスティングしてるあたり、手堅いとつくづく思います。

「O・ブルーム主演では、まだ集客力に不安がある。でもブラピなら…」ってね。

主役はピンで集客力のあるスター(ブラピ)を使い、人気若手俳優オーリには(脇役だけど)美味しい役を振り、さらにその脇を固める役に、演技力があって予算内に収められる出演料の俳優を持ってくる(B・コックスやS・ビーンあたり)。そして画的にも映える大御所俳優(P・オトゥール)と、ちょっと話題の俳優(E・バナ)、華を添える役としてほぼ新人(D・クリュガー)を持ってくる。まさに定石。

そしてこの手の歴史もの(時代劇)だと、たとえ舞台がギリシャでもアクセントは英国調になるですが、S・ビーンやP・オトゥールはダイジョブでも、ブラピがとにかく未知数なので(時代劇に出てるブラピなんて見たことない…今まで現代劇ばっかりだったし)、個人的に彼がどれだけ時代劇口調をこなせるのかが気になります。木村拓哉みたいに、時代劇でも「オレ流一本調子」なのはちょっと……。

で、次に製作側の話をば。

監督はウォルフガング・ペーターゼン(「パーフェクト・ストーム」「エアフォースワン」)。なので、けっこう迫力のある画面を作ってくるんじゃないでしょうか。映像的に及第点以上のものは(たぶん)出してくるはず。

私の場合、こういうスペクタル映画においては、監督・脚本だけでなく、撮影・編集・音響が誰であるのかがとても気になります。でもこの「Troy」では、撮影がロジャー・プラットであるくらいしか、まだわかんニャいんだよニャ〜…。

分かる範囲で個人的に注目してるのは、脚本のデビッド・ベニオフ。すんごく楽しみに待ってたのに、いまだ日本公開されないスパイク・リー監督の「25th Hour」(E・ノートン主演)で、原作と脚本を書いた人です。 けっこう若い人で、まだ30歳とちょっとくらいのはず。そういう私と同世代の脚本家が、こういうスペクタル歴史大作の脚本をまかされたのですから、気になります。

以上、「Troy」についていろいろ書いてみました。やっぱ西洋史専攻だっただけに、この手の映画はワクワクしちゃうし、チェックも入っちゃいます。あ〜…はやく「Troy」のトレイラーが公開されないかニャ〜…。

では、また♪

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