いまさらながら、2007年度マイベスト10映画を。私の場合、「好きな作品=出来がいい作品」とは限りません。出来がいいとは云えない、くだらない映画も大好きです。ちなみに映画に点数付けたり星評価したりするのはニガテなので、いつも「ああ、あの映画が面白かったな、私好みだったな」と思いながら、漠然と頭の中でフェイバリット順位を付けております。なお、「私好みの映画」については、↑の「プロフィール」をクリックすると、なんとなくお分かり頂けるかなと。

毎年、「ちょっとだけ映画感想&デキゴトロジー」を書いてから、ベストを書いてるのですが、今年は密林の画像が出なくて書き気が…なので、ベスト作品を先に書くことにしました。

以下、「昨年公開された私が好きな映画10本」です♪

■2007年度マイベスト10映画

1.「パンズ・ラビリンス」
2.「ピンチクリフ・グランプリ」(リバイバル)
3.「ボーン・アルティメイタム」
4.「パフューム 〜ある人殺しの物語〜」
5.「世界最速のインディアン」
6.「あるスキャンダルの覚え書き」
7.「題名のない子守唄」
8.「デジャヴ」
9.「ヘアスプレー」
10.「プロジェクトBB」

こんな感じかな。

1位はもうぶっちぎりでこれしかない、ギレルモ・デル・トロ監督のダーク・ファンタジー「パンズ・ラビリンス」。過酷で残酷な現実から、仮想・幻想・空想によって救われた少女のお話で、スクリーンに映し出されていく感性と悟性、そしてイマジネーションに涙しました。 ギレルモ・デル・トロ(あとテリー・ギリアムもそう)は、でかいスクリーンで観ることを前提に映像を作っているように思えます。なので、どんなことがあっても映画館で観ることにしています。

2位は、いつかリバイバルしてくれると信じ、ずっと待っていた人形アニメの大傑作「ピンチクリフ・グランプリ」。のんびりと始まり、後半は緊迫感に溢れたレースシーンへ。これがとても人形アニメーションとは思えない。しかも30年以上前の作品というだから、またビックリ。人形アニメは「ウォレスとグルミット」しか知らないという方、ぜひDVDをご覧下さい。

3位「ボーン・アルティメイタム」は、2007年最高のアクション映画だったのではないでしょうか。マット大西くんが「もっともセクシーな男性」に選ばれるあたり、時代も変わったなあと。

4位「パフューム」は、殺人者が主人公の…寓話です。原作を上手く映画化していると思うんだけどな〜。

7位「題名のない子守唄」は、もし淀川先生が生きておられたら、絶賛されていたのではないでしょうか。「ニュー・シネマ・パラダイス」が有名なトルナトーレですけども、私は彼の映画では断然「記憶の扉」や「マレーナ」のほうが好きです。この「題名の〜」は、どちらかといえば後者に入る作品だと思います。

★参考:「淀川長治の銀幕旅行『記憶の扉』」(産経新聞ENAK)
http://www.sankei.co.jp/enak/yodogawa/96/96doorinmemory.html
(ポランスキーが俳優としてドパルデューと共演してます)


8位「デジャヴ」は、実はツッコミだらけのトンデモ映画に属するのですが、辻褄うんぬんはどーでもよく、とにかく主役を演じるデンゼル・ワシントンの「あの女性を救いたい」というひたむきな思いに引き込まれ、胸キュンしてしまいました。あの真摯さは、デンゼル様だからこそ。もし違う俳優だったら、そこまで思わなかったでしょう。

10位「プロジェクトBB」は、もういいんです!ジャッキーとマイケル・ホイとユン・ピョウが出て、バカやってくれるなら!…ただ126分はちょっと長かったかな?

あとはそうだなあ、「ドリームガールズ」「今宵、フィッツジェラルド劇場で」「パリ・ジュテーム」「ブラックブック」「ブラッド・ダイヤモンド」「主人は僕だった」「ダイハード4.0」「300」「トランスフォーマー」「シッコ」「タロットカード殺人事件」「ボラット」「ヴィーナス」あたり。たぶんまだありますが…忘れた。思い出せなーい。

以上、「2007年度マイベスト10映画」でした♪

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