鯖落ちから復活です。

今回は長かったなあ。「突然サービス終了!?」と青くなりました。終了するなら、バックアップ機能は必ず付けてからにして欲しいです。予告もプリーズ。

以下、回ってきた「小説レーベル1行感想バトン」の回答を。

1.ルビー文庫(角川書店)
印象:JUNE→BLなワイン色レーベル。厚さ薄め。独創的な惹句。
作家:秋月こお、栗本薫、柏枝真郷、吉原理恵子、ごとうしのぶ、南原兼、黒崎あつし

ちょっと語らせて下さいよう。あのですね…ルビー文庫は、最初スニーカー文庫として創刊され(栗本薫が角川にヨイショしたんじゃなかったっけ?)、トーゼン私もチェック、第1回(だったと思う)リリース作品群に、「JUNEを代表する古典的名作」と聞いていた野村史子著/麻々原絵里依画『レザナンス・コネクション』を見つけたので、購入した覚えがあります。その後、一般ライトノベルと区別化するためBL系が独立、ルビー文庫が誕生したはず。間違ってます?…そーゆーわけで、看板作家と云えばJUNE系作家の名前がまず浮かんできます。現在は、本屋さんでワイン色表紙を眺めるくらいなので、状況がわからない…。

――なにィ!?
ごとうしのぶ 『そして春風にささやいて』が、実写映画化 だとーっ!?

………。
世の中、ホントに変わったのね…。

2.キャラ文庫(徳間書店)
印象:意外と老舗。クリーン。書体スッキリで本編の紙が白い。
作家:松岡なつき、五百香ノエル

3.ディアプラス文庫(新書館)
印象:可愛らしい。パステル調。キャラ文庫と似ているような?
作家:前田栄、五百香ノエル、松岡なつき

4.コバルト文庫(集英社)
印象:ティーンズ文庫の草分け、カジュアルなあとがき文学を作ったレーベル。歴史を変えたのは桑原水菜。
作家:大昔→氷室冴子、新井素子、赤川次郎、久美沙織、火浦功
現在→桑原水菜、若木未生、金蓮花、あさぎり夕

ちょっと語らせて下さいよう。あのですね…コバルト文庫は、ティーンズ文庫として由緒正しきレーベルで、私め、小中学生の頃にはたいへんお世話になり、本誌も買っていました。赤川次郎『吸血鬼よ、故郷を見よ』、新井素子『ブラックキャット』、氷室冴子『なぎさボーイ』『多恵子ガール』『北里マドンナ』が好きでした。BLなんてなかったよー…ってか、BLなんて言葉すらない時代だったから、トーゼンっスね。

「大手出版会社と契約しているマンガ家は、連載中、その所属出版社以外の雑誌に作品は載らない。ただし、挿絵業は別である」と、教えてくれたのもココ(その後、JUNEで吉田秋生の挿絵を見たとき「間違ってなかった」と確信)。だって集英社文庫なのに、『なぎさボーイ』シリーズの挿絵は、小学館専属(だと思う)渡辺多恵子だったもの。忘れられなーい!…ちなみに、直木賞作家である唯川恵のデビューはこのコバルトで、単行本デビュー作『青春クロスピア』は買って読みました。そんなティーンズ文庫だったのに、桑原水菜が歴史を変えたー!…恐るべし。ちなみに現在、これもまた私にとっては表紙を眺めるレーベル。読まなくなりました。

ライトノベルに「カジュアルなあとがき」があるのは、コバルトの影響かと。新井素子の「えっと、これは私にとって〜目の本で〜」から始める有名なあとがきは、忘れられましぇん。

続きます。ゴハン、食べたいっス。

コメント

翠
2007年7月29日16:38

ごとうしのぶ映画化は私も仰天しました…
しかもなんで今頃?!

秋林 瑞佳
秋林 瑞佳
2007年7月29日21:32

>翠さん
しかも「角川夏の100選」にまで入ってるですよう!<「そして春風〜」

スゴイですよねえ、としか云えず…。

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