Climb the mountain ! ~夢のマロンクリームまで~
できあがった直後の栗の渋皮煮は、とくに甘い香りを放つこともなく、そして色がやたらと濃い東京のうどんつゆに漬かっているように見えるためか、思わず「…しょうゆ味?」とプチ錯覚してしまうほど、「甘い渋皮煮」を作ったという自覚がなかったのですが、約1週間(週末しか構ってられないので否応なく)の熟成を経たものを味見してみたら。

!!!!!
めちゃおいしーーーーっ!

大成功♪

とゆーわけで、「実録!モンブラン登山隊記」(←なにソレ?)の続き、モンブラン作りは、栗の渋皮煮→夢のマロンクリーム化工程へと移ります。


■夢のマロンクリーム(大雑把)レシピ
1.無塩バター60gを室温に戻す。
2.シロップから取り出した渋皮煮350gをの水気を取り、レンジで温める。
3.渋皮煮を潰し、裏ごしする。
4.1と3を木ベラで丁寧に合わせ、クリームが固いようならば、室温に戻した牛乳で調整する。ブランデー(またはラム酒)小さじ1を入れ、混ぜる。
5.できあがり

1と2まではまったく問題がないまま、クリーム化工程は進んでいったのですが――
3で大苦戦。

いままで食材を裏ごしした経験がほとんどなかったので、最初、栗を潰さずそのまま裏ごし(!)しようとしてなかなかコトが進まず(当たり前だー!)、「なんで?どーしてできないの?」とおバカさんにも秋林、栗丸ごとと約15分格闘。15分後にようやく「あ、潰せばいいんだ♪」と気付いたものの、専門道具マッシャーがない!…仕方なく、小さめの木製伸ばし棒を使ってボウルの中の栗を砕くことに。

なんとか潰し終えた愛しい栗たちを、いざ!裏ごし器へ!
がしかし。
これがなかなか…はかどらない。

理由1:渋皮がついているので繊維が多く、裏ごししにくい。
理由2:350gは栗の裏ごし量として、かなり多め。
理由3:(単純に)疲れる。

結局、裏ごしに1時間半もかかってしまった…。

それでもなんとか裏ごし終えた栗を、すっかり室温に戻ってしまったバターと合わせ始めたら、1時間半かかったため栗が冷めてしまい、固くてなかなか混ざらなーい!…ならば牛乳投入だ!…と、様子を見つつ牛乳をちびちび入れ、調整することにしました。

そして完成!
やったーーーーーーーーーーっ!


お写真(画像)は、出来上がった夢のマロンクリーム。
このあと、メレンゲを焼いてモンブラン成形となります。


続く!

コメント

モカ
モカ
2008年10月26日19:56

秋林瑞佳さま
私もついついコメントを(笑)。すごい・・・手作りのモンブラン作る人、初めて見ました。ボウルに入ったマロンクリームをそのままベロンと舐めたくなりますね。完成日記、楽しみにしています♪

秋林 瑞佳
2008年10月27日17:44

こんにちは~♪

もうホント、ベロンといきたかったです…けど、ガマンしました♪
モンブランは栗から仕込むと時間がとてもかかるので、タイヘンですね。
でもいい経験になりました♪

>完成日記、楽しみにしています♪
ありがとうございます♪実はこのあと、モンブラン製作は波乱万丈な展開となってしまったのですが…続き、頑張って(近々)書きまーす!

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