←彼らに対して白旗のイメージを持つ人はもういないだろう、30年経っても売れ続ける奇跡のロックバンドことU2が、2004年にリリースしたアルバム。この赤と黒はi-podのU2仕様と同じですね。しっかし…彼らがこんなに影響力のあるバンドになるとは、思ってもみませんでしたよ。だって昔、「夜のヒットスタジオ」に生出演したときは、フツーのにーちゃんにしか見えなかったし、演奏ヘタだったし、日本ではすんごいちっちゃいホールでツアーしてたし。でもいまやBONOなんて、そのカリスマ性で後光差してますよねぇ。

■「U2/How to Dismantle an Atomic Bomb」
Interscope 2004/11/23 ¥1,531
1.Vertigo 2.Miracle Drug 3.Sometimes You Can’t Make It on Your Own 4.Love and Peace or Else 5.City of Blinding Lights 6.All Because of You 7.A Man and a Woman 8.Crumbs from Your Table 9.One Step Closer 10.Original of the Species 11.Yahweh
公式サイト→http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/u2/

「え?秋林さん、U2聴くの?」って、聴きますよ!…いくらオルタナ系(正確に云うとU2はオルタナに…ならないか)はあんまり聴かないと云ったって、アッメリカ〜ンなサザンロックばかりが好みではないもん(メタル系に関してはまったく聴かないし)。

U2…というと、ロックIQが高そう、エモーションが有り余ってて垂れ流してる(と書くと、ファンに殺されそうですが…いい意味で使ってますからここは穏便によろしく)、どこまでもストレートにエフェクトが続くギターサウンド、試行錯誤しながら音楽を作ってる、社会的・政治的な問題を絡めることを厭わない、そしてミュージシャンの中でも発言力の強い地位を持ってる、キング・オブ・カリスマというイメージ。

なので、「How to Dismantle an Atomic Bomb」(原子爆弾の解体の仕方)というアルバムタイトルを聞いただけで、「うわ…政治的な路線なの?」とビビったし、実験的な曲を作って私を困らせたことも過去に少なからずあったので、あんまり期待しないで聴いてみたら――これがまたもや「ゴッドが帰ってきた!」な、路線回帰な仕上がりになってました。世界的に大ヒットしてるのはいつものこととは云え、絶賛されてるあたり、みんなこの路線回帰を待ってたんだろうなあ。

冬の晴れた日、散歩しながら遠い目で空を見上げると、雲が風でどんどん流れていた――思わずU2サウンドが頭の中で流れてしまいましたよ。カリスマってスゴイなあ…U2の前ではバカやれないな、としみじみ思ってしまったアルバム。←なんのこっちゃ!

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