TVでキヤノンの特集をやっていました。

ここ数年、私はお客さまの前で(最前線だニャ)、商品を見て・触って・説明してきましたが、商品というのはとても正直で――キヤノンがどんな会社なのか、すべてを物語ってくれます。ホントにスゴイ開発だと思うし(なんでみんなエプソン買うんだろう〜?)、デモンストレーターや営業が説明しやすいようにと、お客様にわかりやすいツール、デモで邪魔にならない作りなポップを考えてくれ、しかもそれらが年々進化している…つまり、商品は良い上に(作りが甘くてヘボいところもありますが)、営業側のことまで考えてくれてるという――末端細部まで、よく目が行き通っているメーカーなのです。

ここまでやってくれるメーカー…稀有だよニャ〜…。

それに比べ、エプソンのポップやデモ用印刷システムは、デモンストレーターのことをあまり考えてなさそうな作り。キヤノンデモの便利さを考えると、かなりの差があり、毎年「大変そうだニャ〜…」と(横目で見ながら)つい同情してしまいます(代わりに私がエプソン機を説明したり、ロール紙をセッティングしてあげたりするときもある…)。

そして、その成果が出たのか――以前は7:3(7はエプソン)くらいだったプリンタシェアも、現在はほぼ互角。私が出入りしているところでも、以前はキヤノンプリンタサプライ品(インクや用紙)売り場があまり大きくなく、それらがよく売れているわけではありませんでした。でも2年ほど前からでしょうか、プリンタがかなり売れるようになり、それと比例するかのように、サプライ品売り場もどんどん大きくなっていき…私でも「インクがけっこう売れてるな〜」と実感できるまでになりました。

「昔に比べて、キヤノンさんのインクや用紙、売れるようになったわ。良かったわね〜」

と、品出し担当を長年しているパートのおばさんが、私のところまで来て、そう語ってくれました。

「今、昨年買ったキヤノンプリンタ使ってるんだけどね、インクはこれでよかったよね?」

と、お客さまが私にインクの種類を尋ねてくれます。…昔はエプソンインクばかり尋ねられたのに。


昔はちっとも売れなかったキヤノンプリンタ。
いつも悔しい思いをしてきました。

でも…この1年で状況はかなり変わり、売れるようになってきました。

ただ今でも、「プリンタ=エプソン」のイメージは根強く――それをひっくり返すのは困難なことです。

たとえそうだったとしても…私がいるところで、エプソン7割は絶対許しません。許したこともナイです。


来週で今シーズンの仕事は終了します。
あともうちょっと…頑張りたいと思います。


ただニャ〜…開発にはちょっといいたいことがあるんだよニャ〜…。
彼らが気付かないところ(あるいは気付いていても直さないところ)を、ハッキリ・スッパリ・キッカリと指摘してやりたいナリよ〜…。


では、また♪

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