←「ジム・キャリーがケイト・ウィンスレットがいつも演じているような内気な役で、ウィンスレットがキャリー的なクレイジーな役」(eiga.comより)と云われてる、現在公開中の「エターナル・サンシャイン」。まさにその通りというか、ジム・キャリーはホントーにヘンな顔ひとつせず、フツーの中年男を演じておりました。過去にもいろいろと彼のインタビュー記事を読んだことがあるのですが、記事には大体「映画同様インタビューでも楽しい話をしてくれるキャリーだが、普段は社交的というよりまったく普通の男。スターという感じはしない」と書かれてあって、なるほど、彼は完全スイッチ切替タイプな俳優なのね、だったら素を求められたという「エターナル〜」では、その切替がタイヘンだったろうなあ…としみじみ思ったのでした。

もちっと彼が評価されたっていいのになあ、コメディ系の俳優がマジメな演技をすると、(例外はありますが)たとえホメられても大きな評価にまでは至らないような気がする、だったら私が表彰しちゃるっ!…ってわけで、3月の当ブログ内「THE MOST ATTRACTIVE MAN」(ATTRACTIVE…誘引力のある)は、ジム・キャリーさんに決定!オメデトゴザイマース!

実は彼に関してちょっとした思い出があります。

あれはもう今から10年くらい前でしょうか。
元同僚のRちゃんの手伝いで、ジム初来日となった「マスク」記者会見会場に潜入したことがあります。そのときの彼は、ハイテンションでサービスしまくり、いわゆるジム・キャリー的なイメージでアッメリカ〜ンギャグを連発、実にプロ根性が入ったコメディアンという感じで、「うわ〜、頑張ってるなあ」と極東女子もたいへん感心しておりました。ところが、まったく運が悪いというか、通訳が戸田奈津子さんだったので、ただでさえ慣れがないとどこで笑っていいかわからないアメリカンギャグを、(訳うんぬんの問題以前に)あの例の間の悪〜い喋り方で通訳してくれたため、その場になんとも云えない空気が流れ、いつしか会場はゴー・ウェント・ゴーン、完全ジム独走状態に。

まあ戸田先生のせいばかりじゃないし、アメリカンギャグにあまり免疫のない日本人(私含む)が完璧に理解するのは難しいでしょう。でもこうなることは、ある程度の予想がついたはず。だったら――カト先生じゃないけど――いっそのこと通訳をデイブ・スペクターにまかりゃよかったのになあ。

で、そんなジム・キャリーさん。

いつの号だったか覚えてないけれど、ここ数ヶ月前くらいの「日経エンタテイメント」誌にて、モンキー・パンチ先生が「ハリウッド実写版ルパン三世を製作するにあたり、主演をジム・キャリーにオファーしようとしたら、スケジュールが合わなかった。誰が演じるかまだわからないけれど私は新人俳優でもいいと思っている」みたいなこと(うろ覚え)をお話されていて、ナルホド、やっぱハリウッドも最初にジムを想定したかと思ったのですが――これ、製作自体どうなってるんでしょ?>ジェラルド・R・モレンさん

↓「ルパン三世」がハリウッドで実写映画化(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/L/030228-L.html

…期待してるんで、よろしくお願いしますよう!

↓映画化されると聞いたときの話(2003年3月18日の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20030318.html

以上、なんだか脱線気味の3月の「最も魅力的な人」でした♪

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