2006年上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 4
2006年8月18日 年度別フェイバリット10映画
2006年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に簡単な感想と、ヨタ話を記したものです。ただし、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なので、一部だけとなっております。
(前口上、終わり)
今回の「4」は、ちょっとだけ感想…とゆーより出演俳優に対する感想がメインでーす。
■「ナイト・オブ・ザ・スカイ」
キャラ相関とストーリー展開がとにかくゴーイン、そして全体的に大味な印象のキャッチーで内容スカスカな仏映画…ということで、ユーロコープ製作(つまりリュック・ベッソン系)かと思ったナリよ。それでもCGに頼らない飛行シーンは迫力があり、戦闘機は気持ちよさそうに飛んでいたので、戦闘機マニアにはいい作品かも。主演はブノワ・マジメル。チョビヒゲ生やしてたって彼は素敵よね〜♪…彼の青い瞳――水色ではなく、深く透き通った瑠璃色のような青い瞳――に吸い込まれそうだったわ♪うちのままりん(母)までホメてたし。彼の瞳の美しさをフィーチャーしたショットが多かったあたり、監督グッジョブ!
ちなみに、「ナイト・オブ・ザ・スカイ」という邦題があまりにダサいので、こりゃ配給会社がテキトーにつけたに違いない、原題はぜんぜん違うイミなんじゃないの?と思って、原題「Les Chevaliers du ciel」をバベルフィッシュ翻訳「仏語→英語」にかけてみたら――「Knights Of The Sky」。そのまんま…とゆーことは、そーかそーか、原題がすでにベタでダサかったのか。
■「ファイヤーウォール」
最近てんで魅力のないハリソン・フォード主演の、海外TVMにありそうな2時間サスペンスもの。可もなく不可もなく(予想通り)。それにしたって、定年退職してたっておかしくない還暦のハリソンに、10代の子持ち役はキビシイよ。孫の間違いじゃないの?…私は「車の後部座席が定位置」ポール・ベタニー目当てで観に行ったけど、なんつーかその…せっかくポールなんだから、よくあるサスペンスのよくある犯人役なんてもったいない、もっと血だらけ、もっと英国ハ虫類系な怖さ/嫌らしさを出した役にしたらよかったのに。彼は悪くないんだけどね。あと、ポールとはなにげに共演3回目のニコライ・コスター・ワルドー。完全ミスキャスト、彼は悪党に見えないって!
■「君とボクの虹色の世界」
新鋭ミランダ・ジュライが監督/脚本/主演したオフビートなラブコメディ。群像劇。このズレながらフンワリしてる雰囲気は、好みが分かれるところかな。ポール・トーマス・アンダーソン、ウエス・アンダーソン、ソフィア・コッポラ作品が好きな人にはオススメ。私?……ダメだった。つまらないんじゃなくて、ただただニガテ。
))<>((
■「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」
WT社製作のファミリーファンタジー。子供向けでも全体的にスマートなところは、さすがWT社とゆーか。現代版「メリー・ポピンズ」みたいな云われ方をされていたけれど、印象は「レモニー・スニケット」に近かったような。子役より大人の俳優のみなさんが上手くなければ、こーゆー映画は引っ張れないんだなと、エマ・トンプソン、コリン・ファース、イメルダ・スタウントンを観てしみじみ思った。しかし…コリン・ファースが7人の子持ちなんて!…「アナカン」から20年ちょっと――光陰矢のごとしとはこのことか…。
■「フライトプラン」
昨年の「フォーガットン」鑑賞以降(http://diarynote.jp/d/25683/20050829.html)、もう騙されないぞ、それがたとえジョディ・フォスター主演作だって!…と気を引き締めながら観た、ジャンボ機内で行方不明になった娘を探す母親の戦いを描いたサスペンスもの。ポスターに写ってるジョディの顔のシワ除去&修正は、ちょっとやり過ぎじゃない?…「あっち系?そっち系?」と思いながら観てたけど、機長役がショーン・ビーンというクセモノだから困っちゃって。ほら、彼はヒーローからその側近、はたまた悪玉オヤジまでさっまざま演じれる人でしょ?…だから彼が出てくるたび、頭の中は「だって小さい役でもショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし……」と、完全に豆氏で騙された!…でももう少し出番があったらなあ。ホントもったいない。
それにしたって、才女のイメージが強いジョディなだけに、アラブ系らしき人物をムチャな理由で非難するシーンは違和感があった。テロ事件が頻発するようになって以降、それだけアラブ系は真っ先に疑惑の目を向けられてしまうんだということだろうけど。
(以下、ちょっとだけネタバレ)
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これって、まず棺桶ありきな犯行だよね?…飛行機にどうやって棺桶を乗っけるかを考えた――棺桶とあの親子を選んだことでトンデモ計画を立てた犯人は、ある意味、想像力豊かでスゴイ人なのかも。
…「5」に続きます。
(前口上、終わり)
今回の「4」は、ちょっとだけ感想…とゆーより出演俳優に対する感想がメインでーす。
■「ナイト・オブ・ザ・スカイ」
キャラ相関とストーリー展開がとにかくゴーイン、そして全体的に大味な印象のキャッチーで内容スカスカな仏映画…ということで、ユーロコープ製作(つまりリュック・ベッソン系)かと思ったナリよ。それでもCGに頼らない飛行シーンは迫力があり、戦闘機は気持ちよさそうに飛んでいたので、戦闘機マニアにはいい作品かも。主演はブノワ・マジメル。チョビヒゲ生やしてたって彼は素敵よね〜♪…彼の青い瞳――水色ではなく、深く透き通った瑠璃色のような青い瞳――に吸い込まれそうだったわ♪うちのままりん(母)までホメてたし。彼の瞳の美しさをフィーチャーしたショットが多かったあたり、監督グッジョブ!
ちなみに、「ナイト・オブ・ザ・スカイ」という邦題があまりにダサいので、こりゃ配給会社がテキトーにつけたに違いない、原題はぜんぜん違うイミなんじゃないの?と思って、原題「Les Chevaliers du ciel」をバベルフィッシュ翻訳「仏語→英語」にかけてみたら――「Knights Of The Sky」。そのまんま…とゆーことは、そーかそーか、原題がすでにベタでダサかったのか。
■「ファイヤーウォール」
最近てんで魅力のないハリソン・フォード主演の、海外TVMにありそうな2時間サスペンスもの。可もなく不可もなく(予想通り)。それにしたって、定年退職してたっておかしくない還暦のハリソンに、10代の子持ち役はキビシイよ。孫の間違いじゃないの?…私は「車の後部座席が定位置」ポール・ベタニー目当てで観に行ったけど、なんつーかその…せっかくポールなんだから、よくあるサスペンスのよくある犯人役なんてもったいない、もっと血だらけ、もっと英国ハ虫類系な怖さ/嫌らしさを出した役にしたらよかったのに。彼は悪くないんだけどね。あと、ポールとはなにげに共演3回目のニコライ・コスター・ワルドー。完全ミスキャスト、彼は悪党に見えないって!
■「君とボクの虹色の世界」
新鋭ミランダ・ジュライが監督/脚本/主演したオフビートなラブコメディ。群像劇。このズレながらフンワリしてる雰囲気は、好みが分かれるところかな。ポール・トーマス・アンダーソン、ウエス・アンダーソン、ソフィア・コッポラ作品が好きな人にはオススメ。私?……ダメだった。つまらないんじゃなくて、ただただニガテ。
))<>((
■「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」
WT社製作のファミリーファンタジー。子供向けでも全体的にスマートなところは、さすがWT社とゆーか。現代版「メリー・ポピンズ」みたいな云われ方をされていたけれど、印象は「レモニー・スニケット」に近かったような。子役より大人の俳優のみなさんが上手くなければ、こーゆー映画は引っ張れないんだなと、エマ・トンプソン、コリン・ファース、イメルダ・スタウントンを観てしみじみ思った。しかし…コリン・ファースが7人の子持ちなんて!…「アナカン」から20年ちょっと――光陰矢のごとしとはこのことか…。
■「フライトプラン」
昨年の「フォーガットン」鑑賞以降(http://diarynote.jp/d/25683/20050829.html)、もう騙されないぞ、それがたとえジョディ・フォスター主演作だって!…と気を引き締めながら観た、ジャンボ機内で行方不明になった娘を探す母親の戦いを描いたサスペンスもの。ポスターに写ってるジョディの顔のシワ除去&修正は、ちょっとやり過ぎじゃない?…「あっち系?そっち系?」と思いながら観てたけど、機長役がショーン・ビーンというクセモノだから困っちゃって。ほら、彼はヒーローからその側近、はたまた悪玉オヤジまでさっまざま演じれる人でしょ?…だから彼が出てくるたび、頭の中は「だって小さい役でもショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし……」と、完全に豆氏で騙された!…でももう少し出番があったらなあ。ホントもったいない。
それにしたって、才女のイメージが強いジョディなだけに、アラブ系らしき人物をムチャな理由で非難するシーンは違和感があった。テロ事件が頻発するようになって以降、それだけアラブ系は真っ先に疑惑の目を向けられてしまうんだということだろうけど。
(以下、ちょっとだけネタバレ)
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これって、まず棺桶ありきな犯行だよね?…飛行機にどうやって棺桶を乗っけるかを考えた――棺桶とあの親子を選んだことでトンデモ計画を立てた犯人は、ある意味、想像力豊かでスゴイ人なのかも。
…「5」に続きます。
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