←カトリーヌ・ドヌーブ主演作と云えば、真っ先に思いつくのがこれ。かのポランスキー監督の古いホラー作品ですが、観た当時は怖くて怖くて…「ひぃいいいいいいぃいぃぃいっ!」状態でした。おかげでしばらく自分の部屋でひとりになることができず、近くの寮に住む友人を呼び出しては、徹UNOに興じたものです(…で、哲学の単位を落した、と)。

最近、このブログで何度か話題にしている(5/19、5/21、5/23、6/1の日記)、ラクロ原作「危険な関係」なのですが。

「危険な関係」(仏版と米国版)、「恋の掟」、「クルーエル・インテンションズ」「スキャンダル」――そのほか日本でも過去に製作されてるらしい――と何度も映画化されていて、みんなホント好きね〜と思っていたら、なんと昨年フランスでTVミニシリーズ化されたらしく、さらに最近米国でもTV放送されたのだとか。……。みんなホント好きね〜…。

で、今度は誰がヴァルモンでトゥールベル夫人でメルトイユ夫人なのニャ?と調べてみたところ――

メルトイユ夫人→カトリーヌ・ドヌーブ
ヴァルモン→ルパート・エヴェレット
トゥールベル夫人→ナスターシャ・キンスキー

↓ポスター画像(amazon)
http://images.amazon.com/images/P/B00015YV4K.01.LZZZZZZZ.jpg

…なんか一気に平均年齢が上がっちゃった「危険な関係」だよニャ〜。

とてもゴーカなキャスティングだけど、カトリーヌ・ドヌーブではそれほど策略家には見えないし、ワニ革ハンドバッグな(←私じゃない!ボーイ・ジョージがそう云ったの!)ルパート・エヴェレットがプレイボーイなヴァルモンって…なんかあんまりにもフツーすぎてつまんないような…もっとアクの強い俳優がいいと思うけどなあ。ドヌーブの飼い犬って感じがしちゃう。フランス語ができると知ってビックリしたけどさ。ただそんな中でもナスターシャ・キンスキーという配役は、ニャるほどと頷けた。個人的に大好きな女優さんなので、彼女が出てるならこのTV版観てみたい。でも鮮度ゼロなストーリーだし、今観るとやっぱりツライだろうな〜。

ま、どっちみち日本では放送されることは…たぶんナイ…かニャ?
(NHKさん、BSでいかがですか?)

ちなみに、「クルーエル・インテンションズ」も続編がTVでドラマ化されたそうで、日本でもDVDが発売されてます。タイトルはそのまんま「クルーエル・インテンションズ2」で監督・脚本もそのままロジャー・カンベル。でも俳優はぜんぜん違うし、いまさら続編と云われてもねぇ…。

>蛍風さん
ニャるほど!!<「文芸」に区分
そっか〜、まったく気が付かなかったです。たしかにグレン・クローズ版の「危険な関係」では、「文芸」のほうがしっくりきます。実際、時代劇兼文芸コーナーにありましたし。目からウロコが落ちました。ありがとうございます♪

さてと――「サンダーパンツ!」でも借りてくるか♪

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索