ジョン・ヒューズ先生を語る
2003年11月20日 映画ヨタ話先日、友人Eと食事に行った際、お互い映画好きということもあって、「10代の頃(80年代)、どんな映画を観てた?」という話になりました。
私は日本人で、Eは米国人。住む国や環境が違えば、観てたものも違うだろうと(とくにEのほうが)思ってたら、これがけっこう同じものを観ていたということが判明。思いがけず話が弾んでしまいました。
――80年代の日本と米国で、お互いなにを観ていたのか?
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「インディ・ジョーンズ」「ゴーストバスターズ」「グレムリン」といった、80年代を代表するビッグタイトルはもちろん、あのジョン・ヒューズによる一連の青春映画なども観ていたことがわかり、じゃあ彼の作品ではなにが好きか?といった、ジョン・ヒューズ論にまで発展してしまいました。
♯ジョン・ヒューズ(IMDb→http://us.imdb.com/name/nm0000455/)
80年代、数々の青春映画を製作・脚本・監督した「先生」。10代のせつない恋愛や友情、孤独、家庭の悩みなどを描き、かなりトンがった尾崎豊系作品から、爆笑コメディを絡めた娯楽映画風な作品まで手がけた。80年代映画を愛する人間には、絶対外せない人。90年代に入ってからは、「ホームアローン」や「ベートーベン」などのファミリー映画を手がけて大ヒットさせたが、ここ数年、青春映画や監督業から遠ざかっている。
彼が手がけた青春映画:
「すてきな片思い」「ブレックファストクラブ」「プリティ・イン・ピンク」「恋しくて」「フェリスはある朝突然に」など。
■Eのジョン・ヒューズ映画ベスト3
1.「フェリスはある朝突然に」
2.「恋しくて」
3.「ブレックファスト・クラブ」
■私のジョン・ヒューズ映画ベスト3
1.「フェリスはある朝突然に」
2.「プリティ・イン・ピンク」
3.「すてきな片思い」
こうして書いてみると、男と女の差がモロに出ていますね。
「フェリス〜」は大傑作なので、Eも私も異論なし。「ブレックファスト・クラブ」は、いま観るとかなりキッツイけど、当時はたしかに感動しました。モリー・リングウォルドの「明日になったら、あなたたちを無視するかもしれない」(←うろ覚え)というセリフに、ドキっとしたものです。
でも「恋しくて」と「プリティ・イン・ピンク」を巡っては、Eと私の間で大激論になってしまいました。
いまどきジョン・ヒューズの映画を観ようなんて人はほとんどいないと思うので、ちょっと説明すると――「恋しくて(エリック・ストルツ主演)」「プリティ〜(モリー・リングウォルド主演)」は、ともに男女(幼なじみ)の三角関係を描いているものの、主人公が幼なじみを選ぶか、それともクラスのアイドルを選ぶかで、ラストはまったく違います。
(以下、多少のネタバレあり)
♯E(男)の云い分:
「なんでアンディ(「プリティ〜」の主人公…女の子)は、ダッキー(主人公に恋する幼なじみ…男の子)を選ばんのだ!?絶対おかしい!理解できん!」
♯私(女)の云い分:
「だって!ダッキーよりアンドリュー・マッカーシー(アンディが恋する同級生を演じた俳優)のほうが素敵じゃない!…それより、なんでアマンダ(「恋しくて」でストルツが恋する憧れの同級生)は、あそこでいきなりストルツを振る?…っていうか、ストルツってなんかワッツ(彼に恋する幼なじみ)のことをキープしてるだけじゃないの!?」
レストランで大激論した内容がこれ。
大人のくせに色気もな〜んにもナイ話…。
なお、このふたつの映画を観たことある人がいらっしゃいましたら、ご意見をお待ちしております。
私は日本人で、Eは米国人。住む国や環境が違えば、観てたものも違うだろうと(とくにEのほうが)思ってたら、これがけっこう同じものを観ていたということが判明。思いがけず話が弾んでしまいました。
――80年代の日本と米国で、お互いなにを観ていたのか?
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「インディ・ジョーンズ」「ゴーストバスターズ」「グレムリン」といった、80年代を代表するビッグタイトルはもちろん、あのジョン・ヒューズによる一連の青春映画なども観ていたことがわかり、じゃあ彼の作品ではなにが好きか?といった、ジョン・ヒューズ論にまで発展してしまいました。
♯ジョン・ヒューズ(IMDb→http://us.imdb.com/name/nm0000455/)
80年代、数々の青春映画を製作・脚本・監督した「先生」。10代のせつない恋愛や友情、孤独、家庭の悩みなどを描き、かなりトンがった尾崎豊系作品から、爆笑コメディを絡めた娯楽映画風な作品まで手がけた。80年代映画を愛する人間には、絶対外せない人。90年代に入ってからは、「ホームアローン」や「ベートーベン」などのファミリー映画を手がけて大ヒットさせたが、ここ数年、青春映画や監督業から遠ざかっている。
彼が手がけた青春映画:
「すてきな片思い」「ブレックファストクラブ」「プリティ・イン・ピンク」「恋しくて」「フェリスはある朝突然に」など。
■Eのジョン・ヒューズ映画ベスト3
1.「フェリスはある朝突然に」
2.「恋しくて」
3.「ブレックファスト・クラブ」
■私のジョン・ヒューズ映画ベスト3
1.「フェリスはある朝突然に」
2.「プリティ・イン・ピンク」
3.「すてきな片思い」
こうして書いてみると、男と女の差がモロに出ていますね。
「フェリス〜」は大傑作なので、Eも私も異論なし。「ブレックファスト・クラブ」は、いま観るとかなりキッツイけど、当時はたしかに感動しました。モリー・リングウォルドの「明日になったら、あなたたちを無視するかもしれない」(←うろ覚え)というセリフに、ドキっとしたものです。
でも「恋しくて」と「プリティ・イン・ピンク」を巡っては、Eと私の間で大激論になってしまいました。
いまどきジョン・ヒューズの映画を観ようなんて人はほとんどいないと思うので、ちょっと説明すると――「恋しくて(エリック・ストルツ主演)」「プリティ〜(モリー・リングウォルド主演)」は、ともに男女(幼なじみ)の三角関係を描いているものの、主人公が幼なじみを選ぶか、それともクラスのアイドルを選ぶかで、ラストはまったく違います。
(以下、多少のネタバレあり)
♯E(男)の云い分:
「なんでアンディ(「プリティ〜」の主人公…女の子)は、ダッキー(主人公に恋する幼なじみ…男の子)を選ばんのだ!?絶対おかしい!理解できん!」
♯私(女)の云い分:
「だって!ダッキーよりアンドリュー・マッカーシー(アンディが恋する同級生を演じた俳優)のほうが素敵じゃない!…それより、なんでアマンダ(「恋しくて」でストルツが恋する憧れの同級生)は、あそこでいきなりストルツを振る?…っていうか、ストルツってなんかワッツ(彼に恋する幼なじみ)のことをキープしてるだけじゃないの!?」
レストランで大激論した内容がこれ。
大人のくせに色気もな〜んにもナイ話…。
なお、このふたつの映画を観たことある人がいらっしゃいましたら、ご意見をお待ちしております。
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