え〜っと。
個人的に「イルマーレ」より好みで、実際期待しているのもこっち、たぶんデュードのことだから、彼奴もこっちが気に入っていそーだと勝手に思っている(だって見るからに彼奴好みだよねえ?>Rちゃん)、年末公開予定の「スキャナー・ダークリー」ですが。

カタカナ邦題に難癖つけてやりたい気持ち、いまだ衰えず状態なところに、キアヌマニアファンのRちゃんより、「日本公式サイトがとりあえず形だけupされてるよー!」というメールをもらいまして、アクセスしてみたらば、たしかに形だけは出来上がっておりました。

↓こちら
http://wwws.warnerbros.co.jp/ascannerdarkly/

………。
……………ガーン。

「2006年12月 シネセゾン渋谷 他にてロードショー」

……シネセゾンか。
もうちょっとでっかいところでやるかと思ってたのに、甘かった…ってか、私が甘いんじゃなく、映画自体がたいそう辛いんだから仕方がないじゃん、っつーことですか。

ちなみに惹句は、「オレを監視(スキャナー)しているオレがいる」。

「監視」と書いて「スキャナー」と、ルビが打たれております。

その昔「LOVE IS KILL」なんてのもあったくらいだから、「名詞が動詞になったところでモウマンタイ、あのさあ〜こっちはちゃんとわかっててワザと間違ってるわけ、指摘するほうがダサイんだって!」なんでしょう。うん。

ただ「オレを監視するオレがいる」は、ヒネリはナイけどいい感じっスね。ウソじゃないダマしてない。実際そーゆー内容である。もともとストーリーと主題からして、観る人を極端に限定しちゃう映画なので、惹句くらいストレートなほうがいいかな。2度目の「オレ」が白抜き文字なところにセンスを感じます。

とゆーわけで、「シネゼゾン渋谷、他」なら果たして我が田舎ではいったいいつの公開になるのか、いきなり心配になってきた「スキャナー・ダークリー」、日本公開に関する続報でした。

↓「A Scanner Darkly」トレイラーよもやま話
http://diarynote.jp/d/25683/20050628.html

↓ちょっとだけ暗闇の中
http://diarynote.jp/d/25683/20060608.html

あ。警告しておきます。
原作者が同じPKDなので、「スキャナー・ダークリー」は「マイノリティ・リポート」や「ブレードランナー」と似ているんじゃないかと思って観ると、こっぴどく裏切られますから。監督のリンクレイターが、本気で「スキャナー・ダークリー」の世界をそのまま描いているのならば。

コメント

tkr
tkr
2006年10月8日11:35

「スキャナー・ダークリー」情報ですが、11月に「東京国際シネシティフェスティバル2006」のオールナイト企画「映画における表現の自由を考える夕べ」(旧企画名「凄いものをみせるでナイト」)で上映されるようです。

秋林 瑞佳
秋林 瑞佳
2006年10月8日18:14

わあ、情報ありがとうございます!
「映画における表現の自由を考える夕べ」…なんかおカタい企画名ですねえ。

ちなみに私、リンクレイターはハナから「スキャナー・ダークリー」を、あーゆー映像にしたかったんだろうなあと思ってるクチです。「ウェイキング・ライフ」を観た時点で、めちゃPKDの世界だな〜と感じましたから。

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