←かなり好きな作品です。
原題は「Cypher」ですが、邦題は「カンパニー・マン」――ヴィンチェンゾ・ナタリ監督いわく「『Company Man』にしたかったけれど、同じタイトルの映画が他にあってボツになった」。ふ〜ん、ナルホド。たしかに私も「カンパニーマン」のほうがあってるし、良いタイトルだと思いますよ>監督

カナダ出身のヴィンチェンゾ・ナタリという監督をご存知でしょうか?

彼の作品で、この近年に日本でも公開されたのは「カンパニー・マン」、その前が「CUBE」――そう、あのカルト作「CUBE」の監督さんとして名前が知られてる人です。

90分間とにかく集中させられてしんどかったという理由から、私自身はそれほど「CUBE」が好きではないけれど、低予算でたいへん個性的なSF映画を作ってくれるし、面白い映像を見せてくれるし、さらにオリジナリティってのはこーゆーものだと教えてくれる人でもあるので、B級個性派の中でも、アンドリュー・ニコル(「ガタカ」「シモーヌ」「トゥルーマン・ショー」)とともに、個人的に絶対ハズせない映画監督のひとりとなっております。

で、なんでいきなりナタリ監督の話なのかと云いますと、彼が手がけた映画でずっと待ってるのがありまして――あの…2003年に公開されたという「NOTHING」という作品、これなんとか日本でも公開してくれないんでしょうかね?…私、本当にず〜っと待ってるんですけど。

ちなみにどんな内容かと云うと――
友達同士のくせにケンカばっかりしているサエない男ふたりが主人公。理由がわからないまま、ある日突然、彼らの周りからどんどんものがなくなっていき、最終的に世の中真っ白の世界に彼らだけとなってしまう。そんな中、ふたりは一軒の家を見つけるが、その家では自分たちの望むものがどんどん手に入り、逆に嫌なものはなくなっていく。いったい全体どーなってんのよ?…というもの(たぶん)。

↓公式サイト
http://www.nothingmovie.com/

こりゃまた面白いものみせてくれそうだ、アイロニー満載だろうな、でもギリギリ鼻につかない仕上がりになってるんじゃないか…なんて、そんな風に予想してるんですけど、日本でも公開してくれないかなあ…。

SPOとかクロックワークスとかコムストックあたりで配給してくれませんかね?

DVD化決定など、昨年からmy言霊の飛びっぷりが快調なため、ちょっとしたお願いを書いてみました。

あ。
頓挫している映画感想の続きは週末に書きます。

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