監督はディヴィッド・フィンチャー(昔、ジョージのビデオ「FREEDOM’90」を手がけてましたよね?>監督)、主演は秋林イチオシ!ジェイク・ジレンホールで、現在「300」と同じく全米公開中、たぶん日本でも「300」と似たような時期に公開されると思われる、「Zodiac」なんですが。
↓ワーナー・ブラザース公式サイト「近日公開作品一覧」
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/index.html
(「Zodiac」の日本公式サイトは未開設)
(以下、引用)
この映画は、60年代後半から70年代にかけ、サンフランシスコで実際に起きた「ゾディアック連続殺人事件」をヒントした、ロバート・グレイスミスの著作を原作としていて、ゾディアック事件そのままというより、「ゾディアック事件+フィクション」という内容になっています。ちなみにジェイクが演じているのは、著者であるグレイスミス。
ネタバレに気をつけながら情報を集めていると、「フィンチャーの最高傑作ではないけど、よく出来てるね」という評が多く、「300」の評価が「一般>評論家」ならば、「Zodiac」は「評論家≧一般」という感じでしょうか。評価はお高めだれど、客層を選びそうな題材と小難しい内容展開のせいか、興行的には少々厳しい状況のようです。
で、この映画が褒められているひとつに、実際のゾディアック事件に対する製作側のリサーチが挙げられています。映画製作のため、ゾディアック事件をリサーチしていたプロデューサーのブラッド・フィッシャーが、サンフランシスコ警察署に何年も放置されていたという、ゾディアックの犯行声明文を発見&通報。その手紙は、事件が起きたカルフォルニアのバレーオに送られ、それをもとにまた新たなDNA鑑定が行われることになって、たしかその結果が――今月末?来月?でしょうか、発表されると聞いています。
ネットで調べてみたら、2002年にゾディアックのDNAが一部解読されたそうですが、当時の第一容疑者(故人)とは一致せず、結局また迷宮入りになるという記事が出てきました(Newsweek。リンクしたかったけど、ナンバーがないとDLできない)。
60年代は鑑定技術がいまほど精度の高いものではなく、02年のサンプルでは一部しか解読できなかったゾディアックのDNA――今回の手紙の発見によって、新しいDNAサンプルを警察側は手に入れたわけで――もしゾディアックの唾液が切手に付いているならば、事件解決の糸口になるかも知れず、私もちょっとだけその結果に興味があります。
日本公開の頃にはDNAの鑑定も終わってるでしょうから、結果はどうであれ、このネタは映画宣伝に一役買いそうですね。
ところで。フィンチャー監督は、ハリウッドのダメ出し王、なっかなかOKを出さない、キューブリック並みに現場での30〜50テイクはザラ、という人だと聞いてます。……ジェイクに撮影がどうだったか、個人的にそこらへんを訊いてみたいっス。
↓ワーナー・ブラザース公式サイト「近日公開作品一覧」
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/index.html
(「Zodiac」の日本公式サイトは未開設)
(以下、引用)
監督: デビッド・フィンチャー
キャスト: ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr、アンソニー・エドワーズ
ストーリー: アメリカ史上最も謎に包まれた未解決事件に、『セブン』『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャーが挑む衝撃作! サンフランシスコ一帯に“ゾディアック”と名乗る連続殺人鬼が現れた。管轄区内の4人の捜査官たちが殺人犯の捜査に奔走する一方で、まるで警察をあざ笑うかのように、不可解な暗号と手紙を残していくゾディアック。やがて4人の男たちは、謎めいた手がかりばかりが残されるゾディアック事件に取り憑かれていく――。
2007年初夏、丸の内プラゼール他全国ロードショー
この映画は、60年代後半から70年代にかけ、サンフランシスコで実際に起きた「ゾディアック連続殺人事件」をヒントした、ロバート・グレイスミスの著作を原作としていて、ゾディアック事件そのままというより、「ゾディアック事件+フィクション」という内容になっています。ちなみにジェイクが演じているのは、著者であるグレイスミス。
ネタバレに気をつけながら情報を集めていると、「フィンチャーの最高傑作ではないけど、よく出来てるね」という評が多く、「300」の評価が「一般>評論家」ならば、「Zodiac」は「評論家≧一般」という感じでしょうか。評価はお高めだれど、客層を選びそうな題材と小難しい内容展開のせいか、興行的には少々厳しい状況のようです。
で、この映画が褒められているひとつに、実際のゾディアック事件に対する製作側のリサーチが挙げられています。映画製作のため、ゾディアック事件をリサーチしていたプロデューサーのブラッド・フィッシャーが、サンフランシスコ警察署に何年も放置されていたという、ゾディアックの犯行声明文を発見&通報。その手紙は、事件が起きたカルフォルニアのバレーオに送られ、それをもとにまた新たなDNA鑑定が行われることになって、たしかその結果が――今月末?来月?でしょうか、発表されると聞いています。
ネットで調べてみたら、2002年にゾディアックのDNAが一部解読されたそうですが、当時の第一容疑者(故人)とは一致せず、結局また迷宮入りになるという記事が出てきました(Newsweek。リンクしたかったけど、ナンバーがないとDLできない)。
60年代は鑑定技術がいまほど精度の高いものではなく、02年のサンプルでは一部しか解読できなかったゾディアックのDNA――今回の手紙の発見によって、新しいDNAサンプルを警察側は手に入れたわけで――もしゾディアックの唾液が切手に付いているならば、事件解決の糸口になるかも知れず、私もちょっとだけその結果に興味があります。
日本公開の頃にはDNAの鑑定も終わってるでしょうから、結果はどうであれ、このネタは映画宣伝に一役買いそうですね。
ところで。フィンチャー監督は、ハリウッドのダメ出し王、なっかなかOKを出さない、キューブリック並みに現場での30〜50テイクはザラ、という人だと聞いてます。……ジェイクに撮影がどうだったか、個人的にそこらへんを訊いてみたいっス。
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