星と城

2005年6月10日 映画ヨタ話
永遠のデュードさんと秋りんごさん(←検索避け)の結婚ゴシップ(もう…ウンザリ!こんなに騒いでるのは日本だけかと)のせいで、この2日間、myブログが異常な状況でしたが――どうやら「ガセ」で収拾がついたようです。…ってか、結婚したての男が、別の女性(しかもふたり)とデートするかっつーの!…いやはや、日本でのデュードさん人気にはビックリさせられましたよ。

話は変わって。

日本で大ヒットし、世界興行成績でも第5位(6/10現在。ちなみに1位「SW:EP3」、2位「最後の恋のはじめ方」、3位「ロボッツ」、4位「コンスタンティン」)である宮崎監督作「ハウルの動く城」が、今週より全米で公開となりました。

↓「ハウルの動く城」米で公開始まる(yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000506-yom-ent

(以下引用)
宮崎駿監督のアニメーション映画「ハウルの動く城」の劇場公開が10日、ニューヨーク、ロサンゼルスなど米国の主要都市で始まった。

 上映されるのは英語版。ローレン・バコールさん、ビリー・クリスタルさんら著名なハリウッド俳優が声の吹き替えを担当。宮崎監督の作品ではこれまでに、「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」が米国で公開され、高く評価されている。

「ハウルの動く城」は、我がニッポンでは宮崎アニメとして珍しく賛否両論な評価を受けていて、私自身もあんまり好きではない作品だったりするのですが、果たして米国ではどうなるんだろう…と、海の向こうでのレビュー、代表してロジャー・エバート(米国映画評論家の中で最大権威といえる人。ちなみに彼は今までの宮崎アニメ、すべてを絶賛してます)のご感想を伺いにいったらですね――

↓Rogerebert.com
http://rogerebert.suntimes.com/apps/pbcs.dll/frontpage

「動く城はビジュアル的に(観るに値するほど)素晴らしいが、最近の彼の仕事と比較すると失望する、オススメできない」…と書いていて――

(以下、印象的な文を引用)
(A parade of weird characters comes onstage to do their turns, but the underlying plot grows murky and, amazingly for a Miyazaki film, we grow impatient at spectacle without meaning.

なんと星2つ半(B-)!という評価。
これには私もビックリ…ってか、私が驚いてるくらいなんだから、米国の映画ファンも当然ビックリしていて、「ロジャー・エバートの評価が星2つ半だと!?」「宮崎ファンにはバッドニュース。彼はこの映画が好きではないらしい」…と、いろいろ騒いでいるようです。ロジャー・エバートってホント影響力ある人なんだなあ…と極東女子、思わず実感。

でもまあ、いくら「オススメできない」と語ってたって、星2つ半なわけだし(星4つが最高)、Rotten Tomatoesでは現段階でトマトメーターが「85%、フレッシュ」(つまり支持85%の面白い作品)となってるので、評価はやっぱ高めみたいですね。

↓Rotten Tomatoes:Howl’s Moving Castle (2005)
http://www.rottentomatoes.com/m/howls_moving_castle/

ピクサーが抜けたあとだけに、ディズニー(米国での配給元)だって宮崎様様〜!なんでしょうが、果たしてどうなることやら…。

↓参考:「ハウルの動く城」ちょっとだけ感想(4/8の日記)
http://diarynote.jp/d/25683/20050408.html
(下のほうにあります)

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