最近別レーンを走っていたくせに、りょうさんから頂いてきました♪<バトン

「王道設定」バトンって、つまり「アナタのテンプレ教えてくださーい」バトンってことだよね?…そっかそっか、これで自分の嗜好が仲間にバレバレバレちゃうんだー。「え?そうだったんですか?」「あーやっぱりー!」だったら、私の場合、たぶん後者のほうだな…ま、いーや、そんなのいまさらだー。だったら、バターが室温に戻るまで(実はタルト作りの真っ最中)、自分の中のS&M度測定している気分で考えてみようかな――とゆーわけで、回答as follows!


王道設定バトン

★ルール
貴方の嗜好に併せて、攻め派か受け派かを答えてください。
好きCPを当てはめても構いません。


■昔から共に生きてきた主人と従者。主は?
受! 個人的には、攻は従者より庭師や馬丁のほうがいいんですけど…ダメ?
「ベルばら」のアンドレとかさ、「チャタレイ夫人の恋人」の森番メラーズとかさ、映画「流されて…」のジャンカルロみたいな感じの(ワイルド過ぎても困るんだけど)。

つまり、「受に長年悶々愛を強いられてきた攻の一発逆転劇」 希望なんだと思われます。そっかー、私って根っからの悶々生殺し系攻好きなんだー。「下克上」って言葉はあんまり好きじゃないんだけど。リンク先の一部の方から「なにをいまさら?」と云われそう…。

■相方をかばった怪我が原因で記憶喪失に。記憶を失ったのは?
受!恋人時代の美しい思い出を忘れてしまった受を介抱する攻。いつか受が思い出すことを夢見て。報われるかどうかわからないけど、攻は「報われる」という言葉が頭になく、ただただ信じているだけ。そして希望らしきものがゆっくり訪れ、そのまま終幕――という感じ。

つまり、「悶々を強いられている攻の献身愛」 希望なんだと思われます。

■敵に操られ仲間を攻撃!操られたのは?
受!「どうしたんだ、**!?なぜ俺を狙う!?」という男前(…なの?)なセリフは、ぜひとも攻に云って欲しいから。アニメ「ルパン三世」の「私が愛したルパン(前・後編)」のルパンと、ルパンの昔の恋人で死んだはずのコーネリアを思い出します。これで誰かBLを書いてくれませんかー?

↓参考「ルパン三世:私が愛したルパン前・後編」
https://www.showtime.jp/special/animation/lupin/second_lupin_03/
(105円でルパンのTVアニメが試聴できるそうです)

つまり、「受に反撃できない攻、愛の記憶に葛藤する受、そして悲しくも感動のラスト」 希望なんだと思われます。えー!ハッピーエンドじゃないんですかー!?

■新任の先生と入学したばかりの生徒。先生は?
受以外にありえない。ストーリーの前に、あのですね…私はどーしても「教師×生徒」が考えられません。秋林脳内倫理委員会の倫理規定に激しく反します。たまに「教師×生徒」にブチ当たるときがありますが、たいてい「…なんでそんなことするの?」と思ってしまいます。たぶん、教職を聖職視してるんだろうなー(神父受はダイジョブなのに)。上手い作家ならそのまま読んじゃいますが、ニガテな作家ならばさっさとギブアップしてしまいます。

とゆーわけで、英語または美術の美人教師(受)に一目ボレする不良生徒(攻)。美人教師に当て馬同僚・数学教師(数学教師じゃないとダメなの!単純に体育教師はイヤなの!)。仲の良いふたりを見て悶々する生徒、「くっそー…なんで、アンタに惚れちまったんだ…俺は」とか云って欲しいな~。で、先生は生徒に告られて禁忌にクラクラ、当て馬・同僚の「やめておけ!」という言葉が毎回頭をよぎるんだけど、一匹狼の攻が気になって仕方がない。

つまり、「年下で影を引き摺る不良生徒に心奪われ、禁忌に苦悩する教師」 希望なんだと思われます。年下攻じゃないと話になりませーん。


すみません、ちょっとタルト作りに戻ります。

…戻ってきました。
バターがまだ室温になってませんでした。

■出会ってしまった民間人と王族(もしくは貴族)。民間人は?
攻!壁のような格差があれど芽生える恋心――だったら、私の頭の中にあるのは「お忍び王族×キュートな民間人」(こりゃアラブだなー)か、「ミドルクラス×お忍び王族/貴族」(「ローマの休日」だよねー)か、「スラム出身×近隣貴族」(「泥だらけの純情」あたり?)だな。となると…好みは「ミドルクラス×貴族」か。格差ゆえに一度は終わったふたりの恋。数年後、社会的・経済的に出世した攻が、貴族の受の前に現れる。攻はスラム出身でもオッケーな話だけど、やっぱミドルクラスであって欲しい。でもってストーリーはジェーン・オースティン「説得」風がいいな。

つまり、「若い頃は格差に負けて別れたふたりが数年後に再会、互いに好き合ってるくせに、今度は格差以外の事情でなかなか昔に戻れない、とーってもじれったい愛」希望なんだと思われます。わー、まんま「説得」じゃーん!

■傷ついた天使(妖怪など人外の者でも可)を保護した人。人は?
受!カエル拾ったら、実は魔法にかけられた王子様でした…とか?…王子様じゃないけど、コノハーラさんとこのコウモリなんかコレじゃない?…ギャッギャッ。

つまり、「人外モノならおとぎ話」希望なんだと思われます。

■小学生を預かることになった専門学生。小学生は?
消去法で攻。だって、大人相手の小学生受は犯罪じゃない!秋林脳内倫理委員会が笛持って調査に入っちゃいます。基本的に私には、小学生…ショタやロリの属性がナイので、「小学生の姿だけど実は高校生」とかだったらまだ考えられるかな?…それって「名探偵コナン」じゃ?

つまり、「青山先生、おまかせします」希望なんだと思われます。

■追う立場の探偵と追われる立場の怪盗。探偵は?
受! ってか、探偵が攻っていうBLはあまりナイような?あれ?あれれれれ?…たとえば、「追う立場の刑事と追われる立場のヤクザ」だったら、やっぱヤクザ×刑事だよね?…ってその前に、フツーだったらヤクザよりまず「犯人」と書くんじゃ?

つまり、「追う・追われるモノならば――すみません、怪盗×探偵よりヤクザ×刑事」希望なんだと思われます。

ちなみに怪盗を受にしたいなら、攻は怪盗の仲間がいいですね。次元×ルパン派だから。でも一番好きなのは次元×五ェ門。

■霊感もなくいきなりその存在を知った人と新参者な(守護)霊。人は?
受!霊が人間に恋をするとゆーなら、定番なのは「愛する人を残して死んでしまった男」が主人公の話、たとえば映画「ゴースト」。となると、格差以前に次元と世界が違うので、ハッピーエンドでもせつない話になりそう。人が攻になる話なら、昔JUNEあたりにあったような?

つまり、「受でも攻でも、一途でせつない純愛ストーリー」希望なんだと思われます。

もっかいバター見てきます。
ちょっとタルト作りに戻りまーす。

…戻ってきました。
パート・シュクレを寝かしてます。

■雨に濡れたペットを拾ったご主人様。ペットは?
攻!傷ついたワンコ拾ってみたら、次の日、色男に戻っていてビックリー!みたいな。「助けてくれてありがとう。実は僕は魔法にかけられた王子なんです」とかなんとか。あれ??これだったら、設問「傷ついた天使を保護したら~」とカブってませんかー?

つまり、「結局、人外モノとしてオチがつく」希望なんだと思われます。「ペット」と聞くと、うっかり「『間の楔』?」と答えちゃう世代だし、できればハード系は避けたいの…。

■自分が側に居ない時に事故に遭い意識不明に。眠り続けているのは?
受! 「眠り続ける」というのがポイントかな。やっぱ「眠り姫」だから、受でしょ。で、「俺がいないばっかりにー!」って攻が自分を責めるの。

つまり、「やっぱり厳しい立場は攻で」希望なんだと思われます。

■前世で結ばれていた二人。その記憶を持つ者と持たぬ者。持つ者は?
攻! これで思いつくのは、映画「エターナル・サンシャイン」だなあ。SFっぽいとゆーか、ファンタジー設定なんだけど、「過去を清算すべく、自ら恋の記憶のデリート施術を受け、攻のことをすべて忘れる受。それに傷つき、自分も記憶をデリートしてしまおうと業者へ行くが、やっぱり受を忘れたくないという思いに駆られてしまう攻」という感じの。

つまり、「前世や運命うんぬんといった大げさな設定より、身近で普遍的な恋を描いたせつない話」希望なんだと思われます。あ、そっかー、だから私は「炎の蜃気楼」や「SASRA」に、ほとんど興味がないんだなー。

■ある店で共に働くホストとバーテンダー。ホストは?
攻!この場合、バーテンは常に平常心なクール・ビューティ系で、ホストは年下のやんちゃ系かな。バーテンと付き合ううちに、いっちょ前の男になっていくの♪

つまり、「年上クールビューティのバーテン受はあげまん」希望なんだと思われます。

■冤罪を晴らすために逃げる賞金首と賞金稼ぎ。賞金稼ぎは?
攻! 正直、どっちでもいいかな。逃げる受を追い詰めた攻が受の潔白を信じて助ける…とか?…あんまり萌えない設定だなあ。たぶん賞金首の「冤罪を晴らすために逃げる」という「逃げ」が、個人的にヒットしないんだと思う。賞金首が「冤罪を晴らすために真犯人を追いかける」ほうがいいかな。「追っ手からただ逃げる」んじゃなくて「真実を追う」という設定ね。もしそうだったら、賞金稼ぎは受にしただろうねー。

つまり、「攻は常に何かを追いかけている」希望なんだと思われます。賞金稼ぎが攻なら「賞金首を追いつめていく」話、賞金稼ぎが受なら「賞金首が真実を追っている」話が好き、結局、私は攻メインの話にしたいんだろうなー。

■死刑囚または終身刑犯罪者と看守。看守は?
受!これで思い出すのは、映画「グリーン・マイル」や森鴎外「高瀬舟」かな…。穏やかな死刑囚が静かに語り出す過去。なぜ彼は罪を犯したか。それをじっと聞く看守。実は冤罪だったり、仕方なく手を下してしまったゆえに罪に問われてしまった攻、どうすることもできず最期を看取る受。ム所モノはねー…看守を攻にすると、ハード系な印象を持たれるからなあ…。

つまり、「暗い話にしてBL的にボツを食らっても、ハード系にはしたくない」希望なんだと思われます。めっちゃ暗い…。

■最後に:貴方がこのアンケートに答えて欲しいと思う方五名は?
五名はムリですー。

そーだなあ、もしここまでお読みになっていたら――南風さん、夜霧さん、(PC使える環境になったら)はゆたさん、ボースンさん(BLじゃなくクラシック映画やライトノベル、そして受・攻じゃなく、どっちを主人公にするのがアナタの王道?っていう感じで)どうですか?…あ、スルーして下ってもっちろん!オッケー!でーす♪


このバトンを考えてみて、実感したのは――「私って、受の設定より攻の設定にこだわるタイプなんだな」ってこと。「多少ヘタレ面があれど、基本は色男で格好がよく、なにかを追い求めている年下攻が好き」なんでしょうね、たぶん。

コメント

りょう
2008年11月2日20:59

バトンキャッチありがとうございます♪
それぞれドラマティックで楽しそうな設定ですが、記憶喪失ものと霊の話が切ない系でとくに好みです~。
攻の設定にこだわると、男の色気を追及できそうですね。

夜霧のネオンサイン
2008年11月3日7:47

バトン拾わせていただきました~。
秋林さんの回答が面白かったので、できるだけ引っ張られないように苦労しました(笑<趣旨が変わってる……)
秋林さんの王族と民間人もの、時間の経過や立場の変化があってドラマチックですね~。

そして、いったいどんなおいしそうなお菓子ができたのか、気になります♪

秋林 瑞佳
2008年11月3日20:15

>りょうさん
気がつくと、やたらドラマチックになっていて、軽くショックを受けました(わははは♪)攻の設定にこだわると、男の色気を追及できますが、ちょっとでもズレるとゴネるセコイ自分を感じます…って「LOVE PHANTOM」ですね、私…しまったー!

>夜霧さん
やっぱりドラマチックなんだー!(わはははは♪)
たぶん、映画の影響だろうなー。

お菓子はですね、「ピスタチオとグレープフルーツのタルト」です。試作品♪…長々これを書いていたら、焼きすぎてしまったというオチが…。でも美味しかったでーす♪

ボースン
2008年11月9日23:05

いやぁ、楽しく読ませていただきました♪

しかし…うーむ…ノンBLなりにアレンジしてって…真面目に考えてみましたが、ついにピンときませんでしたーごめんなさい(そのぶん反応も遅れましたスイマセン)。
しかし考えてみると私って、BLも読まないがそもそも純粋な恋愛小説ってまず読まないんですよ。知人と本の話してて女のくせに?唯川恵も山本文緒も林真理子も小池真理子も江国香織も読まないと言ったらビックリされました(^^;)
私の中では、色恋は良きモノですがミステリやSFやファンタジーの「いろどり」にナイス、という扱いみたいです(笑)
お子ちゃまか!

ただ、「小学生の姿だけど実は××」というのは文句なく萌えるよなあと思いました☆
だいたい、自分の真の姿を隠しつつどうとかこうとかというのはそれだけでワクワクですねぇ私。私に王道があるとすればソコかな。わはははは。

秋林 瑞佳
2008年11月10日20:56

>ボースンさん
わははは♪脳内披露した気持ちですー!

>真面目に考えてみましたが、ついにピンときませんでしたーごめんなさい
それはもうぜんぜんまったく問題ありませーん、なのでらお気になさらないで下さいましー!

>BLも読まないがそもそも純粋な恋愛小説ってまず読まないんですよ。
>唯川恵も山本文緒も林真理子も小池真理子も江国香織も読まない
実は私も純粋な恋愛小説は読まないです。恋愛小説はファンタジーでないと読めないので外国人作家ばかり、ボースンさんが名前を挙げられた女性作家の作品は一度も読んだことがありましぇん…。唯一読む作家は山田詠美だけです。ただし唯川恵は、デビューがコバルト文庫なので、中学生の頃にそのデビュー作を読みました。それっきり。

>色恋は良きモノですがミステリやSFやファンタジーの「いろどり」にナイス
あーそれ、すんごくわかりますー。BL以外だと私もそれですもの!

>自分の真の姿を隠しつつどうとかこうとかというのはそれだけでワクワクですねぇ私。私に王道があるとすればソコかな。
ナルホド!…そっかーボースンさん、魔女っ子なんだー♪(←飛躍しすぎ)

夜霧さんもおっしゃってましたが、自分の中の王道を他の人からお聞きするのって、ホント面白いー!わははははは♪

ボースン
2008年11月12日22:11

ま、魔女っ子ー!(爆笑)

そういえば、どこかで、炎のミラージュから脱落したのが「直江が別人の体で再登場したあたり」とか、書いておられませんでしたか?
もしや…あのへんが、脱落しやすい「峠」なんでしょうか普通は?

…途中からあんなにもディープにBL化してしまったみらーじゅ、多少惰性とはいえワタシが脱落せずに最終巻までつきあってしまったのは、別人の体でウンヌンの展開に逆に引きずられて脱落するタイミングを失ったのかもしれません。きっとそうだ(笑)

秋林 瑞佳
2008年11月15日12:03

>脱落しやすい「峠」
ミラージュって、なんかほかにもいっぱい峠の名所(迷所?)がありそうな感じなんですけど(またファンに殺されることを)、夜霧さんもこのあたりで脱落なさったそうなので、あそこは重いGのかかる峠だったんだろうなあ…(遠い目)。

>…途中からあんなにもディープにBL化してしまったみらーじゅ
そんな話だと最初はまったく思ってなかったし、直江がヘンになったくだりでは「コバルトでこんなことやっていいのかー!」。中学時代にコバルトを愛読していた私にとって大ショックなことでした。

>別人の体でウンヌンの展開に逆に引きずられて脱落するタイミングを失ったのかもしれません。
いつの間にか峠のスペシャリストになってしまわれたのかも(わははは♪)

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