←し…知らなかった…。ディレクターズ・カット版はジャニス・ジョプリンの映像が追加されていたのね…。え〜と、これは1969年に開催され、40万人動員したという伝説的な音楽祭ウッドストック・フェイスティバルのドキュメンタリー映画でして、ミュージシャンたちのパフォーマンスはもちろん、私の両親(50代〜)がドンピシャ世代であろうヒッピー族の姿も見ることができます。ちなみに、この音楽祭に出てたザ・フー(「スクール・オブ・ロック」でも彼らの曲が使われてたっけ)。昨年「ロックオデッセイ2004」にて奇跡の来日公演を果たし、大きな話題となりましたが、同出演者だったエアロスミスや稲葉さんもこのチャンスを絶対逃せないと、ステージ脇で彼らのパフォーマンスを観ていたそうです。

えっと「トレイラーよもやま話」です。今日は、HMVサイトを見ていて偶然発見した新作映画を取り上げます。

■「フェスティバル・エクスプレス」FESTIVAL EXPRESS(2003・英/和蘭)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0372279/
日本公式サイト→http://www.festivalexpress.jp/
(トレイラーは上記サイト)
監督:ボブ・スミートン
撮影:ピーター・ビジウ、ボブ・フィオーレ
出演:ジャニス・ジョプリン、ザ・バンド、ザ・グレイトフル・デッド、シャ・ナ・ナ、フライング・ブリトー・ブラザーズ、他

70年代を代表するミュージシャンたちが、1970年に貸切列車に乗り、カナダを横断するツアー・コンサートを敢行したときの幻の映像が見つかり、それを編集したのが本作。公開は2/12、単館系。

実は私、60〜70年代ロックにあまり明るくなくて、ジョニス・ジョプリンやジミヘン、ツェッペリン、エアロスミス(現役)あたりしかわかりましぇん(クリームって60年代よね?)。よって、以下公式サイトより引用。
1970年、列車は当時最高のロック・アーティストたちを乗せてカナダを横断した。ジャニス・ジョプリンを筆頭にグレイトフル・デッド、ザ・バンド、バディ・ガイ、フライング・ブリトー・ブラザーズなど、70年代を代表する豪華な顔ぶれだ。列車でツアーするこのコンサートは“フェスティバル・エクスプレス”と名付けられ、今なおロック史の中で伝説となっている。にもかかわらず、その存在は今まであまり知られていなかった。

ミュージシャンやスタッフは特別にカスタムメイドされた列車に乗せられ、共に寝起きし、リハーサルを行ったりしながら、運ばれて行く先々で大規模なコンサートを開いた。そしてその5日間に及ぶツアーの一部始終は、公開を目的にフィルムに収められていたのだ。ミュージシャンたちの初出となるライヴ・パフォーマンスはもちろんのこと、列車内での様々なセッション風景など、他では決して見られない映像が撮影されていた。ところが、75時間にも及ぶ貴重なフィルムは、消息を絶ってしまう…。その後、伝説のフィルムとしてその存在がささやかれていたが、95年にカナダ国立図書館(カナディアン・ナショナル・アーカイブス)で保管されていたフィルムが奇跡的に無傷で見つかったのである。それからさらに10年もの歳月を経て、ついにロックの歴史的事件は映画化された。
…ふむふむ。ウッドストックの後にこんな音楽祭(とゆか、ツアー?)があったのかと、たいへんお勉強になりましたよ。なんつーかこう…あの時代特有のムーブメントを感じるというか、今の時代は産業&商業に乗っかったイベントばかりなだけに、なんだか羨ましいです。

トレイラーのナレーションは小林克也かな?…ジャニス・ジョプリンの歌いっぷりも観られるし、ナレーション聞きながらついトレイラーに見入ってしまいました。1970年はジャニスの亡くなった年ですから、この映像はかなり貴重なんだろうなあ。

ただ本作はカテゴリとしては音楽ドキュメンタリーなこともあって、観る人を多少限定してしまう作品と云えます。なので、もしかしたら東京や大阪では、有名なプロミュージシャンや音楽評論家らが、本作を観るために映画館を訪れるかもしれませんね。レイトショーだし。

うちの田舎では上映されるかわかんないですが、この手の映画を遅れて(夏か秋頃に)上映してくれそうな映画館が一軒あるので、期待して待ってみようと思ってます。

以上、今回はちょっとあっさり目な「トレイラーよもやま話」でした♪

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