←そうそう、トムトム版「ミッション・インポッシブル」は、こんな風にトムトムの顔がどか〜んとあって、「トム・クルーズ」と書いてなきゃ♪…ところでみなさま。トム・クルーズってお好きですか?…私は好きですよ、だってこんないかにもハリウッド的なスーパースター、ほかにいないじゃないですか。それに私、ちっちゃい頃から彼の映画観てますし…彼が大して売れてないときから知っていて、スクリーン越しのお付き合いは「アウトサイダー」から、それこそジャッキー・チェン、キアヌ・リーブス、マット・ディロンあたりと同じくらい語れますもん。どんなに奇行が報道されても、「しょーがないよ、有名人だから」と少々肩持っちゃいますし。興行成績が良くても悪くても、みんなから飽きられようが干されようが、話題になるのは彼が「トム・クルーズ」だから。頑張れ!トムトム!

いや〜、製作が遅れに遅れ「製作自体がインポッシブルか!?」とヒヤヒヤしたけど、ちゃんと5月の大作シーズンに間に合いましたね♪…とゆーわけで、友人Rちゃん(←キアヌファンのくせに!)がトムトムによる来日キャンペーンの目玉、新幹線ミッションに加わって感動したという、トム・クルーズ主演最新作「M:i:III」を観に行ってきました。

■「M:i:III」Mission: Impossible III(2006・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0317919/
日本公式サイト→http://www.mi-3.jp/top.html
監督:J・J・エイブラムス
脚本:J・J・エイブラムス、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
出演:トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レームス、ローレンス・フィッシュバーン、ジョナサン・リース・マイヤーズ、マギー・Q、ミシェル・モナハン、ケリー・ラッセル、他
上映時間:126分

ストーリー:
IMFの腕利きエージェントであるイーサン・ハント(T・クルーズ)は、ジュリア(M・モナハン)と結婚、現役を退いて教官となり、幸せな生活を送っていた。そんな彼のもとに、ある日IMFより指令が届く。彼の教え子であるエージェントのリンジー(K・ラッセル)が、デイヴィアン(P・S・ホフマン)によって拘束されたという。リンジーを救うため、ルーサー(V・レームス)ら仲間とともに現地へと向かうイーサンだったが――

長いよー。
緩急がありそうでないクライマックスに疲れちゃった。

「スパイ大作戦」というより「トム・クルーズ大作戦」。
先鋭チームというより「イーサン・ハントwithエトセトラズ」。

「原点に戻って、チームを描くようにした」という監督の記事が新聞に載ってたから、私は「スパイ大作戦」を期待したんだけど…もうちょっと他のメンバーの活躍が欲しかったかな〜…。とくにジョナサン・リース・マイヤーズ。…ただその中でも、サイモン・ペッグ(出てるとは知らなかった)の登場は嬉しかったです。サイモンにクリケットバット持たせて、チーム入りはムリっすか?>トムトムasイーサン それじゃ違う映画になりますって!>秋林さん

トムトムの金看板シリーズだから、どうしても他の作品より「俺ってすごいんだそう、かっこいいんだぞう」という映画になっちゃうのは、観る前から充分わかっている(≒楽しみにしている)ので別にいいんです、でも…スパイのみなさんによる華麗でクールな任務遂行劇でなくなってたことがなあ…。それ(「スパイ大作戦」)を求めるならば、「1」のほうがまだ「らしい」感じがします。メンバーが死んでもね。

★参考:シリーズ3作を比較しよう(eiga.com)
http://www.eiga.com/special/mi3/list.shtml
(私は「1」が好きか…な?)

ミッションよりイーサン・ハント自身がインポッシブル。任務遂行というより破壊工作なら任せとけ!…あっちでボカ〜ン、こっちでボカ〜ン!…こんなスパイをエリートスパイとして最前線を任せるIMFは太っ腹。「だれが担当だ?」「イーサン・ハントです」「うわ〜ヤツか、こりゃ後始末は大変だな」…というIMFのみなさんの影のため息が聞こえてきそう。

スパイがあんなに熱い人でいいのかな?
スパイってもっとクールな印象があるんだけど?

自分の奥さんが何よりも大事で、彼女のためにインポッシブルなミッションを企てるイーサン…これまたトムトムのゴシップに重なって見えちゃうよう…。

あの変拍子(五拍子)による有名なテーマソングが、前2作よりガンガンかかるだけに、ギャップが余計大きかったかな。

でもまったく楽しめなかったことはなく、「2」よりはずっと面白いと思います。

全体的な印象としては、う〜んこんなもんだろうなあ、トムトム映画って、という感じでしょうか。予想通り。

ちなみに一番の感動はフィリップ・シーモア・ホフマン。

…素晴らしいっ!(←これも予想してた通り)

彼ってフットワークがいい人なんですね、すっかり見た目に騙されてました。貴重なものを観ちゃったとゆーか、いや〜、あの動きにマジ感動しました。トムトムに付き合ってくれてありがとう♪ちゅっ♪

…ところで。
「ラビットフット」って、結局なんだったの?

コメント

nophoto
ラフマニノフ
2006年6月27日10:11

「ラビットフット」は、マクガフィンだそうです。重要だけど、観客には説明されない、何か。まぁ、ケイティ・ホームズ、ってとこですかね(意味不明)。

しかし、あれほどエピ3をけなされても、「ふん、ジョージの脚本がわりーんだからしゃーない」と思えたのに、この作品はやっぱり評判が悪いと悲しいっす。私のトムさんに対する想いの深さを改めて思い知らされました(笑)。

秋林 瑞佳
秋林 瑞佳
2006年6月27日11:58

>ラフ師匠
そーゆー位置づけなんだ〜そっか〜<マクガフィン

>この作品はやっぱり評判が悪いと悲しいっす
「スパイ大作戦」と思って観るとちょっと違うなと思いますが(だって監督がオリジナルを意識してって云ってたし)、私の中では「トム・クルーズ映画」として充分オッケーです。いろいろ書きましたが、仮にトムトムが「華麗でクールなスパイ」を演じてみたところで、たぶん私は「なんか違う」と云うでしょうねえ…やっぱ彼は私にとっても「トム・クルーズ」だってことです。思い入れあるから、いろいろ云っちゃうってことですね。

nophoto
ラフマニノフ
2006年6月28日16:17

何か、監督はそんなこと言ってたみたいですね。観る前は情報シャット状態だったので(笑)。

「ミスミススミス」「トゥルーライズ」「アビス」「前2作」「マトリックス」などで観たことあるシーンのオンパレード、って気がしなくもないのも事実ですが、トムさんの前だと、ついそれはなし、ということで(笑)。

トムさん、作品の評判もさることながら、心配なのは、ちょっち「太った?」と思われる節があること。過去にはそんなこと微塵も思わなかったのに。自分を棚に上げて、ですが。(^^ ちなみに私も、結婚してから太りました(笑)。

秋林 瑞佳
秋林 瑞佳
2006年6月28日23:09

>トムさんの前だと、ついそれはなし、ということで(笑)。
師匠は応援団長ですからね♪

>ちょっち「太った?」と思われる節があること。
たしか「ラストサムライ」でつけた筋肉をそり落とすつもりはない、ダイエットは拒否するとトムトムが宣言したというニュースを「M:i:3」撮影前に聞きました。ま、基本的にプロフェッショナルな人だと思うので、思うところがあったんでしょうね〜。

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