「LAST DAYS」(トレイラーよもやま話 29)
2005年5月8日 映画ヨタ話
←ニルヴァーナの今は亡きカート・コバーン。もうあれから10年か。早いなあ…。
当ブログでも過去に数回取り上げた、故カート・コバーンをモデルにしたという、ガス・ヴァン・サント監督最新作「Last Days」が今年のカンヌで上映されます。その後、全米では7月に公開されるそうです。日本公開は未定。
ちなみに、今年のカンヌのコンペ部門は超豪華な顔ぶれ(カンヌ常連デンマークの変人から、初監督作にして初カンヌのハリウッド名優オヤジまで)なので、話題になってます。
…というわけで、コンペ部門ノミネート作である「LAST DAYS」のトレイラーよもやま話をば。
■「LAST DAYS」(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0403217/
公式サイト→http://www.mk2.com/last_days/
監督:ガス・ヴァン・サイト
脚本:ガス・ヴァン・サイト
出演:マイケル・ピット、ルーカス・ハース、アーシア・アルジェント、他
がーん。
のっけから思いっきり蹴躓いてしまいました。
だって、公式サイトがフランス語。もう完全お手上げ状態です。仏語なんてわかるわけないので、仏語→英語にweb翻訳しようとしたら、今度はフラッシュサイトなので変換できないときたもんだ。
仕方ないので、まずは下記の監督コメントから。
…あ、流れてる歌は主演のマイケルくんが歌ってるそうです。
↓ガス・ヴァン・サントがカート・コバーンの最期の日々を映画化(YAHOO!JAPAN)
http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/mtv/20040813/mtvent001.html
(以下、引用)
「もっと抽象的、たくさん暗示している」なんて語ってますが、監督の作品はほとんどみんなそれだと思うですけど?…とツッコむ極東女子。
そして「伝記映画ではないので、深読みしちゃダメ」だそうです。
でも海の向こうのファンのみなさんは、「カートは左利きなのに、マイケルは右でギター弾いてるじゃないか!」と細かいところを気にしているようですが…って、あれ?…カートが左利きなのは知ってましたが、ギターも左だったっけ?どうしよう…覚えてない…。ちなみにトレイラーではマイケルくん、左手で字を書いてたし、マッチの火も左でつけてましたね。
それにしたってマイケルくんのカート激似ぶりはスゴイ。これで「カートじゃないよん」なんて云われてもねえ…。
そんな彼は、もともとあまりメジャー志向ではない人で、実際に今までの彼の出演作もそのほとんどがインディペンデント系、中でも「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」が有名でしょうか。自分のバンドを持ってて、フェイバリット映画が「マイ・プライベート・アイダホ」で、ディカプリオに似ていると云われるのがすんごくイヤだという(リバー・フェニックスに似てると云われるのは嬉しいんじゃないの?まったく似てませんがっ!くわっ!)彼は、現在公開中の「サラ いつわりの祈り」でもアーシア・アルジェントと共演しています。たしかこれもその手の映画だったはず。………。
日本公開はどーせ来年になるんでしょうが、個人的にガス・ヴァン・サント作品はハズせないので、ニルヴァーナを聴いて「どよ〜ん」としながら待ってます。
以上、トレイラー(あんまり語ってないけど)よもやま話でした♪
■「マイ・プライベート・アイダホ」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20050501.html
当ブログでも過去に数回取り上げた、故カート・コバーンをモデルにしたという、ガス・ヴァン・サント監督最新作「Last Days」が今年のカンヌで上映されます。その後、全米では7月に公開されるそうです。日本公開は未定。
ちなみに、今年のカンヌのコンペ部門は超豪華な顔ぶれ(カンヌ常連デンマークの変人から、初監督作にして初カンヌのハリウッド名優オヤジまで)なので、話題になってます。
…というわけで、コンペ部門ノミネート作である「LAST DAYS」のトレイラーよもやま話をば。
■「LAST DAYS」(2005・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0403217/
公式サイト→http://www.mk2.com/last_days/
監督:ガス・ヴァン・サイト
脚本:ガス・ヴァン・サイト
出演:マイケル・ピット、ルーカス・ハース、アーシア・アルジェント、他
がーん。
のっけから思いっきり蹴躓いてしまいました。
だって、公式サイトがフランス語。もう完全お手上げ状態です。仏語なんてわかるわけないので、仏語→英語にweb翻訳しようとしたら、今度はフラッシュサイトなので変換できないときたもんだ。
仕方ないので、まずは下記の監督コメントから。
…あ、流れてる歌は主演のマイケルくんが歌ってるそうです。
↓ガス・ヴァン・サントがカート・コバーンの最期の日々を映画化(YAHOO!JAPAN)
http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/mtv/20040813/mtvent001.html
(以下、引用)
多くの噂にも関わらず―または、多過ぎる噂のせいで―カート・コバーンの最期の日々に関する真相を知っている者はいない。それはガス・ヴァン・サント(写真)も同じだが、次の作品「Last Days」で、監督はコバーンが経験したであろうことを想像している。
「彼の死に関してたくさんの仮説があるけれど、僕は目撃者談は一つも知らない。小さな噂だけしか知らないんだ。」とヴァン・サント監督。「みんな違った意見を持っているけど、本当の、信ずべき事実はない。彼はただ行方不明みたいなもんだった。」
1997年の大ヒット作「グッド・ウィル・ハンティング」でおなじみのヴァン・サント監督は、1989年の「ドラッグストア・カウボーイ」や1991年の「マイ・プライベート・アイダホ」、1995年の「誘う女」など、刺激的な作品を手掛けてきたことでも有名だ。
監督はコバーンの死の直後から「Last Days」の構想を練ってきたが、キャスティングやロケハンに時間がかかっていた。作品は先日クランクアップし、来年にはHBO FilmsとFine Line Featuresから全米公開される予定だ。監督は2年前に同作の撮影をスタートしようとしていたが、「怖くなった」ために「エレファント」を先に制作した。「エレファント」は2003年度カンヌ国際映画祭でパルム・ドールと最優秀監督賞を受賞している。
「もう作っちゃったから、怖がっても手遅れだね。」と彼はジョークを飛ばした。「全般的には怖いけど、これまであがってきている成果には満足しているよ。
コロンバイン高校の銃撃事件をモチーフにした「エレファント」同様、「Last Days」もセミ・ドキュメンタリー方式で撮影され、多くのヒントや推測は出てくるものの、コバーン(実際にはコバーン風のキャラクター)がなぜ自殺を図ったかという疑問に対する結論は提示していない。「彼は自身の中にいるゴーストや悪魔に苦しむシェイクスピアのハムレットのようだ。コバーンのゴーストが何だったのかはわからないが、こうだったのではないかなと想像しているんだ。」とヴァン・サント監督は語った。
「Last Days」では「ヴィレッジ」や「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」のマイケル・ピットが、名声に戸惑う不運なロッカーを演じる。共演はルーカス・ハースやアーシア・アルジェント。アルジェントがコートニー・ラヴそのままのキャラクターを演じるわけではないが、数年前にヴァン・サント監督からこのプロジェクトについて聞いたラヴは、祝福を祈ってくれたという。
「誰かに挑戦するような詳細は見せていないんだ。」とヴァン・サント監督。「作品にはドラッグはほとんど登場しない。ドラッグでハイになっているような人は出てくるけど、ドラッグ自体は見せていない。銃は一丁出てくるけど、すべては遠回しだ。劇中ではストーリー自体よりも、あの状況に多くの要素を追加するような小さな出来事がたくさん起こる。彼がギターを弾いたり、歌を歌ったり、セールスマンがやってきたり、テレビを見たりね。そういったことはとても大きいんだ。でも答えはないし、“これが原因だ”と決めつけるものはない。」
「Last Days」は、行方不明になって自身の放った銃弾に倒れるよりもずっと前からコバーンが自身の死を諦めており、既に死への道を歩んでいたと暗示している。しかし伝記映画ではないため、ヴァン・サント監督は作品を深読みしないようにと強調する。
「オーディエンスがキャラクターについて何か知っていたら、インパクトは大きくなる。」とヴァン・サントは語った。「何も知らなくてもインパクトはあるけれど、もっと抽象的なんだ。作品はプレッシャーについてたくさん暗示しているので、プレッシャーを経験したことのある人なら誰でも共感できると思うよ。」
Jennifer Vineyard, MTV News
「もっと抽象的、たくさん暗示している」なんて語ってますが、監督の作品はほとんどみんなそれだと思うですけど?…とツッコむ極東女子。
そして「伝記映画ではないので、深読みしちゃダメ」だそうです。
でも海の向こうのファンのみなさんは、「カートは左利きなのに、マイケルは右でギター弾いてるじゃないか!」と細かいところを気にしているようですが…って、あれ?…カートが左利きなのは知ってましたが、ギターも左だったっけ?どうしよう…覚えてない…。ちなみにトレイラーではマイケルくん、左手で字を書いてたし、マッチの火も左でつけてましたね。
それにしたってマイケルくんのカート激似ぶりはスゴイ。これで「カートじゃないよん」なんて云われてもねえ…。
そんな彼は、もともとあまりメジャー志向ではない人で、実際に今までの彼の出演作もそのほとんどがインディペンデント系、中でも「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」が有名でしょうか。自分のバンドを持ってて、フェイバリット映画が「マイ・プライベート・アイダホ」で、ディカプリオに似ていると云われるのがすんごくイヤだという(リバー・フェニックスに似てると云われるのは嬉しいんじゃないの?まったく似てませんがっ!くわっ!)彼は、現在公開中の「サラ いつわりの祈り」でもアーシア・アルジェントと共演しています。たしかこれもその手の映画だったはず。………。
日本公開はどーせ来年になるんでしょうが、個人的にガス・ヴァン・サント作品はハズせないので、ニルヴァーナを聴いて「どよ〜ん」としながら待ってます。
以上、トレイラー(あんまり語ってないけど)よもやま話でした♪
■「マイ・プライベート・アイダホ」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20050501.html
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