0.1cmのお値段

2007年4月26日 読書
シゴト帰りに寄った本屋さんにありました<「聖なる黒夜」上下巻

…すんごい厚い。
上巻3(本文2.5)cm、下巻2.4(本文2.2)cm! ★(注)

★(注)amazon調べ。カッコ内は秋林による素人測定。
誤差はご容赦下さい。

…ってことはつまり、計5.4(本文4.7)cmの長編を読むことになるのか。単位を変えて、「枚」カウントすると(それがフツーです>私)、上巻668ページ+下巻591ページ、計1259ページの長さ。

お値段は、上巻860円+下巻780円=1640円。すべて税込。

下巻は上巻より0.6(本文は0.3)cm薄く、80円お安い。

860円で3cmなら0.1cmで28円くらいのはず、0.6cm薄いなら168円安くないといけないんじゃないの?

…あれ??
あれれれれれれれれ???

計算できましぇん…。
頭が文系過ぎてこーゆー計算はニガテです。

値段にしろ長さにしろ、ページを枚でなくcmで考えるから、余計に混乱するんだな…ってか、そういうcm単位で本のお値段は決まらないっつーの!(たぶん)

たとえば、ここのところオッシーと私の間で盛り上がってる英田サキ作「エス」シリーズ1〜4巻(大洋図書)は、厚さとページ数が各巻ビミョーに違うものの、だいたい2cm前後で一律903円(税込)。

高いようっ!<大洋図書BLレーベル「SHY NOVELS」
…でも奈良千春画伯による挿絵が素晴らしいので、不問に処す。

ちなみに、新書でも他の出版社に比べて横幅がコンパクトになる大洋図書のSHY NOVELSは、DLしたカバーがかけやすくなるので、(お値段はともかく)サイズはこのまま現状維持して欲しいっス。

値段と厚さ、そしてお財布。

その関係が気になるならば、実は自宅から最寄り本屋より近くにあったりする図書館を利用することがベストなんでしょうが、それらに自分独自の情熱(萌え、ともいう)が加わることが多いから、ポチったり、本屋へ走ることになる。なんとしてでも手に入れたい!

読者側の萌え基準ってのは、財布には影響するけど、1萌え=0.1cm/1円とかなんとか、厚さと値段では決まらない。でも作家としての情熱(これは「萌え」ではないと思う)、モンダイの人物たちに込められただろう柴田よしきの熱い思いってのは、手にした計5.4(本文4.7)cmの厚みからも伝わってくるね…。

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