←画像出ませんが、ケビン・スペイシーが吹替一切ナシで歌ってる「ビヨンド the シー」のサントラです。

風邪を引きました。

「きみに読む物語」を観に行った後、体調がかんばしくないと感じ、熱を測ったらなんと38度越え状態。慌ててお医者さんに行って薬をもらい、ちょろっと日記を更新してから、(性懲りもなく)シネコンへGO。「ビヨンド the シー 夢見るように歌えば」と「Uボート/最後の決断」を観て、さきほど帰ってきました。熱は36度に下がったけれど、明日の鑑賞は微妙…。素直に寝てたほうがいいかな…。

で。

「ビヨンド the シー 夢見るように歌えば」。
日本公式サイト→http://www.gaga.ne.jp/beyondthesea/
歌手ボブ・ダーリンの大ファンだったケビン・スペイシーが、どうしても彼の映画を作りたくて、10年をかけ製作にこぎつけ、さらに4年に渡って歌のレッスンをし、製作・監督・脚本・主演したという入魂の一作なんですが。

あのケビン・スペイシーが――

歌う!歌う!歌う!
踊る!踊る!踊る!


やー、すんごいもの観ちゃった、でも参っちゃったという感じ。
だって112分もの間、歌って踊るケビン・スペイシーが出ずっぱりだったもん。

鑑賞前は珍獣を見に行くような気持ちだったのに、実際観てみたら、彼の歌の上手さにビックリ仰天。マイクを持つ姿がたいへん様になってまして、本業は歌手なのかと思ったほど。作品自体は「Ray」のようなミュージシャン伝記モノですが、なんかこう映画全編からボブ・ダーリンを愛するケビンさんの気持ちが溢れ出てるとゆーか、「わかった、わかった、アンタは本当に彼のことが好きなのね、よく頑張ったわよ……頑張ったって云ってるでしょ!」と、スクリーンに向かって思わず云いたくなりました。ただ1本通して観たら、ちょっとゴーインで省略が多いかな、悪く云うと上っ面かな、なのでボブ・ダーリンを知らない人(私含む)にはわかりづらいかな、そしてやっぱりケビン・スペイシーは女性と絡んでも色っぽくないな…という印象です。…後半から面白くなる映画かな?

ちなみに初めからケビンさんが主演に決定してたわけではなく、トムトム(!)やレオナルド・ディカプリオも候補だったというか、彼らがオファーを断ったそうで…トムトムがマイク握って歌って踊る姿もちょっと観たかったかなあと。あとポール・シュレイダーが監督をしたがったそうですが、結局はケビン・スペイシーがメガホンを取ったという経緯があったようで、そういや内容は似てないけれど、シュレイダーが監督した「ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター」…あれもたしか知らない世代が多かろう60年代くらいのスターの伝記モノだったよな〜と思い出したのでした。 

まあ、鑑賞後に軽いケビン・スペイシー酔いをしてしまうこと必至な作品だと思うので、彼がニガテな人にはツライかもしれません(実際、私も途中からしんどくなってきたし)。

次に観たのが「Uボート/最後の決断」。
日本公式サイト→http://www.uboat-sk.jp/top.html
B級潜水艦モノにして、意外な拾いモノ。拾った自分を褒めてあげたいくらい、面白かったです。客層は男性客が多かったかな?…主演がウィリアム・H・メイシーなあたりにB級臭が漂う本作は、低予算ながらも頑張った作りで、私もついあったかい目になってしまいました(「M&C」のおかげで飛び交う専門用語も大丈夫でした)。Uボート側がちゃんとドイツ語を話していた(そしてイケメン揃いな)ことに感心。DVDがリリースされたら買おうかなと。レンタルビデオ屋さんでも人気が出そうな感じがします。いや〜、B級で面白い映画を拾うと嬉しいもんですね♪

以上、しょーもない感想でした。あとでちゃんとした感想を書くかもしれません。

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