←スティーブ・マーティン主演「オール・オブ・ミー」の画像が出ないので、「天国から落ちた男」を。原題の「THE JERK」とは、俗語で「バカ」という意味。でももともとは(動詞で)「ぐいとひっぱる」「急に動く」「ぎゅっとねじる」という意味だとか。……。それでも充分スティーブ・マーティンらしい感じがするんですけど…ねえ?

「ビデオ延滞したことない!」が私の自慢だったのに、昨日いつも行くビデオ屋さんに、痛恨の延滞料金を支払ってきました。

おさらいをしようと「バイオハザード」を借りてきたのですが、そのまんま「返却日は土曜日だから♪」とほったらかしにしていたところ、なんと返却期限は金曜日と発覚。結局、観ないまま返却となりました。あ〜あ。

で、そのレンタルビデオ屋さんに行く道中、友人E(米国人)にバッタリ遭遇しまして、「借りたい映画があるから借りてくれ。お金出すから」と、そのまま一緒にお店に行ってきたのですが――「日本(仮)在住のガイジンは、ひとりでビデオ屋に行っても、目的のビデオにたどり着くのが非常に困難である」という話を、ビデオ屋さんに到着するまで延々と聞かされましたよ。

ポップやレシートは(当たり前だけど)漢字交じりの日本語だから、アルファベットの国の人にとっては呪文のように見えるだろうし、米国とは別バージョンのパッケージだって多いし、ごちゃごちゃした配置はわかりづらいだろうし、日本語がある程度できないと、料金システムの理解は難しいだろうし…そう云われれば、店内で見かけるガイジンさんは日本人と一緒…って云うか、たいがいカップル(ガイジン男性+日本人女性)で見かけたりするよニャ…。げ!…ってことは、私とEもカップルに見られてる?…違うっつーの!

で、Eに借りたいビデオをいざ訊いてみると――

E:「アダム・サンドラー、ベン・スティラー、ロブ・シュナイダー…とにかくコメディ映画を観たい。日本じゃ彼らの映画はほとんど上映されないからね」

…ニャるほど。至極納得。

たとえ彼らの主演映画が日本で劇場公開されることになっても、1年くらいヘーキで遅れたりするし(サンドラー映画なんてまさにそう)、DVDリリースされたところで、コメディ系は原題とまったく違う邦題をつけられることが多いし、それでさらに日本オリジナルなパッケージという状態で埋もれたりなんかしたら、そりゃすぐにはわかんないだろうニャ〜…。

母国語ではない言葉で埋め尽くされてる場所は、外国人にとってかなりストレスになるはず。私だって、英語(得意じゃない)や中国語(漢字でなんとなくわかる)ならまだしも、ハングル語やアラブ語であふれたところに行ったりしたら、とても不安だし、相当なストレスを感じると思うもん。

ガイジンコミュニティができてる東京みたいな大都市だったら、彼らが多く利用するお店がありそう。でも、田舎じゃ絶対にムリ。そうなると、日本人と一緒に探したほうが早いし、確実だよねぇ…。

で、コメディ映画を何本か借りまして、そのままE宅へと向かい、Mちゃん(豪州人)を呼んで、3人で観てたんですが。

コメディ映画はお笑いのポイントにお国柄が出るもんだな〜と、しみじみ思いましたよ。

米国産コメディを観てると、同じセリフを繰り返し云ってたり、同じことを延々やってるシーンによく出くわします。日本人の私には「くどい!」と思える繰り返しでも、米国人のEはそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、Mちゃんはそれほどじゃない。

このブログサイトで同じことを書いている方がいらっしゃいましたが、仏産コメディはオナラネタによく出くわします。日本人の私には「そこまでしなくても…」と思えるようなオナラギャグでも、豪州人のMちゃんはそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、Eはそれほどじゃない。

日本産コメディを観てると、顔がアップになり鼻血がタラ〜と流れたりするシーンによく出くわします。日本人の私ひとりだけがそれを観てゲラゲラ笑ってて――でも、EとMちゃんは「???」。彼らいわく「ケンカしたら鼻血が出るのは当たり前。なんでおかしいの?」。……いや、たしかにごもっとも…。

笑うかどうかは基本的に個人の好みの問題とは云え、それでも傾向は出るよニャ〜…。

以上、ビデオ屋ウォッチング&コメディ映画の笑どころ国別比較、でした。

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