今日、やっとこすっとこ「イン・ハー・シューズ」を観に行ってきました。

主演のキャメロン・ディアスは特別好みでもないけれど、トニ・コレットが出てるということ、そしてなによりカーティス・ハンソンが監督している以上は、どんなに長尺(131分)だろうと、見逃すわけにいかなかったんスよ。

で。
うん、予想通り、面白かったです。

いい映画だろうと予測がついてたので(理由1:ふるやさんがホメておられたから、理由2:カーティス・ハンソンの映画にハズレは少ないから)、あんまり「思いがけず良かった♪」と感激することはなかったんですけど、長さがぜんぜん気にならなかったってことは、結果的に自分好みの映画だったんでしょうね。とてもいい出来だと思いました。

キャメロン・ディアスはああいう役を演じさせると、本当にイメージぴったり。女子から反感買いそうなあたり、さすがだよなあ。本編中にトニから「男は若い女が好きなのよ。若いうちはいいけど、年を取ったらどうするの?」と云われてましたが、キャメロンはスタイル相変わらずバツグンで若々しいけれど、顔がやっぱり年齢を感じさせるので、余計にあのセリフが痛く、めちゃリアルに感じました。

ただなあ…。

実は出来以外に予測がついてたものが、もうひとつあったんです。

どんなに私が「いい映画でした、面白かったです」と云っても、一緒にスクリーンで観てた人全員がそうだとは限りません。

中には「つまらない」「ダレる」と思う人がいるわけで…131分というちょっと長めの上映時間中に、そんな人たちが取る行動と云えば。

ケータイをあっちでパカパカ、こっちでパカパカ、真横でパカパカ、真前でパカパカ――え〜〜いっ!!もう目障りなのよう!!

トイレに立つ人やガサガサとものを食べる人は、別に(昔からいるので)さほど気にならないけれど、この手のドラマは長尺になればなるほど、時間もしくはメール確認のためだろう「ケータイパカパカ族」が多くなる…。

「携帯は電源をお切り下さい」というアナウンスや文字じゃなく、たとえばユナイテッドシネマ系列やTOHOシネマズ系列が上映前にスクリーンで流してる、あのマナーPRムービーみたいなのを、いかげん独自で作って流してちょうだいよ!>某シネコン

もちろん、あのムービーが絶対的な効果があるとは云えないけど、たまに行くユナイテッドシネマは、パカパカ族が比較的出没しないように感じます。今年9月にTOHOシネマズ二条まで「銀河ヒッチハイク・ガイド」を観に行ったときも、あれだけテンポがダラダラして乗り切れない映画だったとゆーのに、パカパカ族はひとりとして出なかったもんなあ。運が良かっただけかもしれませんが。

そーゆーわけで、「エリザベスタウン」もパカパカ族が出そうでちょっとイヤン、と思ってる次第なのでした。

…ったく…ブツブツブツ…。

コメント

nophoto
ラフマニノフ
2005年12月2日16:58

携帯を時計代わりにする人が増えてから、とにかく目立つようになりましたね。この前隣に座った「頭のあまりよろしくない方」の携帯のメール着信ランプが、バックの中からフラッシュしているのを見た時は、さすがに殴ってやろうかと思いましたが…。

秋林 瑞佳
秋林 瑞佳
2005年12月3日0:20

私の定位置「ちょっと後ろの列、真ん中の座席」では、しょっちゅーパカパカ族が目に入ってきます。ここ数年でもっとも多くのパカパカ族と遭遇したのは、「マトリックス リローデッド」と「レボリューションズ」でしょうか。

時間が気になる映画もツライけど、しれならばいっそのこと、スクリーンの横で時間をデジタル表示して欲しいと思いましたよ…。

nophoto
ラフマニノフ
2005年12月3日22:40

『24』が映画化されたら、後半はリアルタイム進行になるらしいので、パカパカ族は出没しないかも…。

などと、バカな事を考えてしまいました(笑)。

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