♯2月13〜14日の日記の続きです

友人から教えてもらったのですが、とある映画雑誌(誌名忘れた…私が住む田舎には売ってない雑誌だったと思う…だから記事自体読んでません)に、映画「マスター・アンド・コマンダー」宣伝騒動に関する話題が載っていたそうで、その記事を読んだ友人は、「ラッセル・クロウのファンが、彼主体の宣伝を配給会社がやってないことに対して腹を立てているんだ」と思ったのだとか。

たしかに私、俳優としてのラッシーが大好きです。
素晴らしい俳優だと思っています。

でも私が怒ってるのは、ラッシーをないがしろにした宣伝をされたということよりも(ベタニー演じるマチュリンがないがしろにされたのは頭くるけど)、「戦場に無理矢理連れて行かれ、家に帰ることだけを望んでいる少年兵」なんて出てこないのに(だって彼らのほとんどが貴族の出であり、出世を目指して志願し、そして乗り込んでいるだもん)、配給会社が勝手に映画で描かれている内容とは違う路線で宣伝してることに怒ってるの!…しかも最悪なことに、ブエナは字幕翻訳者の知らないところで字幕を捏造しようとした!(削除されることになったけど)…もう許せない!

小さい頃から映画観てたから、いままでもよく宣伝には騙されてきた。だから、配給会社が本編と印象が異なる宣伝を打つことだってよ〜く知ってるし、たまに「うわ、騙された〜」と思っても、それがしょーもない映画やB級映画、バカ映画だったら「よくぞここまで騙してくれたもんだ」と逆に感心しちゃったりなんかして、「こんな目にあったよ〜」と話のネタにもしたよ。

だけど――「マスター・アンド・コマンダー」はそんな映画じゃないでしょーがっっ!>ブエナさん

大ウソなだけでなく、ヘタっぴなんだってば。

お涙頂戴少年ものにして腐女子狙い?
――そんなのでいまどきの腐女子が釣れるもんですか!

もし腐女子狙いなら、14歳前後の少年兵より、オーブリーとマチュリンの友情をフィーチャーしたほうが絶対ウケるのに(それは原作がウケてる要素のひとつでもある)。オーブリーはラッシーだし、マチュリンは原作とは違ってイケメンのポール・ベタニーを配してるから、絵的にもバッチリじゃんか。しかもベタニーなんて「ラッセルの妻を演じた」なんて云ってくれたぞ〜(念のため云っておきますが、私はオーブリー/マチュリンあるいはオーブリー×マチュリンを奨励してるわけではありません)。

昔と違って今はネット時代。
いつまでも映画や原作ファン軽視の宣伝してると失敗するよ?…一般客と映画ファンをともにいい意味で騙してくれる宣伝打たないと、また騒ぎになるよ?…っていうか、宣伝やっててJAROの審査受けるっのて恥ずかしくない?

もっと映画の路線や時代を見極めて宣伝しないとダメだよニャ〜…。

「M&C」宣伝に関する追加情報です。

↓「なぜか不遇(?)な映画『マスター・アンド・コマンダー』を勝手に応援しますっっ」http://member.nifty.ne.jp/unifedaut/00mcmain.htm
(ニキリンコさんのサイトです。楽しく語られています♪)

↓「まだ見ていない映画のために(じゅうばこの雑記帳)」
http://www-fue.fukuoka-edu.ac.jp/~itasaka/hato/M&;C.html
(じゅうばこさんのサイトです。これまでの経緯が語られています)

なんかURLに「&」が付くと、このブログサイトはちゃんとリンクしてくれないみたい…(最後は/M&C.htmlです)。

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