え〜っと、「2004年度下半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が昨年下半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に映画ヨタ話を記したものです。なので、マジメなこと書いてましぇん。って、そりゃいつものことか。

それでは以下、感想とデキゴトロジーです。

■参考(上半期は2ヶ月遅れで書いてたのか…)
上半期1→http://diarynote.jp/d/25683/20040822.html
上半期2→http://diarynote.jp/d/25683/20040823.html

■「パーティ★モンスター」
感想→http://diarynote.jp/d/25683/20040624.html
よく「万華鏡映画」と云われる映画がありますけど、これは「万華鏡に放り込まれてしまう映画」。観るドラッグとゆーか…原色ケバケバな映像で目はチカチカ、視界はグルグル、テクノ&レイヴな音楽で耳はキンキン。結果、グラグラのヨレヨレのフラフラにさせられ、しばしトリップ状態に。気のせいか、映画館から一緒に出てきたみなさんの足取りもおぼつかなかったような……まさに1時間半でジャンキーいっちょ上がり!な作品。げ〜。

■「ロスト・イン・トランスレーション」
こんなのでオスカー獲れちゃうんだ。まずオープニングクレジットのセンスのなさにガッカリ。本編を観てみれば――別に日本が舞台じゃなくたっていいじゃん、いまさらRとLの発音がヘタと云われても、漢字やハングルの国の人だって同じだし、アルファベットの国だってたとえばドイツ人はVとWの区別がヘタじゃん、シチュエーションが流れていくだけでストーリーがない、スカした間を埋める名人ビル・マーレイに救われてるだけ、彼が出てなかったらオスカー絶対ムリだったじゃん!…ってか、なんでビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンがソフィア・コッポラの自主映画に出てるわけ?…そして腹が立つことに、これが公開されてからというもの、ニッポンに来る外国人がやたらとこの映画を例に出す。言葉の違う異国に行き、同じような気持ちを味わった人にはわかる…って、それだけじゃ面白くないっつーの!

■「ディープ・ブルー」
トレイラーで「トム・クルーズ絶賛!」とあったので、観に行ってきました。映像はスゴイのはわかりますよ、でもこれだったらディスカバリーチャンネルのほうが面白いかなと。ドキュメンタリーは構成が命と改めて思い知らされた作品。

■「ベジャール、バレエ、リュミエール」
天才振付家モーリス・ベジャールが、新作の舞台「リュミエール」を完成させるまでの半年間を追ったドキュメンタリー。男を躍らせると天下一品なモダンバレエの革命児ことモーリス・ベジャールさん(たぶんこの人**だろうな…)に興味があったので、観に行ってきました。でもバレエはたまに観る程度の私には内容が難しく、途中で玉砕。観る人を限定するジャンルドキュメンタリーには知識が必要と改めて思い知らされた作品。しょせん私はいちげんさん。

■「LOVERS」
♪けんかをやめて〜ふたりをとめて〜わたしぃのために〜あらそわないで〜もうこれ〜いじょおお〜♪…観ている間中、河合奈保子版「けんかをやめて」が頭の中でエンドレス。チャン・ツィイープロモーション映画というか、海の向こうで「ソービューティホー」とか云ってる男どもが目に浮かぶナリ。ちなみに金城くんはやっぱりいつもの金城くん演技で、アンディ・ラウと比べるとちとツライかな。ラストバトルでいきなり雪が降り出すなんて、中国らしいなあ、さすが「白髪三千丈」の国!…それにしても広東語は歌ってるように聞こえ、北京語はなんかこう格調高く聞こえる……って思うんですが、どうでしょう?

■「リディック」
「こんなことするのは****だからだ」とかなんとか、心のうちをいちいち喋るリディックさんには参った。え〜い、できる男は黙って行動すべし!…オリジナルSFで勝負してきた点は高く買うけど、いざ観てみれば、スケールのわりには内容がちゃっちい俺様映画なんだもんなあ。ガッカリ。主演のヴィン・ディーゼルは、まだいまのところ踏ん張ってるけど、数年後にはセガール様と同じ地位を築いてるかも。

とりあえず、今日はここまで。
続きはまた明日になります。

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