←昨年発売されたニルヴァーナのBOXセット。廃盤曲だけでなく、デモや未公開映像まで入っているなんて、まさに網羅盤、ファンにはマストアイテムですよね。好き嫌いは別として、90年代初頭に大センセーションを起こしたニルヴァーナのカート・コバーンもまた、80年代を否定するロッカーだと思いますし、初めて彼らの曲を聴いたときの違和感、ノイジーな音、ここまでどよ〜んとするものなのか?という衝撃はいまでも忘れられません。なので「90年代を代表するアーティストは?」と訊かれたら、私は「カート・コバーン、ニルヴァーナ」と答えるでしょう。それほど印象的だったのです。しっかし…カート亡き今、このBOXセットの印税はやっぱコートニー・ラブ(彼の妻)が手にするんでしょうかね?…って、別にいいんですけど。

カート・コバーンが1994年に亡くなって、早10年。昨年末にはBOXセットまで発売されました。

↓ニルヴァーナについて(BARKS)
http://www.barks.jp/artist/?id=1019522

神聖視されてるのが怖いし、彼だってそれが重荷であったでしょうに…って、私が云うのも説得力ないか。

で、そのカートが自殺に至るまでを描いてるらしい「Last Days」という映画を、ガス・ヴァン・サイト監督が撮ってまして、今年公開されるらしいのですが…いったいどうなってるんでしょ?ほとんど情報が入ってこないんだもん。

↓「Last Days」(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0403217/
(カートがモデルなだけであって、伝記映画ではないとのこと)

ガス・ヴァン・サントが怖くなって、先に「エレファント」を撮ったとか、コートニーが祝福してくれただとかそんな話はちらほら聞くんですけど、公開はいつなのかな…。

↓「ガス・ヴァン・サントがカート・コバーンの最期の日々を映画化」(MTV JAPAN)
ttp://www.mtvjapan.com/cgi-bin/news/news.cgi?year=2004&month=08&day=12&no=2

監督がヴァン・サイトなんて本当にピッタリ、ドンピシャだと思うし、彼特有の渇き、飢(かつ)えた、淡々とそして抽象的な雰囲気のある映画になりそうな感じがします。カート風青年を演じるのは、マイケル・ピット、コートニー風の女性役がアーシア・アルジェント…なんかこれもよくわかるなあ。雰囲気が出てるとゆーか。ヴァン・サントの云わんとすることも(いまのところ)理解できるし。

ま、たぶん日本でも公開されるでしょうから、その際は必ず観に行こうと思ってます。

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