Moonlighting

2004年10月19日 TV
←「ダイハード」で一躍有名になったブルース・ウィリスさん(49…って、もうそんな年っスか!?)。当時の私は「え〜〜!?あのデービッドがぁ!?」とビックリしたものです。だって、あの頃の彼は「こちらブルームーン探偵社」というドラマで、いっつもシビル・シェパード(探偵社社長マーディ役)に、「なにやってんの!デービッド!」と怒鳴られてる、おちゃらけ&すちゃらか探偵所長を演じていて、とてもタンクトップ姿でテロリストと戦うような、村野武憲(漢字自信ナシ)が声をアテるような感じには見えなかったからです。そんな彼がまさかタフガイでブレイクするとは――いや〜、思ってもみなかったよニャ〜…。←私だけじゃないはず。

私が大好きだった米国産ドラマ「こちらブルームーン探偵社」が映画化するかもしれない、というニュースが飛び込んできました。

↓80年代の人気TVシリーズ「こちらブルームーン探偵社」映画化か?(FLIX)
http://www.flix.co.jp/v2/news/N0005529.shtml

「こちらブルームーン探偵社」は、元モデルのマーディ(シビル・シェパード)がひょんなことから探偵社の社長となり、それまで会社を仕切ってたデービッド(ブルース・ウィリス)と、ケンカしつつも事件を解決していく…という、コメディ要素のある探偵ドラマでして、80年代に大変人気があったドラマシリーズです。知らない人が多いと思いますが、ブルース・ウィリスは元々コメディ出身でして、センスがないとできない絶妙な間と演技を見せてくれたんですよ。なので、私は彼がヘタな役者だと思ったことはありません。

内容としては、勝気で素直じゃないマーディと、チャーミングでキュートでユーモアがあってのらりくらり、でも抜け目のないデービッド…という正反対なふたりが反発しながらも事件を解決していく…というありがちな設定&ストーリーなのですが、このシリーズの面白さの要素は他にもあって、ふたりの掛け合いが楽しいだけでなく、ドタバタコメディ調やサスペンス調、ガラリと変わって大人でジャズな雰囲気な話があったり、主演のふたりがときどき歌を歌ってくれたり、シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」の設定でコスプレしながら演じてくれたり、本筋とは離れたストーリーを突然入れてきたり…と、飽きのない展開を見せてくれた点などが挙げられます。

そして最大の見所はふたりの関係。ファンは毎回、彼らがくっつくかどうかでヤキモキしたもんです。私もTVの前で「うが〜〜!素直になれよう!マーディ!」と何度叫んだことか。

でも残念ながら、本国米国では次第に視聴率が落ちていき、結局打ち切り状態となってしまいました。極東少女(当時)な私も、NHKで最終話を観たときは、そのあまりの消化不良な内容に「そんな〜…」とガッカリしたものです。

なんでそんなことになったの?と調べてみたら(たしか当時「ザ・テレビジョン」に理由が載ってたような)、どうやら主演ふたり――シビル・シェパードとブルース・ウィリスの仲が険悪になってしまったらしく…あんなにナイスコンビだったのにぃ〜…と、ドラマの大ファンだった私はかなりショックを受けたのでした。

私はいまでもブルース・ウィリスはシビルとのコンビが最高であると思ってるし、なにもタンクトップ着て血だらけになってマッチョなアクションヒーローを演じなくても、難しい顔してニヒル風な主人公を演じなくても、コメディで充分勝負できる俳優だとも思ってるし…ただ「隣のヒットマン」(とその続編)で久しぶりにコメディな役を演じた彼を見たのですが、上手いとはいえ、やっぱりあのデービッドの魅力にはかなわなかったよニャ…(続編「ヒットマンズ」がねぇ…むむむむ)。

というわけで、映画化するならあの魅力を絶対見せて欲しいっス!(浅茅陽子と荻島真一による日本語吹替版も同時公開希望)…でもその前に、TVシリーズをDVD-BOXでリリースしてプリーズ!(浅茅陽子と荻島真一による日本語吹替版収録もちろん希望)…って最近、そんなお願いばっか書いてるような…。言霊が飛び過ぎないようにって云ってたくせに!

♯左利きフェチ友の会より報告
左利きリスト追加:ブルース・ウィリス
「ダイハード」の前から、彼が左利きだと知ってました。「ブルームーン探偵社」で、よく左でメモを書いてましたから。

↓「左利きフェチ友の会」(4/6の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20040406.html

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索