2004年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 2
2004年8月23日 年度別フェイバリット10映画
まだ書きたいことがあるので、「2004年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」の続きです。念のため云っておきますが、あの…真面目な感想を期待しないで下さいまし(←ってか、期待されてません!)。
以下、感想とデキゴトロジーです。
■「トロイ」
感想1→http://diarynote.jp/d/25683/20040516.html
感想2→http://diarynote.jp/d/25683/20040517.html
「歴史スペクタクル巨編!」って、なにが一番スペクタクルだったって、そんなのブラピの肉体に決まってるでしょーがっ!…いままでもけっこういろいろと脱いでたブラピさんですが、これだけ気合入れて脱がれれば、やはり観る側も力が入るというもの。「おしいっ!カメラもっと下まで映して!」「その青いスカートの下は?」…DVD売れそうですね。女子だけでなく、ゲイのみなさんも確実に買いそうだもん。
■「エレファント」
長〜〜いショート・フィルム。ストーリー性がなく、お膳立ても用意されていない映画に慣れてない、あるいはこの手の手法が許せない/苦手な人には絶対オススメしないし、逆に人物観察が好きな人、あるいは、映画の中で流れ行く時間を登場人物たちと共有できる人には「観てみたら?」と云える――そんな作品。ちなみに私は後者で、まったく退屈せずに観てたんですが、それでもカンヌでのパルムドール&監督賞W受賞は疑問…っつーか、2003年のカンヌはマジで不作だったんだなと実感。
■「デイ・アフター・トゥモロー」
え?駄作?私はそれなりに面白く観ちゃったんですけど?…でも、なんでスコットランドの学者さんたちがマンUのファンなわけ?
■「イン・ザ・カット」
感想→http://diarynote.jp/d/25683/20040418.html
いつも行くシネコンで鑑賞したのですが、よほど苦戦したらしく、トイレの個室に入って座ったとたん、目の前に「触れて。そして壊して。」の真っ赤なポスターが。いつもはトイレにまでポスターを貼らない映画館だとゆーのに…。そして手書きで「メグ・ライアン熱演!」。……。ところで、本作におけるケビン・ベーコンさんが青年のように見えたのは私だけでしょーか?
■「スキャンダル」
感想→http://diarynote.jp/d/25683/20040601.html
たまにうちに来る韓国人留学生Tさんが、「『スキャンダル』観るくらいなら、『殺人の追憶』を見て欲しい!」と力説していたのが印象的でした。ちなみに一緒に観に行った友人Eいわく――「あのマダム・メルトイユ(チョ夫人)に怒られたい」。…M男だったのか…。
■「レディ・キラーズ」
もう何度、途中退場してやろうかと思いましたよ。つまらないからと云うより、キャラクターや演出、展開――そのなにもかもがひどく鼻につき、観ていてとにかくしんどかったから。「トム・ハンクスって上手い俳優よね〜」なんて云ってやるもんか!…この映画ではね。…だた、あのコップに入った***を飲んじゃうシーン。たいへんリアルだったため、つい「おえぇ〜!」ともらい**をしそうになり、そしてそれを隣の人に聞かれ――ひっじょ〜に恥ずかしい思いをしました。もう最悪。
■「CASSHERN」
酷評の嵐だったので、どんなにヒドイものやらと観に行ってみました。ニャるほど、たしかにヒドイ。でもまだ一作目でしょ?…磨けばキラリと光りそうな――まあかなり磨かないとダメでしょうが――とりあえず映像的に「ほほ〜」と思わせるシーンがいくつかあったので、そのほかをちゃんと磨けばバケる…かもよ?…インタビュー記事や映像を見た感じでは、そんなヘンな監督じゃなかったし、どこがダメだったかをちゃんと耳に入れそうなタイプに思われたので、2作目を期待します。うわ〜秋林さん、優しいこと云うじゃん!…って、それは違う。私はただ面白い映画が観たいだけ。
■「ゴッド・ディーバ」
…と云いつつ、これにはメゲた…。
■「グッバイ、レーニン!」
面白かったです。主人公はたぶん私と同じ――「69」ならぬ「89」の世代。それがとにかく嬉しく、「おお!同じ時間を過ごして来た同志よ!」と感動。もともと私はドイツ史専攻だったし、ヨーロッパの激動、あのTVの映像――ニュースやサッカーW杯など、リアルタイムで見てきたこともあって、ドイツが舞台だというのに、まるで自分の青春を振り返ってるような気持ちになりました。そーいえば、90年W杯は西ドイツが優勝して、監督はベッケンバウアー、主将はマテウスで――あ〜ダメだ!止まんない!
■「ビッグ・フィッシュ」
いい映画だと思います(ホント!ホント!)。がしかし。「白い犬とワルツを」という小説を読んだときと同じで、こんないかにも米国的で幸せな人生を送った人が、そのまんま幸せに死んでいくのを見せられてもな〜…と、ひねくれてる私はかなり冷めて観てました。おとぎ話だのホラ話だの云っても、あんな魅力的なパパのどこが悪いっつーの!?え!?息子さんよ!?…ちょっとでもパパがヘンクツだったり、息子のいい分や立場が納得できるものならば、もっと面白かったろうな〜…と云いつつ、映画としてはいい作品だと思います。万人向け。
■「ドーン・オブ・ザ・デッド」
私は友人Eと映画を観に行くことがあります。これは「日本で暮らす外国人が映画を観ようと思っても、いつ、どこで、どの映画を上映するか、ほとんど日本語表記しかないのでわからない。よって最新情報は日本人に訊いた方が早い」というヤツ個人の理由によるもので、この「ドーン〜」も、そういう理由で一緒に観に行ってきました。がしかし。米国人というのは、基本的にジェイソンやフレディ、チャッキー、ゾンビが大好きな民族。そのため珍しくE以外に4人ほどヤンキーがくっついて来まして――これが思わぬ展開に!…日本に慣れてない彼奴らめは、あっちフラフラこっちフラフラ、ポップコーンやコーラの種類に文句つけるわ、ケータイ予約発券機を叩くわ、ナンパしようとするわで――まったく云うこと聞かな〜〜〜い!!…ガイジン3人に振り回される松本孝弘先生のボヤキに心底同情、気分はトホホ保育士でした…。…はあ…。
以下、感想とデキゴトロジーです。
■「トロイ」
感想1→http://diarynote.jp/d/25683/20040516.html
感想2→http://diarynote.jp/d/25683/20040517.html
「歴史スペクタクル巨編!」って、なにが一番スペクタクルだったって、そんなのブラピの肉体に決まってるでしょーがっ!…いままでもけっこういろいろと脱いでたブラピさんですが、これだけ気合入れて脱がれれば、やはり観る側も力が入るというもの。「おしいっ!カメラもっと下まで映して!」「その青いスカートの下は?」…DVD売れそうですね。女子だけでなく、ゲイのみなさんも確実に買いそうだもん。
■「エレファント」
長〜〜いショート・フィルム。ストーリー性がなく、お膳立ても用意されていない映画に慣れてない、あるいはこの手の手法が許せない/苦手な人には絶対オススメしないし、逆に人物観察が好きな人、あるいは、映画の中で流れ行く時間を登場人物たちと共有できる人には「観てみたら?」と云える――そんな作品。ちなみに私は後者で、まったく退屈せずに観てたんですが、それでもカンヌでのパルムドール&監督賞W受賞は疑問…っつーか、2003年のカンヌはマジで不作だったんだなと実感。
■「デイ・アフター・トゥモロー」
え?駄作?私はそれなりに面白く観ちゃったんですけど?…でも、なんでスコットランドの学者さんたちがマンUのファンなわけ?
■「イン・ザ・カット」
感想→http://diarynote.jp/d/25683/20040418.html
いつも行くシネコンで鑑賞したのですが、よほど苦戦したらしく、トイレの個室に入って座ったとたん、目の前に「触れて。そして壊して。」の真っ赤なポスターが。いつもはトイレにまでポスターを貼らない映画館だとゆーのに…。そして手書きで「メグ・ライアン熱演!」。……。ところで、本作におけるケビン・ベーコンさんが青年のように見えたのは私だけでしょーか?
■「スキャンダル」
感想→http://diarynote.jp/d/25683/20040601.html
たまにうちに来る韓国人留学生Tさんが、「『スキャンダル』観るくらいなら、『殺人の追憶』を見て欲しい!」と力説していたのが印象的でした。ちなみに一緒に観に行った友人Eいわく――「あのマダム・メルトイユ(チョ夫人)に怒られたい」。…M男だったのか…。
■「レディ・キラーズ」
もう何度、途中退場してやろうかと思いましたよ。つまらないからと云うより、キャラクターや演出、展開――そのなにもかもがひどく鼻につき、観ていてとにかくしんどかったから。「トム・ハンクスって上手い俳優よね〜」なんて云ってやるもんか!…この映画ではね。…だた、あのコップに入った***を飲んじゃうシーン。たいへんリアルだったため、つい「おえぇ〜!」ともらい**をしそうになり、そしてそれを隣の人に聞かれ――ひっじょ〜に恥ずかしい思いをしました。もう最悪。
■「CASSHERN」
酷評の嵐だったので、どんなにヒドイものやらと観に行ってみました。ニャるほど、たしかにヒドイ。でもまだ一作目でしょ?…磨けばキラリと光りそうな――まあかなり磨かないとダメでしょうが――とりあえず映像的に「ほほ〜」と思わせるシーンがいくつかあったので、そのほかをちゃんと磨けばバケる…かもよ?…インタビュー記事や映像を見た感じでは、そんなヘンな監督じゃなかったし、どこがダメだったかをちゃんと耳に入れそうなタイプに思われたので、2作目を期待します。うわ〜秋林さん、優しいこと云うじゃん!…って、それは違う。私はただ面白い映画が観たいだけ。
■「ゴッド・ディーバ」
…と云いつつ、これにはメゲた…。
■「グッバイ、レーニン!」
面白かったです。主人公はたぶん私と同じ――「69」ならぬ「89」の世代。それがとにかく嬉しく、「おお!同じ時間を過ごして来た同志よ!」と感動。もともと私はドイツ史専攻だったし、ヨーロッパの激動、あのTVの映像――ニュースやサッカーW杯など、リアルタイムで見てきたこともあって、ドイツが舞台だというのに、まるで自分の青春を振り返ってるような気持ちになりました。そーいえば、90年W杯は西ドイツが優勝して、監督はベッケンバウアー、主将はマテウスで――あ〜ダメだ!止まんない!
■「ビッグ・フィッシュ」
いい映画だと思います(ホント!ホント!)。がしかし。「白い犬とワルツを」という小説を読んだときと同じで、こんないかにも米国的で幸せな人生を送った人が、そのまんま幸せに死んでいくのを見せられてもな〜…と、ひねくれてる私はかなり冷めて観てました。おとぎ話だのホラ話だの云っても、あんな魅力的なパパのどこが悪いっつーの!?え!?息子さんよ!?…ちょっとでもパパがヘンクツだったり、息子のいい分や立場が納得できるものならば、もっと面白かったろうな〜…と云いつつ、映画としてはいい作品だと思います。万人向け。
■「ドーン・オブ・ザ・デッド」
私は友人Eと映画を観に行くことがあります。これは「日本で暮らす外国人が映画を観ようと思っても、いつ、どこで、どの映画を上映するか、ほとんど日本語表記しかないのでわからない。よって最新情報は日本人に訊いた方が早い」というヤツ個人の理由によるもので、この「ドーン〜」も、そういう理由で一緒に観に行ってきました。がしかし。米国人というのは、基本的にジェイソンやフレディ、チャッキー、ゾンビが大好きな民族。そのため珍しくE以外に4人ほどヤンキーがくっついて来まして――これが思わぬ展開に!…日本に慣れてない彼奴らめは、あっちフラフラこっちフラフラ、ポップコーンやコーラの種類に文句つけるわ、ケータイ予約発券機を叩くわ、ナンパしようとするわで――まったく云うこと聞かな〜〜〜い!!…ガイジン3人に振り回される松本孝弘先生のボヤキに心底同情、気分はトホホ保育士でした…。…はあ…。
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