え〜っと今日は、すっかり書くのを忘れていた今年の上半期フェイバリット10映画について、ちょこちょこ書きたいと思います。書くって云った以上、書かねば…。

念のため書いておきますが、私の場合「好きな作品=出来がいい作品」とは限りません。出来がいいとは云えない、くだらない映画も大好きです♪…なお、映画に点数付けたり、星評価したりするのはとてもニガテなので、いつも「ああ、あの映画が面白かったな〜、私好みだったな〜」と思いながら、漠然と頭の中でフェイバリット順位を付けてます。…なので、年間発表の頃には上半期分の順位も――1位は不動ですが――変わるかも。

「私好みの映画」については、↑の「プロフィール」をクリックすると、なんとなくお分かり頂けるかと。

■上半期フェイバリット10(1/1〜6/30)

1.「マスター・アンド・コマンダー」
2.「ルビー&カンタン」
3.「スクール・オブ・ロック」
4.「みなさん、さようなら」
5.「ニューオーリンズ・トライアル」
6.「ドラムライン」
7.「下妻物語」
8.「メダリオン」
9.「殺人の追憶」
10.「ドーン・オブ・ザ・デッド」

……がーん。
SFとラブコメがない…。
(私のカテゴリでは、「メダリオン」はSF映画ではなく、「ジャッキー映画」となるのです)…って、なんのこっちゃ…。

昨年の上半期じゃあSFは3本も入ってたのに!…ラブコメは昨年同様、下半期に期待となっちゃった。昨年末、「来年公開のラブコメはオヤジ主役が多いから、オヤジ萌えするかもしれない」とか云ってたくせに、できなかったじゃん!…でも現在、年齢不詳童顔男がmyブームなので(例:A・マッカーシー、E・マーティン、T・マグワイアasスパイダーマン…など)、当たらずとも遠からずか。ぐぐぐぐぐぐ…。…って、トビーはまだ若いっつーに!

あと、「なんで『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』が入ってないの?」と云われそうだニャ…。

■1.「マスター・アンド・コマンダー」
好きな原作を好きな監督が演出、好きな俳優が主演し、ほぼ完璧に仕上げてくれることがこんなに嬉しいとは。たとえば、原作では有能なのになっかなか出世できなかったプリングズくん。そんな彼が、映画の中でついに**に**されたとき…「よかったね〜よかったね〜よかったね〜」と本気でうるうる状態になりました。そのシーンを端折ることなく、印象的に織り込んでくれたウィアー監督と共同脚本のコリー氏に感謝します。サンキー♪

■2.「ルビー&カンタン」
奇人大好き〜♪なフランシス・ヴェベール監督による、ベタなフレンチコメディ。主演のふたり――ジャン・レノはいつもの役柄、ドパルデューはたまに見せてくれる「でっかい体で子犬のような演技」で、展開もありがちだと十分わかっていながら、やっぱおかしくってたまりませんでした。85分という長さも魅力的。日本ではJ・レノがメインで宣伝されてましたが、ドパルデューの上手さに完全にヤラれました(J・レノも彼が相手だから楽に演じられただろうな〜)。間が見事です。監督のギリギリな奇人描写もGood!…ちなみに原題の「TAIS TOI !」は「黙れ!」という意味。納得(とくにポスター)。

↓ポスター(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0310203/poster.jpg

■3.「スクール・オブ・ロック」
ジャック・ブラックのための映画。ベタだとわかっていても、最初から最後まで大笑い!…ロックを知らなくても十分楽しい作品ですが、好きな人にはネタがわかってさらに面白く観れるのではないかと。ちなみに私は、ロックバカは相関図を書きたがるよニャ〜とか、JB演じるデューイが子供たちに渡したCDが実に的を得てるな〜とか、初めてギター持ったとき試しに弾くフレーズは、やっぱあの曲のあのフレーズだよニャ、しかもそれは全世界共通なんだな〜…など思いながら観てました。そして、ムチャクチャなデューイですが、「諦めを知ってる大人」であったことに大変共感しました。アンガス・ヤングそのまんまな格好のJB、子供たちの素直な演技と上手い演奏、随所に見られるロックネタ――とっても面白かったです。そうそう――グルーピーは大切です!!

■4.「みなさん、さようなら」
完全にダークホースでした。「グッバイ、レーニン!」「ビッグ・フィッシュ」と似たような設定で、公開時期も近かったため、よく比較されてましたが(とくに「ビッグ・フィッシュ」と)、私は断然「みなさん〜」派。優劣の問題ではなく、三作品の中で、本作が一番私の心の琴線に触れたということです。他の映画をハシゴする予定だったのに、観る気になれず、そのまま家に帰ってしまったほど参ってしまいました。後半のアカデミックな会話が鼻につく人もいるかもしれません。ただ、登場人物たちすべてが愛おしくてたまらず、超辛口なユーモアに感動し――そしてカンヌ(女優賞・脚本賞)とオスカー(外国語映画賞)に納得。「人生なんて、まるでお伽噺さ。」と簡単に思えない人にはオススメかと。いつかちゃんとした感想を書こうかな…。

■5.「ニューオーリンズ・トライアル」
感想→http://diarynote.jp/d/25683/20040203.html
ベタなキャスティングですが、それぞれがなりきり、文句まったくナシの最高演技をしているために、観てる側は返ってストーリーに集中できたかなと。ミスリードさせる演出とぐいぐい引っ張ってく編集の力強さに唸りました。タバコ訴訟から銃訴訟になったのは、後者のほうがタイムリーであること、「インサイダー」という映画の存在のせいかと。また、米国より日本で人気なのは、銃問題(ガンコントロール)が米国内では微妙でも、日本人には受け入れやすい問題だからなのかも。なお、監督による音声解説が実に映画ファン向きな内容となっております。

■6.「ドラムライン」
マーチングバンドをフィーチャリングした青春映画。いまどき珍しいくらいストレートな内容だったので、ちょっと嬉しくなっていまいました。私自身マーチングの経験があるので、マーチング対決ではスクリーンに釘付け。「ONE BAND, ONE SOUND!」…音とバンドがひとつになった瞬間は、なんとも云えない感動があるんですよね…。そして迫力のあるサウンドに感動。

■7.「下妻物語」
以前書いた感想がすべてです。
↓「下妻物語」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20040706.html

■8.「メダリオン」
「タキシード」のことをボロクソ云ってたくせに、なんでこれが好きなの!?…と云われそう。だって!ジャッキーが楽しそうだったんだもん!ツッコミどころは満載で、云いたいことは山ほどあるけど…字数が足りないので、また後日。

■9.「殺人の追憶」
面白かったです。「ソウル五輪前の韓国は今と全然違う」という話は本当だったな〜と。

■10.「ドーン・オブ・ザ・デッド」
ツッコミたいことはありますが、面白かったです。走るゾンビにビックリ。あんなのが走って追ってきたら、マジ怖いかと…。

う〜ん…字数が足りない…以上、「2004年上半期フェイバリット10映画」でした。

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