やっぱり前置きナシ!の「すちゃらか映画レビュー!」どす!

お題は「2003年秋公開の映画」。
今日は、中1ならタダで観れちゃうという映画を取り上げてみました。…いくら私が童顔でも、中1には化けれないナリよ…。


!注意!
以下の文章は、(できるだけ配慮したつもりですが)ネタバレしている可能性があります。そのため、これからこの作品をご鑑賞予定の方は、お読みにならないほうがいいかもしれません。


「S.W.A.T.」S.W.A.T.(2003・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0257076/
日本公式サイト→http://www.swat-movie.jp/index.html
監督:クラーク・ジョンソン
脚本:デビッド・エアー、デビッド・マッケンナ
出演:サミュエル・L・ジャクソン、コリン・ファレル、ミシェル・ロドリゲス、LLクールJ、ジェレミー・レナー、他

ストーリー:
ある事件で上官の命令を無視した上、相棒のギャンブル(J・レナー)が勝手な判断をしたために、S.W.A.T.から外されたストリート(C・ファレル)は、復帰のチャンスをうかがいながら、保管庫業務についていた。そんなある日、腕利き巡査部長ホンド(S・L・ジャクソン)がS.W.A.T.に復帰、新チームを組むことになった。そのメンバーに選ばれたストリートは、仲間とともに、国際指名手配者のアレックスの護送任務につくが――。


なんつーかその……この映画のように、特別出来がいいわけでもまた悪いわけでもない――可もなく不可もなく系アクション映画ほど、感想やレビューが書きにくいもんはないよニャ〜…。

人気俳優は出演してるし、そこそこ楽しめるウェルメイドなハリウッド映画という感じ。お腹いっぱいになるのはいいけど、胸焼けさせてシンドイ思いをするような映画や、しつこいどんでん返しばかりでウンザリしてしまう映画、個性的過ぎて観る側を選んじゃうような映画…そんなのばっかり観てると、逆に今作が小気味よく感じるかも。ただし、印象に残るかどうかは別として。

私はちーとばかり尺が長いように感じちゃった。本編は111分だから、そう特別長い作品ではないのにな〜。なんでダラダラと感じちゃったのか。アレックス護送までの展開が長かった?…むむむむむむ…。

こーゆーフツーの映画の場合、ストーリーを追っかけることより、俳優たちや小道具、シチュエーションなどを観察するのが楽しかったりします。もし銃に詳しかったら、それもまた楽しみのひとつになってただろうな〜。ああ!悔しいっ!!

ちなみに、私がこの映画を観に行った理由はただひとつ。
「コリン・ファレルを観ること」
(9/25付日記参照→http://diary.note.ne.jp/25683/20030925

もう♪コリンってばなんてカワイイの〜〜〜〜〜♪
おねーさん、スクリーンにアナタが映るたびに瞳孔が開きっぱなし♪いや〜〜ん♪

以前から目はつけてましたが、久しぶりに小躍りしちゃうほどのバッドボーイ系ハンキーが現れ、嬉しくて嬉しくてたまりましぇ〜〜ん!!(←バカ)

ちなみにどう観てもコリン・ファレルが主演なのに、クレジットトップがサミュエル・L・ジャクソンなのは、やはりランク的な理由からでしょう(「ドリームキャッチャー」でモーガン・フリーマンがトップだったように)。

で、そのやり手上司役を演じるサミュエル・L・ジャクソンですが。なんつーか…このまま行くと第二のジーン・ハックマンになりそうだよニャ〜(つまり、オファーされる役どころが固まりそうで、しかも断ることを知らない)。

以前話したブライアン・コックスやショーン・ビーンのように、彼もまた「ギャラが予算内に収まり、演技力があって名前も知られてる」という、非常に使える俳優のひとりだってことなのでしょうね。個人的にはとても好きな俳優さんだし、作品ごとに髪型が変わる(今作は地毛…つまり彼はハゲなのです)ところも気に入っています♪

女性隊員サンチェスにミシェル・ロドリゲス。あれれ?最近彼女を観たぞ…と思ったら、「ブルークラッシュ」で主人公に喝を入れてた、あのお友達の子か!…どっちにしろ男前なキャラだよニャ〜…。う〜む。

メンバーもよくある構成(ちょっと青いけど魅力的な主人公、おしゃべりな隊員、無口な隊員、過去を持つ隊員、アフリカ系の隊員などなど)でしたが、女性隊員がいることで、恋愛がらみな展開になるかと思ってたら(しかも主演はコリンだし)、それはナシ。う〜む…たしかにこれなら中1が観てもダイジョブ。けっこうありがちなストーリーだけど、その面をスッパリ削ったことが逆に潔い雰囲気を醸し出している…かも。欲張っていろいろ盛り込み過ぎて中途半端に終わらせたり、ヘタにリアル感を出して爽快感をなくしたりするよりはマシでしょう。だってこれ…娯楽エンタテイメント作品なんだもん。

街のチンピラが、あれほどの銃器類をいったいどうやって調達したんだろう〜?という疑問は残りますが、可もなく不可もなく作品にダメ出しするのは(個人的に)ヤボに感じちゃうので――ま、いっか〜。

ところで。本編が終わり、ボケーっとエンドクレジットで流れる曲を聴いてたら、最後に「サミュエル・ジャクソ〜ン!」と聴こえてきて、「ハテ?幻聴?」と思ったのですが、そのままクレジットで確認したら…「Samuel Jackson」という曲でありました。♪さみゅえるじゃくそ〜〜ん♪

ま、それぞれの俳優がハマリ役を演じ、ストーリーもごく平凡でそれなりに面白いというレベルの映画なら、その中でなにか個人的に「びびび!」とくるもの発見したり、昔のTVシリーズを知ってる人はそれと比較してみたり、ひたすら俳優を観ることを念頭においたりするのも、その映画に対する楽しみ方のひとつでしょう。

しっかし…コリンはまたもや定番の役だったよニャ〜…。

♯こんな人にオススメ
「デートでなにを観たらいいんだろう?彼女/彼の映画の好みって、まだわかんないし…」「ガンマニアなんです」「昔放送されたTVシリーズが好きだったんだよ〜」

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