「栄光のエンブレム」
2004年6月20日
←懐かしい俳優ロブ・ロウ。彼はその昔、一世を風靡したほど大人気でした。ですが90年代に入ると(ある事件とドラッグのせいで)サッパリ状態が続き、出演作はB級映画ばかり。でも頑張って立ち直り、TVドラマシリーズ「ホワイトハウス」でようやく評価を受け、2000年にはPEOPLE誌「世界で最も美しい50人」のひとりに選ばれるまで復活してきました。もしかしたら、もう昔以上の活躍はできないかもしれません……でも頑張って欲しいんです。
だって私――アナタの輝きを覚えてるんだもん…。
20世紀FOX「1枚買ったら1枚タダ!」5/28キャンペーン(2980円)で購入した、映画DVDの感想第四弾です。
■「栄光のエンブレム」Youngblood(1986・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0092272/
監督:ピーター・マークル
脚本:ピーター・マークル
出演:ロブ・ロウ、シンシア・ギブ、パトリック・スウェイジ、エド・ローター、他
ストーリー:
プロのアイスホッケープレイヤーを目指すディーン・ヤングブラッド(R・ロウ)は、ジュニアチームの入団試験に見事合格、チームメイトから強烈な洗礼を受ける。そんな中、ディーンが試合で頭角を現し始めると、仲間たちは彼を認めるようになり、とくにデレク(P・スウェイジ)とはなんでも話し合う仲になった。だが勝利優先の監督(E・ローター)についていけない状態のディーンに、他チームは汚い反則をしかける。そして――
うおおおおおおおおおおおおお!!
ヤァァァァングブラッドォォォォ!!
…とゆーわけで、←でリンクしている蛍風さんが感想をお書きになっているラルフ・マッチオ主演「ベスト・キッド」同様、今作も80年代らしい「痛快スポ根サクセスムービー」のひとつであり、また典型的なブラットパック映画でもあります。
↓ブラットパックとは?(2004/5/25の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040525.html
なんちゅーか…こうやってDVD化されたところで、その購買層のほとんどは30代以上の男性じゃないかと思われる作品なわけですが、いったいどれだけの人がロブ・ロウ目当てなんでしょうかね〜?
みなさん……主演俳優よりどっちかというと、都合のよさが返って心地よい実に80年代映画らしい青春ストーリーなところや、ロブの彼女を演じたシンシア・ギブが目当てなんじゃないの?…いや、ごもっとも!よくわかるざんす!…たしかにシンシアは目元パッチリで日本人受けする可愛らしさでナイスバディだし、↑であんなこと書いてる私だって、実はロブ・ロウより、80年代らしい「痛快スポ根サクセスムービー」なところに惹かれて買ったくらいだもん。
♯80年代らしい痛快スポ根サクセスムービーとは?
1.主題歌や挿入歌がシンセドラムを使ったポップスである
2.基本的に才能がある主人公
3.だが家庭はそれほど裕福ではない
4.チームメイトと最初はモメても、いつしか仲良くなる
5.監督といざこざを起こす
6.美人の彼女ができる(彼女のほうが裕福な家庭出身だったりする)
7.彼女とケンカして仲直り(ラブシーンあり)
8.主人公を陥れようと汚い行動に出るライバル(スネ夫みたいな顔立ち多し)
9.その策略に引っかかり、戦線離脱する主人公
10.それでも奇跡的に復活、感動的な勝利で終劇
…こんな感じでしょうか?
かなり都合のいいストーリーラインではあるものの、観ていてスカっとする内容だし、↑のまんまなストーリーであっても「栄光のエンブレム」に関して云えば、ちゃんと笑えるシーンやおバカな大騒ぎがあるので、マジメ過ぎず、重い印象はない。俳優やエキストラはアイホ経験者で揃えてあって(キアヌもそう)、画的に説得力があり、私みたいな初心者でもなにが起こってるか理解できる。つまり、ちゃんと万人向けポイントは押さえてあるってこと。
で、当時は何とも思わなかったのに、今回見直してアレレと思ったのが(←蛍風さんのマネ)――当時21歳くらいだったロブ・ロウの顔。
こんなにお肌ツルツルだったっけ〜〜〜??
シンシア・ギブよりお顔がツルンとしていてビックリ。そーいえばロブはブラットパックの中でも、モリー・リングウォルドについで年少だったっけか…。ちなみに、あんまりツルンとしてなかったパトリック・スウェイジの年齢が気になって調べてみたところ――なにィ!?当時34歳だと!?…ってことはなんですか、「ゴースト」のときが38歳で「ハートブルー」が39歳!?……。34歳ならブラットパックじゃないナリ。
う〜む…80年代を懐かしむつもりだったのに、20年経って衝撃を受けるとは。
ま、とりあえず本作は――都合の良さが快感さ!な「痛快スポ根サクセスムービー」を楽しみたい・懐かしみたい人向けの、エンタテイメント作品…かな。
なお、劇中に男性向けとしてシンシア・ギブのヌードが出てきますが、ちゃんと女性にもロブ・ロウのサポーター姿(逃げずによく撮ったもんだわね)がサービスされております。ただし――2004年の現在、シンシアはともかくロブで喜べるかは人それぞれですが。
■DVD仕様評価
1.惹句(DVDの帯についてる宣伝コピー)
「アイスホッケー・リンクを駆け抜ける熱い青春。ロブ・ロウ&パトリック・スウェイジ主演で贈る感動のスポーツ・ドラマ。キアヌ・リーブスも出演」
「キアヌ・リーブスも出演」。……うっ。たしかにアイホの腕を買われて(実はキアヌの特技はアイホ。ゴールキーバーだったそうな)出演はしてますよ。でもキアヌ・ウォッチャー事務局から報告させて頂きますと、キアヌさんはほんのチョイ役です。ロブ・ロウのチームメイトでしたが、ちらりとしか出てきません。ヘタすれば見逃してしまうので、彼の出演シーンを楽しみにしてる人は、必ずリモコンを片手にDVDを観ましょう。
2.仕様・特典など
ピクチャー・レーベル、英語ドルビーサラウンド、英語字幕あり、ビスタサイズ、オリジナル劇場予告編
あのですね。このジャケット写真だと、アイホというよりボクシングものみたいなんですけど?…日本公開時からあのまんまだったっけ?ちなみにこのパッケージは日本向けのようで、DVDに印刷されてるお肌ツルンなロブが米国版ジャケットのようです(↑のIMDサイトで見ることができます)。でも吹替は諦めるとしても、音声解説とメイキングは付けて欲しかったな。
3.総括
待ってた男衆(30代以上)は多かろう、よかったね♪な1枚。
だって私――アナタの輝きを覚えてるんだもん…。
20世紀FOX「1枚買ったら1枚タダ!」5/28キャンペーン(2980円)で購入した、映画DVDの感想第四弾です。
■「栄光のエンブレム」Youngblood(1986・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0092272/
監督:ピーター・マークル
脚本:ピーター・マークル
出演:ロブ・ロウ、シンシア・ギブ、パトリック・スウェイジ、エド・ローター、他
ストーリー:
プロのアイスホッケープレイヤーを目指すディーン・ヤングブラッド(R・ロウ)は、ジュニアチームの入団試験に見事合格、チームメイトから強烈な洗礼を受ける。そんな中、ディーンが試合で頭角を現し始めると、仲間たちは彼を認めるようになり、とくにデレク(P・スウェイジ)とはなんでも話し合う仲になった。だが勝利優先の監督(E・ローター)についていけない状態のディーンに、他チームは汚い反則をしかける。そして――
うおおおおおおおおおおおおお!!
ヤァァァァングブラッドォォォォ!!
…とゆーわけで、←でリンクしている蛍風さんが感想をお書きになっているラルフ・マッチオ主演「ベスト・キッド」同様、今作も80年代らしい「痛快スポ根サクセスムービー」のひとつであり、また典型的なブラットパック映画でもあります。
↓ブラットパックとは?(2004/5/25の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040525.html
なんちゅーか…こうやってDVD化されたところで、その購買層のほとんどは30代以上の男性じゃないかと思われる作品なわけですが、いったいどれだけの人がロブ・ロウ目当てなんでしょうかね〜?
みなさん……主演俳優よりどっちかというと、都合のよさが返って心地よい実に80年代映画らしい青春ストーリーなところや、ロブの彼女を演じたシンシア・ギブが目当てなんじゃないの?…いや、ごもっとも!よくわかるざんす!…たしかにシンシアは目元パッチリで日本人受けする可愛らしさでナイスバディだし、↑であんなこと書いてる私だって、実はロブ・ロウより、80年代らしい「痛快スポ根サクセスムービー」なところに惹かれて買ったくらいだもん。
♯80年代らしい痛快スポ根サクセスムービーとは?
1.主題歌や挿入歌がシンセドラムを使ったポップスである
2.基本的に才能がある主人公
3.だが家庭はそれほど裕福ではない
4.チームメイトと最初はモメても、いつしか仲良くなる
5.監督といざこざを起こす
6.美人の彼女ができる(彼女のほうが裕福な家庭出身だったりする)
7.彼女とケンカして仲直り(ラブシーンあり)
8.主人公を陥れようと汚い行動に出るライバル(スネ夫みたいな顔立ち多し)
9.その策略に引っかかり、戦線離脱する主人公
10.それでも奇跡的に復活、感動的な勝利で終劇
…こんな感じでしょうか?
かなり都合のいいストーリーラインではあるものの、観ていてスカっとする内容だし、↑のまんまなストーリーであっても「栄光のエンブレム」に関して云えば、ちゃんと笑えるシーンやおバカな大騒ぎがあるので、マジメ過ぎず、重い印象はない。俳優やエキストラはアイホ経験者で揃えてあって(キアヌもそう)、画的に説得力があり、私みたいな初心者でもなにが起こってるか理解できる。つまり、ちゃんと万人向けポイントは押さえてあるってこと。
で、当時は何とも思わなかったのに、今回見直してアレレと思ったのが(←蛍風さんのマネ)――当時21歳くらいだったロブ・ロウの顔。
こんなにお肌ツルツルだったっけ〜〜〜??
シンシア・ギブよりお顔がツルンとしていてビックリ。そーいえばロブはブラットパックの中でも、モリー・リングウォルドについで年少だったっけか…。ちなみに、あんまりツルンとしてなかったパトリック・スウェイジの年齢が気になって調べてみたところ――なにィ!?当時34歳だと!?…ってことはなんですか、「ゴースト」のときが38歳で「ハートブルー」が39歳!?……。34歳ならブラットパックじゃないナリ。
う〜む…80年代を懐かしむつもりだったのに、20年経って衝撃を受けるとは。
ま、とりあえず本作は――都合の良さが快感さ!な「痛快スポ根サクセスムービー」を楽しみたい・懐かしみたい人向けの、エンタテイメント作品…かな。
なお、劇中に男性向けとしてシンシア・ギブのヌードが出てきますが、ちゃんと女性にもロブ・ロウのサポーター姿(逃げずによく撮ったもんだわね)がサービスされております。ただし――2004年の現在、シンシアはともかくロブで喜べるかは人それぞれですが。
■DVD仕様評価
1.惹句(DVDの帯についてる宣伝コピー)
「アイスホッケー・リンクを駆け抜ける熱い青春。ロブ・ロウ&パトリック・スウェイジ主演で贈る感動のスポーツ・ドラマ。キアヌ・リーブスも出演」
「キアヌ・リーブスも出演」。……うっ。たしかにアイホの腕を買われて(実はキアヌの特技はアイホ。ゴールキーバーだったそうな)出演はしてますよ。でもキアヌ・ウォッチャー事務局から報告させて頂きますと、キアヌさんはほんのチョイ役です。ロブ・ロウのチームメイトでしたが、ちらりとしか出てきません。ヘタすれば見逃してしまうので、彼の出演シーンを楽しみにしてる人は、必ずリモコンを片手にDVDを観ましょう。
2.仕様・特典など
ピクチャー・レーベル、英語ドルビーサラウンド、英語字幕あり、ビスタサイズ、オリジナル劇場予告編
あのですね。このジャケット写真だと、アイホというよりボクシングものみたいなんですけど?…日本公開時からあのまんまだったっけ?ちなみにこのパッケージは日本向けのようで、DVDに印刷されてるお肌ツルンなロブが米国版ジャケットのようです(↑のIMDサイトで見ることができます)。でも吹替は諦めるとしても、音声解説とメイキングは付けて欲しかったな。
3.総括
待ってた男衆(30代以上)は多かろう、よかったね♪な1枚。
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