2005年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 5
2005年8月29日 年度別フェイバリット10映画
「2005年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に映画ヨタ話を記したものです。尚、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なため、一部だけになっております。
今日でやっと最後。
それでは以下、感想とデキゴトロジーです。
■「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」
後ろの席に女性ふたり連れが座っていて、上映前にその彼女たちいわく――「ね〜ね〜、昨日この映画の予告を見たら、『モーウイーカイ マーダダヨ』って声が流れてきたの。スゴイよね〜、アメリカ人もかくれんぼのときに『モーウイーカイ マーダダヨ』って日本語で云うんだ〜」……。そんなワケないでしょーがっ!!
■「フォーガットン」
無理を通せば道理がひっこむ!…そっち系かと思っていたら、実はあっち系だったという映画。主演が演技派女優ジュリアン・ムーアだっただけに、予備知識のなかった私はすっかり騙されてしまいました。このトンデモな驚きは、一昨年に公開された「ドリーム・キャッチャー」を彷彿とさせるなと。それでも後半になるまで、「私の勘違いかも。だって主演はジュリアン・ムーアだし」としつこく思っていたのですが、クライマックスで某人物がある表情を見せた瞬間、ようやく私めも悟りました。あの顔の変貌が、この映画の「あっち系」ぶりを物語ってたような…。
■「コーラス」
映画館に入り、スクリーンに受かってドアを開けたら、思いがけず席に小学2〜3年生くらいの児童約30人(!)が座っていて、ビックリ仰天。「文部科学省特別選定作品」と云えども、小学校低学年の児童に日本語字幕のフランス映画は大丈夫?と心配していたのですが、客電が落ちた瞬間、今度は「ヤバイ!この映画館って単館系の映画が多いから、R指定作品のトレイラーが流れる可能性大じゃん!」と別の大問題が浮上、無邪気な子供たちを横目に、血の気が一気に引いてしまった状態で流れた最初のトレイラーが――なんと「バッド・エデュケーション」!!……。1本のトレイラーがこんなに長く感じたのは初めてでした…ってか、もちっと状況を考えなさいよ!>某映画館
■「バッド・エデュケーション」
腐女子ですら忘れかけている往年のJUNEの薫り(!)を、いつもより濃厚なテイストで撒き散らす、ペドロ・アルモドバル監督最新作。スケジュールの都合とは云え、8:30amスタートの回から、妄想倒錯オヤジの頭の中を覗いたせいか、さすがの私も観終わってしばらくはクラクラでゲーな状態に。自伝的作品と云われてるけど、それはほんの触り程度、実際はほぼ創作だと思う(別にカソリックを糾弾してるわけでもないでしょうし)。たぶん――「アルモドバル=エンリケ」ではなく、「アルモドバル=イグナシオ(アンヘル)+エンリケ」かなと。時間軸ぶった斬りの幾重にも交錯するサスペンスな展開が、後半とても急ぎ足だったこと、ラストが冷水をぶっかけるようだったのは、ちと残念。それでもオープニングクレジットとタイトルバックは、今年観た映画の中でもっとも素晴らしかったと思います。品位のある書き方ってむずかしいものね。
■「サイドウェイ」
いきなりワケわかんないシーンから始まり、「???」な状態で観ること約1時間後、エンドロールが始まって終了。なぜ2時間ある作品が1時間で?と思ったら、なんと映画館スタッフが巻を間違えたために途中からの上映となったらしく、怒った私は映写室へ続く階段を半分まで上って「ちょっと!お金返してよ!」と叫び、そのまま返金してもらいました。「最初から上映する」と云われたけど、時間がなかったし、気分も最悪。私好みのいい映画だったのに…。
■「猟人日記」
なんで今ごろアレグザンダー・トロッキの小説が映画化されるの?と思いつつ、ユアン・マクレガーがまたもやフル・フロンタル・ヌードになってると聞き、イソイソと観に行って参りました。がしかし。会社でお茶を何杯も飲んだせいか、鑑賞中にトイレに立つこと数回(こんなこと初めて)、結局ユアンご子息を見逃してしまった可能性が大きく…。ガーン。私が観た分にはそんなシーンは出てこなかったのですが、もしかして日本版自体カットされていたのかもしれないし、でもやっぱり見逃したのかも知れず…誰か教えて下さ〜〜いっ!!…とかなんとか云いつつ、my手元にしっかり「THE PILLOW BOOK」(邦題:「ピーター・グリーナウェイの枕草子」)のUK版DVDが。ユアン好きには「一家に1枚」かと。
「バットマン・ビギンズ」「宇宙戦争」の2本は、結局書けなかった…残念。
以上、「2005年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」でした♪
今日でやっと最後。
それでは以下、感想とデキゴトロジーです。
■「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」
後ろの席に女性ふたり連れが座っていて、上映前にその彼女たちいわく――「ね〜ね〜、昨日この映画の予告を見たら、『モーウイーカイ マーダダヨ』って声が流れてきたの。スゴイよね〜、アメリカ人もかくれんぼのときに『モーウイーカイ マーダダヨ』って日本語で云うんだ〜」……。そんなワケないでしょーがっ!!
■「フォーガットン」
無理を通せば道理がひっこむ!…そっち系かと思っていたら、実はあっち系だったという映画。主演が演技派女優ジュリアン・ムーアだっただけに、予備知識のなかった私はすっかり騙されてしまいました。このトンデモな驚きは、一昨年に公開された「ドリーム・キャッチャー」を彷彿とさせるなと。それでも後半になるまで、「私の勘違いかも。だって主演はジュリアン・ムーアだし」としつこく思っていたのですが、クライマックスで某人物がある表情を見せた瞬間、ようやく私めも悟りました。あの顔の変貌が、この映画の「あっち系」ぶりを物語ってたような…。
■「コーラス」
映画館に入り、スクリーンに受かってドアを開けたら、思いがけず席に小学2〜3年生くらいの児童約30人(!)が座っていて、ビックリ仰天。「文部科学省特別選定作品」と云えども、小学校低学年の児童に日本語字幕のフランス映画は大丈夫?と心配していたのですが、客電が落ちた瞬間、今度は「ヤバイ!この映画館って単館系の映画が多いから、R指定作品のトレイラーが流れる可能性大じゃん!」と別の大問題が浮上、無邪気な子供たちを横目に、血の気が一気に引いてしまった状態で流れた最初のトレイラーが――なんと「バッド・エデュケーション」!!……。1本のトレイラーがこんなに長く感じたのは初めてでした…ってか、もちっと状況を考えなさいよ!>某映画館
■「バッド・エデュケーション」
腐女子ですら忘れかけている往年のJUNEの薫り(!)を、いつもより濃厚なテイストで撒き散らす、ペドロ・アルモドバル監督最新作。スケジュールの都合とは云え、8:30amスタートの回から、妄想倒錯オヤジの頭の中を覗いたせいか、さすがの私も観終わってしばらくはクラクラでゲーな状態に。自伝的作品と云われてるけど、それはほんの触り程度、実際はほぼ創作だと思う(別にカソリックを糾弾してるわけでもないでしょうし)。たぶん――「アルモドバル=エンリケ」ではなく、「アルモドバル=イグナシオ(アンヘル)+エンリケ」かなと。時間軸ぶった斬りの幾重にも交錯するサスペンスな展開が、後半とても急ぎ足だったこと、ラストが冷水をぶっかけるようだったのは、ちと残念。それでもオープニングクレジットとタイトルバックは、今年観た映画の中でもっとも素晴らしかったと思います。品位のある書き方ってむずかしいものね。
■「サイドウェイ」
いきなりワケわかんないシーンから始まり、「???」な状態で観ること約1時間後、エンドロールが始まって終了。なぜ2時間ある作品が1時間で?と思ったら、なんと映画館スタッフが巻を間違えたために途中からの上映となったらしく、怒った私は映写室へ続く階段を半分まで上って「ちょっと!お金返してよ!」と叫び、そのまま返金してもらいました。「最初から上映する」と云われたけど、時間がなかったし、気分も最悪。私好みのいい映画だったのに…。
■「猟人日記」
なんで今ごろアレグザンダー・トロッキの小説が映画化されるの?と思いつつ、ユアン・マクレガーがまたもやフル・フロンタル・ヌードになってると聞き、イソイソと観に行って参りました。がしかし。会社でお茶を何杯も飲んだせいか、鑑賞中にトイレに立つこと数回(こんなこと初めて)、結局ユアンご子息を見逃してしまった可能性が大きく…。ガーン。私が観た分にはそんなシーンは出てこなかったのですが、もしかして日本版自体カットされていたのかもしれないし、でもやっぱり見逃したのかも知れず…誰か教えて下さ〜〜いっ!!…とかなんとか云いつつ、my手元にしっかり「THE PILLOW BOOK」(邦題:「ピーター・グリーナウェイの枕草子」)のUK版DVDが。ユアン好きには「一家に1枚」かと。
「バットマン・ビギンズ」「宇宙戦争」の2本は、結局書けなかった…残念。
以上、「2005年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」でした♪
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